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家の建て替え_0004 こんなに決めることがあるのか???? インテリア編




最初のころにあちらが出してきたプラン
1階


2階



1階平面図


2階平面図


元の家も納戸的な部屋が多かったことと、異様にモノが多い、、、ってんで、納戸スペースがあちこちにあります。


私に関しての書籍・レコード・CD、および愛すべきガラクタさんたち(人形、民芸品、雑貨)はまあ、それはですね、自分の部屋に収まるようにすると改心してますが。
(引っ越し作業中、あちこちの部屋を侵食していた私の本がやたらと出てきてしまって、針の筵状態でしたんで)

それよりも、やはり、母の荷物がすごい!食器類はともかく、やはり、、着物と洋服、靴!あとは絵を描くからそれに関連したもの。また、人形も多い。




私がいないうちに、2階の南側の部屋は私の部屋みたいな感じで話が進んでいて、、いやいや、アタシ、服なんて笑っちゃうくらい少ないから、クローゼットむしろいらないし、、、その分書斎スペースが欲しいわけさ。




じゃあ、二階の納戸は北側のすみだけにして、真ん中にもう一つ部屋を作ろうか、、みたいなのを経て





こんな感じに。南側のベランダはやめて東側にどーんと長くベランダを。
私はベランダ沿いに、東側中央にも部屋を、と思ったんですが、なんか、柱なんかの都合でそれは無理らしい。

一番南を私か妹かで、いろいろ意見交換がありました。
私はどっちかというと、寒いのが苦手なので、暖かい部屋がいいなあ、、とは思ったものの、まあそんなにこだわりはなく(古い家に比べたら暖かいだろうし・苦笑)、要は本がおければ何でもいいんです。

そこは二転三転し、結局妹は「あたしはバレエやヨガやジムに行くから、階段に近いほうがいい!」とかわけのわからん理由で階段近くの部屋をとりました。
へんな理由だけど(大豪邸じゃあるまいし、階段との距離なんて、たいしたことないよ・笑)、たぶん、南を私に譲ってくれたんでしょう。


だいたいの間取りが決まってから、インテリアの打ち合わせが始まりました。
インテリア、エクステリア、キッチン、エキップメントのカタログを渡されていて、それでだいたいのイメージを見ておいてください、そのたとコーディネーターさんと話し合い、という感じです。



もうこの家は限界かもしれない、いつかは何とかしなければ、というぼんやりとした状態から、急展開で家の建て替えが決まったので、「こういう家にしたい」という確固たるものもなく。
なにしろ、雨漏り対策や家の老朽化への悩みしかなかったところに、素敵なカタログ渡されてもまあ、現実味のないことないこと。

なんとなく、ウッディーな感じがいいよね、という方向性は4人一致。ま、母はヨーロピアンふりふりロマンチックにも惹かれていましたが、ああた、家具全部変えるわけじゃないし、桐の箪笥一式からいろんな飾り棚残すってんだから、まあそれはやめようと。

ウッドはウッドでも、こげ茶や黒がメインなのか、もう少し淡い感じにするか、、で、結局ナチュラルモダンな感じの流れになりました。
こげ茶や黒系は、ぐっとしまるし、涼し気でいいんですけどね。でも温かみを優先しました。


床・ドア・モールディング・階段・収納部のタイプ、色決め。
照明のデザイン、明かりの色、照明器具をどこにどれだけつけるのか、スイッチの位置、コンセント差込口の数、照明のスイッチはセンサーなのか、スイッチタイプなのか、、エトセトラエトセトラ、、それからカーテンですね。
カーテンは今のものをそのまま使うという弟、一部使う妹を除き、母の部屋、LDK部分、共用スペース部分、私の部屋のものを決めました。
いや、カーテンて、まともに買うと高いですからね、、、もうこの際、ここで一気に決めてしまおうと。
(もちろんこれまでのカーテンも、質のいいものですから全部取ってありますが。模様替えだってしたいもんね。)



とある日の、インテリア打ち合わせ図。




私も妹も、インテリア担当の女の子の可憐さと、あとはこの、、スタンプ!コンセントやライトなどのスタンプなんですが、なんか可愛くて!
何度目かの打ち合わせの時、このハンコはどうしたのか聞いちゃいました。市販されているのか、業務用なのかとか、、、いや、使わないけども、でも可愛いじゃん。


なーんかね、最初はいいんですが、ほんと、だんだん疲れちゃってですね。暑かったり、大雨だったりで、疲労困憊だったりで。

そのうち、自分の部屋についてはいいけど、もうリビングとか、なんだっていいかな、くらいになっていたら、妹に逆ギレされ、、すまんのぅぅぅぅ。いや、そういうセンス、アタシは無いからさ・苦笑


今ならちょっと余裕があるので、すごく楽しんでいろいろなこと決められたと思うのですが、やはり引っ越しと同時進行はよくないですね、はい。


それから、親より上の世代のモノは、20代、若しくは30代のうちになんとかしておくべきだと痛感です。
自分もモノが多いし、母もすごいから、、、後顧に憂いをのこさないようにしたものです。



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家の建て替え_0003 こんなに決めることがあるのか???? まずは設備編



セキスイハイムに決定する前に、セキスイの工場見学へは妹と母が参加


静岡市の住宅展示場は母、妹、弟が見学。住宅展示場は市内にいくつかあるのですが、どこを見に行ったのかな?さてさて、、、。
私はそのころ何をしていたのか、、、もうよく覚えていませんが、休みがみんなと合わないので不参加。

最終的に7月末にセキスイハイムに決定した後、打ち合わせなどはどこのモデルハウスでもなく、静岡市葵区上足洗にあるオープンハウスというところに何度かお邪魔しました。


そこもモデルハウスも兼ねているのか、たまに見学の人もみえていましたが、だいたい実際に家を建てる契約をし打ち合わせする人がメイン、のような場所でした。
家からもわりと近いのでそこでの打ち合わせは助かりました。

ちなみに今の仮住まいの近くには葵区住宅公園展示場があり、ああ、ここで打ち合わせだったら、私も仕事が早く終わる日ならよれるのになあ、なんて思ったんですが、もう打ち合わせすることはほとんどないのでした。。。。


だいたいこんな感じのスケジュールで進むよ、、みたいなアウトラインがあり、でも実際は8月入ってからの土日祝日はほぼいろいろ弟と妹はハイムに通い詰め。
私は「たまたま土日祝日が休みだった場合」に参加、する感じ。


それが9月29日の最終確認まで続きました。最初のスケジュールでは9月22日が最終確認でしたが、1週ずれました。


(7月末の地区抽選というのは、住宅展示場を1棟580万円で譲る、という抽選です。ダメもとで応募し、やっぱり駄目だったのですが。)
しかしながら、引っ越しそのものは10月14日、最初のスケジュールものまでした。良かった良かった。



まずは家そのもののアウトラインと設備関係。
平屋なのか2階建てなのか3階建てなのか、エネルギー関係はどうするのか、そこを決めなければ、資金計画も練りようがありません。

ま、そこはほとんど弟まかせなんですが。。。上の弟は工業高校出身で、数年は設計事務所で働いたことがあったので、そこらへんは明るいので助かりました。
また、妹は住宅機器(システムバス、ユニットバス、システムキッチン、給湯器とか、そういうの)メーカーの営業事務なので、これも知識が役立ちました。
あたしはなんもしてません・苦笑   
お金は出すけど口は出さないよ。

これで下の弟が家を建てた経験があれば、どんな感じだったのか聞けたんですが、彼は結婚して我が家を出て行くとき、建売住宅を購入したのでした。。。。とりあえず、何度も彼には印鑑証明だのいろいろなものの保証人だのなんだの頼む羽目になりました、すまんのう。


太陽光パネルの設置や快適エアリーについてはすんなり決まりましたが、さて、ガスをどうするのか、ここはもめはしませんでしたが、悩みました。


私たちの住んでいる地区は現在都市ガスがきていますが、建築当時はガスがきていなかったので、うちはプロパンだったのです。
そのガス屋さんとのお付き合いもありましたのでね、、、プロパン残そうか、ってやっぱり悩みますよ。。。あとは災害があった時、プロパンで良かった、っていう声もありましたのでね。


お菓子やパン作りについては、もうガスオーブンも天火も処分したから、ずっと電気の力、オーヴンレンジを使用してきたので、そこは問題ありません。
ただ、料理です。喫茶店&居酒屋をやっていたので、けっこうな量の厨房器具があり、IH対応のものが少ないということ。また、私と母の趣味で琺瑯も多いこと。
でもまあ、、、これを機会に、厨房機具の断捨離も進みました。
(琺瑯は処分していませんけどね)

火力については、、、私がおさんどん担当のころはさておき、現在の台所の主は母親です。
まあそんなに中華鍋ガンガンふるうことはないし、彼女は基本、弱火やとろ火でゆっくり調理するタイプなので、火力が弱くても大丈夫でしょう、、
それに私も妹も、、、ガスだろうと電気だろうと、道具のせいにするもんじゃないし、その差が表れるようなたいそうな料理を作っているわけではないですからね。

全員だんだん年をとるから、安全面でもガスはやめようよ、となりました。


快適エアリーは、常に家にいるのは母で、彼女の居住スペースは1階になるので、1階のみにしました。
2階はそりゃ、暑くなるでしょうが、みんな働いていて、ずっと家にいるわけではありません。普通のエアコンで対応することに。
これでちょっと節約。。。


家の工事、解体、地盤についてやら、法関係、光熱費の比較とか、そういうのは弟がいたからなんとかなりました。
母と私、妹だったら、ちょっと無理だったかな。たぶん家を売って、田舎へ引っ越す、って感じになっちゃったと思います。

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家の建て替え_0002 建築会社探し



その気になったらパパパパパっと勢いで行動する妹がいろいろ調べていて、それを私と上の弟がふんふん、と見る感じで最初はそんな感じで、いわばネットやカタログやパンフをながめる程度。

弟と妹は日曜日は定休なので、住宅会社の見学会にも母を連れて一度参加していました。


母方のおば夫婦の親類に大工さんはいるものの、もう高齢ですし、近所や身内のリノベーションやリフォームをちょっと手伝いに行く、そんな感じだったので大工さんには頼めず。
この大工さんは、家も作れるし、船大工もやっていたので、大好きなおじさん(というかおじいちゃん)なんですけどね。小さい時に木のおもちゃをいっぱい作ってもらいました。

ベースとなったのはイエタテhttps://www.sumailab.net/P22/A4/というサイトの一覧。

資料をとりよせたり、合同見学会のようなものを経て、私以外の家族がピックアップしたのは4社。

そのうち私が実際に足を運んだのは3社。
なにしろ私が土日祝日休めるかどうかはシフト次第なので、上の弟・妹と時間を合わせるのにも限界があります。そんな感じで一日に3社ぶっこみました。
母は迫りくる猛暑、あとは当時の梅雨エトセトラでもう疲れちゃって、見学はもういいや、って雰囲気になっていました。

まずは野沢工務店さん。→webサイト 安心・快適な木の住まい 野沢工務店 http://nozawa-k.com/

野沢工務店|モデルハウス|葵区北安東

こちらのモデルハウスの公開は終わってしまったのですが、細長い土地に暮らしてきた私たち家族には、なんかとてもしっくりくるというか、細長いデザイン。

北安東にある、野沢工務店の社屋も、見学したモデルハウスも、安倍川水系の樹齢80年から100年の杉、ひのきにこだわった素敵なおうちでした。

木の香りに包まれて、見に行っただけでなんか気持ちいい!
北安東のモデルハウスは二階にリビングがあり、三階は子供部屋というか隠れ家スペースみたいな感じでした。
狭い間口でも工夫して空間をうまく使っていたし、個人の工務店で、あとはじっくりこだわって家づくりに取り組んだんでしょうね、いろいろな細かい仕掛けの扉やら隠しスペースがあって、おしゃれな空間なんだけど、ワクワク感もありました。

難点をあげるとしたら、説明してくれた方が、「犬を室内で飼っている」ことになんとなく抵抗がありそうな人、、みたいなイメージがありました。すごく床を大事にしている雰囲気で(苦笑)

あとは空間のこだわり、バリアフリーを意識して、扉はほぼ引き戸だったのですが、レールは無くて釣り戸タイプだったこと。
釣り戸はね、ええ、いいんですが、、、床にレールがないのって、掃除的にも嬉しいし、ちょっとの段差でもつまずく人にはすごく安心安全設計。
ただなあ、、、うちの家族自体はもう年齢もかなり上がってきてはいるので、乱暴ではないですけども、下の弟一家は子供3人で、そのうち2人はやんちゃな男の子。
釣り戸を丁寧に扱ってくれるんかいな、、みたいな気持ちはありましたね。いや、ちゃんとしつければいいんだけどもさ。

でも対応してくれた方はもちろん親切ですし、今後の説明会やイベントみたいなものの案内もしてくれ、そして「家を建て替える時は、なるべくいろいろ見たほうがいいですが、だんだん疲れてもしまいます。それでも3社は必ず見てください。だいたいそれで方向性みたいなものがつかめます。」とありがたいアドバイス。



二番目に訪れたのはサイエンスホームさん。→webサイト 真壁づくり・無垢の家・木の家・ローコスト・外張り断熱 サイエンスホーム https://www.sciencehome.jp/

私が個人的な趣味嗜好ですと、洋物だとハーフティンバー様式かまるっきりのログハウス。日本だとずばり、倉!漆喰と黒い木の組合わせが大好きなんですね。
山奥の農家みたいな大きな純和風の家も好きだけども、とにかく漆喰大好き。

ま、、、、漆喰が実際大変というのはよくわかっております。

そういう趣味なんで、サイエンスホームの真壁づくりのおうちは、まさにドンピシャ。
見に行ったモデルハウスは今の流行りというのでしょうか、部屋の区切りはできるだけ少なくして、広い吹き抜け構造。それでも各自のお部屋は立っていない限りはきちんとプライベートは確保できるデザイン。
まあ、あけっぴろげだよなあ、というのが苦手な人はダメでしょうが。

リビングに使っていた桧一枚板のローテーブルが素敵だったなあ。板を4:1に切って、短い方はキッチンのテーブルに使っていました。

施工実例を見ても、我々資産家ではない人間にはありがたい価格。
「思っていたよりも安い」というのが正直な感想でした。いや、そりゃー、安い買い物ではないですけども、新聞の広告とかに入ってくる住宅の広告と比べると全然ちがういます。


カタログながめているだけでもほんとに楽しくて。
ネオジャパニスクというか、和洋折衷な感じが、古い日本家屋をおしゃれにリノベーションして、お店を開いたような雰囲気のおうちが多かったです。


こちらでは、このモデルハウスに体験入居させてくれるプランがあり、お盆の一番暑い時期に予約を入れました。
私は繁忙期なので休みはとれなくても、ほかの家族はお泊りできますからね。
「ぜひ居心地の良さを実感してください」というおすすめでした。
まー、夏場の涼しさは、、自分たちの家がものすごく涼しい家(その代わり冬は死にそうになる寒さ)だったんですけども(笑)



三番目に訪れたのは 福工房さん。→ webサイト 自然素材と土間のある木の家 福工房 http://www.fukukobo-shizuoka.net/
下川原の展示場へ行きました。

福工房さんの展示場も吹き抜けだったり、部屋の仕切りをなるべく少なくするような作りでしたが、野沢工務店さんとサイエンスホームさんほどの「あけっぴろげ」な雰囲気はなく。
また、やわらかくて明るい色調の木の雰囲気が、3社回って疲れた気持ちを和らげてくれました。
対応してくださった方が、この日初めての主婦の方で、台所の使い勝手さや、室内犬の対策なども実体験で持っている方だったので、前2社が「家づくりと会社のこだわり」についての理解に終始したのに対し、
「住んだ時の使い方」というものがすとーーーんと、身体に入ってきました。

展示場はこれに近い雰囲気かな。土間がポイント。
勝手口とか、ちょっとした買い物からの出入りとか、洗濯もの干しやらとか、、、住みやすそうでした。

それに、子供の頃は静岡の母の実家にも、新潟の父の生家にも、、土間・三和土があったのでね、もう、心の根っこをつかまれた感じ。

私の中では「デザインと予算ならサイエンス、、、でも総合的には福工房かなあ、、」という感覚。




と・こ・ろ・が!!!!!!!


私が参加しなかった見学会エトセトラで、セキスイハイム(注:積水ハウスではなく、ハイムの方)も家族が見ていたのですね。


ハイムはやはり大手というか、、仕事っていうか、営業が早い・手慣れている・上手。
はっきり言って、個人の工務店でじっくりこだわりぬいたデザインで、1~2年かけて家を作るほうが素敵に決まってます。
そうじゃなくても、デザインとしては、サイエンスや福工房のほうがね、素敵なんですよ、マジで。

弟も私も内心は「素敵なほうが、、」ではあったのです。
でも、母と妹は、ハイムの営業さん、これまたすばらしく親切で良い方でして、、、その人柄にまずノックアウト。
また、デザインの美しさは、私も見に行った3社のほうがいいのはふたりも理解していましたが、そんなのよりインテリアのほうにこだわりがあるようでした。だから箱そのものについては、多少目をつぶる、感じ。
あ、もちろん、ハイムさんでも、おっしゃれ~なこだわりの家づくりできますよ。まあそれには、料金が嵩むんですけども。。。

ハイムはその後、弟、母、妹が主体になって営業さんとお話していたのですが、どんどん設計のアウトライン、施工のスケジュールプランをシュミレーションしてくれます。
そして、私たちが暮らしていた区画にハイムの家を建てたいというのと、契約をしてくれたら、ウン百万円値引きしてくれるエトセトラの提示もありました。

2、3百万近い値引きにはなるものの、3社と比べたら、それでも高いです。

ただ、ローンの手続き、建て直し中の仮住まいへのい引っ越し、その間の倉庫での荷物保管、その他もろもろの諸手続きについてのケアはさすがに万全です。
引っ越し先探しも手伝ってくれます。
前3社も、ファイナンシャルプランなどのバックアップはしてくださいますが、基本的にあちこちを紹介してくれて、行ってきて話をまとめてきてください、みたいな感じなので、、、


あまり時間をとれない(何しろ消費税が値上がりする前に決めたい)、休みを私のせいで合わせにくい、そんなこともあって、ハイムさんに決まりました。

決定権は一番お金を出す私と上の弟にあるものの、最初から頑張って動いてくれたのは妹なので、その妹が乗り気な会社にするのが一番いいのかな、と。
また、我が家は父が死んだあと、ちゃんと土地の相続手続きをしていないんですね。(ちゃんと私が固定資産税納めていますよ・笑)

理由は名義が父と母なことで手続きがめんどくさい。母は離婚して家を出て行ったのち、今は我々と同居、ただしもう戸籍は戻していないこと。父が亡くなる前から、相続手続きをとると税金を取られるし、あとはどうせ一人ずつ死んでいくから、最後の一人になった時(多分下の弟か、末っ子の妹)にその人のものになる、という感じでおりましたので。
そんなうっちゃった手続きについても、フォローしてくれましたよ、、すいませんねぇ。


ていうことで、、結局、ありきたりといってはなんですが、普通におっきなハウスメーカー、セキスイハイムさんでおうちを建て直すことに決まりました。
これが7月末のことでした。


サイエンスホームの体験入居の予約を取り消し、契約金を収め、けっこうバタバタでした。

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家の建て替え_0001


子供の頃、ごくごく一般的なサラリーマンだった亡父について、超堅物で生真面目、堅実主義のしっかりした人だと信じていました。
なぜならば、それに対して母親がめちゃんこファンキーでかなりぶっ飛んだ人だからです。

なんとなく父も少し変わっているのかな?と思い始めたのは高校生くらいでしたか、、、まあ何せ、あの母と結婚していたくらいだから、、、、


母親の実家は割と小金持ち(大金持ちではないし、資産家でも名家でもなんでもないけど、金物工場を経営)だったので、母はお金の使い方を全く知らずにそのまま成長し、ウン十年。
いまだに預貯金というものはありません。
年金の出し入れに口座を使っている程度です。

父親は子供のいない叔父夫婦のもとへ幼少期に養子に出されたため、生家では7人兄弟の末っ子であるものの、育った家では一人っ子。だから、そこでもそんなに生存競争が激しかったわけでもなく。


そんな両親だったので、ふたりとも浪費家だったわけではないのですが(母は世間一般から見たら、浪費家に近いけれども)、なんとなく鷹揚というか、父方の親類も父の育った家も、呉服屋だったこともあるのか、のほほーんとしているわけです。

それに加えて、うちは子供が4人。死んだ子も含めたら6人。景気のいい時期だったから、父の勤め先のお給料も良かったんでしょう、父の給料だけで、ごく普通に暮らしてきました。
んが!

いくらなんでも、そんなに莫大な蓄えがあるわけではなく。なにしろ働いていたのは父だけだしね。
その蓄えも、私以外の家族が静岡へ引っ越し、喫茶店だの居酒屋だのを脱サラして始めちゃったリしたから、使い果たした模様。


幸い、そんなファンキーな両親のもとで育ったせいか、私と上の弟は、「なんとなく危機感」がちょびっとあり、アルバイトしていざという時のためにいつも備えていました。
ま、そのお金も、両親が離婚したり、店を畳んだりしたせいで、下の弟や妹の学費に消えましたけど。



そーんな、たいして裕福でもない、ごく普通の私たちが家を建て替えられることができるのは、これまで住んでいた静岡の家が持ち家だったおかげです。
立地がなかなか、土地の高いところだということ、これに尽きます。
もう、父の叔父(戸籍上では義父)に感謝です。いいところに家を建てておいてくれて、ほんとに感謝感謝です。これのおかげでローンが組めました。



築何年なのか、不明ですが、確実に50年以上、60年いってるかもしれません。

ここ15年は、3か所あるベランダのうち、一つはすでに朽ち果てて、鉄の枠しか残っていない状態でした。
私が知っている限りでは、廊下の張替え、お風呂のリニューアル、雨漏りの修理をしています。
あ、そういえば、呉服屋をやめて店舗だったスペースをつぶしているから、そこの部分の部屋だけは一番新しかったのかな?


雨漏りの修理も、キリがなくて。
昨年も今年も、ほんとに、雨漏りに悩まされ続けました。これが一番の建て替えの理由です。
いずれは家も土地も売って、静岡の田舎か、もしくは清水、草薙、はたまた焼津や藤枝へ移るか、、くらいの気持ちでいたのですがね。そうそうのんびりしていられないくらい、新たな雨漏りが発覚し。
ほんとに、直してはまた、違うところが雨漏り、、の繰り返しで、嫌になってしまいました。
まあほんとに、家を売って、どこかへ移住にしても、じゃあすぐ土地が売れますか?どうですか?って話ですし、そのきっかけも、妹が結婚したりなんだりで、家族が縮小されてからなのか、全然きちんと考えていませんでした。

ですから、家の老朽化、これに尽きるな、と。

あとは消費税がまた値上がりするだろうということで。

あれよあれよという間に、もう建て直そうよ、という流れになって行ったのです。



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