けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

空を飛んだ

2011-06-02 20:44:09 | football


去る4月20日(正確には21日か)、セルヒオ・ラモスの手を離れて空を舞った、そして結果としてバスに轢かれた哀れな国王杯は、現在ラス・ロサスにある、スペインサッカー協会のミュージアムで展示されているそうです。ぐんにゃりと。




いきなり話はシャルケに飛びますが、
エスクデロ「ラウルは5歳若返ったように見えるよ。」
ディフェンダーのセルヒオ・エスクデロは、自身のキャリアにおける変化を経験したことに今も「衝撃」を受けている。出身地バジャドリの「近所の」チームであるベティスCFでほとんどプレイできないまま4年を過ごし、チャンピオンズ・リーグでプレイするドイツのシャルケ04に移籍した。
「忘れがたい経験になったよ。誰も、僕たちがチャンピオンズリーグのセミファイナルに到達できるということも、ドイツ杯で優勝することも、想像できなかっただろう。本当に特筆すべきことで、僕たちはすごく幸せだ。」 エスクデロはEfeに対して、自身のキャリアにおける信じられないほどの飛躍が、これほど短い期間に起こったことに、まだ圧倒されていることを説明した。

2007年、バジャドリのベティスCFでラ・リーガ・ナシオナル・フベニール(18歳以下の地方リーグ)からプリメーラ・レヒオナル(5部相当)でプレイしていた当時、左サイドでのその力を示し、レアル・ムルシアは彼にとっての2つ目のチームに彼を迎え入れた。一方で、プリメーラへのジャンプアップをするにも、セグンダで名を上げるにも少し遅かった。
しかしムルシアは2009/2010シーズンにセグンダB(3部)に降格し、複数のチームが彼に興味を持ち始めた。レアル・マドリーさえも「確実なオファーはなしで、コンタクトを取りに来たんだ」と彼は想い出して見せたが、最終的にこのドイツのチームが、彼のキャリアを引き上げるのにより確実なオファーを出した。 「予想もしていなかったよ。」と彼は言う。

最初の何ヶ月かは、言葉や習慣、働き方の違いが「嫌だった」という。「でも、ラウルとホセ・マヌエル・フラドのサポートがあったから、もっと楽しめるようになったんだ。」
結局出場時間は短く(ブンデスリーガで415分、チャンピオンズリーグ3試合)、望んでいたよりも少ないものであったが、もちろん彼は若く、「学ぶことがたくさんあった」。今は、自分の仕事で最も重要なことは、「トレーニングでコンスタントにやっていくこと」だったと確信している。いつでも「100%で」。
「ドイツとスペインフットボールの一番の違いは、トレーニング。あれは激しいよ。まるで軍隊にいるみたい。メディシンボールで階段を上がるトレーニングの後は、死にそうだった。あそこでは、すべてのトレーニングで、最高のものが要求されるんだ。」
量と質を備えたトレーニングセッションの繰り返しは、彼の筋肉の質量を増加させた(一文割愛)。チームメイトのラウル・ゴンサレスの場合、こうしたトレーニングの結果は、「彼を5歳若返らせたね。結果が出てるよ。いくつもの感動的なゴールを決めて、ドイツの人々は彼に熱狂している。彼はアイドルだ。一番最初にやって来て、一番最後に帰っていく。人間としても選手としても、10点だ。仲間のお手本なんだよ。」とエスクデロは指摘する。
ラウルは非常に大きな感謝を受けるフットボールの象徴になっている。なぜなら、エスクデロが言うには、ラウルは「すごくよく助けてくれるから。彼は僕に、続けるように、止まらないようにといってくれる。僕はまだ若いからって。」

ファルファンには2015年まで延長の申し出
一方、シャルケ04は、ジェフェルソン・ファルファンに対し、2012年から2015年へと、契約延長のオファーを出した。
これは今日、シャルケのスポーツ・ディレクターであるHorst Heldtが、ファルファンがバカンスから戻り次第交渉を始めることを、公にしたものである。「我々はジェフェルソンに契約更新のオファーを出した。彼は今ペルーにいて(正確には日本だけど)、6月の終わりにトレーニングに戻ってきた際に、話し合いを始めるだろう。」 とHeldtは述べている。
シャルケのファルファンは、2008年にPSVアイントホーフェンから加入。冬の中断の間には、ほとんどシャルケを出て行くばかりになっていたが、フェリックス・マガトからラルフ・ラングニックへと監督が変わったことで、契約更新の意思を示していた。



vuvu

2011-06-01 19:41:08 | football
スペイン代表集合
代表集合を伝えるプブリコ紙の記事についている写真のキャプション:
ビセンテ・デル・ボスケ、代表選手たちの集合に際し、ブブゼラを演奏する。代表選手たちはマドリーのラス・ロサスにあるシウダ・デポルティーバに集合、4日(土)にボストンで行われるアメリカ戦、7日(火)にプエルト・ラ・クルスで行われるベネズエラ選に備える。

マドリーとバルサの選手間の不和を危惧したデル・ボスケは、ブブゼラを吹いて選手たちに一年前の団結心を想い出させようと……なのかどうか知りませんが、デルボスケにはずいぶんと気苦労をかけてしまいまして本当になんというか、申し訳ありませんって感じで。


速報:ファン・ニステルローイ、マラガに
ルートがマラガにやって来た、今日にも契約にサインするだろうとのこと。リーガにお帰りなさい、でも冬に話がまとまっていたらもっと良かった……。


カスティージャの将来
昨日付けの記事ですが、カスティージャの一部選手たちの将来について、ASがあれこれ書いていたもの。

-------------------------
クラブは既に、カスティージャの将来の検討を行っている
モラタ、サラビア、ファンフラン、ファン・カルロスに移籍の可能性

マドリーは今週、来期もセグンダBでの戦いを続けるカスティージャのキープレイヤーたちの将来について、検討を始めるだろう。バルダーノの解任によりパルデサとラモン・マルティネスの継続については疑問があるが、そのデスク上には、外へ出る可能性の高い4人のカンテラーノのケースが載っている。モラタ、サラビラ、ファンフラン、ファン・カルロス。4人とも有望であり、アスリートとして成長するために、レンタルされるか買い戻しオプション付きの移籍かのどちらかだけだ。

移籍
2011/2012シーズンのカスティージャの計画の中に、ファナン、ルイス・エルナンデス、ルベン・ラモスはいない。契約終了のためだ。ゴニとイバンも同様で、それぞれサラゴサとマラガに戻るだろう。カピタンのフラン・リコも、リーガ・アデランテ(セグンダ)の複数チームから興味をもたれており、同様に出て行く可能性がある。
カスティージャは、フラン・ソル、オスカル・プラーノの、レアル・マドリーCの優秀なストライカーのペアによって強化されるだろう。またヘセも来期には昇格のはずだ。
-------------------------

-------------------------
この夏移籍の可能性のある4人のカギになる選手

ファン・フラン:唯一1年の契約を残す
彼のマドリーとの契約は2012年で切れるが、年齢のこともあり(22歳)、目立ったこともあり(ペジェグリーニ下でデビューし、モウリーニョもまた数分間のチャンスを与えた)、ジャンプアップを望んでいる。2月には、トテナムの隠密スカウトがアルフレド・ディ・ステファノスタジアムを訪れ、間近で彼を観察していった。来週中にミーティングが開かれ、彼の状況について話し合いがあるだろう。

ファン・カルロス:「エル・ガルゴ(猟犬)」は求められている
そのパワフルな足運びのおかげで、モウリーニョ下で一番にデビューしたカンテラーノ。U-21に召集され、いくつかのプリメーラのチームや海外チーム、特にプレミア・リーグの興味を引き付けている。金曜日にはデポルティーボが獲得を申し込んでいたが、その選択肢は現在はないようだ。

サラビアは今出て行くことを望む
昨年夏に契約を2013年まで延長し、1月には買い戻しオプションつきで スポルティング・ブラガとの間に一次合意に達していたが、バルデベバスに残った。来シーズンはプリメーラで戦うことを望んでおり、今週中に彼の代理人であるヒネス・カルバハルが交渉のためベルナベウを訪れるだろう。

モラタ:モウリーニョが決めるだろう
モラタは一番微妙だ。彼はトリルの指揮下で15ゴールを決め、モウリーニョも彼を戦力に数えている。プレシーズンはトップチームに帯同するだろう。モウリーニョはそのプランについて、毎日年上の選手たちと一緒にトレーニングすることだと話した。サラビアと共に、最も引く手数多の選手。1月にはラージョが問い合わせをしていたし、ヘタフェもまた彼を迎えることに興味を示していた。
-------------------------