けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

第1節前日

2012-01-21 21:47:17 | football
ビルバオ戦、召集選手
GK:イケル、アダン、トマス・メヒアス
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、コエントラン、アルベロア、アルビオル、バラン
MF:カカ、エジル、グラネロ、アロンソ、アルティントップ、カジェホン、ラス
FW:クリスチアーノ・ロナウド、イグアイン、ベンゼマ

負傷欠場:ケディラ、ディ・マリア
監督判断による欠場:カルバーリョ、シャヒン

注目されていた召集リスト、ペペが入りました。20人いますので、最終的にフィールドプレイヤーが1人、ベンチ入りできないことになります。
試合は22日(日)21時30分、サンチアゴ・ベルナベウにて。


後から追加:モウリーニョプレスカンファレンス
ASの記事を付け足します。外されるという予測が多かった中でのペペ召集ですが、種々の雑音もあり、また筋肉を痛めている(らしい)ということもあるようで、最終的にベンチ入りするかスタメンで出るかは、ギリギリまでの様子見でいくようです。
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Q:セットプレイから多くの失点をしていますね。クラシコ後のこの数日で修正してきましたか?
A:いや。あなたの言っていることは正しいが、ノーだ。統計はその通り。2012年になって、我々はマラガ戦で2失点、マジョルカ、バルサとの試合でもセットプレーから点を失っている。我々はボール守備の練習をしたが失点した。だから時には、ミスを追及するのではなく、一番良い方法はこの点にそれ以上拘らないことだ。我々は、アスレチックが空中戦に強みがあることをわかっているし、その点については修正が必要だ。

Q:ペペのプレイとその後の弁明をどう考えますか?
A:選手とは話をした、それで十分だ。

Q:ペペは苦しんでいますか?
A:わからない。

Q:ペペはプレイするような良い状態でしょうか?
A:彼は召集リストに入るが、彼の状態が同なのか見ていくことになるだろう。彼のポジションができる選手を招集しなければならない、そしてどうするか決めるだろう。彼が出ないのなら、他の選手が出るだろう。

Q:あなたはマドリーに来てからペペをよく弁護します。メッシを踏んだことに、今落胆していますか?
A:答えない。私は明日の試合についての質問に答える。

Q:あれが意図しない行動だったと言う根拠は?
A:もしあなたがペペを嘘つきだと呼びたいなら、それはあなたの自由だ。そしてそのあとに続く、こうした結果を受け入れなければいけない。そうすればいいし、何が起ころうと引き受けることだ。

Q:ペペの謝罪は十分でしたか?
A:これ以上は話さない、もう十分だ。あなたたちは、昨シーズン人種差別的なことを言ったとされ謝罪を求められた選手を、疑わなかった。なぜ今は疑う? 誰もが、UEFAまでもがそのことで彼を信じた。ペペは意図せずにしたんだよ。もし彼が、私とそれ以外に対してとで逆のことを言ったなら、私は怒る。彼がみんなに話したのと同じことを私に言うなら、それを信じなければいけない。そうしないというなら、それはあなたの問題だ。
(ちょっと略)

Q:ペペの心理状態は動ですか?
A:あなたの言っている意味がわからない。それが意図的でないというなら、何を心配するというんだ?

Q:試合後にセルヒオラモスが言ったこと、あなたのアプローチには常に従うが、それは成功もするし失敗もする、ということを聞きましたか?(何か問題あるかこれ?)
A:いや、何も言うことはない。

Q:カシージャスはリーガ出場600試合目を迎えます。彼はマドリーを体現する選手であると思いますか?
A:めでたいことだね。素晴らしい数字だ。

Q:ケディラとディマリアの状態はどうですか?カンプノウには間に合うでしょうか?
A:重要なのは明日のことで、彼らは不在だ。

Q:ジダンの言葉には感謝しますか?
(昨日ASに載ってたインタビュー、全部読んでませんが見出しは「モウリーニョや選手への攻撃はマドリーに対する攻撃だ」とお怒り気味)
A:私は何も評価しない。助けとなるものもダメージを与えるものも。他の人のコメントについて議論を与えたくはない。

Q:バルサ戦でのあなたのアプローチに対する批判をどう思いますか?
A:なにも。試合後にはっきりさせたことだ。誰かが私より大きくしたりしないために、最初から最後まで同じことを言おう。勝利には多くの生みの親がいるが、敗北の親は1人のみだと。同じ文を繰り返した。私が生まれたその日から私は言う。それが普通のことだと。

Q:あなたの調子はいかがですか。
A:今朝は素晴らしかったのだが、今はとても悲しんでいる。我々の中の1人の父親が亡くなったからだ。誰かとは聞かないでほしい。個人の問題だから。しかしこうして私も感じている。我々皆が影響を受けている。それが伝えられた時、その人は我々と一緒にいたのだから。フットボールでは悲しみや喜びを引きずる人はトラブルになる。そうした問題は私にはない。悪い時があれば、私は自宅で嘆いたりしない。私には決めたことがあって、物事がうまくいっている時やその逆の時、違うように過ごすということだ。木曜日、私はエルコルテイングレに行き、映画を見て、妻と一緒に買い物をし、子供のために学校へ行った。私は隠さないよ。このとおりだ。明日について私が言える唯一のことは、我々は首位として試合に臨み、首位のまま試合を終えるだろうということだ。

Q:アスレチック戦をどう見ていますか?
A:常に難しいものだ。どの試合も難しい。そしてアスレチック戦も同じだ。
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ASにあったベンゼマインタ
Q:バルセロナとの試合はいつも同じストーリーになるようです。マドリーは初めはゴールもしたのに、それから試合は逆の展開になってしまいました。ひっくり返す可能性についてはどう思っていますか?
A:最近の試合を見ると、同じことが起こるのは確かなことだ。水曜日の試合では、僕たちは十分に上手く試合を始められたと思う。僕たちが示した前半の出来は好きだ。痛かったのは後半、セットプレーでプジョルにゴールを許したこと。あれが僕たちにとって本当に痛手になって、もう一方が息を吹き返したのは確かだと言える。彼らは僕たちからボールを奪い、僕たちはとても苦しんだ。僕たち皆がこの敗戦をすごく悲しんでいるけれど、これはコパだ。第2戦があるし、勝ち抜けるために、バルサのホームですべてを試していくつもりだ。

Q:負けはしましたが、スピリットがありました。
A:終わってもいないトーナメントを諦めはしないからね。カンプノウでハードに戦い、大きな1勝を挙げる以外の選択肢は僕たちにはない。

Q:マドリーは非常にディフェンシブでした。このシステムで1人のFWがプレイするのは難しいものではありませんか? そう思いませんでしたか?
A:1人のFWにとって、こんなにも守らなければいけないこと、僕たちにあったごくわずかなチャンスをものにすることは、間違いなく難しいものだ。エル・ピパ・イグアインも守備をしなければいけなかったし、ボールに触ってプレイするチャンスも多くなかった。僕と同じだよ。こういう試合もあるし、僕たちはそれを受け入れなければいけない。それがチームにとって、良いこと、重要なことだから。

Q:しかし、ロッカールームは本当にひっくり返せると信じているのですか?
A:もちろん。それがとても難しいことだろうとはわかっているとしてもね。バルサはとても強いチームだ。でも、聞いてくれ、僕たちも大きなチームで、ビハインドの戦況からでも戦えるということを何度も示してきた。僕たちはカンプノウへ、唯一の思いだけを持って行く。勝って勝ち抜けるということだ。スコアはわずかに2-1。まだ余地はある。すべてが可能だよ。僕はそれを確信している。

Q:私が思うのは、多くのことが起きた昨シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝のことが、あなたの心にあるのでは、ということですが…。
A:その通りだね。僕たちはカーサで敗れた。でもカンプノウでは、僕たちは勝利に値した。僕たちは、セットプレイからゴールを狙う時、もっと効率的に行かないといけない。僕が思うのは、試合の中のある時間帯には、彼らが不安定な状態になるからということだ。空中戦では彼らはそれほど強くない。僕たちはそれを有利に利用しなければ。でもその前に、アスレチックに勝つこと。常にとても難しい試合にさせるチームだ。僕たちが重要なことだと理解しているのは、これが僕たちが今首位になっているリーガにとって重要な試合だということだ。

狂騒

2012-01-21 10:45:09 | football
トレーニング再開
金曜日、マドリーの選手たちは非公開でトレーニングを再開。ですが、各スポーツ紙の話題は今もコパ・クラシコ、ペペの処分はあるのかどうか、元選手や監督やエライ人たちのペペ&マドリー批評の山で、およそ平静には程遠い状態です。
この状態が選手たちにそのまま伝染してないといいな、と思います。あらゆる騒動はマドリーというひとつのクラブに起こったことではありますが、コンペティションとしては、もちろんコパとリーガは別物。しかも一番のプライオリティをつけたリーガの試合前で強豪ビルバオ相手に首位として戦う一戦、なのにそういう雰囲気にならないのも……。
しかもこの週末のビルバオ戦、ベルナベウなんですよね。通常ならサンマメスでやる方がプレッシャーもブーイングもきつくて大変なんですが、何か今の空気のままだと、ベルナベウのほうがヒステリックに反応してきそうで。仮にペペを出さないとしても。

ペペがビルバオ戦に出てくるかどうか、は正直まったくわかりません。MARCAは15日間の謹慎期間があるといい、ASはマドリーはペペに何の罰則も科してないという。トレーニングには出ていたようですが、先日のコパ・クラシコで途中交代したのは、筋肉に違和感があったためだという記事も見つけました。カルバーリョも復帰してセントラルには今怪我人いませんし、負傷などの理由をつけて冷却期間的に休養を与えるという可能性はあるかもしれません。

ペペの話題から離れて、残念な負傷者情報。ケディラの離脱が続くことに加え、やはりディ・マリアはもうしばらくかかるだろう、という記事がMARCAにありました。MARCAは、コパの前日だったか前々日に、ディマリアが新たに負傷した(筋肉の拘縮)ためコパの出場は不可だろうというニュースを出し、モウリーニョは召集リスト発表をギリギリまで引き伸ばした挙句、実際ディマリアは召集リストから漏れてしまいました。その負傷が全治10日の見込みということで、今週末もコパの第2戦にも、出場できないことになります。復帰を急いで痛めちゃったのかなあ。早く復帰できますように。





モスケラ、一時復帰
コパ・クラシコのニュースばかりなので、他にないのかとMARCAを見ていたら、2010年夏にカスティージャからヘタフェに移籍した元カピタンのモスケラが、今シーズンの残りいっぱい、カスティージャにレンタルされる、という記事がありました。え?と思ってマドリー公式を見たら、カンテラの方のニュースにきちんと出てました。
昨シーズンはそれなりに出場機会があったモスケラですが、今シーズンから監督に就任したルイス・ガルシアの下ではまったく出場機会が与えられていないとのこと。他にサラゴサやエルクレスというように、プリメーーラ、セグンダ、オファーはあったようですが、アルベルト・トリル率いる古巣のセグンダ昇格に貢献するため、レンタルでの復帰となったようです。
古巣であるということを除けば(そこが大きな意味があると思いますが)、完全移籍でプリメーラのチームに移籍した選手がセグンダBの下部組織チームにレンタル。こんなことってあるんだなあ。でもこれ、仮にモウリーニョがトップチームに招集したら、マドリーで出場することもありえるわけですよね。