けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

クラシコ直前

2010-11-29 22:19:43 | football
イグアイン
大騒ぎするべきか、過剰反応だよと言うべきか悩むところですが、MARCAとASと、両方で大きく報じてるのが、イグアインの出場が厳しいのでは、というニュース。両紙によれば、今日の午前中の時点で、目に見えて脚を引きずっている様子があったそうです。
モウリーニョは、12時30分から、ホテルで選手たちに話をし、事前のビデオセッションを実施。12時50分、モウリーニョはカランカ、ホセ・モライスコーチを伴って、イグアインと話をしていた。その後、数分間に渡って、イグアインは、フロレンティーノ・ペレス、バルダーノとも話をしていた、とのこと。
イグアインは、昨日から痛みがあり、今朝の時点では良くなっていたものの、今朝から、また昼食後もケアを受けているとのこと。モウリーニョは、イグアインで強行するか、ベンゼマを代わりにするか、ラスを入れて中盤固めるかを、他のコーチ陣と共に検討中。試合直前まで様子を見ていくことになるのでは……。

という話。痛めてた箇所は背中・腰辺りだったと思うんですが、脚を引きずっているとは…そもそも動きがおかしいということなんだろうか。せっかくなのだから、いつもの11人でいってほしいところですが、無理があるなら強行させるのもなあ。ベンゼマ、ここは一発アピールどころ。


新米OB
クラシコともなれば、マドリーバルサ、それぞれのお歴々のコメントが各紙をにぎわせているわけですが、守備範囲の広いASから、マドリーの新米OB、エルゲラ&モリエンテスのインタビュー。といっても、未完成です。試合までに終わる自信はないのですが…眠くて。とりあえず途中まで。
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Q:クラシコについて、どうでしょうか?
M(モリエンテス):近年に比べると、もっとイーブンな状態だと見ているよ。これはマドリーにとってグッドニュースだ。最近のクラシコでは、マドリーが非常に良いサッカーをしていたし、それを維持しているから。でも今は、マドリーはFCバルセロナのフットボールに近づいてきた。特に結果の点でね。これはスペインリーグにとっては悲しいことでもある。なぜなら、すべてがマドリーとバルサの間にあるのだから。でも、このクラシコは、はっきりとどちらが優勢ということもない、もの凄い試合になるだろう。

Q:モウリーニョがマドリーに来て、多くのことが改善されたでしょうか?
H(エルゲラ):そうだな、俺の時は守るのがすごく大変だった。皆が攻撃したがってたから......
M:僕のこと?
H:そうだな、少なくともお前はコーナーの時に下がってきてくれたな。いずれにしても、昨シーズンも既に良いチームだったし、実際、勝ち点の記録も作った。でも今は、マドリーは別の方法で進んでいる。以前の問題は、マドリーにあったのではなく、優れたバルサがいたことだった。今、ロス・ブランコス(=マドリー)は、より接近している。異なる戦い方、異なるチームの意思...どこが相手であれ勝てる。

Q:カンプノウでの試合が、マドリーにとってはより良いものになるでしょうか?
H:俺の考えでは、イエス。バルサは常に自分たちの戦い方を望み、マドリーに対しても同じように、ボールを持たせるだろう。でも、カウンターアタックに対しては厳しい。それで、カンプノウでやる試合の方が良いということだ。

Q:フェルナンド、これまでバルサ相手に何ゴール決めてきましたか?
M:マドリーで2、3ゴール入れたけど、でもぜんぶカーサでだった。どれも特別なゴールだよ。何か1つの試合というものではない、この試合の背後には、それぞれの家やスタジアムで試合を見ている、とてもたくさんの人たちがいるんだ。

Q:ではモウリーニョについて、あなた方の意見は?
M:驚異的だ。モウリーニョに対しては、好きだからとか友人を作るためとかで契約をしたんじゃない、するべきことをするためにしたんだ。チームを守備的に向上させた、これは近年のチームにとって価値のあることだ。そしてチームは守備の堅実さを手にした。本当に素晴らしいことをしている。

Q:ではマドリーのイメージに対しては?
M:そうだな、彼はジャーナリストたちに対して、多くのスパイスをもたらしているね。彼らの中にも友人がたくさんいるけど、皆が僕に言うのは、彼がしようとしたとおりに試合が至ることに、魅力を感じるということだ。フットボールの世界では、多くの大騒ぎもあるもので、たくさんの選手たちがすることよりも、多くのものを生み出す一人の監督を見るのは素晴らしいものだ。僕が思うのは、彼には、チームに貢献している非常に興味深いパーソナリティがあるということ。相応しい人物だよ。

Q:クリスチアーノとメッシの戦いをどう見ますか?
M:両チームと、2人のスターの個性とを結びつける最高の時だね。クラシコは、何度もそういったもの、彼らのような選手たちができる個人技で決められてきた。

(もうちょっと)
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バルセロナ戦前

2010-11-29 02:14:21 | football


クラシコ、召集選手

GK:イケル、アダン、デュデク
DF:アルベロア、セルヒオ・ラモス、ペペ、アルビオル、カルバーリョ、マルセロ
MF:ラス、ディアラ、ケディラ、グラネロ、シャビ・アロンソ、エジル、ディ・マリア、ペドロ・レオン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン

負傷による欠場:カカ、ガゴ
監督判断による欠場:ガライ、カナレス、マテオス

モウリーニョは、いつもの11人(イケル;セルヒオ・ラモス、ペペ、カルバーリョ、マルセロ;シャビ・アロンソ、ケディラ;エジル、ディ・マリア、クリスチアーノ;イグアイン)で行くつもり、だそうです。


モウリーニョのプレスカンファレンス
ASはセンセーショナルっぽい見出しをつけていますが、実際の発言の中身はそんなひどいことを言ってるわけじゃない感じなんですが…とりあえず、かいつまんで。
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「それぞれの規模に応じた試合があり、他よりも私が好むものがある。私はチャンピオンズの試合をより好んでいる、なぜなら、チームはテレビで大会が進むのを見続けなければならないからだ(この辺がなにを言いたいのかちょっとわかりません…)。わたしはそうしたことを、チェルシーでもインテルでも経験した。明日の試合は、何も決定するものではない。バルサとチャンピオンズやコパで対戦するとしたら、それはまた別の話だ。」

「重要なものは、すべての試合。勝った時のポイント負けたときのポイントを数えるだろうが、明日の試合を終わっても、まだ25試合も残っている。重要な試合だが、決定的なものではない。もし我々が勝利しても、その翌日は火曜日だ。そしてもし負けたとしても、翌日はやはり火曜日だ。」

「レフェリーのことは心配していない。それでも、私が新聞で読んだ統計の数字やいくつかの記事によると…イトゥラルデについてはバルサが幸せで、マドリーにはマイナスだ。しかし私は、それは何かの偶然だと思っている。間違いなく、イトゥラルデはバルサのファンではない、彼は審判だ。私は彼を信頼しているし、素晴らしいレフェリングをするだろうと信じている。もし選手たちが彼をサポートするなら、良い試合にするのはより楽なことだろう。もし選手たちがサポートしないなら、それは簡単ではない。我々はレフェリーをサポートしたいと思っている、難しくしたいのではない。」

「もし私のチームが敗れたとしても、その信頼も自尊心も、何も変化はしない。結果がどうであれ、試合のあとも落ち着いていく。」

(どちらが優勢か聞かれ)「クラシコやダービーでは、優れている方や順位表で上にいるものが、勝者にはならないことが多くある。こうした試合はいつもと異なるモチベーションを与える。10ポイント余計にもらえるか、10ポイントを失うかのように。でもこうした試合では、私が優勢だから私が勝つだろう、などと言うことは非常に難しい。ダービーやクラシコでの私の経験では、そういう言い方はしないものだ。」

「相手がバルセロナだから、あるいは他のチームだからと言う理由で、仕事をする我々のやり方を変化はさせない。我々は、等しくすべてに敬意を払う。もちろん、あるチームが頼り優れていることはあるが、我々は等しく敬意を払う。我々は分析し、そのチームとしてのクオリティを打ち破るよう務めるべきであり、強さの劣る点を見つけるべきだ。弱点をという意味で言っているのではない。良い点を消していこうということだ。素晴らしい試合になるよう望んでいるし、見せられる試合に誰もが満足してくれるよう願っている。」

「私は、私のチームが負けた場合でも自分たちを信頼し続けていくこと、勝った場合でも地に足をつけ続けていくこと、そういう十分なメンタリティを持つよう願っている。リーガで10ヶ月に渡って非常に高いレベルでプレイしなければならないことを知る必要がある。この試合が、自尊心に影響を与えるものだとは思わない。確実に、我々は落ち着いて続けていく、結果とは独立してだ。」

(グアルディオラについて)「彼にはスタイルがあり、私はそれにコメントはしない。もし(バルセロナが)彼に満足しているのなら、より良いことだろう。」

「これが、私がレアル・マドリーの監督としてバルセロナと対戦する最後の機会にならないよう願っている。これは、私はここに何年も居て、その結果すべてがうまくいくように、という意味だ。」

「私がどう受け入れられるかは気にしていない。90分間は、どのピッチであっても同じこと。どんな監督であっても、足を踏み入れるピッチが好意的であっても敵意を持っていたとしても、集中を失うことはない。」

「世界がこの試合を待っている。そして我々には、世界に対し、彼らが望んでいる試合を示す責任がある。」

(リーガの順位表での差が大きいことについて)「レアル・マドリーとバルサは、非常に素晴らしい戦いをしている。試合に勝利し、優れていることを示している。しかしこれは、他のチームにクオリティがないということを意味しているのではない。我々は引き分けているし、彼らは敗れてもいる。アトレチコやビジャレアル、他の多くのクオリティのあるチームが、我々をコーナーに追い詰める。勝点の差は、両チームが良くやっているということだ。だがこれは、その下にいるチームが悪いという意味ではない。」
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投石
バルセロナの空港からホテルへ移動するマドリーのバスに物が投げられ、アルビオル&アルベロアが座っている横の窓にヒビがはいったとのこと。