けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

Jornada 14

2006-12-11 15:44:22 | football

(今日はパエージャではありません)


06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 14
Valencia C.F. 4-0 Deportivo la Coruna

バレンシアの得点:アングロ(9)、ビジャ(37=PK,74)、ビセンテ(90)

「おっさんデポル」だと思っていたのに今は「ベイビー・デポル」と呼ばれています。ベテランが引退したり退団したり、そして若い選手を増やし再生を図っているデポル。なので、気が付いたらデポルの知っている選手はだいぶ減ってました。お馴染み感があるのはセルヒオとカプデビラくらいかなあ。アンドラーデとバレロンは負傷でいないし、マヌパブは途中交代で出てきたけどドゥシェルとか見かけなかったし、フランもマウロもマカーイもルケもトリスタンもロメロもスカちゃんもモリーナもムニティスも、もういない~……。

さて、そんなベイビー・デポル、バレンシアと同じくらいリーガで勝ってなかったそうなんですが…ごめんね、お先に。バレンシアは4-0で、終にエンパテと敗戦の繰り返しから抜け出しました。リーガでの勝利は、アルベルダが負傷した10月22日、第7節のオサスナ戦以来のことです。
アジャラさんがこの日はお休みで、ディフェンスは少し怖いところもあったのですが、ラインコントロールにはよく気をつけている感じで、これもまたリーガでは久しぶりの完封。

そして、やはりカピタン・アルベルダとエースのビジャの復帰が大きかったと思います。特定の選手に頼りきるのが良いことではないにしても、この2人がいれば大丈夫だろうという安心感。アルベルダもビジャも調子は悪くなさそうで、アルベルダは90分コンプリート、ビジャは2得点。アングロは先週トレーニングに合流できたのは金曜日でしたが、大切なゴールをきれいに決めた。ビセンテも良くなってきているようでしたし、ホアキンはドリブルやりたい放題、早野氏駄洒落言いたい放題。あとはこれを継続できるように。とにかく勝ち点を積み上げて上位にしがみついていかなければ。
次節には、もしかしたらそろそろミゲルが帰ってこれるかもしれないし、スタンドで楽しそうに観戦なさっていたMさんも帰ってこれるかもしれない。サラゴサをメスタージャに迎える(訂正。試合はフエラ、ラ・ロマレダになります。最近ミス多いなあ…すいません)難しい試合になりますが、プラスの要因がいろいろ重なって、前向きな気分になれた今朝の試合でした。



06/07 Liga Espanola 1a division Jornada 14
Sevilla 2-1 Real Madrid C.F.

セビージャの得点:カヌーテ(16)、ハビエル・エルネスト・チェバントン(76)
マドリーの得点:デイビッド・ロバート・ジョセフ・ベッカム(12)

強かったなあ、セビージャ…。結局カヌーテにやられてしまいましたし、新聞はメヒアを責めてるところもありましたけど、あのチェバのオーバーヘッドをどうしろと(とはいえフリーにさせてしまいマークに付くのが遅れたのがまずかったのは確かですが)。またもサンチェス・ピスファンで勝てませんでした。

先発はel mundoの予想とは少し違って、ルートとロナウドの2トップで始まりました。ディアラの不在はやはり大きかったように思います。この試合のラウルは守備の人でしたし、グティは久しぶりの出場で勘が戻らないのか目立たないし。
で、良かったと思ったのがロナウドでありました。復帰して以来(身体が軽くなったのか)、悪くないですね、ロナウド。この試合では左に右に動いて起点になり、下がってきてボールに触ったり良い動きがありました。最終ラインを突破してパロップと1対1になった場面は惜しかった。あれが決まっていれば…。
交代させるならルートだと思っていたので、ロナウドの交代は残念でした。なんとしても1点ほしいという最後の場面で期待の持てる選手ですから。もっとも長期離脱から復帰したばかりで、ミッドウィークにはキエフでフル出場だったし、1対1の場面で脚を痛そうにしていたのもあって、仕方なかったとは思いますが。
ブーイングされまくりのセルヒオ・ラモスと拍手で迎えてもらえたレジェスの差がちょっと切ない。そんな試合でした。


チェバが元気なのは嬉しいですが、何もこの試合であんなゴルしなくたっていいのに…



後から少し書き足し
某Wさま、せっかく少しライブ放送が増えてきたところでさらに文句を言わせていただきますが、ハイビジョン放送、もう少しなんとかしてくれませんか。我が家はハイビジョンではないですが、画面の上下が切れるくらいは別にどうでもいいです。ただ、放送素材が劣化したように思うのです。カメラワークもスイッチングも不満。
土曜日にマドリーの試合を見て、日曜にバレンシアの試合を見て、思いました。バレンシアの試合、ピッチに出てくる前のトンネルの映像が流れ(W様がスタメン表をかぶせちゃいましたけど)、試合の動きに合わせてタイミングよくベンチの選手の表情や会長、観客、スタンドの選手を抜くリーガらしいメッセージ性のあるスイッチング。あれが楽しいのに、ハイビジョン放送のときは何かおかしい気がするのです。広域で見たほうがおもしろい瞬間に、必要と思えないバストアップの画を映していたり。サッカー放送に慣れてないところが作っているのか、裏事情は知りませんが…。
後からTVEのニュースで、ロベカルがスローインをしにいってブーイング受けたのはなぜだったのかとか、頭を強打した後に出場を直訴するマレスカの表情とか、確認できました。そういうのがおもしろいのに。毎試合毎試合、某Wさまの実況アナウンサー&解説さまは「いやー、きれいですねえ」と、そんなに自画自賛して恥ずかしくないのかと思うくらいハイビジョン映像を褒め称えてますが、素材の旨み的には落ちている気が。と、きわめて個人的意見。