けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

残念です

2011-06-22 05:42:23 | football
不可
結局グティもトロフェオ・ベルナベウには来られないことがはっきりしました。ベシクタシュもシャルケと同様で、トロフェオ・ベルナベウの2日後にELの試合があるため。ベシクタシュは、開催が7月だと勘違いしていた、とかよくわからない謝罪をしていたそうですが…残念。

出場できないことがわかる何日か前に、ASにグティのインタビューが載っていました。抜粋。

Q:トロフェオ・ベルナベウに出場するのですか?
A:マドリーと話をしたけど、俺たちに来てほしがっていた。開催日がはっきりしてるかどうかはわからないけど。シャルケと同じ事情が俺たちにもあって、ELの予備戦を戦わないといけない。俺が引退する前に、ベルナベウに来て敬意を示してもらえるのは、誇らしいことだろう。

残念です。


デュデク
ASにインタビューがありました。来年行われるEURO2012ポーランド・ウクライナ大会のアピール役を引き受けたそうで、記事に添えられていた写真もそういうアピールのもの。
なんとなくの感触で、一人称を前回は「僕」だったのを「俺」にしてみました。
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Q:5月21日、あなたはアルメリア戦で、レアル・マドリーに別れを告げました。今はどうしているのですか?
A:俺は、俺の国から要請を受けて、EURO開催の親善大使を引き受けた。ポーランド人フットボール選手として、ボニエクやラトといったフットボールの輝かしい人たちと共にこういう評価を受けることは誇らしく感じているよ。これは、俺が自分のキャリアの中で何か良いことをしたということを意味するんだろう。

Q:ワルシャワに住むのですか?
A:いや、俺はクラクフの方が好きなんだ。より快適で、静かで、とても素晴らしい街だよ。

Q:あなたがマドリーを出たのは、引退するつもりだということですか?
A:うーん、その決断はまだしていない。妻はそういう意見を持っているけど、それは来ているオファーがイングランドとトルコからのものだから。特にトルコの場合、それは別の移籍の意味があるだろう。

Q:どこのクラブかは言えますか?
A:引き受けないかもしれないのだったら、先に言うべきじゃないよね。実際のところ、マドリーで過ごしてマドリーで受けていたものに近い条件のチームを探すのは至難の業だよ。

Q:他のクラブに控えGKとして行くのですか?
A:(大笑いして)ないない。もし俺が現役を続けるのなら、それは俺が優れた先発GKでいられていることを証明するためだ。欧州では、GKがひどく足りないと思っている。もしレーマンに声をかけて復帰を要請するなら、保証を申し出るGKはごくわずかだろう。

Q:白のクラブで続ける可能性はありましたか?
A:契約が終わり、俺は、レアル・マドリーとファンに感謝を告げて、ひとりで前へ進む時だと考えた。それで俺はこうしているんだけど、でも子供たちは嫌がったな…。

Q:どういうことですか?
A:人生は皆に平等だ。つまり俺には、14歳でマドリーで勉強していて、既にガールフレンドもいる息子がいるんだ。彼はスペインの生活を愛していて…彼をマドリーから連れ出す方法はないよ!

Q:あなたはファンからも、そしてロッカールームからも、とても愛されています。
A:俺は、自分の役割を最初の日から引き受けていた。それがカシージャスの控えGKでいるということだとわかっていたし、そのポジションは、ピッチでもロッカールームでも、チームを助けることだった。もし俺の態度が模範として役立って、ファンやチームメイトたちからの愛情を得ていたというなら、俺は自分の義務を全うしたと言えるよ。

Q:カシージャスは、あなたにとっての問題でしたか、それともまったく反対?
A:カシージャスは比類のない存在だ。それに、結局のところ彼は人生の友人になったし、これからもそうだ。俺にとって、彼は真のリーダーであり、ロッカールームの「ボス」だよ。彼は多くの話はしないし、声を上げる必要もない。彼の言葉は短くて、的確なものだ。イケルが何かを言ったら、それが判断だ。

Q:1人のリーダーがあなたが進む道を短くした…
A:俺たちはカシージャス、世界最高のGKについて話しているんだ。彼は勝者としての非常に大きなキャラクターを持ち、決して休もうとはしたがらない。他には、いくつかの試合で、控えに回ることを気にしない選手たちもいる。でもイケルは決して止まらない。彼の頭には、ただ記録を破り続けていくこと、タイトルを取り続けていくことだけだ。

Q:また、プレイしたら、アゴに打撃を食らうようなバッドラックがあって、コパに出られませんでした。
A:そう、まったく悲惨な話だ。人生を通して、それがマドリーを思い出させるものになるだろうね(あごを触りながら笑って)。実際、まだ時々痛むよ。フットボールは、こういうふうにタイミングの悪いものさ。でもこうして俺にはバッドラック、カシージャスにはグッドラックになるものだとは思わないよ。

Q:モウリーニョのサポートを感じていましたか、あるいはミステルにはお気に入りのGKがいたと?
A:俺の言うことを聞いてくれ。モウが意味するのは、レアル・マドリーの将来だ。彼は、クラブのスポーツ面の計画を整理するための、理想的なプロフェッショナルだ。マドリーは、望む場所へ進んでいく明確な哲学を持つ、強い個性のある人間を必要としていた。

Q:あなたには圧倒されます。
A:俺たちは、バルサのプレッシャーを受ける難しいシーズンを過ごした。でもモウと一緒に、俺たちは次のシーズンに勝つための、それにチャンピオンズに勝つための、基盤となる経験を獲得してきた。俺はそう確信している。

Q:常にあなたを控えにした監督を、どうしてそんなに持ち上げられるのですか?
A:なぜなら彼には、俺たち皆を、とても有用な存在だと感じさせる能力があるからだ。彼のフットボール哲学は、誰もが常に何かの形でチームに貢献していると理解させるものなんだ。

Q:あなたが良い想い出以上のものは何もない状態で去るのだとわかります。
A:そのとおりだよ。4シーズンに渡る俺の経験は、忘れられない想い出で満ちている。例えば、俺たちが2007年にリーガを制したときに感じたようなシベーレスでのことは、誰もわからないだろう。そうでなければ、今シーズン、コパでバルサに勝利したことも。こうしたことは何にも比べようがない。

Q:デュデク、あなたは完全なマドリディスタです。
A:俺はただ感謝していられる、そして俺がベルナベウを去るときに仲間たちがパシージョを作ってさようならを言ってくれたことを、孫たちに伝えてやれる。まったく予想もしていなかったああいう行為を見て、こみ上げてくるものを感じたよ。お別れをする日に、プロフェッショナルのフットボーラーに、あれ以上のものがあるかい?