けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

めぐり合わせ

2011-01-29 06:59:13 | football
まだ会ってません
木曜はトップチームのトレーニングが休みだったので、アデバヨールはカスティージャとトレーニングをしていました。金曜日がようやくチーム全体との顔合わせか、と思いきや、身辺整理のためアデはイングランドに戻っていたとのこと。予定では夕方スペインに戻ってきて個人トレーニングだったそうですが、どうも間に合わなかったらしく……。とりあえず時間にルーズというよりは、スケジュールがタイトすぎたんだと思っています、今は。
日曜日には、レイノデナバラでオサスナ戦。アデは、この試合から出場できるようにしたいと希望していたようですが、12月1日以来試合に出てなかったそうなので、さすがに今週末は無理なのでは……。


7年たちました
アデ加入ということで、どこかがコメント取ってきてくれるんじゃないかなー、と思っていたら、ASが短いインタビューを載せてくれました。久しぶり、モリエンテス。
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Q:アデバヨールとはモナコで2003年に一緒でしたね。
M:僕が28歳、彼が20歳だった。彼は、デシャンが個人的にかけていた選手だった。彼は多くのことを学びたがっていて、トレーニングの後も残ってシュート練習していたよ。

Q:良い移籍だと思いますか。
M:そのとおり。彼はすごく背が高くて、両足でボールに強いパワーを加える。ヘディングはもっとヘタだね。トレーニングでは、ボールでふざけたことをして、それが注意を引くことだろう。彼をうまく活かすのは、エジル、クリスチアーノ、ディ・マリアだ。彼はエリア内でエゴイストではない。いつも、ベストの位置取りを探している。彼は、スコアラーというよりもパサーだね。

Q:あなたは彼の相談係だった。
M:とにかく幻覚を見てるみたいだったよ。僕がマドリーからモナコへ行って、今は彼がここにいる。彼は僕に言っていたよ。「ナンド、君はCLを3回取ったって、どうやったの? 全部話して」って。いつもフレンドリーで、説明することもすぐ理解していたよ。

Q:彼は反抗的な性格なのでしょうか?
M:僕は、彼が成長が必要なときに彼を知っていた。今は世界でも最高の選手だ。彼の噂話を目にしたり彼のことを考えるのが、彼にとって物事がうまくいっていないときだというのも確かだけれど。

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たった5個しかQ&Aがないのに、どうしてもわからなくて3個目のを削りました。「彼とは理解しあっていたか?」という質問に対し、「とてもうまく機能するから、彼を使ってほしいとデシャンに意見するまでになった。当時はトップ下(メディアプンタ)でプレイしてもいた、彼には、僕の動きをフォローするようにというアドバイスがなされた…」という内容でだいたいあってると思うんですが…。




カンテラ監督
たまにはカンテラの話。といっても、たまたまMARCAでトリル監督の記事が出ていたので。
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アルベルト・トリル(コルドバ、1973年生)が、レアル・マドリー・カスティージャの監督になってほぼ1ヶ月になる。アンダルシア出身のトリル監督は、アレハンドロ・メネンデスの後を引き継ぐ難しい役割を負ってやってきた。就任以来、前フベニールAの監督であったトリルは、コルソ、ウニベルシダ・デ・ラスパルマス、セルタBを相手に3連勝を飾った。この9ポイントで、カスティージャは順位を8位まで上げ、昇格ラインまではわずか3ポイントだ。
「スタートは素晴らしいものになった。子供たちは非常に素晴らしい態度で、物事はうまくいっているし、我々が繰り返し教えようとしている考え方が、結果に反映されてきている。」と、トリル監督は、ラジオMARCAでコメントした。
トリルは、彼のチームに、トップチームの選手を供給できるような、十分な才能があることを疑わない。「ここには、すばらしい送り出すものがある。我慢が必要だとしても、今いる選手たちは、2、3年のうちにトップチームに到達するのを見ることができるだろう。」
監督は、アルバロ・モラタの成長に忍耐を求めることを疑わない。「簡単なことではない。私たちは、レアル・マドリーの話をしているんだ。世界でも最高のチームであり、中盤から前はほとんど最高の選手たちがいるチームだ(後ろは…)。カンテラの子が入り込むのは単純な話ではない。忍耐と落ち着きが必要だ。何年もかけて大人になっていくと、私は確信している。」
アデバヨールが加入したことで、モラタのトップチームでの時間はさらに減るだろう。「マヌエル(=アデ)は素晴らしいフィジカルと機動性があり、非常にスピードもあって、我々に別のバラエティさを与えてくれる。」 それでもトリルは、カランカやモウリーニョとの連絡を取り続けていきたいと望んでいる。
「今は連絡を取る時間がほとんどない。彼らは遠征や責任のある仕事が多いから。より多く話すのはカランカだ。何人かの子達が上にいく必要があると、彼はメッセージを送ってくる。」 彼はカスティージャについて話すと共に、モウリーニョを賞賛する。「彼は、子供たちのことを気にかけている監督だ。何人かがデビューした。我々が少しずつこのプロジェクトを続けていけば、子供たちが昇格するだろう。今はレベルがあり、それをあげていく必要がある。」
ラ・マシアの成功についてたずねられ、トリルはラ・ファブリカに不利なものがあるとは見ていない。「素晴らしい選手たちがバルセロナにいて、同じようにここにも存在しうる。もし我々がチャンスや可能性を与えたり、我々の選手たちを少しずつ形成していくことについての忍耐が欠けているというのが本当なら。彼らは若いが準備はできている。」
最後にトリル監督は、今シーズン、コンチャ・エスピーナ(ベルナベウの傍の通りの名前)でタイトルを得るだろうという自信の予感について振り返った。「エル・マドリーは、すべてを志向するクオリティを持っている。現時点で、我々は3つのコンペティションに残っている。我々はすべてを熱望している。我々には、成功を手にできるチーム、能力、素晴らしいコーチ陣があると、私は信じている。」

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