創作小説屋

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小説/産み分けsex(3/12)

2011年07月01日 14時00分00秒 | 産み分けSEX(R18)
 気が付いた時には、青年が爪の写真を撮っているところだった。
「ああ、お目ざめになりましたか? こちらもちょうど終わりましたよ」
 ニッコリと笑う青年。何事もなかったかのように。……何事もなかったのだろうか? もしかしてただの夢だったのだろうか?
 魔法にかけられたようだ。服の乱れも一つもない。爪は薄いピンクで花の絵が描かれている。かわいらしい。
 青年にお礼を言われながら店を出ると、もう夕方になっていた。何事もなかったかのような夕暮れ。
 でも、夜になって体の異変に気がついた。
 何もしていないのに愛液が溢れてくる。何かを入れてぐちゃぐちゃにかき回したくて我慢ができない。
 布団にもぐりこみ、下着を膝までおろす。指を入れてみる。一本……二本……三本……何の抵抗もなく受け入れられる。快楽の予感。
 実は私は二十八歳にもなって、今まで快楽の頂点を経験したことがなかった。過去に付き合っていた人とSEXをしたことはあるのだが、痛い以外の感想を持つことは一度もなかった。自慰行為では少し気持ちよくなることはあるものの、達することはなかった。
 三本の指で入り口近くをグルグルとかき回し、中指を思いっきり中まで突きたてる。
「あっ」
 よだれが出そうになる。頂点が近づいてくる。体が熱い。もう、やめられない……。
 それからというものの、毎晩、時には朝にも、仕事中のトイレでも、私はマスターベーションを繰り返した。これだけしても愛液は減らず、溢れ続ける。
「確実にアルカリ性だわね」
 これならば姑の期待通り男の子を妊娠することができるかもしれない。

コメント
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