「……何の話?」
何とか声が出た。警告音が頭の中で響きわたる。この人に近付いてはいけない。それなのに、感情とは裏腹に熱いものが溢れてくる。
「そうですか。覚えてないですか。でも」
「!」
バッとウェディングドレスの裾をパニエごと強引にたくしあげられた。突き飛ばすよりも先に、腕を抑えつけられる。
「ここは覚えているんじゃないですか?」
下着をさげられ細い指が侵入してくる。入口をぐちゃりと掻き混ぜられる。その液にまみれた指を目の前に突きつけられた。
「すごいね。お義姉さん」
薫に対する怒りと制御できない自分に対する怒りで頭に血が上ってくる。
「いいものをあげようと思って」
見せられたのは、いやらしい形をした棒状のもの。下に紐がついている。
「これ、入れてあげるね」
「ちょ……っ」
いきなり、熟れた中に押し込められた。脳天に快楽が響き渡る。膝が震えてくる。
「あ、あ……」
「シー。静かに」
薫の声に目をつむり歯を食いしばる。
「中まで入って取れなくなっちゃうってことはないから安心して」
「何でこんなこと……」
吐息交じりになってしまう。嫌なはずなのに、気持ち良くて、良くて良くて……。
「うん。その顔。色っぽくていいよ。女性は快楽を感じている時の顔が一番素敵だ」
入れられたまま下着を直された。紐は下着に結びつけられているようだ。
薫がすっと離れる。上から下までゆっくりと視線が動いていく。
「一番綺麗な姿で兄さんのお嫁さんになってほしいからさ。よし。いいでしょう。さあ、行こう。お義姉さん」
促され歩き出したが、先ほど入れられたものが奥に入っていくのが分かる。声が出そうになる。太腿に温かいものが伝ってくる。
「ねえ、汚れちゃうよ。外してよ……」
「式が終わったらね」
楽しそうに薫がいう。控室までの距離で、もうイってしまいそうだ。
親族紹介は朦朧としたまま終わった。その後チャペルへ移動。歩く度に陰部が熱くなり、脳天に刺激が走る。
こっそりと優吾さんが私に耳打ちをした。
「……とっても綺麗です」
じっと優吾さんにみつめられる。どくどくと内側から温かいものが溢れでてくる。
式はリハーサル通り滞りなく進んだ。ただ、誓いのキスで私が頂点に達して力が抜けてしまい、優吾さんが支えてくれた、ということを除いては。
何とか声が出た。警告音が頭の中で響きわたる。この人に近付いてはいけない。それなのに、感情とは裏腹に熱いものが溢れてくる。
「そうですか。覚えてないですか。でも」
「!」
バッとウェディングドレスの裾をパニエごと強引にたくしあげられた。突き飛ばすよりも先に、腕を抑えつけられる。
「ここは覚えているんじゃないですか?」
下着をさげられ細い指が侵入してくる。入口をぐちゃりと掻き混ぜられる。その液にまみれた指を目の前に突きつけられた。
「すごいね。お義姉さん」
薫に対する怒りと制御できない自分に対する怒りで頭に血が上ってくる。
「いいものをあげようと思って」
見せられたのは、いやらしい形をした棒状のもの。下に紐がついている。
「これ、入れてあげるね」
「ちょ……っ」
いきなり、熟れた中に押し込められた。脳天に快楽が響き渡る。膝が震えてくる。
「あ、あ……」
「シー。静かに」
薫の声に目をつむり歯を食いしばる。
「中まで入って取れなくなっちゃうってことはないから安心して」
「何でこんなこと……」
吐息交じりになってしまう。嫌なはずなのに、気持ち良くて、良くて良くて……。
「うん。その顔。色っぽくていいよ。女性は快楽を感じている時の顔が一番素敵だ」
入れられたまま下着を直された。紐は下着に結びつけられているようだ。
薫がすっと離れる。上から下までゆっくりと視線が動いていく。
「一番綺麗な姿で兄さんのお嫁さんになってほしいからさ。よし。いいでしょう。さあ、行こう。お義姉さん」
促され歩き出したが、先ほど入れられたものが奥に入っていくのが分かる。声が出そうになる。太腿に温かいものが伝ってくる。
「ねえ、汚れちゃうよ。外してよ……」
「式が終わったらね」
楽しそうに薫がいう。控室までの距離で、もうイってしまいそうだ。
親族紹介は朦朧としたまま終わった。その後チャペルへ移動。歩く度に陰部が熱くなり、脳天に刺激が走る。
こっそりと優吾さんが私に耳打ちをした。
「……とっても綺麗です」
じっと優吾さんにみつめられる。どくどくと内側から温かいものが溢れでてくる。
式はリハーサル通り滞りなく進んだ。ただ、誓いのキスで私が頂点に達して力が抜けてしまい、優吾さんが支えてくれた、ということを除いては。