ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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Ma mere chantait toujours

2022年09月23日 | ルネの妹ナタリー

 今日は秋分の日

 彼岸の中日で、9月の2度目の3連休の初日です。台風14に続き、台風15号の影響が心配です。朝から雨が降っていますが、シマ姉家では、おはぎを手作りしてお墓参りに行きます。ちなみに前回の書き出しが間違っていたのに気付いたのが21日で、とんだ赤っ恥でした(爆★)

 

 

 ルネは「LE DINER DE CONS 奇人たちの晩餐会」が千秋楽を迎えた後、しばらくお休みしていたようですが、9月16日(金)にアルバム「Condorコンドル」の仲間たちとTV番組に出演しました 力強く熱唱するルネの歌を、下のリンクをクリックしてfacebookでお楽しみください!! 

 

Prière de ne pas envoyer de fleurs Facebook

 

 こちらは、Radio-Canadaで放映された「Musique Infoman 2021 : Tourne la page」♪ 2021年版の”Tourne la pageです。還暦とは思えないルネのダンスに魅了されてくださいね

 

 そして、ジョゼフ君がfacebookで、私が推測した、日本で1983年12月に発売予定が中止になった、ナタリーの幻のファースト・アルバムの収録曲である、ザ・タイガースの「銀河のロマンス」と「花の首飾り」について投稿したところ、ナタリーからコメントが入り、ナタリーが実際に日本語で歌っていたことの確認が取れました!

 このことについては、当時制作のプロデューサーだった宮住俊介氏から、彼の音楽ブログで私が直接得た情報ではありました。日本語で歌った曲はもう1曲「Ma mère chantait toujours (母はいつも歌っていた)」の日本語バージョンだったということも、宮住氏から情報を得ています。しかし、ルネのファースト・アルバムの前例から言えば、日本語で歌われた曲がもう1曲あったのではないかと考えていました。それに関しては、ジョゼフ君も同じ考えでいます。ジョゼフ君はSonyMusicに直接問い合わせて、当時録音したテープが保管されているかどうかを確かめましたが、見つからなかったそうです。

 

 

 過去ログでも書きましたが、1983年当時、ALFAレコードの宮住俊介氏がプロデュースし、ルネにそっくりなナタリーをデビューさせて「夢よもう一度作戦」を展開することになりました。しかし残念ながら、その時は何も起こりませんでした。
 ナタリーのファースト・アルバムはその年の12月に発売が延期された後、中止になってしまいました。宮住俊介氏が作ったというこのアルバムに収録されるはずだった、ザ・タイガースの「銀河のロマンス」と「花の首飾り」について、「本当に可愛くて素敵でしたよ。」と宮住氏は語っていました。その音源は今どこにあるのでしょう。

 仏語の曲でルネが日本語で歌った曲は、ルネもカナダで録音していますので、その時のテープを使ったのだと思われます。私が推測した収録曲は次のとおりです。

幻になったナタリーの日本のアルバム - ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~ (goo.ne.jp)

Nathalie Simard - Ma Mere La Mere in Japanese - YouTube

<A面>(日本語の歌)

1 5月の手紙(Boy)

2 海の中のあなたへ~LA MRE,MA MERE~ 

3 銀河のロマンス

4 花の首飾り

5 Ma mère chantait toujours(母はいつも歌っていた)

<B面>(仏語の歌)

6 Non ne pleure pas(ミドリ色の屋根)

7 Ave Maria(小さな生命)

8 L'oiseau(鳥)

9 Laissez-nous au moin le Soleil(美しい星)

10 Tous les enfants du monde(ABBA『チキチータ』ルネとデュエットしたデビュー曲)

11 Quand je serai Maman

 (私がママになる時:ルネがファースト・コンサートで歌ったザ・タイガース『廃墟の鳩』)

 

 今回は、ナタリーが日本語歌詞で歌ったという「Ma mère chantait toujours(母はいつも歌っていた)」を紹介いたします。この曲は2人と親しく、ルネの結婚式でお祝いの歌を歌ったジネット・ルノが歌ってヒットした曲です。

 仏語詞は、母親がいつも歌ってくれた歌を、今度は自分が娘に歌っているという内容です。当時ほとんどの日本のアイドル歌手が歌っていたのは恋愛の歌でしたから、日本で紹介するために内容をかなり変えたのではないかと推測されました。まあ、ナタリーが歌った仏語詞の『廃墟の鳩』も、全く違う内容の歌詞になっていますから、同様のことが言えるでしょう。

 

https://www.facebook.com/morinmarielle/videos/10223616784873968

Ma Mère Chantait Toujours

※Ma mère chantait toujours, la la la
 Une vieille chanson d'amour
 Que je te chante à mon tour
 Ma fille tu grandiras
 Et puis tu t'en iras
 Mais un beau jour
 Tu te souviendras à ton tour
 De cette chanson-là※

Il était un matelot
Qui pour gagner
Le cœur des filles
Leur promettait des jours plus beaux
Sous le ciel des Antilles
Bien vite elles lui rendaient les armes
Mais quand il repartait sur l'eau
Leurs larmes
Allaient grossir les flots

※~※

Mais un beau jour le matelot
Fut tué d'un coup de couteau
Ensuite j'ai oublié les mots
Mais la fin je m'en souviens
Aussitôt qu'ils sont amoureux
Tous les hommes sont des matelots
Dans leurs yeux dansent des vagues bleues

※~※
En souvenir de moi

母はいつも歌っていた

作詞:リュック・プラモンドン 音楽:フランソワ・クジノー

※母はいつも歌っていたわ ラ ラ ラ

 私が順番にあなたに歌う 昔の愛の歌を

 娘よ あなたは大きくなり そして去っていくでしょう

 でもいつか晴れた日に 

 あなたも私を偲んで この歌を歌うことでしょう※

彼は船乗りでした

誰がつかむのか 女の子たちの心を

もっと美しい日々を約束した カリブの空の下で

すぐに彼女らは 彼の腕をあきらめた 

でも 彼が水に戻ったとき

彼女らの涙が 波をうねらせるでしょう

※~※繰り返し

しかしある日、船乗りは刺されて死んでしまった

言葉は忘れたけど 最後は覚えてる

男はみんな船乗り

彼らが恋をしている限り

彼らの目に 青い波が踊るのよ

※~※繰り返し

私を偲んで

 

 ナタリーは、発売が中止になってしまった日本のファースト・アルバムの収録曲について、私が推測した曲名を見て、「信じられない!」と、ジョゼフ君の投稿にコメントを寄せていました。そして、私が彼女も知らないことを知っていると勘違いして驚かれていたようですが、「私個人の推測」と「宮住俊介氏からの情報」であることは、コメントで伝えました。

 ナタリーのアルバムについてもそうですが、ルネが歌った日本語バージョンの『モントリオール讃歌(ルネが変声したため、英語版と『この旗の下で』に変更)、放映中止となったTVアニメ『家なき子』のテーマ曲『旅するレミのテーマ』と『流れる水のようにがどこかに保管されていたら、是非聴いてみたいと思っています!!

 ルネとナタリーの未発表の歌について、情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡ください! よろしくお願いいたします!!

コメント (2)
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