けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

前半戦終了、首位

2012-01-23 21:57:24 | football

11/12 Liga Espanola 1a divicion Jornada 1
Real Madrid C.F. 4-1 Athletic Bilbao


先制されたし、周囲の雑音も相当なものですが(自業自得な部分もなきにしもあらず…)、危ない部分も含めて楽しかった。グラネロ見てるのが楽しかった。勝ったからいえることかもしれませんが。

とりあえず画像



ベルナベウに掲げられた弾幕
「マルカ、ロッカールームは静かに放っておいてくれ。
お前らの小細工はもういらない」。




感想
最近空中戦での失点が多かったせいか、ジョレンテ対策か、セントラルにバラン。というのは事前に出てた情報でしたが、グラネロがシャビ・アロンソの相棒、カカエジル併用。この辺りは驚きの先発だったと思います。
思いがけない攻撃的なメンバーで、そのせいか前半はオープンな感じで…オープンなスペースが中盤に。グラネロが積極的に前線の攻撃に絡んでシュートを打てるような位置取りをしていて、ラテラルのアルベロアも上がっていると、いざビルバオにボールが渡った後は、攻めやすそうなスペースが中盤にもサイドの裏にも…。セントラル2人とアロンソはだいぶ振り回されていた感じでした。失点場面は、みごとなカウンターアタックに、守備の対応が間に合わず。
とはいえ、グラネロやっぱりもっと使って欲しいよなー。前半の守備の危うさを作った原因の1人でもあったとは思うし、他の選手と呼吸が合わない場面がいくつかあったのも確かだし(出場機会が違うから…)、シュートの狙いは素直すぎるし、でしたけど、後半からは守備のズレも修正してきた。何よりも、攻撃に絡んでボールの出し手にも受け手にもなれて、攻撃のバリエーションを増やすことにつながっていたんじゃないかと思います。アロンソは確かにパスの出し手ではあるけど、中距離でチームを大きく動かす感じ。ショートパスで崩していけるのは、グラネロが入ったからというのはあると思う。
そして、攻撃のバリエーションが増えた原因は、もちろんカカとエジルにも。この試合は、2人ともそれぞれの持ち味が良い方向に出てたなあと思います。自分でボールを運ぶのも、ボールの仲介役になるのも。ペナルティを取ったのはこの2人ですし。ただ、2人とも安定して良いパフォーマンス出せるようになって欲しいなあ…。少なくともどちらかは水曜の試合で先発するだろうと思うのですが、せめてこの試合並みのパフォーマンスが出せるようにしてほしいです。
あとは個人的には、セルヒオ・ラモスの働きが素晴らしかった!ということ。バランもこの若さにしては本当に良い選手で、スライディングでボールを取りにいくのなんかすごく上手だと思うのですが、やっぱりまだポジショニングとか、注意を向け切れていない部分とかあるよなあ、と思うのです。失点の場面、ジョレンテに追いつききれなかったのはアルベロアだけど、バランもボールが出てくる先にばかり注意が向いて、背後のスペースまでケアできてなかったり、まだまだこれからだなあ、と。でも、そのまだまだな部分を今は一緒に出ているラモスが補ってるように見えます。相当な範囲をカバーしているし、正面に入ってこられたときでもラモスが対応に出て跳ね返してくれる。なんかもう、セントラルじゃないラモスが想像できない…。

いろいろクサクサした報道が続いてます。来週辺り、またバーベキューでもやればいいんじゃないかな。寒いなら、鍋とか。