けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

ベンゼマ、ケディラ

2012-05-24 07:03:06 | football
ベンゼマ
----------------------
火曜日、モウリーニョの契約延長を知ったカリム・ベンゼマは、モウリーニョについて「世界で最高の監督だ」と語り、その契約延長を喜んだ。
「彼は世界で最高の監督だ。彼が僕たちのために貢献してくれたことは、これまで僕たちになかったものだ。彼が続けてくれるのが嬉しいよ。彼のおかげで僕たちは成長し、リーガのタイトルを勝ち取った。」と、パリで広告活動に参加していたベンゼマはこのように話している。

現在24歳のベンゼマは、チームメイトのゴンサロ・イグアインがチームを出るのでは、パリ・サンジェルマンから呼ばれているようだ、という噂についても語った。
「彼は今もマドリーの選手で、素晴らしいプレイをする。僕は、彼が僕たちと共に続けてくれるよう願っているよ。」

またベンゼマは、ジネディーヌ・ジダンについて、彼のことを「兄」のようだと言い、「歴史上最高のフランス人選手のアドバイスを受けられることは、自身にとって幸運だ」ということも強調した。

一方で、レアル・マドリーの最大のライバルであるバルセロナについて評価することは望まなかった。
「バルセロナはいつでも偉大なチームだ。でも僕たちは彼らのことを考えない。自分たちのことに集中する。彼らがサイクルの終わりを迎えているかどうかは、僕にはわからない。僕たちは成長し続けなければいけない。」

来るEUROについてはベンゼマはそのタイトルを勝ち取ることを夢見ているが、それは難しいことだろうと話した。スペイン代表については、「見たくなる試合をするチームだ」とし、また他にもドイツやイングランド、イタリアといったビッグチームがあることも指摘した。
ベンゼマは、2004年の欧州U-17選手権でチャンピオンとなった世代を代表する選手である。その世代のうちの何名かは、現在、フランスフル代表に入ってきている。
「彼らとまたプレイできるのが嬉しいよ。でも代表は、世代以上のものだ。誰もが非常に優れた存在でいなければいけない。EUROを良い大会にするために、一体になって戦わなければいけない。」 と、今シーズンのレアル・マドリーで、31ゴール14アシストの最高のシーズンを送ったストライカーは語る。
ベンゼマは、観衆が多くのものを彼に期待していること、少しずつ代表での地位をつかんでいっているという感触を得ていることを認め、しかし「ピッチで答えを出す」方を好んでいると言う。
フランス代表がEUROを手にする可能性について、ベンゼマは「誰もが勝利を望むもの」と答え、しかし「今のところ、僕たちは初戦に勝つことが必要だ」と述べた。

「それから、僕はバロン・ドールを獲得することも夢見ている。誰もが心に目標を持っている。僕はしばしばそのことを考え、それを達成するためにトレーニングするんだ。」
----------------------

もうひとつ、La Sextaのインタビューに答えたという記事から、ロッカールームでのチームメイトの生態を暴露している部分を抜粋。
クリスチアーノ・ロナウド「準備の時に、最も鏡を乱用する選手だよ。」
セルヒオ・ラモス「クレージーだよ、いつもフラメンコだ。」
シャビ・アロンソとグラネロ「ロッカールームの中でまで本を読んでる。」
(仲良しだが、言葉の問題がある)エジル「お互いにちょっとずつの英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語で話してる。でも友達だよ。」
(この夏でクラブを離れる可能性が噂される)ラス「彼はいつも怒ってるわけじゃないよ。彼はいいやつだ、来シーズンも残ってくれたらいいんだけど。」


ケディラ
----------------------
サミ・ケディラは、Bildのインタビューに答え、レアル・マドリーでの2シーズンを振り返っている。「この2年間は、有益で、上出来だ。毎日、最高のものを出さなければいけない。土曜日に素晴らしいプレイができても、火曜日にうまくできなければ、批判されるだろう。一貫して、モチベーションを保っていなければいけない。」
2010年、モウリーニョとの初めての会話についても説明した。「彼は僕に、ドライに質問してきた。『君の大志は何だ?』って。それで僕は答えた。『可能な限りすべてを勝ち取ること』。彼は立ち上がって話した。『君は、私がほしい選手だ』。それまで経験した中でも、一番記憶に残る場面の一つだ。僕たちの会話は4つで済んだんだよ。」
また、チェルシーやバイエルンから自身が興味を持たれていることについても話している(そうなん?)。「どこのクラブも、僕や僕の代理人に連絡してきてはいない。僕はマドリーでフットボールを続けていきたい。レアル・マドリーを離れる理由なんて何もないよ。モウリーニョは、ものすごくチームを向上させている。昨シーズンは国王杯を獲り、今シーズンはリーガを獲れたんだ。」
最後に、ケディラはEUROについても話した。「スペイン代表は、断固としてタイトルを維持しようとしている。セルヒオ・ラモスは、ふくらはぎにワールドカップのタトゥを入れているんだ。彼はよく、冗談でその話をしてそれを僕に見せてくるんだよ(やなやつだなー、ラモス・笑)。ドイツはやり返すよ、だからといって、僕がタトゥを入れるかはわからないけど! もちろん、バカンスが終わったらレアル・マドリーに戻るのが待ち遠しいし、これまでのあれこれのことを聞く必要はなくなるね。この2年間は、エジルにも僕にも大変なものだった。でも今回は、僕たちが語るべき歴史を作る側になるだろう。」
最後に、「目標は、EUROを勝ち取ること。大きな目標を置いておきたい。僕にしてみれば、スペインとドイツのファイナルの可能性について話されることが多すぎると思う。僕たちは、1位になるという課題を遂行しないといけない。僕たちは難しいグループを勝ち上がらないといけないんだ。オランダは、ポルトガルよりも大きなライバルだ。それから、デンマークも、秩序と組織のある非常に素晴らしいチームだ。
----------------------