けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

終わりの終わり

2006-03-20 21:35:31 | football
カッサーノの体当たりを食らって広告板の向こう側へ消えていったコントレーラス(ベティコGK)を見て、01/02シーズンに同じように消えたMさんを思い出した月曜の朝でした。

LIGA 2005-2006: 1ª DIVISION. JORNADA 28
Real Madrid C.F. 0-0 Real Betis Balompie


CLアーセナル戦、バレンシア戦、そしてこのベティス戦と3試合続けて「エンパテ・ア・セロ」。負けもしませんが点も入らず勝てもせず。リバプール辺りから得点できない病が伝染したか。

この試合、先発を聞いたときは少々期待しました。ちょっと雑ですが下の通り。

------------イケル------------
-----S・ラモス-----R・ブラボ-----
サルガド-----------------ロベカル
------------グティ-------------
シシーニョ---------------ロビーニョ
------------ジダン-------------
------カッサーノ----ラウル--------

ラウルとカッサーノの2トップは一度見てみたかったですし、調子が良さそうなロビーニョも先発。ピボーテがグティ1枚!?という不安は大いにありましたが、ベティスがいま調子が良くないことを考えれば(UEFA杯敗退)まあなんとかなるかなあ、と。

どうにもなりませんでしたねえ…グティのところでボールが取れず、ベティスの攻撃となると一気に最終ラインまで持っていかれます。もっともベティスのトップが不調なので、両方とも本職SBからなるマドリーのテキトーCBコンビでもなんとかなってましたが。ちなみにR・ブラボは股関節付近を痛めた様子で、後半早々にメヒアと交代。
中盤の守備が良くないことから、攻撃もすっきりした組み立てができません。シシーニョ&サルガドの右サイド攻撃は勢いがあったけれど、中が…。ジダンとラウルは前半30分を過ぎるまで消えている印象、なかなか攻撃面で良い形に絡めませんでした。期待していたラウルとカッサーノとのコンビネーションもほぼ皆無。ロビーニョも動きは良いけれど、持ちすぎで相手の網に引っかかる。早い時間にラウルと交代になったロナウドは、ラウルよりは良かったとは思うけれど…2月4日から得点がないのだそうです。最近出場機会が減っているせいもあるでしょうが、ロナウドが1ヶ月以上ゴール日照りとは。マドリー、勝てないわけです。

ということで今度こそ今度こそ「リーガ終戦」。バレンシアさんもラシン・サンタンデールに敗れ、バルサを追撃できるクラブはいなくなりました。

ラウルを使うならロナウドとセットで。実績という意味でならこれがベストではないかと。考えてみたらラウルが復帰して以来、まともにラウルとロナウドが組んだのはアーセナル戦くらいですか? 惜しいシーンも何度かあったわけですし。ラウルを外すにしても、せめて2トップで。ロナウド+カッサーノ、ラウル+ロビーニョとか…もうダメなのかなあ。

次はミッドウィーク、コパ・デル・レイで1-6で虐殺された思い出の地、ラ・ロマレダでサラゴサさんの胸を借りに行きます。勝てるかな…


参考資料:シュートの勢い余って広告板の向こう側へ消えていき、後に生還したモリエンテス。

やー、この試合ね、大好きで覚えているんですよ。映像残してないのは一生の不覚。