けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

噛み締めて

2016-05-31 20:05:51 | football
PK戦の表情




プレッシャー、期待、不安の中、進むPK戦。試合直後の記事にも書きましたが、PKを蹴ると決めて出てきた5人の勇気、気持ちの強さに改めて心を揺さぶられます。ナバスもなかなか止められないでいましたが、動くぞとアピールしていたせいか、順番が進むにつれてアトレチコのセンスたちが狙うコースがギリギリになっていくんですね。それがファンフランの失敗にも繋がったのかもしれない(しかもナバスが飛んだ方向は合っていて、枠内であっても止められた可能性がある)。きちんと準備したんだなと思います。
動画では、クリスチアーノが蹴る瞬間の選手たちは映っていませんが、完全に後ろを向いて直視できなかったカゼミロ、後ろを向いてしまったけど蹴る瞬間だけ振り向いたマルセロ、逆に、蹴り始めるのと同時に走り出しているラモス…等、選手たちの様々な表情がありました。


ベルナベウでの祝勝会をフルで。花火の瞬間がすごい!!


水のカーテン、光の演出、「We are the Champions」が流れている間に上がり続ける花火。実に派手なお祝いになりました。選手たちのすっきりと、楽しんでいる表情、小さな家族たちと誇らしげにピッチを回る様子。こういうのは何度見ても良いですね。
チェリシェフのユニフォームを着て出てきたアルベロア。シーズンの半分は一緒だったわけですから…さすが、アルベロアでした。

Hala Madrid Y Nada Masの新バージョン with プラシド・ドミンゴ


戦い終えて

2016-05-31 06:27:15 | football
戦いの代償
・カルバハル、メディカルレポート:サニータス・ラ・モラレハ大学病院で行われわたダニエル・カルバハル選手の検査の結果、右の腸腰筋にレベル2の負傷が確認された。今後の回復具合を見守ることになる。
・ケイロル・ナバス、メディカルレポート:サニータス・ラ・モラレハ大学病院でのケイラー・ナバスの診断の結果、左足のアキレス腱炎と診断。回復を見守ることに。

残念ながら、筋肉の負傷によりカルバハルはEUROへの参加が不可能になってしまいました。ファイナル後半の早い時間に負傷してしまい、涙にくれていたのは、戦い続けられないことが自分でわかってしまった無念さ、悔しさからでしょうか。EUROで見られないのも本当に残念です。腸腰筋負傷とはあまりサッカー周りでは聞かない感じですが(グローイン・ペインとはまた違いますよね)、とにかく完治させて、また来シーズン、気持ちの強い元気なカルバハルで戻ってきてほしいです。
そして、ナバスにもメディカルレポートが出ました。どうもCLセミファイナルのシティ戦での怪我(その後、バレンシア戦を休養していました)が、後を引いていたようです。それでもあれだけ守ってくれていたのはすごいことですが……。ナバスのコパ・アメリカへの参加も難しい可能性があるようです。国のことを大事にしているナバス、出られないとしたらこちらも辛い、悔しいだろうと思います。
すでにEUROからの離脱が決まったヴァラン、ダニーロも長く違和感を引きずっていた足首の手術をこのシーズンオフに行う予定との報道がありました。クリスチアーノの脚も万全ではなかった様子。皆、満身創痍というか、ギリギリのところでファイナルに臨んでいたんだなと、改めて感じました。



カルバハル
EURO出場できず
「直近の代表召集には漏れていた。EUROのプレ召集リストに入れるよう、僕は一生懸命やってきた。それなのにこれだ……ものすごく腹立たしく感じている。2年間、代表の座を得るために戦ってきたのに。この自分の不運に、自分自身にがっかりしている。」

ファイナルでの負傷
「少し違和感があるまま、2週間、ファイナルに向けて準備をしていた。試合開始15分で、僕は痛みに気づいた。できるだけがんばってハーフタイムまで持ちこたえた。後半が始まって、もうだめだとわかった。ハーフタイムに、フィジオに痛みがあることを伝え、ダニーロに準備するように言ってもらった。90分は我慢できないだろうと思ったから。それで、僕が交代することになるだろうからと、ダニーロは準備ができた状態だった。その時フィジオが僕に言ったのは、何かを感じたら交代するんだと。でも彼らは、プレイできないと僕が本当に最悪だとわかっているんだ。」
「もしもっとひどくなったら、とそれが怖かった。もうだめだ、と言わなければならなくなるまで、できるだけ耐えた。僕は痛みに十分耐えられる選手だし、ちょっと辛いだけだとも思っていた。でも時間がたつにつれて、インサイドのパスの1つ1つが、僕のキャリアに危険を及ぼしていく。交代しなければならないだろうということ、そして確実にEUROの出場を失うということがわかった。」

ミラノでの涙
「いろいろな思いが一緒になっていた。すごく感情的になっていた。すべてを出し尽くしてきたのだし、チームを助けるためにすべてを行ってきたのだから誇らしくもあった。でも自己中心的になってはいけないし、カードも既にもらっていた。もう100%にはなれないだろうと、交代を申し出ることを決めた。がっかりはしている。でも、少なくともチームは勝利した。それが重要だ。個人としては、ほろ苦いものだけど」

ファイナルの結果
「ベンチでは、プレイしている時よりも心拍数が上がっていた。特に追いつかれた時には。仲間たちの脚が攣っているのを目にした。アトレチコの方がフレッシュに見えた。それでも僕たちは逃げ切れるだろうと考えていた。試合の動き1つ1つを、まるでそれが最後の1つであるかのように感じていた。僕たちはミラノに魂を刻んだ。そして誰も責めることはできない。」

ラ・デシマ
「また繰り返すなんてできないような感情だ。ファンの皆はスペクタクルだった。ファンの皆は、あらゆるすべてに値する。シベーレスに着いたのはかなり遅れて、しかも雨が降っていたのに。待っていて僕たちと一緒に祝ってくれたファンに感謝せずにいられない。」

将来について
「これまでもそうだったし、今またはっきりさせる。レアル・マドリーは僕の命のクラブだ。だから、僕がここを出て行くのは、とても多くの時間が過ぎた時、それか、クラブが僕をいらないと決めた時だ。」

ダニーロ
「レアル・マドリーは世界最高のチーム。それが、もしこのポジションを強化すると決めるなら、その必要性が理解できる。競争は良いことだし、必要とされる仲間が増えるのは良いことだ。」