今年はManU様
今年もやります、コラソン・クラシック・マッチ2012。マドリーOBとマンチェスターユナイテッドOBが、6月3日に対戦予定。今週の木曜にプレゼンテーションがあるそうで、マドリーからはブトラゲーニョとフィーゴ、マンチェスターユナイテッドからは、サー・ボビー・チャールトン、ブライアン・ロブソン、ドワイト・ヨークなどが出席する模様。
トップレベルの監督を目指す
ASにデラレの記事。
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元フットボール選手であり、EURO2008を制したスペイン代表でもあったルベン・デラレは、今日(4月30日)テネリフェで、監督としての「最高」を目指していることについて話した。つまり「エリートに到達すること」。心臓の病で、強制的にフットボールから引退することになったデラレは、この夏にカナリア諸島で開催されるサマースクールのプレゼンテーションに参加した後、Radio Clubの取材に応えた。「僕が選手として学んだことを、若い選手たちに伝えるよ。そして、僕が以前に持っていたのと同じ希望を持って楽しんでくれたら、僕は満足だ。」
「最初は何よりも、プレイしたかった。それから、僕が本当に何をしたいのかが不確かだった。そして、コーチになることに情熱を抱くようになった。今は自分自身に驚いているよ。本当にこれ(コーチをすること)がすごく好きになっているから。楽しんで、学んで…それから、同じ情熱を持ち続けている。それ以上かもしれないほどだよ。これは新しいチャレンジなんだ。目標は、一流のレベルに到達することだね。」
デラレはまた、現在のレアル・マドリーの監督であるジョゼ・モウリーニョについても言及し、今シーズンに戴冠するであろうことを強調した。「昨シーズンよりも大きなタイトルだよ。」 モウリーニョのプロフェッショナリズムについてもコメントしている。「楽しいよ。この何年か、僕は彼らを身近で追いかけている。中に友人たちがいるからね。今シーズンは、昨シーズンのものよりも、大きな成功を祝うことができるのまで、もう一歩だ。どこでタイトルを祝おうと、それは素晴らしい証だ。」 さらに、モウリーニョの議論の多いやり方について質問され、デラレは「どんなチーム出会ってもモウリーニョに興味をもつことだろうし、彼から多くのことを学ぶことができる。」と話した。また、しばしばモウリーニョとトレーニングで会うことを認め、「どんな監督からでも学ぶことがあり、モウリーニョからももちろんそうなんだ。」と話した。
最後に、数日前にシャルケ04のスタジアムで行われたラウルへのトリビュートについて、元・レアル・マドリーのラウルに送られた愛情の数々に感動したことを認めた。「フットボール選手として彼はお手本だし、人間としてもおなじこと。彼がドイツで手にしたものを悉に見ると、わずか2年だったのに、彼があそこに残したものがわかる。彼のために嬉しいよ。」
「できることなら帰ってきてほしい、彼が望んだ時、そうできるときにね。」
「レアル・マドリーは彼の家なんだ。」
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ラウル「一息つきたい」
MARCAより。
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ラウルは非常に心を動かされていた。スペインでは、我々は彼を長いこと知っているが、彼が泣いているのを見たことはない。昨日(4月28日)は、そうだった。「泣いてしまったよ。ここへ来たこと、マドリーを離れることはほんとうに大変なことだったから。でも僕がドイツで見出したことは、僕が予想していたことをより上回らせるものだった。この2年間について、皆に感謝する以外の言葉がないよ。シャルケはスペシャルなクラブ、そのファンにとってね。」
「El 7」は、多くの人々がこの試合を楽しんだことをわかっている。場合によっては彼以上に。「ゴールを決めることができて、僕をフォローしてくれている人たちや僕を好きでいてくれる人たちを喜ばせられた。僕はマドリディスモの空気を感じている。彼らは、僕がいつでもクラブを助けようとし、最高のものを見せたいと思っていることをわかってくれている。この2年間、多くのマドリディスタが試合を見にやってきたことを僕は知っているし、そうした皆のサポートに感謝を捧げる。」
ルーロはさらに続ける。「ここにいなかったらどうなっていたかは説明できるものではない。言えることは、ここに来て幸運だったということ、そしてこの先も人にそう言えることだろう。僕の子供たちもとても楽しんで過ごした。ただ、一番小さな娘は、そう多くのことを覚えてはいないだろうけど。でも男の子たちは覚えているよ。」
「El 7」は、シャルケとそのファンたちに感謝するのを止めることはない。「勝利の時も敗戦の時も、僕達とともにいてくれたことに、永遠に感謝するよ。」 昨日は、彼のプロフェッショナルキャリアの中でも、最後の要求の高い試合となった。これほど多くの時間を経てきて……試合後、彼が感じていることを話してくれた。「そう、一息つきたいんだ。僕はもうこれ以上できないよ。ドイツ語でいう「kaput(クタクタに疲れきった)」、それだけがこの素晴らしいクラブを離れる理由なんだ。」
数週間のうちに、彼は将来について話をするだろう。その決断はほとんど決まっているようだ。MARCAが先行して報道したのは、ほぼカタールリーグのクラブに決めたようだ、というものである。交渉に近い情報源によれば、行き先はアル・アリで、契約が2年以上になることはないようだ。アブダビからの最終的なオファーというのには疑問があるが、すべては最後の決断でわかること。スペインからは具体的なオファーはなかったようだ。
ルーロは、個人的な問題のため、もうドイツで続けることはない。彼は、最高レベルでのフットボールを終わることを決めたのだ。金の問題でもない。シャルケは最終的には金のオファーをした。複数年ではなかったが。純粋にインテリジェンスなこと。ラウルは2つのタイトルを手にし、シーズンごとに平均で20ゴールを上げた。「ここで勝ち得るものはもう何もない。」というのが、彼をよく知る人物が語ったことだ。
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どんな時も全力で、中盤から前線から時には最終ラインまでボールを追いかけて走り続けていたラウル、それがいつまでも続くと勝手に思い込んでいました。でも、一息つきたい、もうこれ以上は…というラウルのコメントに、思わずはっとさせられた……。ファンは理想の姿を思い続けているだけなんだなあ、と思ってしまいました。
17歳からトップレベルのプロフェッショナルの世界で、常に賞賛と批判の嵐のなかで生きてきた。マドリーを離れることが本当に辛い大変なことだったと今になって吐露したラウル。できることならマドリーで続けたかったのかもしれませんが、たぶんラウルが望むような形では無理だった……。結果として、素晴らしい形で締めくくることができたシャルケでの2シーズン。でも、ラウルが本当に過ごしたかったキャリアってどんなだったんだろうなあ、と思ってしまいます。もちろん、紆余曲折あった今の形を、ラウルが後悔しているとは思いませんが。この先は、好きなようにしてくれていい、そう言ってあげるのが一番なのかもしれないですね……。

お別れセレモニー、約50分!(だいたい18分半頃~ラウル)
今年もやります、コラソン・クラシック・マッチ2012。マドリーOBとマンチェスターユナイテッドOBが、6月3日に対戦予定。今週の木曜にプレゼンテーションがあるそうで、マドリーからはブトラゲーニョとフィーゴ、マンチェスターユナイテッドからは、サー・ボビー・チャールトン、ブライアン・ロブソン、ドワイト・ヨークなどが出席する模様。
トップレベルの監督を目指す
ASにデラレの記事。
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元フットボール選手であり、EURO2008を制したスペイン代表でもあったルベン・デラレは、今日(4月30日)テネリフェで、監督としての「最高」を目指していることについて話した。つまり「エリートに到達すること」。心臓の病で、強制的にフットボールから引退することになったデラレは、この夏にカナリア諸島で開催されるサマースクールのプレゼンテーションに参加した後、Radio Clubの取材に応えた。「僕が選手として学んだことを、若い選手たちに伝えるよ。そして、僕が以前に持っていたのと同じ希望を持って楽しんでくれたら、僕は満足だ。」
「最初は何よりも、プレイしたかった。それから、僕が本当に何をしたいのかが不確かだった。そして、コーチになることに情熱を抱くようになった。今は自分自身に驚いているよ。本当にこれ(コーチをすること)がすごく好きになっているから。楽しんで、学んで…それから、同じ情熱を持ち続けている。それ以上かもしれないほどだよ。これは新しいチャレンジなんだ。目標は、一流のレベルに到達することだね。」
デラレはまた、現在のレアル・マドリーの監督であるジョゼ・モウリーニョについても言及し、今シーズンに戴冠するであろうことを強調した。「昨シーズンよりも大きなタイトルだよ。」 モウリーニョのプロフェッショナリズムについてもコメントしている。「楽しいよ。この何年か、僕は彼らを身近で追いかけている。中に友人たちがいるからね。今シーズンは、昨シーズンのものよりも、大きな成功を祝うことができるのまで、もう一歩だ。どこでタイトルを祝おうと、それは素晴らしい証だ。」 さらに、モウリーニョの議論の多いやり方について質問され、デラレは「どんなチーム出会ってもモウリーニョに興味をもつことだろうし、彼から多くのことを学ぶことができる。」と話した。また、しばしばモウリーニョとトレーニングで会うことを認め、「どんな監督からでも学ぶことがあり、モウリーニョからももちろんそうなんだ。」と話した。
最後に、数日前にシャルケ04のスタジアムで行われたラウルへのトリビュートについて、元・レアル・マドリーのラウルに送られた愛情の数々に感動したことを認めた。「フットボール選手として彼はお手本だし、人間としてもおなじこと。彼がドイツで手にしたものを悉に見ると、わずか2年だったのに、彼があそこに残したものがわかる。彼のために嬉しいよ。」
「できることなら帰ってきてほしい、彼が望んだ時、そうできるときにね。」
「レアル・マドリーは彼の家なんだ。」
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ラウル「一息つきたい」
MARCAより。
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ラウルは非常に心を動かされていた。スペインでは、我々は彼を長いこと知っているが、彼が泣いているのを見たことはない。昨日(4月28日)は、そうだった。「泣いてしまったよ。ここへ来たこと、マドリーを離れることはほんとうに大変なことだったから。でも僕がドイツで見出したことは、僕が予想していたことをより上回らせるものだった。この2年間について、皆に感謝する以外の言葉がないよ。シャルケはスペシャルなクラブ、そのファンにとってね。」
「El 7」は、多くの人々がこの試合を楽しんだことをわかっている。場合によっては彼以上に。「ゴールを決めることができて、僕をフォローしてくれている人たちや僕を好きでいてくれる人たちを喜ばせられた。僕はマドリディスモの空気を感じている。彼らは、僕がいつでもクラブを助けようとし、最高のものを見せたいと思っていることをわかってくれている。この2年間、多くのマドリディスタが試合を見にやってきたことを僕は知っているし、そうした皆のサポートに感謝を捧げる。」
ルーロはさらに続ける。「ここにいなかったらどうなっていたかは説明できるものではない。言えることは、ここに来て幸運だったということ、そしてこの先も人にそう言えることだろう。僕の子供たちもとても楽しんで過ごした。ただ、一番小さな娘は、そう多くのことを覚えてはいないだろうけど。でも男の子たちは覚えているよ。」
「El 7」は、シャルケとそのファンたちに感謝するのを止めることはない。「勝利の時も敗戦の時も、僕達とともにいてくれたことに、永遠に感謝するよ。」 昨日は、彼のプロフェッショナルキャリアの中でも、最後の要求の高い試合となった。これほど多くの時間を経てきて……試合後、彼が感じていることを話してくれた。「そう、一息つきたいんだ。僕はもうこれ以上できないよ。ドイツ語でいう「kaput(クタクタに疲れきった)」、それだけがこの素晴らしいクラブを離れる理由なんだ。」
数週間のうちに、彼は将来について話をするだろう。その決断はほとんど決まっているようだ。MARCAが先行して報道したのは、ほぼカタールリーグのクラブに決めたようだ、というものである。交渉に近い情報源によれば、行き先はアル・アリで、契約が2年以上になることはないようだ。アブダビからの最終的なオファーというのには疑問があるが、すべては最後の決断でわかること。スペインからは具体的なオファーはなかったようだ。
ルーロは、個人的な問題のため、もうドイツで続けることはない。彼は、最高レベルでのフットボールを終わることを決めたのだ。金の問題でもない。シャルケは最終的には金のオファーをした。複数年ではなかったが。純粋にインテリジェンスなこと。ラウルは2つのタイトルを手にし、シーズンごとに平均で20ゴールを上げた。「ここで勝ち得るものはもう何もない。」というのが、彼をよく知る人物が語ったことだ。
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どんな時も全力で、中盤から前線から時には最終ラインまでボールを追いかけて走り続けていたラウル、それがいつまでも続くと勝手に思い込んでいました。でも、一息つきたい、もうこれ以上は…というラウルのコメントに、思わずはっとさせられた……。ファンは理想の姿を思い続けているだけなんだなあ、と思ってしまいました。
17歳からトップレベルのプロフェッショナルの世界で、常に賞賛と批判の嵐のなかで生きてきた。マドリーを離れることが本当に辛い大変なことだったと今になって吐露したラウル。できることならマドリーで続けたかったのかもしれませんが、たぶんラウルが望むような形では無理だった……。結果として、素晴らしい形で締めくくることができたシャルケでの2シーズン。でも、ラウルが本当に過ごしたかったキャリアってどんなだったんだろうなあ、と思ってしまいます。もちろん、紆余曲折あった今の形を、ラウルが後悔しているとは思いませんが。この先は、好きなようにしてくれていい、そう言ってあげるのが一番なのかもしれないですね……。

お別れセレモニー、約50分!(だいたい18分半頃~ラウル)