ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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中一時代のルネの記事②

2011年01月15日 | 3回目の来日
 昨夜、レコード売り上げランキングによって決定されたアイドル・ベスト50を発表する歌謡番組が放送されていました。もちろんカナダの歌手であるルネ・シマールがランク・インするとは思っておりませんでしたが、つい懐かしくて、普段は歌番組などほとんど見ないシマ姉家でも夫婦で見てしまいました。

 ルネ・シマールを知ってからというもの、私は外国人歌手の歌唱力に魅了され、日本の歌謡界に対する興味が薄れてしまいました。しかし、ルネの来日があった頃、歌謡番組は娯楽の代表格でした。新曲が出るサイクルも今のように短くなかったためで、当時のヒット曲は誰もが知っているという時代でした。
 また、当時のアイドル、新御三家の西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎、中三トリオでスタートした山口百恵、桜田淳子、森昌子、外国人タレント・ブームで人気だったアグネス・チャンや5人兄弟のグループ、フィンガー5などは年代も近かったので、ルネと共演したり、一緒にインタビューされたりすることが多かったようです。

 今回紹介いたします中一時代」の3月号に掲載された記事は、1975年1月にルネ・シマールが3回目の来日をした時の様子を報告したものです。ルネと一緒にメイン・キャラクターを務め、年間購読予約の広告で共演していた山口百恵を差し置いて、桜田淳子とツー・ショットというのがちょっと意外でしたが…。過去ログでも書いたとおり、この時一緒に同行したリン姉さんは西城秀樹のファンで、「スター家族対抗歌合戦」で「雨にぬれても」を歌ったりもしました。また、「ルネとカナダでX'masパーティー」の記事を書いた時は分かりませんでしたが、ルネは日本のファンとバンクーバーで交流した後、途中フランスに立ち寄り、オランピア劇場で3日間コンサートを開いてから来日していたようです。何というハード・スケジュールなのでしょう。前出のツアーに参加されたマリアさんのお話では、ルネは風邪を理由にパーティーで歌を歌わず、翌日は急いでどこかに発ったとのことでした。私はそのまま来日したのだとばかり思っていたのですが、実はパリを回っていたのですね。


帰ってきた天才スター!!
  ルネ・シマール


 新曲『愛の翼をひろげて』のキャンペーンのためにやってきたルネ。忙しいスケジュールのあい間をぬって、おもいでの帝国劇場をおとずれたり、いっしょにやってきたおねえさんを案内したり、久しぶりに日本の空気を胸いっぱいすいこんでいたよ。


        ▲「会うたびにきれいになってくね」
        淳子ちゃんとの再会に大喜び。



        ▲おはしの使い方もうまくなった。

 ▲日本がはじめてのリーヌねえさんを銀座に案内した。



ー3度目の日本はどう?
ルネ 前は2度とも天気が悪くて日本の人はかわいそうと思ったんだけど、こんどは冬なのにあたたかく、晴天ばかりですばらしい。
ーカナダのお正月ってどんなふう?
ルネ おおみそかは家中で徹夜するんだけど、この日は子供でもお酒がのめるんだよ。それから、年が明ける瞬間、車のホーンをみんないっせいに鳴らすの。
ーこれからの予定は?
ルネ 12月に公演したパリのオリンピア劇場からまた申し込みがあって、2月に1週間公演するよ。それにテレビや映画祭にも出るしフランスとアメリカではレコードのふきこみがあるんだ。それから、日本にはまた3月にはやってくるよ。




▲「愛の翼をひろげて」
 3月にまた日本に行くよ。その時は、全国縦断コンサートを予定してるからヨロシク!!



 この来日時、ルネが出演した深夜のFMラジオ番組を聴こうとラジオをセットし、寒いので布団に入ってたら疲れでウトウトしてしまい、気付いた時には番組が終わっていて、自分の不甲斐なさに涙した苦い想い出がよみがえります★
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