けんきゅうきろく(と、あともうひとつ)

レアル・マドリー、リーガエスパニョーラ関係の、なんとなく気になるニュース。

元17番、ルート引退

2012-05-16 07:49:01 | football



「昨日、私は最後のプロフェッショナルの試合を戦いました。」
と、スペイン語で語り始めたルート・ファン・ニステルローイ。最終戦後にはチームメイトたちに胴上げされていて、その時点でわかってたことなんでしょうね。ルート、お疲れ様でした。
日本語の記事は出てますが、ASのインタビュー記事訳。
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Q:いつフットボールからの引退を決めたのですか?
A:2月か3月ごろだった。そうしたら、引退するんだということで、俺の頭はすっきりした。前もって言いはしなかった。このチーム、クラブの大きな成功に割り込みたくなかったから。俺たちが人生をかけた戦いをしているのははっきりしていたし、それで何も言えなかった。俺にとっては、俺たちみんなが持っていた夢に向かって働き続けていくことの方がずっと重要だったからね。素晴らしいチーム、新しいプロジェクトの中で、素晴らしいシーズンだった。計画、アイディア、夢があった。今、一年を過ごして、いまおれたちはリーガ・エスパニョーラでの4位という順位で終わることができた。素晴らしい、すごいことだよ。

Q:レアル・マドリーとマラガ、スペインでのあなたのキャリアをどう評価していますか?
A:2006年に俺は30歳でレアル・マドリーに加入した。大きな誇りを持って振り返ることのできるステージだ。素晴らしいチームで戦うという幸運を得て、タイトルも獲得した。ベルナベウのファンからの愛情を感じるのは、本当に素晴らしいものだった。今シーズン俺はチャレンジしていたが、個人的な面では達成できなかった。そういう時が来たからね。1月か2月には、フットボールからの引退を考えていた。それがはっきりできたとき、俺は落ち着いて、チームをサポートし、ベンチから戦うという別のやり方を求めるようになった。俺はすべてをやったよ。

Q:マラガは契約延長をオファーしましたか? 今はどうするつもりですか?
A:クラブとの関係は本当に良いものだった。もう1年契約延長しようという話には、俺たちはいかなかった。クラブとのコミュニケーションははっきりしていて、クラブの人たちは俺の計画を、もうほとんど理解していた。今どうするつもりかって? わからないよ。ピッチにいる最後の時まで、俺はプロフェッショナルとして戦った。さようならを言うために戦ったんじゃない。俺はすべてを筑紫、最大限のものを尽くすために戦っていた。そして今は、自分の時間を家族や友人たちと分かち合い、将来におこるであろうことを見ていくだろう。

Q:あなたが今シーズンのマラガでできたことは? 夢が最後に実現しましたか?
A:この終わり方はスペクタクルなものだった。フットボールにさようならを言うのに、ほとんど36歳にもなっているのに引退を強いるような怪我もなく終わったというのは、ちょっとすごいことだと思う。それにこの幸せな結果、チャンピオンズに出場できる4位だ。チームは歴史に残るシーズンを送ったよ。

Q:あなたが戦ったどのチームのピッチでも、あなたはいつでも喝采を受けて去っていきました。こうしたことをどう感じますか?
A:本当に素晴らしいことだよ。どんなプロフェッショナルの仕事も、人々に幸せを与えるものだ。それが上手く達成できれば、それ以上嬉しいものはない。

Q:ラウルのような魅力的なオファーは受けましたか? マラガの、あなたがいたこのエキサイティングなシーズンをどう見ていますか?
A:俺の頭にはそういうこと(中東などでキャリアを終わること)はなかったけれど、可能性はあった。でも俺は、できるかぎり高いレベルでフットボールにさようならを言うことは、はっきり考えていた。そしてそれが、リーガ・エスパニョーラだった。世界でも最高のリーグで4位だ。俺の目標は、プレイすること、そしてこのリーグでできる限りのものをすることだった。マラガにとっては、チャンピオンズで戦う来シーズンは、とても若くて多くの成長があるプロジェクトのためにも、本当に面白いものになるだろう。

Q:仲間たちからたくさんのメッセージを受けたのでは?
A:フットボールの世界の人たちから、たくさんのメッセージが届いたよ。

Q:これからも持ち続けていく思い出は?
A:最後のものがいつでも最高だ。今シーズンは本当にスペシャルだった。俺たちは4位を祝った。俺たちより上には、レアル・マドリー、バルセロナ、バレンシアがいるだけだ。これはタイトルのようなものだし、永遠に俺の記憶に残っていくだろう。

Q:試合が終わって、チームメイトたちから胴上げされた時はどんな気持ちでしたか?
A:本当にいいものだった。俺は皆ととても良い関係を築いていた。俺が感じていることについては、フランクに話すことができていたし、彼らもあれが最後の試合だろうとわかっていたんだ。
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昨シーズンの冬、マドリーではイグアインがヘルニアの手術、ベンゼマもまだモウリーニョの信頼を得ていなくて、ルートの獲得の話がかなり現実的なところまで行って……。すごく期待が盛り上がって、ルートもいろいろ努力してくれたけれど、結局は実現しなかった。あれは本当に残念だったけれど、もしあの時マドリーに来ていたら、そのあとどうなっていたんだろうか……。最後はマラガで良かったのかな、と思ったりもしています。
過去の画像を少し見返してみて、いろいろありますけど、やっぱり06/07シーズンのギリギリで優勝を決めた頃のこととか、強烈ですね。終了間際に勝ち越しゴールを決めて、ユニを投げ飛ばして喜んだイグアインのユニフォームを掲げてあげるシーンとか、今でも大好きです。

El Paisの画像集








おまけ
前も載せたかなあ。これ、大好きなんです。

ルート、PKを失敗。相手選手、ルートの目の前に来て、バカにした態度をとる。
→その後(終了間際?)、ルート、ナイスゴール!!
→ルート、自分を馬鹿にした選手の目の前へ。無表情にガッツポーズしてやる。
→イエローカードを食らう。

本当に、お疲れ様でした。

優勝報告会

2012-05-15 07:01:21 | football
リーガのこととか、元7番さんのこととか、元17番さんのこととか、いろいろ書いておきたいこともありますが、とりあえずできることから。




マドリーの優勝報告会の様子。月曜日の午前中からということで、公式とかTeleMadridとかMARCAとか、いろいろなところでLIVE中継があったんですが、見られたのは市庁舎を出るくらいから。市庁舎の前に、自治州政府での報告があり、市庁舎の後は再びバスでアルムデナの大聖堂へ移動し報告&献花、その後ベルナベウへ戻り、そこで昼食会となりました。

画像


ピッチが見えるベルナベウ内のカフェ。だいたい国ごと(スペイン、ポルトガル語圏&アルゼンチン、何語で会話してたかわからないけどフランス&ドイツ&トルコ)。下の動画見ると、イグアインがリラックスしててちょっとほっとした。

動画のまとめ
マドリー自治州政府
http://youtu.be/G1I3XbSo3hE(公式)
ほとんどがペレスとアギーレさんのスピーチですが、最後の方で選手たちの様子が。
http://youtu.be/iGvHAxcNhoU(LIGA BBVA)
ラモス「安心して、カップ落とさないから。」

市庁舎
http://youtu.be/oFs_sUY6RTM(公式)
http://youtu.be/rgbVuZSmH4I(LIGA BBVA)
イケルをはじめ何人かの選手が短いスピーチをしています。マルセロは、自分の後にベンゼマをひっぱり出そうとしてましたが、ベンゼマはニコニコしつつ壁際から動かず。さすがにこういう場だと、まだスペイン語で話す余裕はないか。

アルムデナ大聖堂
http://youtu.be/ANRcuKWGwMg(公式)
http://youtu.be/X6pXbpliWz4(LIGA BBVA)

昼食会
http://youtu.be/uV4vu25DRD4(LIGA BBVA)

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大聖堂では、優勝杯を捧げる役割がイケルとラモス、花束を持つのがマルセロとイグアイン。前回のリーガ優勝の時は、カップを持っていたのはラウルとグティだし、マルセロやイグアインなんて加入して1年ちょっと、20歳にもなってなかったくらいで…と思うと、何だか感無量というか不思議な気分…歳とったなあ、ってやつかもしれませんが。

※コメントたくさんいただいているのに放置したままですみません。すごく喜んで読ませていただいてます。

シーズンが終わりました

2012-05-14 20:04:06 | football





11/12 Liga Espanola 1a divicion Jornada 38
Real Madrid 4-1 Mallorca

マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、エジルが2点!!!!

ほとんど試合後のセレモニーばかりの画像集

試合後のセレモニー、WOWOWでは端折りに端折られていましたが、実際は試合後1時間くらいかけてゆるゆると行われてました。カンテラーノたちから1人1人名前が呼ばれて(トップに帯同したことがある選手たちなのかな)、次にトップチームの背番号が若い順、つまりカルバーリョから順々に、選手たちがピッチ中央の舞台に登場。次いでカピタネスが呼ばれ、コーチ陣が呼ばれ、最後に呼ばれたモウリーニョは舞台の前で土下座のパフォーマンス。それから皆でメインスタンドに上がり、優勝カップ授与。本当は皆で授与の瞬間「うわー」ってやりたかったんじゃないかなあ。場所が狭かったらしく、イケルとラモスの2人で、カップを受け取りました。
カップを受け取ってから再びピッチ中央の舞台に戻って写真を撮り、イケルからご挨拶。次いでラモス、そしてピピータ…。何か言う前にすでに感極まっている感じのイグアインに、アルベロアがマイクを取り上げて「ピピータ、ケダテ!(ピピータ、残ってくれ!)」と歌を歌い……感動なんだか切ないんだか思いがいっぱいなんだかで、よくわからないピピータのコメントは、後から見たら、スペイン語で読もうが日本語に訳されようが、間違いようもなく非常に不安な先行きをにおわせるもの……なんだけど、信じてるよピピータ。
その後、クリスチアーノやマルセロ、ぺぺ、グラネロがマイクでファンに話しかけ……最後にマイクを受けたカジェホンは、マイクを握りしめたまま舞台を降りてどこかへ。このあたりはWOWOWでやっていたとおり、舞台から外れたところで選手たちとファンの対話を見ていたコーチ陣の一団から、モウリーニョをひっぱり出すのがカジェホンの役目でした。以前のバレンシア戦の借りを返すつもりか、モウリーニョの背中に飛び乗って「カンペオーネ♪」を歌いだすカジェホン、そこに舞台からきた選手たちが集まって、モウリーニョからも一言。そこからは、子供たちを連れたりしながらピッチを大きく一周し、花火が上がってセレモニー終了となりました。
優勝が決まった日から何日もたっているので、喜びが爆発するというよりは、かみしめる系のセレモニーだったかなと思います。とりあえず、ピピータ・ケダテ!




普段はジャージのモウリーニョが、この最終節だけは白いシャツで登場。事前に選手たちが最終節に向けたキャンペーンで「ベルナベウを白で埋め尽くそう」とやっていたので、その模範となるためだったんだとか。


カジェホンのリベンジ。



ピピータを泣かす、カメラ魔のアルベロア。



ラウルはアル・サッドへ

2012-05-13 10:24:09 | football

カタールのアル・サッドが、ラウルの獲得を発表しました。チームと2012-2013シーズンの契約を交わしたそうです。日曜15時より、会見を行う模様。
シーズン終了後はシャルケのN.Y.遠征に帯同していたラウルでしたが、昨日でチームを離れ、この日はドーハでアル・サッドとアル・ガラファのプリンス杯(?)決勝を観戦(0-0、PK戦でアル・ガラファが優勝)。
日本語の記事、とりあえずこんなのを参考に。モリエンテスがマルセイユにいたときに一緒だったニアン、ここにいたんだ…。

詳しくは良くわかりませんが、ACLで日本のチームと対戦したりすることもあるのかな・・・っていうか、ラウル、本当に行ってしまった。


N.Y.にて。「一緒にいる最後の写真」とフラドがアップ

本日、最終節

2012-05-13 10:21:20 | football
最終節の放送は
最終節、マジョルカ戦は日曜の20時キックオフ。放送はOn Air!に回されてしまいましたが…きっとハーフタイム削って、試合後のセレモニーをたっぷり放送してくれるんだろうなあWOWOWさん。
ASによると、セレモニーではカップ授与(今回から新しいものになったらしい)、ピッチの周囲を回ってファンにお披露目、ピッチの中央から選手たちが1人1人ファンに話しかけるという企画もあるとか。
きっとたっぷり放送時間とってくれているんですよね、WOWOWさん。


総揃い
土曜日、試合前日のプレスカンファレンスは、モウリーニョ以下コーチ陣全員がひな壇に並ぶという、今シーズンの総括になりました。けっこう楽しそうです。内容は公式日本語へ


モウリーニョ、歌う

カランカ・ポルトゲス♪



月曜日の予定
木曜、アトレチコの優勝パレードや関連の画像を見ていて、そういえばマドリーは優勝パレードはしたけど、いつもの市庁舎での報告会や大聖堂のお参りはしてないなあ・・・と気づきました。月曜日の10時からだそうです。
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リーガ優勝のお祝いは、月曜日、レアル・マドリーが州庁舎、市庁舎、アルムデナ大聖堂を訪れて、終了となるだろう。マドリーは既に5月2日にリーガ優勝を決めたが、公の施設へのお披露目は12日間も遅れることとなった。なぜなら、優勝杯を日曜のマジョルカ戦後まで手にできないからだ。

選手達、コーチングスタッフ、役員達は、当日の朝9時にサンチアゴ・ベルナベウに集まる予定。バス2台が、チャンピオン達をマドリー中心部まで運ぶ。習慣的に、最初に赴くのはいつも市庁舎だったが、今回は変更が生じた。最初に訪問するのはマドリー自治州政府、エスペランサ・アギーレ知事のところで、10時が予定されている。というのは、「15-M運動(社会の現状に不満を持つ集団の抗議・反社会活動、昨年5月15日からプエルタ・デル・ソルで始まった)」が12時に集合するためで、マドリーの選手達は、それより後の時間にはその地域に入ることができなくなるためだ。
その後、彼らは市庁舎のあるシベーレス広場へと赴く。市長のアナ・ボテージャ(アスナール元首相の妻だそうな。知らんかった…)に迎えられることだろう。彼女はベルナベウのパルコの常連ではあるが、市庁舎にマドリーの選手達を迎え入れるのは初めてのことだ。
最後に向かうのはプラサ・デ・オリエンテで、アルムデナの大聖堂に献花を行う。フロレンティーノ・ペレス、モウリーニョ、カピタンたちが、マドリーの街の守護聖人である聖女アルムデナに、優勝杯を捧げる。
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(オリジナル投稿日時:5月13日11時21分20秒)

フィーゴが

2012-05-11 06:49:40 | football
フィーゴが遊びに来ました

相変わらず元気そうです。



一気に夏
水曜からトレーニング再開のマドリーでしたが、水曜はざっと見たところ、日曜のグラナダ戦に帯同しなかった選手たち+マドリーCの選手たちのみでした。木曜の夕方のトレーニングで、今週初めて全員集合といった感じ。公式の画像を見ると、マドリーは一気に暑くなったのか、ノースリーブのウェアの選手たちもいます。水が撒かれた画像もあって、夏なのかもう…。


マルセロ!
ファンとのサッカークリニック…というか、スポンサーご招待みたいなものかなあ。カルヴァーリョ、アルティントップ、シャヒン、カジェホン、アルビオル、ペペ、マルセロ、イグアイン、セルヒオ・ラモス、アダン、アルベロア、グラネロが参加。




恒例のマドリーオープンですが
悪評紛々のブルークレー、ラファは昨夜負けてしまいました。勝ったのはベルダスコですが。マドリーの選手たちがかわるがわる観戦に行くのが恒例になってますが、今年はもう行ったのかな…。とりあえず、グラネロは観戦に行き、エルゲラさんと出会ったようです。


アトレチコおめでとう

2012-05-10 07:05:24 | football



胴上げのされ方がうまいな…どこかの監督と違って。


11/12 UEFA Europa League Final
Atletico de Madrid 3-0 Athletic Club Bilbao

El Paisのアルバム

ファルカオすごい。あの角度から決めたのも、あんなゴール真正面からでも落ち着いて決めたのも。シメオネは良い感じにチームをまとめてきたようですね。
ビルバオは気持ちが入り過ぎてたのか…ふわふわした感じ、最後まで試合にフィットできなかったのが残念。選手たちの泣きっぷり、特にムニアインがかわいそうで……。

マドリーの街は2週続けてお祭り騒ぎですね。今週は、ネプトゥーノ広場へ。


元審判イトゥラルデ・ゴンサレス、正々堂々とビルバオのユニ着て観客席で応援。

白と黒と緑

2012-05-09 07:05:30 | football
来季新ユニ…
あちこちで画像が出回っているので、これで確定なんだろうなあ。体操着かドイツ代表みたい。金ユニも目に馴染んできただけに、ちょっと残念。特徴は左袖に着けられたロゴ、クラブ創立110年を記念するものだそうです。
セカンドユニはまた黒だそうで…こんな画像見つけたけど、まあロゴが蛍光グリーンなくらいはいいか。問題はサードユニ。今シーズンの赤ユニが意外に好評だったことに味を占めたAdidasは、来季はなんと緑にすることにしたんだそうで…クリスマスか。緑といっても、深い緑から蛍光グリーンまであるわけですが、どうなることやら。


バカンスかクウェートか
リーガも残すところあと1試合、最終節は13日の日曜です。なのですが、今年もまた大人の事情でそのままバカンス入りとはいかず、16日にクウェートで親善試合に出場することが決まっているそうです。
影響を一番に受けるのは、EUROに出場する代表選手たち。たとえばスペイン代表(まだ発表されていませんが、少なくともイケル、セルヒオ・ラモス、シャビ・アロンソ、アルベロアは入るはず)は、5月20日に集合することになっているとのこと。この親善試合がなければ、1週間を休養に充てることができたのに……。もっと大変なのは、親善試合が行われる16日に集合のドイツ代表(エジルとケディラ)。フランス代表のベンゼマやポルトガル代表(クリスチアーノ、ぺぺ、コエントラン)は、翌17日に集合の予定。代表選手たちは親善試合免除でも…とも思うのですが、もちろん、ベストメンバーで来ることという契約条項が盛り込まれているとのこと。
とりあえずモウリーニョは、選手たちには試合当日まで休養を取らせ、試合日当日に現地に移動、試合後はそのままバカンスへ(ただし代表選手たちを除く)と考えているのだとか。

しかしまあ、試合時間(現地20時30分)で気温が37度~39度だとか。選手の使い方には、モウリーニョはもちろん気を配るでしょうけど、厳しい親善試合ですね…。


バカンスが明けたら
今年もまたプレシーズンは、アメリカの同じ場所でやるんだろうと思います。今のところ、8月2日にベッカムのいるL.A.ギャラクシーと(カリフォルニア、カーソンで)、8月5日にベガスでユーヴェと対戦する予定が入っているようです。


英語で

下の記事に載せたALMA NADAL、テニスのチャリティマッチのプレゼンテーションでの、ナダルや選手たちのコメント動画。アロンソもグラネロも英語いけるんだったな、と改めて気づいた。グラネロの英語はめったに聞けない気がするので、ちょっと貴重な気分。


プジョルのこと
エスパニョール戦で膝に違和感があったため検査の結果、手術が必要になり、全治6週間の見込みとのこと。EUROにAdios、と各紙。残念です。

カジェホンの振り返り

2012-05-08 06:59:11 | football
カジェホン「来シーズンも同じように続けていきたい」
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Q:リーガで優勝、先日のグラナダ戦はもうリラックスして入ったのではないかと思いますが…
A:試合はおかしなものになってしまい、僕たちは、グラナダのゴールで難しい状況になってしまった。グラナダは命を懸けた戦いをしていた。でもタイトルをすでに手にしたというのは言い訳にはならないね。このユニフォーム、このエンブレムをつけている以上100%、それ以上で、常に戦わなければいけない。

Q:カルメネスのファンは、あなたがピッチに入るときに拍手を送ってくれました。どう感じましたか?(カジェホンはグラナダ出身)
A:すごくうれしかったよ。グラナダにいることを誇らしく感じたし、彼らには残留してほしいと思う。彼らが最後には負けたのは少し悲しかった。それで、グラナダはすごく不安で複雑な状況に置かれてしまうわけだから。でも、彼らがラージョに勝つことを願っているよ。

Q:あなたはマドリーでの最初のシーズンを過ごし、非常に良いものを残しました。あなたが今シーズン一番の補強選手だったと考えている人たちもいます。
A:いいね、僕が努力してきたことは、良いチームメイトになろう、良いフットボール選手になろうとトレーニングをすること。レアル・マドリーの今シーズン一番の補強選手になろうとしていたわけじゃないんだ。

Q:そして今は、シーズンの終わりまで1試合を残すのみです。あなたのマドリーでの1年目を振り返ってどう感じていますか?
A:個人としてもチームとしても、すごくうれしいよ。本当に素晴らしいシーズンだったと思っている。僕たちはリーガを勝ち取り、目標を達成した。

Q:今シーズン、あなたは13ゴールを決めて、多くのチャンスを楽しんできましたね。個人レベルで、来シーズンに期待することは?
A:今シーズンと同じように続けていきたいね。

Q:もっと出場時間があったら、もっと嬉しいでしょうか?
A:僕はプレイし、ゴールを決め続けていきたい。このマドリーのユニフォームを着て、タイトルを勝ち取り続けていきたいんだ。

Q:リーガは勝ち取りましたが、チャンピオンズの準決勝で、バイエルン相手にペナルティで敗れたことはトゲとしてのこっています。思い切って「デシマ」をファンに約束してくれますか?
A:そうなるといいね、取りたいよ。
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ALMA NADALのお披露目記事1記事2
7月14日にベルナベウで行われるチャリティマッチ、ラファ・ナダルvsノバク・ジョコビッチ戦のプレゼンテーションがベルナベウで行われました。フットボールの選手たち、約4日間の休養とは言いましたけど、グラネロとシャビ・アロンソが駆り出されている…って、ラファが来てくれるならイケルとクリスチアーノでお迎えするべきなんでは…。他に、スーツをきちんと来たモラタと、モウリーニョ、カランカも登場。フロレンティーノ・ペレスが、おそらく優勝が決まってから初めて、公の場でスピーチをしております。お褒めの言葉ラファも、やっぱりタイトルを喜んでくれているようです。





ゆる記事
夜の祝勝会会場へのグティさん乱入ニュースを見て、他に関連ニュースはないか…と探しまして、ビルバオから帰ってきた夜、というか明け方のこんな話。globovisionという、初めて見るニュースサイトのようにも思いますが…
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ビルバオでの勝利後、レアル・マドリーの選手達は、水曜早朝に祝勝会

3時30分にマドリーに戻ってきたにも関わらず、「メレンゲス」の何人かは、マドリーのハイクラスのクラブMOMAに姿を現した。彼らはトレーニングウェアを着てマドリーに到着、空港に駆けつけたファンたちに囲まれて最初のお祝いをした後、着替えてそのままMOMA56に向かった。
目撃者達の話によると、およそ4時頃に彼らは、こうした場合に相応しいことで知られる部屋に、レアル・マドリーのイムノが流れ、人々が「カンペオーネス、カンペオーネス!」と歌う中、到着した。選手達はそれぞれの得意なこと、踊ったり、アンセムを大声で歌ったりしていた。イケル・カシージャスを含めてほとんどの選手達がいたようだが、ブラジル人のマルセロだけが欠けていた。グティもまた、恋人のロミーナ・ベルーシオは抜きで姿を現し、2年前まで彼の所属だったチームのお祝いに加わった。
MOMAのVIPエリアは、クリスチアーノ・ロナウドや、マドリーの他の選手達の夜の隠れ場として好まれる場所のひとつだ。例えば3月には、チャンピオンズ・リーグの準々決勝突破を祝っての集まりがあった。最終的にそのタイトルは逃したが、ラ・リーガを獲り、再びMOMAで祝うことができた。
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夜の隠れ場、バレてるじゃん。でも、翌日の朝から優勝イベントでなくてよかったですね。2002年のリーガ取った時は、確か飲み過ぎたマッカがお昼頃(11時くらい?)からの優勝報告会に遅刻してた気が…。

モウリーニョ断言

2012-05-07 07:04:35 | football
「イグアインは残る、6000万ユーロのオファーが届いたとしても」

スペインのマスコミの個人インタビューって、いつ以来だろう…というくらい珍しい。モウリーニョがABC.esのインタビューに答えた、という記事をASから一部。ABCの元記事はどうやら有料なので…。とりあえず、イグアインのこととアダンのことについて。時間があれば残りもまた後で読んでみようと思います(連休終わってしまいましたし)。 →読み終わりました。
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プレスカンファレンスでの沈黙を経て、モウリーニョはdiario ABCのインタビューで、自身のこれまでを見直し、レアル・マドリーにおける自身のステージを査定し、フロレンティーノ・ペレス、ペップ・グアルディオラといった人物についての質問、ゴンサロ・イグアインとそのチームを離れる可能性について話をした。

「イグアインは出て行くことはない、なぜならそんな気前の良いことを私はしないからだ。4000万ユーロ、5000万、6000万ユーロのオファーがあるかもしれないが、このクラブは売らない。私の来シーズンの2人のセンターFWは、イグアインとベンゼマだ。」

年目に国王杯を獲り、2年目でリーガを獲得。リーグタイトルの保持者であったバルセロナとペップ・グアルディオラを追い越した。これはサイクルが変わるということか?
「リーガのタイトルを獲ることは、バルセロナのサイクルを破るのに非常に重要なことだった。歴史上最も重要なクラブであるレアル・マドリーのために重要なことであり、この点を許すわけにはいかない。サイクルについて話をするのは難しい。バルセロナについても同じことで、近年の最も才能に恵まれたチームであるということすべてをもっても、2年続けてチャンピオンズを獲ることは適わない。」

レアル・マドリーの監督はまた、ペップ・グアルディオラがバルセロナの監督を辞任するに当たって疑問を呼び起こした言葉を高く評価した。今シーズンバルセロナが受けた審判の判定についての発言だ(ペナルティがあるべき時に吹かれなかった、という批判に受け取られた)。
「私はグアルディオラを、彼が選手で私がアシスタントコーチだったことから知っている。彼については、私は良い思い出を持ち続けている。そして人生は変わり、人も変わる。監督とは過ちを犯すものだ。ノーマルでないのは、パーフェクトなイメージを売ること。それから後になって、結局、パーフェクトなものは何もないのだ。私は、パーフェクトなイメージを打ったことは決してない。私は、自分の欠点を隠そうとしたことは決してない。しかし、人はそれぞれ違うパーソナリティを持つもので、欠点を隠す人もいる。しかし結局は、時間がすべてをさらけ出してしまうのだ。フットボールでも、人生でも、誰もパーフェクトではありえない。」
(こうして読むと、「パーフェクトなイメージを売っていると、モウリーニョがペップを批判」とかいった感じの記事は、マスコミが勝手に切り出したミスリードに読めますね。この発言を文脈から読んでいくと、レフェリングについての発言が批判されたペップに、「いーんだよ、別に完璧じゃなくてさ」という、批判じゃなくてむしろこれはエールみたいなものに受け取れたんですが。)

「私の今の目標は、レアル・マドリーでもっとリーガを勝ち取ることだ。この家で私の時間を過ごした後では、いつでもイングランドやイタリア、スペインで働くつもりでいる。」
「今現在、私にはここでのさらに2シーズンの契約がある。私の家族も私も、以前にはなかった安定を喜んでいる。だから我々は、レアル・マドリーで続けていくことに魅了されている。

レアル・マドリーへの加入とフロレンティーノ
「私はインテルが大好きだ。しかしフロレンティーノは、ここでのプロジェクトに私の希望を持たせた。気持ちの面でね。フロレンティーノは私に、マドリーが私を必要としている、と言ったんだ。そして私もまた、私のキャリアでのそういう時期にいた。もし私が、今日私は疲れてしまい永遠に監督であることを止めると言ったら、私のキャリアはパーフェクトなものになるだろう。マドリーで監督をすることは続くし、私のキャリアの最も難しい仕事であり続けていくことだろう。」

そのフットボールスタイル
「私は、レアル・マドリーの美しい試合を愛している。ボールポゼッションのために敵を疲弊させるというのは好きではない。ダイレクトで、ダイナミックで、素早く、強さのある試合、強烈な場面転換のある試合が好きだ。このスタイルに適合するよう、特別なテクニック、フィジカル、サイコロジカルな条件が構成されたフットボールが好きだ。マドリーが遂行しているフットボールを愛している。」

「フゴネス」と「トラバハドーレス」(キープレイヤーと労働者プレイヤー)
「選手を『フゴネス』かどうかと評価するのは難しいことだ。なぜなら、もしある選手が技術的に優れていても、それ以外のものを持っていなければ、私と共にプレイするのは難しいからだ。才能は基盤となるもの、しかし情熱や大志、心といったものも、やはり同じように重要なのだ。」

チームとの関係
「イケルが私にこう言ったことがある。『ちくしょう、シーズン通じて、あんたが俺達に酷いプレッシャーをかけてくる時があった。あんたはこのチームにとってとんでもない野郎だ』と。それから私達は大笑いしたよ。何がその原因か私はわかっていた。プレッシャーとモチベーションだ。バイエルンとの対戦で敗退した後、彼らは最も愛情にあふれた監督を目にしただろう。私はこう言った。『落ち着こう、カンペオナート(リーガタイトル)を獲るんだ』と。いつでも、あらゆる物の中からベストのものを手にするべきだ。」

GKを探していること
「アダンは続けることを望んでいない。彼は、『僕はレアル・マドリーにすごくいたいと思う、でも、僕は毎日曜日にプレイしたいんだ」と言った。私はその野心に感嘆している。私の仕事は、アントニオに残るよう納得させることで、このことでイケルの助けを求めた。この話はゆがめられて、我々がイケルに責任を負わせたがってるように伝えられた。カシージャスとの間に問題はない。何の逸話もない。」

個人として批判を受けること
「私は気にしていない。もし私の子供達がそれを読んだら傷つくだろう。『見てお父さん、こんなことを言われてる』と。そういう人たちは、それで私を傷つけると思っているのだろうが、私はこう言おう。『なんということはない』」

ペペについて
「彼は残酷なシーズンを送っている。人々は、その証拠にひれ伏すべきだ。彼にはそのパフォーマンスの2倍の価値がある。彼のポジションの多くは、イタリアやイングランドでプレイしようとするだろうが、彼は常にマドリーだと言ってきた。そして私が契約できるなら、これ以上最高の契約はないだろう。」

ベンゼマについて
「ベンゼマは非常に素晴らしい。彼の試合のいくつかの点では、私は妥協しなかった。『私にはそれは受け入れられない、お前はこうしなければいけない、お前はこう変わらなければいけない』と。しかし、彼が成長したことの最も大きな理由は、彼自身だ。
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原文&日本語
で、結局ABC.esの原文が見つかりました。ながー……。だいたいの内容は、マドリー公式にほんごが載せてくれているっぽいので、そちらをご覧下さい。


グティさん登場(したらしい)
ASの小ネタで拾ってきたニュース。ビルバオ戦で優勝を決め、深夜にマドリーに戻ってきた選手たちの一部は、そのままMOMA56というバーに遊びに行き、タイトル獲得をお祝いしたそうです。しかもそこにはなぜかグティさんがいたと。グティさんはDJのマイクを取り上げてマドリーのイムノを歌い、他の選手たちは「アラ・マドリ!」のコーラスを合唱したと……。
選手たちが挙げてた写真で、唯一これだけ、昼の食事会でもないし、雰囲気はお酒入ってるし、どこかなあと思ってたんですよ…この時のだろうなあ。


かろうじて97ポイント

2012-05-06 18:29:07 | football
11/12 Liga Espanola 1a divicion Jornada 37
Granada 1-2 Real Madrid C.F.
マドリーのゴール:クリスチアーノ・ロナウド(=PK)、O.G.

画像

パシージョもしてもらったのに、グラナダにとっての最後のあまりにも報われない展開に、何ともいえない試合でした。
今回は、結局最後まで、召集選手リストが出ないままだったような…イケル、セルヒオ・ラモス、ケディラは帯同せず、(ラスとアルティントップも呼ばれず)、エジルとコエントランはサスペンション。先発は、GKにアダン、DFは右からアルビオル、バラン、カルバーリョ、マルセロ、中盤にシャヒンとグラネロ、その前にカカ、ディ・マリア、クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ。
ということで、本日カピタンだったのはマルセロですが、そのマルセロのボールロストから、試合開始5分もたたないうちに失点。

のあたりから、後半が始まるまで記憶がないんですが、見直さなくてもいいかな…。良い展開だったら、召集に入っていたナチョを起用したりできただろうに…。

モウリーニョにそんなつもりはなかったかもしれませんが、はからずも、今後に向けて問題点を改めて認識できる試合だったかなあと思います。
まず、シャビ・アロンソの代わりになる存在をどうするのか。いるといないとでは、本当に試合の流動性とか、攻撃の手口とか大きく違う。今季は怪我もほとんどなく、サスペンションも悪いタイミングにあたることもなく、ほぼ一貫して起用できましたが、年齢的にももうベテラン。攻撃の起点となり、上がって行ってしまうマルセロのカバーをし、セントラルの守備のサポートをし…という仕事を代わってできるのは誰。シャヒンには、そこまで多様な仕事を一気に任せるわけにはいかないようですし…。
それから右ラテラルに、アルベロアの控えになれるような。セルヒオ・ラモスが今後もセントラルで起用されるのであれば、右にアルベロア1人という分けにはいかないだろうと思います。今季は、ラスやコエントラン、アルティントップも試しましたが、これなら大丈夫とは思えなかった…。昨夜はアルビオルでしたが、アルビオル上がらないし、ちょっと右もやってくれというのは無理があるかなあ。ナチョ、右ラテラルもできるんでしたっけ?

選手たちには、少し長めのオフが与えられます。水曜の17時からトレーニング再開だそうなので、4日間近いお休みということになります。いよいよシーズンも終わるわけですね。





イグアイン兄のコメント
現在アルゼンチンのコロン・デ・サンタフェでプレイするイグアインの兄フェデリコのコメント。
「弟のゴンサロは、マドリーから出て行くつもりはない。彼は、とても愛されているその場所で、とても快適にしていて非常に落ち着いている。現時点で、出て行くつもりはないよ。」
「マスコミはすごく誤解を誘っている。どの新聞も本当のことを言っているものはない。」

売り物ではない

2012-05-05 11:08:15 | football
どう見ても少ない
祝勝会も一区切り、マドリーの皆さんは、昨日夕方からトレーニングを再開しました。という記事が公式にあるんですが…うーん…人、少ないよなあ。いつもどおり、ルイ・ファリアとリカバリートレーニング、という試合に先発した選手たちグループ、ぺぺにイグアイン、シャビ・アロンソ、カジェホン、クリスチアーノと5人しかいない? GKも、下部組織からトマス・メヒアスとパチェコが召集されてトレーニングだったそうですが、アダンはいるようだけど、イケルがいないような。その他のグループも10人? グラネロとアルビオル、マルセロ、カカ、ディマリア、バラン…あとは確認しきれませんでしたけど。
最後から2試合目、グラナダ戦は土曜の21時キックオフ(各地一斉開催)。選手たちは土曜の昼にバルデベバスに集合して体を動かした後、グラナダに向かうそうです。試合に出る選手は、かなり入れ替えがありそうですね。こういう機会にカンテラの選手たちを…とも思うのですが、彼らはまだ重要な試合(セグンダ昇格決定戦)が先にあるので、優勝の決まったトップチームがピックアップする必要性もないだろうし…。


「イグアインは売り物ではない。」
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イグアインとその近い将来についての問題は、シベーレスでのお祝いの中にあった様子や仕草を見たマドリディスタのファンに、イグアインはモウリーニョが次のプレシーズンをスタートする時にいるのかどうかといった疑問を持たせたままでいる。おそらくこうした理由から、クラブは、ピピータを待つ不確かな運命についてのうわさが拡大するのを避けるため、その立場をはっきりと決めている。ベルナベウの上級の部門から、確固としたメッセージが送られている。それは間違いようのないものだ。
「イグアインは売り物ではない。彼には数年の契約があり、ここに残るだろう。」
この疑いを払拭するためのメッセージは、彼の価値を高めるための、クラブが強調する、戦略的な思惑もあるだろう。
「もし我々が、どうでも良い移籍金をセットしているというなら、すでに彼を売りに出していることだろう。そうではない、モウリーニョは彼を戦力としてカウントしている。唯一、彼が出て行くことができるとするなら、誰かが2億ユーロの違約金を持ってきた時だ(200億円そこそこってとこですか)。」
選手自身は、ファンからの愛情を感じている。しかし完全に幸せというわけではない。後半戦では控えからのスタートが習慣的になり、バイエルン戦やカンプノウでのバルサ戦では、ほとんど出場時間がなかった。イグアインは、ベンゼマとの先発争いに敗れたと感じており、だからこそ誘惑的なオファー(PSGのような)に、移籍を考えさせられているのだ。
「もし彼を、たとえば5000万ユーロで売ったら、代わりの選手に別の5000万ユーロを投じることだろうだろうし、その選手はチームに馴染んでいないのだ。彼を出て行かせるのは過ちだ。」
イグアインの不満はまた、彼と同じヒエラルキーにある選手たちよりも給与が低い点にある。昨シーズンの契約延長で年俸は380万ユーロになったが、彼の主張は500万ユーロ近辺である。
ロッカールームに近い情報筋は、現在の状況を静めるものだ。
「ピピータは、どこかへ行ってしまうつもりだとは我々にも言っていないし、彼のチームメイトたちも彼が6月にいなくなるだろうとは考えていない。シベーレスで見られたシャツは、噂に上っていることとは逆のものだ。チームメイトたちは、彼についてこんなにも出て行く噂が流されていることで、彼を必要としている気持ちを伝えたがったんだ。」
今、決断はイグアインの側にある。
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ここのところあれこれうわさが立ち上っている上に、下の記事に載せたイグアインの写真からわかるように、シベーレスで来ていた記念シャツが他の選手たちからのサインで埋まっていたことから、さらに疑惑が増し……という、ファンにとっては不安なことこの上ない状況。ASも、片手では今にも出て行きそうな記事を書きつつ、こんな状況整理な記事も載せています。
いっつも思うんですが、イグアインが他のチームにいたら、マドリーは札束抱えて真っ先にすっ飛んで行くと思うんですよね……。それくらいの選手です。


アイトール・カランカ、試合前日のプレスカンファレンスより
「誰も納得させなくていい。イグアインは、彼が我々にとって非常に重要な選手だということをわかっている。それは、セレブレーションの中でも、ロッカールームでも見て取れること。そして我々がすでに話したことをそれ以上言う必要はない。我々は彼を来シーズンも保持する。もし誰かが彼と契約したいなら、クラブと話すことだ。我々は彼を出て行かせたくないのだから。」


モウリーニョが規則を変える?
ということで、再び試合前プレスカンファレンスにはカランカが登場したマドリーですが、もしかしたらこれも今シーズン限りかも、といのがASの記事。
シーズン終了後、LFPは来季に向けていくつかのルールの見直しをするそうですが、その中に、各クラブの監督は試合前、試合後のプレスカンファレンスに出席すること、というUEFAに倣ったルールができる可能性があるそうです。AS曰く、「今シーズン最もプレスに敬意を払わなかった」のは、もちろんモウリーニョなわけですが、これはLFPへの不敬にもあたるようで……。
ま、3年目ならもうちょっと穏やかなプレスとのやり取りができるんじゃないでしょうか。定型文すぎるのもつまらないけど。


やっぱり主役はこの人
一昨夜のシベーレスパレードを見ていて思ったのは、やっぱりイケルは一人別格だったなあということ。女神様に旗とマフラーを巻きつける大役はもちろんですが、あの廻り舞台の上からファンに一生懸命語りかけようと、思いを伝えようとしていたこと、風格、単に喜んでいるのではなくて、まだまだ先があるよという静かな様子。イケルが、舞台の上からさかんに両手をファンに見せていたの、あれは「次はデシマ(CL10個め)を取ってくるよ」ってサインだろうと。






Grande, Arbeloa



英語で20分
スペイン語はわからないけど英語ならいけるという方に、総集編20分。

Fiesta en Cibeles!!

2012-05-04 01:44:14 | football

今回は女神への感謝のキスはなし…去年やり過ぎたから?


LIVE
TeleMaadrid
MARCA
公式

お好きなものを。









画像(多すぎ…)
公式



動画
ビルバオからマドリーへ、飛行機内の様子
イケル撮影。なぜマラドーナ。
クアトロ版。フランス人とドイツ人がおとなしい。
公式Youtube。画質がきれい。

パレードの様子
Liga BBVAから。
もう一つBBVAから。エジルも踊る。
公式Youtube
選手たちのコメント

クアトロのニュースへのリンク。セレブレーションのハイライト。全長16分のうち、頭から14分ほど。

優勝!!!!

2012-05-03 07:05:49 | football


11/12 Liga Espanola 1a divicion Jornada20
Athletic Bilbao 0-3 Real Madrid C.F.

マドリーのゴール:ゴンサロ・イグアイン、メスト・エジル、クリスチアーノ・ロナウド

やった!

画像:試合中
画像:試合後、セレブレーション

公式:Campeones de Liga!
公式:ロッカールームで
公式:帰りの飛行機の中
公式:バラハス空港に到着



感想的に
いきなりPKをもらったものの、これをクリスチアーノが失敗。まだまだ時間があるとはいえ、微妙な空気にならなければいいが……と思う間もないほどのタイミングで、イグアインの先制ゴールが決まりました。これ、大きかったですね。しかもクリスチアーノ、エジルとつないで、すっきりと決まったナイスゴール。エジルの追加点も、クリスチアーノからの絶妙な起動のラストパスから。クリスチアーノ自身もちゃんと1点決めました。ま、最初のPKや、最後の方の1対1を決められてたらハットトリック……いやいや、今日の働きで十分。やっと決まったリーガ優勝です!

ビルバオファンには申し訳ないながら、サン・マメスでしばしセレブレーション。何かお祝いというと、さっさと引っ込んでしまうイメージだったモウリーニョが、ガッツポーズしながら胴上げされ、選手たちと思う存分ハグをして喜び合っている様子に、大きな目標を達成したんだなあと改めて思いました。試合中に交代で下がってくる選手、イグアイン、エジル、カジェホンをしっかり抱きしめていたのも、1シーズン分の思いが結集する試合だったんだなあと、しみじみさせられるシーンでした。

シベーレスでのお祝いは、木曜19時からとのこと。日本時間だと本日深夜ですので、あちこちで画像を拾ったりコメントを読んだりしながら待ちたいと思います。


両腕にストライカーでご満悦。これ好きだなー。



初めてのリーグタイトル(どのリーグであれ)となったのは、(念願の)シャビ・アロンソ、アダン、アルベロア、カジェホン、グラネロ、エジル、バラン。

セルヒオ・ラモスのコメントより
「マドリディスモに祝福を。シベーレスに行くのが、今夜か明日か、皆と祝うのが楽しみだよ。カップを掲げて、でも投げないよ。」
「こんなに接近したリーグ戦を勝てたのですごく嬉しい。僕たちはこのタイトルに値すると思うし、「ラ・カテドラル」でリーガを手にできた、これは大きな成功であり本当に素晴らしいこと。タイトルを手にするのにふさわしい素晴らしい場所だ。」


ゴンサロ・イグアインの試合後のコメント
「僕の将来について話をするつもりはないよ、リーガのことについてだけだ。自分が何をするかを僕はわかっている。僕がしなければいけないのは、チームメイトたちと祝うこと、そしてファンの皆と祝うこと。すごく嬉しいし満足しているよ。僕には2年の契約があるし、僕は落ち着いている。」
「これまでリーガやチャンピオンズを戦い、ゴールを決めたことと同じに、嬉しいよ。何ヶ月も戦ってきて、2節を残してタイトルを手にするのはファンタスティックなものだ。」
「本当に嬉しいよ、チャンスを活かそうとしていたんだ。今日はスペシャルだ。僕達自身の力でチャンピオンになり、ゴールもできて、満足だし嬉しいから。苦しい時もあったけど、良いものが待っていてくれた。ボールを見て、僕が必要としていた時にいてくれた人たち皆のことを思い出した。良い時には多くの者が訪れるけど、悪い時には誰よりも愛するものだけだからね。」

あと3ポイント

2012-05-02 09:57:55 | football

サイン会担当はカジェホンと、元ビルバオのカランカ



アスレチック・ビルバオ戦、召集選手
GK:イケル、アダン、トマス・メヒアス
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、コエントラン、アルビオル、アルベロア、バラン
MF:カカ、エジル、グラネロ、シャビ・アロンソ、ケディラ、カジェホン、シャヒン
FW:クリスチアーノ・ロナウド、ベンゼマ、イグアイン

サスペンション:ディ・マリア
監督判断による欠場:ラス、アルティントップ、カルバーリョ

ディ・マリアが前節で黄色5枚を貯めたのでサスペンション。代わって入るのはカジェホンかグラネロか…なんて記事が出ていたり。召集は計20名なので、最終的に2名がはずれます。
あと3ポイント、つまり勝てばリーガ制覇が決まりますが、いろいろと因縁のあるビルバオのしかもホーム。フエラで優勝を決めるというのは、おそらく簡単にはいかないことだろうと思われます(前回は、オサスナのレイノ・デ・ナバラで優勝を決めたような気もしますが)。スタジアムの雰囲気はすごいことになりそう。
何日か前に、ビルバオの会長ウルティアは、「サン・マメスのファンはフロレンティーノ・ペレスの出迎え方を知っている。」とか脅しをかけてまして(国王杯ファイナルのベルナベウ開催を拒否ったことの因縁と思われる)、余計な騒動を避けるためかどうかわかりませんが、フロレンティーノ・ペレスは、今回帯同しないという話もあります。ついでに言うと、上のウルティアの発言を受けてカランカは、前節のセビージャ戦後に「サン・マメスでチャンピオンになったら素晴らしいことだろうね」とか……カランカもけっこう言う。
試合は5月2日(水)22時より。


アルビオルのリポート、1 「セニョーラ(ご婦人)がバス間違えて乗ってきたよ…」



アルビオルのリポート、2



エステバン・グラネロ、Bwinインタビュー(AS)から抜き出し
「僕はアマチュアとして多くのリーグタイトルを手にしてきた。そして今は、選手として祝いたいと思っている。まだ何も勝ち取ってはいないとしても、近づいているんだ。」
「僕にとって、レアル・マドリーのエスクード(盾、エンブレム)を守ることは僕の人生。(人生の)大部分で、それがついたユニフォームを着て、トレーニングをし戦ってきた。子供の頃から、マドリーは僕を教育し、選手として、人として、僕を作り上げてきた。」
「いつだって、僕はプレイすることが好きだ。自分の義務を果たそうとしているし、それは監督が僕を戦力とした時のために準備ができているようにすること、そしてこのユニフォームとファンに値するようなレベルであること。それこそが僕の目標であり、僕の責任だ。」

画像はアルベロアから。