白いの 0-4 FC Barcelona
全選手が復帰し、大一番、使いたい選手を初めてすべて使えるようになった…その結果がこれかと。負けるにしても、負け方というものがあるだろうと。
これまでどうにか希望を見出してきたベニテスの采配、今日の試合は本当に唖然というか落胆でした。ベンゼマが復帰し、BBCが揃った。ハメスも使える。この4人が前線からほとんど動かず、一方でバルサに押されるディフェンダーは下がり気味、見事に前線と後方が分断されてしまいました。中盤にいるのはモドリッチとクロースだけで、この2人だけで中盤のフィルターとなるのも、前線へボールをつなぐゲームメイクをやれというのも、できるわけもなく。最終ラインや中盤のパスミスがとても多かったけど、後ろから前へ距離があり、近いところに人がいない…のでは仕方ないのか(とはいえヴァラン、良い選手なのだから、慌てたりせずもう少しどうにか立ち直ってほしかった…)。そもそも、中盤の守備を称賛されていたカゼミロが、なぜ守備が必須となるこの試合でつかわれなかったのか。最近守備の仕事を軽減されていたクロース(元から得意ではないですよね)では、無理がある。BBCとハメスを全員使うというのも、考え直した方が良さそう。この中から3人に留めるか、ハメスにもっと中盤の一員意識を持ってもらうか。もっともハメスは途中から守備に戻ったり必死に改善に努めてましたが。でも、HTまで、試合の中で相互に補完したり、改善とかできなかったものか……。選手たちのクラシコに賭ける真剣さ、気持ちは疑わないけど、どこか熱が乏しい感じを受けたのも確かでした。
交代で、ハメスとマルセロが下げられたのにも唖然としましたが、代わって入ってきたイスコ、カルバハルは良かったですね。結果にはならなかったけど。イスコは中盤でボールを持って運ぶことができる(簡単にパスしては取られ…をずっと見ていたので、ボールともてることがこんな安心できるとは思わなかった)、カルバハルが作り出した攻撃の可能性も良かった。まあイスコは、何であんなファウルあそこでして退場したのか…ってところはありますが。
ひどいクラシコでした(ひどいクラシコ慣れしてしまっているのも嫌なんですが……)。最後に、一番戦っていたモドリッチ(今日の試合で、唯一得点を付けてあげられる)、謎の途中交代で悔しい思いをしただろうマルセロのコメントで、前向きな気持ちを思い出してほしいと思います。
ルカ・モドリッチ
ロッカールームの様子
M:僕たちにとって厳しい時だ。敗戦を予想してはいなかったし、こんな悪い形の戦いとは。でも、自分たちの過ちから学ばねばならない。僕の考えでは、僕たちはそれができていない…。非常に悪い戦いぶりだったし、その理由がわからない…。姿勢が足りなかったのでもない、でも僕たちはチームの形を成していなかったし、バルサ相手にコンパクトにできないなら、こうなる。
説明:アプローチ(プラン?)が悪かったか、実行できなかったか
M:僕としては、ピッチでコンパクトにできなかった。多くのスペースをバルサの前に明け渡してしまい、これだけスペースがあってだから彼らはとてもうまくやれていた。あらゆるところでの戦いで、すべてで、彼らは非常に優れていた。こういうことになるのは、初めてじゃないんだ。
観客席からのブーイング
M:そのことについて僕たちは話せない。ファンは満足していないし、それは当然のことだ。それに、叫ぶことも、チームをサポートすることも、何もしないのも、彼らの権利だ。僕たちは批判に値した。でも前を見なければいけない。
乗り越えられるか?
M:わからない、そう言うのは難しい。こういった試合の後で、僕たちはキャラクターを見せなければいけない。僕たちはレアル・マドリーであり、諦めるわけにはいかない。
マルセロ
この日、最初にジャーナリストたちに話をした選手は、マルセロだった。
M:この状況は厳しいもの。でも僕たちはより厳しく辛い状況も潜り抜けてきた。つらいのは、僕たちがホームで戦ったのにということ、それにこんな試合を…。うまく物事が運べなかった。忘れるのではなく、悪い試合をしたという事態を見つめ、ここから学ばなければ。まず初めに、ファンに謝罪したい。僕たちが望んだような試合ではなかったからだ。僕たちは、そうでなければならないように、戦い続けていくつもりだ。
バルセロナは?
M:僕たちはボールをキープしようとした。でもバルサの試合運びは常にポゼッションで、彼らはそうできていた。ボールを取り返そうとしたけれど、ボールの後ろから走るのは厳しいもの。正面から試合を作ろうとし、攻撃しようとした。しかしできなかった。ファンやサポートしてくれる人に謝りたい。
ベルナベウからはハンカチが振られ、フロレンティーノ辞めろという声が聞こえていたが?
M:ファンには、チームが上手くいっていない時には、抗議し批判する権利がある。勝利のためにすべてをやろうと試みていた。時にはうまくいかないこともある、でも僕たちはトライし続ける。いまは戦わなければいけない。顔を上げなければいけない。
チームへのダメージは大きいか?
M:もちろん、チームは非常にショックを受けている。でも僕たちは、再び勝利し、マドリーがあるべき場所を取り戻せるよう、変わっていかなければいけない。
全選手が復帰し、大一番、使いたい選手を初めてすべて使えるようになった…その結果がこれかと。負けるにしても、負け方というものがあるだろうと。
これまでどうにか希望を見出してきたベニテスの采配、今日の試合は本当に唖然というか落胆でした。ベンゼマが復帰し、BBCが揃った。ハメスも使える。この4人が前線からほとんど動かず、一方でバルサに押されるディフェンダーは下がり気味、見事に前線と後方が分断されてしまいました。中盤にいるのはモドリッチとクロースだけで、この2人だけで中盤のフィルターとなるのも、前線へボールをつなぐゲームメイクをやれというのも、できるわけもなく。最終ラインや中盤のパスミスがとても多かったけど、後ろから前へ距離があり、近いところに人がいない…のでは仕方ないのか(とはいえヴァラン、良い選手なのだから、慌てたりせずもう少しどうにか立ち直ってほしかった…)。そもそも、中盤の守備を称賛されていたカゼミロが、なぜ守備が必須となるこの試合でつかわれなかったのか。最近守備の仕事を軽減されていたクロース(元から得意ではないですよね)では、無理がある。BBCとハメスを全員使うというのも、考え直した方が良さそう。この中から3人に留めるか、ハメスにもっと中盤の一員意識を持ってもらうか。もっともハメスは途中から守備に戻ったり必死に改善に努めてましたが。でも、HTまで、試合の中で相互に補完したり、改善とかできなかったものか……。選手たちのクラシコに賭ける真剣さ、気持ちは疑わないけど、どこか熱が乏しい感じを受けたのも確かでした。
交代で、ハメスとマルセロが下げられたのにも唖然としましたが、代わって入ってきたイスコ、カルバハルは良かったですね。結果にはならなかったけど。イスコは中盤でボールを持って運ぶことができる(簡単にパスしては取られ…をずっと見ていたので、ボールともてることがこんな安心できるとは思わなかった)、カルバハルが作り出した攻撃の可能性も良かった。まあイスコは、何であんなファウルあそこでして退場したのか…ってところはありますが。
ひどいクラシコでした(ひどいクラシコ慣れしてしまっているのも嫌なんですが……)。最後に、一番戦っていたモドリッチ(今日の試合で、唯一得点を付けてあげられる)、謎の途中交代で悔しい思いをしただろうマルセロのコメントで、前向きな気持ちを思い出してほしいと思います。
ルカ・モドリッチ
ロッカールームの様子
M:僕たちにとって厳しい時だ。敗戦を予想してはいなかったし、こんな悪い形の戦いとは。でも、自分たちの過ちから学ばねばならない。僕の考えでは、僕たちはそれができていない…。非常に悪い戦いぶりだったし、その理由がわからない…。姿勢が足りなかったのでもない、でも僕たちはチームの形を成していなかったし、バルサ相手にコンパクトにできないなら、こうなる。
説明:アプローチ(プラン?)が悪かったか、実行できなかったか
M:僕としては、ピッチでコンパクトにできなかった。多くのスペースをバルサの前に明け渡してしまい、これだけスペースがあってだから彼らはとてもうまくやれていた。あらゆるところでの戦いで、すべてで、彼らは非常に優れていた。こういうことになるのは、初めてじゃないんだ。
観客席からのブーイング
M:そのことについて僕たちは話せない。ファンは満足していないし、それは当然のことだ。それに、叫ぶことも、チームをサポートすることも、何もしないのも、彼らの権利だ。僕たちは批判に値した。でも前を見なければいけない。
乗り越えられるか?
M:わからない、そう言うのは難しい。こういった試合の後で、僕たちはキャラクターを見せなければいけない。僕たちはレアル・マドリーであり、諦めるわけにはいかない。
マルセロ
この日、最初にジャーナリストたちに話をした選手は、マルセロだった。
M:この状況は厳しいもの。でも僕たちはより厳しく辛い状況も潜り抜けてきた。つらいのは、僕たちがホームで戦ったのにということ、それにこんな試合を…。うまく物事が運べなかった。忘れるのではなく、悪い試合をしたという事態を見つめ、ここから学ばなければ。まず初めに、ファンに謝罪したい。僕たちが望んだような試合ではなかったからだ。僕たちは、そうでなければならないように、戦い続けていくつもりだ。
バルセロナは?
M:僕たちはボールをキープしようとした。でもバルサの試合運びは常にポゼッションで、彼らはそうできていた。ボールを取り返そうとしたけれど、ボールの後ろから走るのは厳しいもの。正面から試合を作ろうとし、攻撃しようとした。しかしできなかった。ファンやサポートしてくれる人に謝りたい。
ベルナベウからはハンカチが振られ、フロレンティーノ辞めろという声が聞こえていたが?
M:ファンには、チームが上手くいっていない時には、抗議し批判する権利がある。勝利のためにすべてをやろうと試みていた。時にはうまくいかないこともある、でも僕たちはトライし続ける。いまは戦わなければいけない。顔を上げなければいけない。
チームへのダメージは大きいか?
M:もちろん、チームは非常にショックを受けている。でも僕たちは、再び勝利し、マドリーがあるべき場所を取り戻せるよう、変わっていかなければいけない。