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ペテルブルク便り~ミハイロフスキー劇場2011年9月29日「白鳥の湖」

ペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさん。
9月29日のミハイロフスキー劇場の「白鳥の湖」のキャスト表と感想をお寄せくださいました。
今回はなんと言っても、カーチャとレベデフという興味津々の組み合わせの初現地レポです!
本当にありがとうございます!!

ほかにもちょっとほほえましいエピソードも教えてくださったのですが、
それは記事を改めてご紹介しますね~。

※画像の無断使用は堅くお断りいたします。
サムネイルをクリックすると大きな画像で見られます。









レヴェデフ、正に20歳の初々しい王子そのものでした。
ナチョとその取り巻きの計三羽烏とケフマンも観に来ていて、劇場がどれだけ彼に期待してるかが窺えます。
一幕のソロはデビューとは思えない位の完成度の高さで、身を乗り出して観てたナチョが拍手喝采でした。
レヴェデフは指先、つま先がとても美しいのに加え、表情や眼差し、舞台上での立ち居振る舞いが本当にジークフリートです。
これがワガノワで徹底的に教え込まれた結果なのか、彼の元来の資質かは不明ですが、
以前観たプーちゃんとオーリャの白鳥の時のプーちゃんの王子に次いで良かったです。
(注;オリガ・ステパノワ&アルチョム・プハチョフご夫妻)

ボルチェンコとのパ・ドゥ・ドゥも振りを変える事なく、踊りきりました。
リフトの時に『よいっしょ』っていう感じがしたり、サポートでの若干の不安定さは否めないものの、
ボルチェンコの大きさを考えたら完全に合格点です。
少なくともボルチェンコを綺麗に見せるという点は妥協なくこなしてたと思います。

ただ、2人で踊ってるとやっぱり年齢と肝の座り方に差があり、姉弟か親子連れみたいに見えてしまうんですよ。
これはペレンが相手でも変わらないでしょうね。
レヴェデフと一緒にワガノワで踊ってたスミルノワがボリショイに入ってしまったのが残念でなりません。

あ、今回の白鳥はいずれも一幕の王子のソロでマントを取りませんでした。
それから二幕(一幕の二場?)のオデットのソロの時も終始王子が後ろに佇んでオデットを見守ってます。
この辺りも新版の発表直後から変わった点ですね。

明日、そして10月の白鳥でさらに踊り込んで、日本で素晴らしい舞台を見せて欲しいです。
日本だからと言って緊張せずに本来の踊りを見せられたら絶対ファンが出来るはず!!
個人的にはマールイで一押しのプリンスですよ~

ちょっと楽しみにしていたラプシャーノフのジェスター。
技術的にはトルマチョフやクズネツォフにそれ程遜色ないかとおもいますが、彼らは職人の域ですからね~
経験を積まないと表現出来ないような観客に訴えかける何かがまだ足らないかなぁ。
でも、ラプシャーノフはまだ若いし、次の世代の担い手なのでしょうね。

ボルチェンコは屈強な足を持ってるとつくづく感心。
3日目なのに右肩上がりに良くなってます。
まぁ、今日はレヴェデフの存在がかなり良い形でボルチェンコに影響を与えたと思います。
オディールを踊った時の表情は昨日までと比べ物にならない位、艶やかで、生き生きとしてました。
一つだけ難を言うと、オデットを踊る時の表情がね…憂いとか哀しみとかじゃなくて、苦痛の表情なんですよね。
あれはパートナーの問題ではないので是非とも改善して欲しいところです。
昨日の二幕(一幕の二場?)を観た時、二日目にして早くもダウンかと思ったら、踊り自体、特にオディールの時の踊りは良くなってるので、彼女のオデットに対する解釈があの表情に繋がっているのかなぁ。
ちょっと勿体ないです。





キャスト表を文字に直すとこんな感じです。
レベデフの王子、アガンネシャンのトロワがデビューですね。

レベデフは、ワガノワの卒業記念ガラをご覧になってオマール大好きさんが現地から
「凄い子がいるよ~」とレポしてくださったのが、ついこの間なんですよねえ。
てっきりスミルノワと一緒にマリインスキーに入団と思ったら、
スミルノワはボリショイに、レベデフはマールイというびっくりな展開でした。

レベデフを日本で観るのがますます楽しみになりましたね!
(願わくば、マリインスキーにもってかれないことを祈るぜ!)

実はワタクシ、今回のレベデフの王子デビュー、すーっかり忘れていたんですよ、ははは。
カーチャ&デリャビンがちょっと難アリだったみたいなので、
オマール大好きさんに「これがずっと続くと観ているほうも大変だね」的なメールをしたのですが、
カーチャは連荘でも、王子は交代するんでしたっけね。

まあたぶん、身長がどうのこうのというより、まだ大人の体形になりきっていないレベデフが、
はたして長身のカーチャと組めるのかな~~~~?
なんだか非現実的な気がして、記憶からすこんと抜け落ちておりました・苦笑



29 сентября 2011 года

Действующие лица и исполнители:


Одетта-Одиллия Екатерина Борченко(лауреат международных конкурсов )
Принц Зигфрид Виктор Лебедев ; дебют (лауреат Всеросийского конкурса)

Злой гений Владимир Цал
Владетельная принцесса Звездана Мартина
Наставник Андрей Брегвадзе
Шут Андрей Лапшанов

В танцах учасвуют:
Па-де-труа
Оксана Бондарева(лауреат междкнародных конкурсов)
Астрих Оганнесян(дебют)
Андрей Яхнюк
Большие лебеди
Виктория Кутепова
Валерия Запасникова
Юлия Камилова
Маленькие лебеди
Марина Николаева
Екатерина Хоменко
Юлия Тикка(лауреат Международного конкурса)
Наталья Кузьменко
Неаполитанский
Эльвира Хабибулина(заслуженная артиста России) , Никита Кулигин
Венгерский Анна Новосёлова , Михаил Венщиков
Мазурка
Юлия Камилова , Ольга Поверенная ,
Филипп Пархачёв , Алексей Малахов
Испанский
Ольга Семёнова , Мариам Угрехилидзе ,
Денис Морозов(дипломант Международного конкурса) ,Александр Омар
Невесты принца
Ольга Астрейко , Виктория Зарипова ,
Мария Глухова , Юлия Балагурова ,
Анастасия Романова , Дария Ельмакова



Соло в оркестре:
Мария Шестакова(скрипка) , Евгений Ульянов(виолончель),
Евгений Пестов(гобой) , Татьяна Лаврова(арфа) , Анатолий Сахаров(корнет)


Спектакль ведёт Павел Шаршаков

Дирижёр-Валентин Богданов
2011年9月28日
「白鳥の湖」ミハイロフスキー劇場

出演:

アデッタ/アディーリャ(オデット/オディール): エカテリーナ・ボルチェンコ(国際コンクール入賞)
ジークフリート王子 : ヴィクトル・レベデフ;デビュー(全ロシアコンクール入賞)

悪の天才: ウラディーミル・ツァル
王妃:ズヴェズダーナ・マルティナ
家庭教師: アンドレイ・ブレグヴァーゼ
シュート(道化): アンドレイ・ラプシャノフ

パ・ド・トロワ: 
オクサナ・ボンダレワ(国際コンクール入賞) 
アシトリフ・アガンネシャン;デビュー
アンドレイ・ヤフニューク
大きな白鳥たち:
ヴィクトリヤ・クテポワ  ヴァレリヤ・ザパスニコワ  ユリア・カミロワ
小さな白鳥たち:
マリーナ・ニコラエワ  エカテリーナ・ホメンコ 
ユリア・ティッカ(国際コンクール入賞) ナタリア・クズメンコ

ナポリターナ (ナポリの踊り):
エルヴィラ・ハビブリナ(ロシア功労芸術家)  ニキータ・クリギン
ハンガリーの踊り:
アンナ・ノヴォショーロワ ミハイル・ヴェンシコフ
マズルカ(ポーランドの踊り):
ユリア・カミロワ  オリガ・パヴレンナヤ
フィリップ・パルハチョフ  アレクセイ・マラーホフ
スペインの踊り:
オリガ・セミヨーノワ  マリアム・ウグレヒリーゼ  
デニス・モロゾフ(国際コンクールディプロマ受賞) アレクサンドル・オマール

王子の花嫁候補:
オリガ・アストレイコ ヴィクトリヤ・ザリポワ
マリヤ・グルホワ  ユリア・バラグローワ 
アナスタシア・ロマノワ ダリア・エリマコワ



オーケストラ・ソロ:
ヴァイオリン/マリヤ・シェスタコワ
チェロ/エフゲーニー・ウリヤーノフ
オーボエ/エフゲーニー・ペストーフ
ハープ/タチアナ・ラヴロワ
コルネット/アナトーリー・サハロフ

ステージ・マネージャー:パーヴェル・シャルシャコフ


指揮者:ヴァレンティン・バグダーノフ






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ペテルブルク便り~ミハイロフスキー劇場2011年9月28日「白鳥の湖」

サンクトペテルブルクに第二の里帰り中のオマール大好きさんから、9月28日のミハイロフスキー劇場の「白鳥の湖」のキャスト表と、感想をお寄せいただきました。
いつもありがとうございます!

※画像の無断使用は堅くお断りいたします。
サムネイルをクリックすると大きな画像で見られます。




まず、アンナさんはちゃんとスペイン踊ってますよ。
新版の白鳥を観るのは今日で10数回目ですが、7:3の割合でスペインが多いです。
そしてキャスト表にもあるとおり、今日はアンナさんがスペインでした。
サーシャ(注;アレクサンドル・オマール)はもちろんのことカシャネンコとのスペインは眼福この上なしです。
マズルカはマラーホフさん、ハンガリーはツァルだったのでディベルティスマンは大満足♪

デリャビンは・・・う~んコメント控えます。
ボルチェンコのソロは良かったです。
ソロだけなら良かったのにと思うくらい、デリャビンと踊っているところはかわいそうな感じでした。
どうしちゃったんだろう・・・デリャビン。

クズネツォフは今は一番乗ってる時なのかな。
ジェスターはトルマチョフより良いです。
技術的な観点はもちろん、踊っている時の彼の表情が最高です。
明日のラプシャーノフは初見なので、楽しみ!

新版の舞踏会は、
ナポリ→ハンガリー→マズルカ→花嫁候補の踊り→オディールと悪魔の登場
→スペイン→黒鳥のパ・ドゥ・ドゥ
なのですが、

スペインの踊りの辺りから周辺にディベルティスマンのダンサーが座り始めます。
が・・・キャストによって微妙に(いや、かなり?)座る位置が違うことに今日初めて気付きました。

以前にも書きましたが、マラーホフ&ツァルを並ばせるのは良くないと思います、はい。
(注;お2人ともファンが多いので、みなさんそっちに注目しちゃうのです・笑)

白鳥も海賊もなのですが、観るたびに微妙に振り付けとか構成が変わってるんですよね。
聞いてみたところ、やはり若干の手直しはしているようです。
日本に持ってくる時はどうなってるんでしょうね。







28 сентября 2011 года

Действующие лица и исполнители:


Одетта-Одиллия Екатерина Борченко(лауреат международных конкурсов )
Принц Зигфрид Евгений Дерябин

Злой гений Михайл Внщиков
Владетельная принцесса Звездана Мартина
Наставник Андрей Брегвадзе
Шут Алексей Кузнецов

В танцах учасвуют:
Па-де-труа
Оксана Бондарева(лауреат междкнародных конкурсов)
Екатерина Красюк
Андрей Яхнюк
Большие лебеди
Астрих Оганнесян
Виктория Кутепова
Валерия Запасникова
Маленькие лебеди
Марина Николаева
Екатерина Хоменко
Юлия Тикка(лауреат Международного конкурса)
Анна Кулигина
Неаполитанский Мария Рихтер , Никита Кулигин
Венгерский Ольга Семёнова , Владимир Цал
Мазурка
Юлия Камилова , Алла Матвеева ,
Филипп Пархачёв , Алексей Малахов
Испанский
Анна Новосёлова , Кристина Махвиладзе ,
Андрей Касьяненко ,Александр Омар
Невесты принца
Ольга Астрейко , Виктория Зарипова ,
Мария Глухова , Юлия Балагурова ,
Анастасия Романова , Дария Ельмакова



Соло в оркестре:
Мария Шестакова(скрипка) , Евгений Ульянов(виолончель),
Евгений Пестов(гобой) , Татьяна Лаврова(арфа) , Анатолий Сахаров(корнет)


Спектакль ведёт Павел Новосёлов

Дирижёр-Валентин Богданов
2011年9月28日
「白鳥の湖」ミハイロフスキー劇場

出演:

アデッタ/アディーリャ(オデット/オディール): エカテリーナ・ボルチェンコ(国際コンクール入賞)
ジークフリート王子 : エフゲニー・デリャービン

悪の天才: ミハイル・ヴェンシコフ
王妃:ズヴェズダーナ・マルティナ
家庭教師: アンドレイ・ブレグヴァーゼ
シュート(道化): アレクセイ・クズネツォフ

パ・ド・トロワ: 
オクサナ・ボンダレワ(国際コンクール入賞) エカテリーナ・クラシューク アンドレイ・ヤフニューク
大きな白鳥たち:
アストリフ・アガンネシヤン  ヴィクトリヤ・クテポワ  ヴァレリヤ・ザパスニコワ
小さな白鳥たち:
マリーナ・ニコラエワ  エカテリーナ・ホメンコ 
ユリア・ティッカ(国際コンクール入賞) アンナ・クリギナ

ナポリターナ (ナポリの踊り):
マリア・リヒテル  ニキータ・クリギン
ハンガリーの踊り:
オリガ・セミヨーノワ ウラディーミル・ツァル
マズルカ(ポーランドの踊り):
ユリア・カミロワ  アッラ・マトヴィエワ
フィリップ・パルハチョフ  アレクセイ・マラーホフ
スペインの踊り:
アンナ・ノヴォショーロワ  クリスティーナ・マフヴィラーゼ  
アンドレイ・カシヤネンコ アレクサンドル・オマール

王子の花嫁候補:
オリガ・アストレイコ ヴィクトリヤ・ザリポワ
マリヤ・グルホワ  ユリア・バラグローワ 
アナスタシア・ロマノワ ダリア・エリマコワ



オーケストラ・ソロ:
ヴァイオリン/マリヤ・シェスタコワ
チェロ/エフゲーニー・ウリヤーノフ
オーボエ/エフゲーニー・ペストーフ
ハープ/タチアナ・ラヴロワ
コルネット/アナトーリー・サハロフ

ステージ・マネージャー:パーヴェル・ノヴォショーロフ


指揮者:ヴァレンティン・バグダーノフ




カーチャ(ボルチェンコ)もなかなか「これぞ」というパートナーに恵まれないというか、、、
デリャビンと上手く波長が合えばいいんですけどねえ。
ふ~む。。。。。

わたし、前の(ボヤルチコフ版)「白鳥の湖」はいろいろある「白鳥の湖」の中でもかなり好きなほうなのですが、ただ、道化(ジェスター、ロシア語だとシュート)という役柄が無い演出なので、
「ああ、これに道化のパートがあればなあ。トルマチョフとクズネツォフが勿体無いよなあ。」
と感じていました。
ですので、ボヤルチコフ版への愛着は多々ありますが、新版の道化のところは楽しみなのです。
それから、ルジマトフ版の「海賊」も、まるでクズネツォフのために作られたかのような、
奴隷市場のパートがあるんですよねー。
いつだったか動画サイトにアップされていた、リハーサル風景、素晴らしかったですし、
オマール大好きさんも「おすすめ」とおっしゃっていたので、
今度の冬はそこ、めっちゃ楽しみにしています。
(って、クズネツォフが来ることが大前提ですけども・汗。)


ところでノヴォショーロフさんはダンサー引退?ダンサー兼指導係、、、なのかしら?
うーん。舞台に立ってくれないとちょっと寂しいですね。
前回の来日公演も参加してないし。

立ち居地や演技など、キャストによる微妙な違いもお楽しみのひとつのようですね。
新しい演出だから、毎回いろんなアイディアを出し合っているのでしょうが、
ほんと、日本公演ではどうなりますやら。
これぞマールイだよねー、とファンが喜ぶような舞台になるといいなあ~♪




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ペテルブルク便り~ミハイロフスキー劇場2011年9月27日「白鳥の湖」キャスト情報

ペテルブルクのとある方さまから、27日のミハイロフスキー劇場の「白鳥の湖」(非公開)のキャスト情報をいただきました。
とある方さまありがとうございます。

マールイの一般非公開というと。
日本だと毎年、、、、聖徳大学公演や、クレジット会社による貸切公演ねー。
あれ、ほんっっっっっっっとに、羨ましいですわ。
大学公演は無理にしても、クレジット会社の貸切公演のときは、「ちゃんとお金払いますから、空席あるなら入らせて!」とお願いしてみたことありますけども、
もちろん駄目だったよ(笑・当たり前~。)
そのかわりキャスト表はいただいた記憶があります。

さてさて、マールイの27日の公演は、キャスト表をうかがうと、、、

・オーリャがこのバージョンの「白鳥の湖」でパ・ド・トロワデビュー
・クリギナが復帰

ノボショーロワさんが、今度の冬に来日してくれるとしての話ですが、
彼女のハンガリーってのも観てみたいなあ。
でもやっぱり、彼女のスペインが観られない年は寂しい気がする。
(なんて思うのもわたしがどれくらい、今度の公演に行けるか?マークだから・笑)

この話、ブログに書いたかどうか忘れちゃったんですけども。
以前のバージョンの「マズルカ」(ポーランドの踊り)。
(まあ今回のバージョンも、おそらく振付そのものは変わってないと思いますが、とりあえず以前のバージョンの踊りについて。)
たいていプティパ=イワノフ版に準拠した振付・演出を継承しているペテルブルク系のバレエ団では、ディベルティスマンの振付は大まかな部分はほとんど一緒です。
マリインスキーとマールイはそっくりそのまま同じと言っていいです。
でも、マールイのダンサーの何人かがやるとある仕草、、、、
それはマズルカのカップルのうち、1組がやってますね、男性が女性のスカートに恭しくキスする仕草です。
あれはですね、やってるダンサーとやらないダンサーとがいて、前々から不思議だったので、
去年思い切って、Fさん&Pさんご夫妻に伺ったのですよ。(彼らはやってます。かたくなに守り続けている)
そしたらば、あれは、ボヤルチコフ氏のオリジナルだそうです。
だから、ボヤリーやシードロフ先生の世代のダンサーには、ちょっとこだわりポイントみたいですよ。
少なくともFさん&Pさんご夫妻はとっても誇りに思っている、大事にしている振付なのです。

まあ、そういった小さなこだわり、伝承していけるものなら、是非残してほしいなあと思うのですが、新しいバージョンだとどうなのかなあ。
ワタクシとしては、ベテランさんだろうと、若い子だろうと、劇場オリジナルの振付(ってか演技?)は、彼らが気に入ったならどんどん続けていってほしいなと思います。


今回はキャスト表の訳のところに、カタカナで発音を書いてくれというリクエストが2、3ありましたので、書いてみました。
人の名前は、ややこしいから、日本でまかり通っている表記に近い形で書いてあります。
(アクセントの位置とかのばすところとか、イェ~ヴゲェーニィ、とか、、、そゆの、無しね・笑。ごめんなさい。)
ダンサーによっては、出身地域や国によって、ロシア標準の発音とは異なる場合もありますし、
そこらへんは実際にご本人に確認しないとわからんべ。

(それからワタクシも、年がら年中ロシアの人と会話をしているわけではないし、
お勉強も超さぼりがちなので、あくまでも、、、ひとつの目安と思ってくださいませ、Yさま、Nさま。)


しっかし、こう、ずーっとキリル文字をタイピングしていると、
直後に英語をタイピングするの、すごーく、、、大変!
(この前、エルミタージュのキャスト表を文字におこすとき、
ロシア語をタイプしてから英語をやったら、メタメタだった!)
時間空けないと、こんがらがっちゃう。
少なくとも、ブラインドタッチは数時間無理です。
でも日本語はタイプできるから、やっぱりわたしは日本人なんだー、と思うしだいです。(当たり前だよ)




27 сентября 2011 года

Действующие лица и исполнители:


Одетта-Одиллия Екатерина Борченко(лауреат международных конкурсов )
Принц Зигфрид Евгений Дерябин

Злой гений Владимир Цал
Владетельная принцесса Звездана Мартина
Наставник Андрей Брегвадзе
Шут Денис Толмачёв

В танцах учасвуют:
Па-де-труа
Валерия Запасникова
Ольга Степанова(дебют)
Антон Плоом(лауреат Международного конкурса)
Большие лебеди
Астрих Оганнесян
Виктория Кутепова
Валерия Запасникова
Маленькие лебеди
Екатерина Хоменко
Анна Кулигина
Марина Николаева
Юлия Тикка(лауреат Международного конкурса)
Неаполитанский Наталья Кузьменко , Никита Кулигин
Венгерский Анна Новосёлова , Михаил Венщиков
Мазурка
Юлия Камилова , Ольга Семёнова ,
Филипп Пархачёв , Алексей Малахов
Испанский
Кристина Махвиладзе ,
Мариам Угрехилидзе,
Денис Морозов(лауреат Международного конкурса)
Александр Омар
Невесты принца
Мария Глухова , Ольга Астрейко ,
Юлия Балагурова , Виктория Зарипова ,
Анастасия Романова , Дария Ельмакова

Спектакль ведёт Саша Кононенко

Соло в оркестре:
Александр Шмелёв(скрипка) , Евгений Ульянов(виолончель),
Евгений Пестов(гобой) , Елена Архипова(арфа) , Константин Стуков(корнет)

Дирижёр-Валентин Богданов


2011年9月27日
「白鳥の湖」ミハイロフスキー劇場

出演:

アデッタ/アディーリャ(オデット/オディール): エカテリーナ・ボルチェンコ(国際コンクール入賞)
プリンツ・ジークフリート(ジークフリート王子): エフゲニー・デリャービン

ズローイ・ゲーニ(悪の天才): ウラディーミル・ツァル
ヴラディテーリナヤ・プリンツェッサ(女王):ズヴェズダーナ・マルティナ
 直訳だと、支配権を持つ姫君、摂政権を持つ内親王、とかそういう意味なんですが、まー、白鳥の湖ですので、王子の母だし、王子は王権継いで無いから、めんどくさいから女王ね。
ナスターヴニク(家庭教師): アンドレイ・ブレグヴァーゼ
シュート(道化): デニス・トルマチョフ

パ・ド・トロワ: 
ヴァレリヤ・ザパスニコワ オリガ・ステパノワ(デビュット) アントン・プローム(国際コンクール入賞)
バリシーエ・レベディ(大きな白鳥たち):
アストリフ・アガンネシヤン  ヴィクトリヤ・クテポワ  ヴァレリヤ・ザパスニコワ
マーリンキェ・レベディ(小さな白鳥たち):
エカテリーナ・ホメンコ  アンナ・クリギナ  マリーナ・ニコラエワ  ユリア・ティッカ(国際コンクール入賞)

ニァポリタンスキー(ナポリターナ ナポリの踊り):
ナタリヤ・クズメンコ  ニキータ・クリギン
ヴェンゲルスキー(ハンガリーの踊り):
アンナ・ノヴォショーロワ  ミハイル・ヴェンシコフ
マズルカ(ポーランドの踊り):
ユリア・カミロワ  オリガ・セミヨーノワ
フィリップ・パルハチョフ  アレクセイ・マラーホフ
イスパンスキー(スペインの踊り):
クリスティーナ・マフヴィラーゼ  マリアム・ウグレヒリーゼ
デニス・モロゾフ(国際コンクール入賞) アレクサンドル・オマール

ニェヴェスティプリンツァ(王子の花嫁候補):
マリヤ・グルホワ オリガ・アストレイコ 
ユリア・バラグローワ ヴィクトリヤ・ザリポワ
アナスタシア・ロマノワ ダリア・エリマコワ

スペクタークリ・ヴィデョート(ステージ・マネージャー):サーシャ・コナニェンコ

ソロヴァルケストレ(オーケストラ・ソロ):
スクリープカ(ヴァイオリン) アレクサンドル・シメリョーフ
ヴィアランチェリ(チェロ) エフゲーニー・ウリヤーノフ
ガボーイ(オーボエ) エフゲーニー・ペストーフ
アールファ(ハープ) エレーナ・アルヒーポワ
コールネット(コルネット) コンスタンティン・ストゥーカフ

ディーリジョール(指揮者) ヴァレンティン・バグダーノフ




しかし、固有名詞の発音って難しいですね。

あ、ここからは脱線しまくりの話題ですので・笑

これは音楽関係者やスケート関係者のロシアの方、それに、ワタクシのロシア語の先生だった人もそうなのですが
「外国の人(彼ら、ロシア人から見た異国の人)の名前や、地名をロシア風に発音したり、格変化(文法における語尾変化)するのは嫌」
だと、よくおっしゃってます。

たとえば
「静岡で」ってのを、きちっと生真面目にロシア語にしたら、
в Шизуоке→ヴ シズオケ って、なるんだけどもさ、
もともとロシアに無い言葉だし、さっぱりわけわからんべ、ってなっちゃうし、
そこは素直に、市(город ゴーラト)を格変化させて
в городе Шизуока→ヴ ゴーラジェ シズオカにしたりするんです。

そう。
そんなふうに、よその国のことに関しては、彼らは無理強いはしない、、、はずなんですが。

それでも。
たとえばスケートの川口悠子(Kawaguti,Yuko)さんが
どういうわけか ユーカ・カヴァグチ(ゆうこの最後のOが、曖昧なOになってる)と読まれるのは仕方ないにしても、
文字で表すのに堂々と「YUKA KAVAGUCHI」になってたり。
指揮者の西本智美(Nishimoto,Tomomi)さんも同じように、
「TAMAMI NISHIMOTO」タマミ・ニシモトさんになっちゃってることもありますよ。

でもそれは、彼らとごく親しい人たちが間違えてるわけではなく、
たまたま、記者や、パンフレットの作成者が、そのまんま素直にロシア風発音で解釈してラテン文字にしただけ、、、だと思います。

ウクライナではそんなに曖昧なOにする発音ってないはずなのに、
キエフのサイトにある日本人ダンサーの表記、ロシアっぽい読み方????みたいな書き方してあるのあったりしますから不思議です。

щをシシー(シシャー)と読むか、シチーと読むかは、今ではシシーが主流ですが、
じゃあ、ボルシチってのはどうしてボルシチになっちゃったのかね、と言いますと、
その昔は地域差があって、シシーもシチーもありだったそうです。
ペテルブルクあたりはシチー派だったらしいですよ。
それでシシー派が主流になったのって、そんなにはるか昔ではなかったらしいです。
だから近世や、戦前などに翻訳された日本の書籍だとシチーってのが多く見られたりするみたい。

そんなわけで、あー、そうですねえ、ここでミーシャ(あ、超メジャーなバリシニコフ@生きるレジェンドではなく、ピンポイントで有名なミーシャ・ヴェンシコフさんのほうね)を勝手に登場させちゃいますが。
(ごめんね、ミーシャ)

Венщиковのラテン文字表記はVenshchikov
шとщをはっきり区別したいときはVenshchikovって書いたほうがわかりやすいと思うし、
(щをラテン文字に変換すると、shchiだから)
自分の名前を間違って書かれたらやだろうから、厳密に文字化するとこうなるのは当然。
(でも読み方はヴェンシーコフなんだけどね。シチーではないのよね。)

まあこういうのって、乱暴な例えですが
「ゆふこ」と書いて「ゆうこ」と読む、
「かほる」と書いて「かおる」と読む、
みたいな。

全然違うけど
「ヂ」と「じ」、「え」と「ゑ」、「い」と「ゐ」みたいな。
(これらの発音は、わたしの耳ではきちっと区別できませんが、
わかる人にはものっすごく違う音だそうですね)

なんていうのか、大事につつましく守りたいものだなー、なんて思ってます。


しかし。шとщはまあ、、、まあ、だいたいわかるんですが、
わたし、あいかわらずтとчの発音は苦手です。進歩しません。(あんまり勉強してないから当たり前だけど)
これは、初めて耳にした単語だったりすると、もう、お手上げで、
「はー、どっちか全然わからんべ」状態です。




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ペテルブルク便り~エルミタージュ劇場「白鳥の湖」とマールイの「プレリュード」

ペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさんから、
25日にご覧になったエルミタージュ劇場の「白鳥の湖」、
それからミハイロフスキー劇場のナチョ・デュアトの新作についての感想をお寄せいただきました。
いつもありがとうございます!!!

※画像の無断使用は堅くお断りいたします。
サムネイルをクリックすると大きな画像で見られます。







作品としての「プレリュード」はナチョの4作品の中では一番好きです。
好きと言うか、他の作品に比べてこの作品はクラシックの要素が取り込まれているので
単になじみやすいだけかもしれませんが。
ボルチェンコ、オーリャ、ボンダレワが踊ったパートはポアント履いてます。
(※注;エカテリーナ・ボルチェンコ、オリガ・ステパノワ、オクサナ・ボンダレワ)
ソプラノの歌声も功を奏しているかと。
ただ、Without wordやDuandeよりも難解な作品ですね・・・
それぞれのパートのつながりがイマイチ把握出来ない。
今度、聞いてみます
La La Laと比較してしまいましたが、ナチョの作品は何回か観ると、慣れてくるというか、拒否感はどんどん薄れていきます。
数回続けてみても、然程苦にならないし、徐々に上演時間が短く感じるようになりました。
まあ、マリインカで何らかの公演をやってたら、間違いなくそっちに行きますけど。
あ、キャスト表を見たときは「え?」って思いましたが、クズネツォフはなかなか良かったです。
彼は19日に今回の役のデビューだったそうですよ。
前回の訪露ではプーちゃん(注;アルチョム・プハチョフ)もナチョ作品に出てたのですが、今回は名前がないのでどうしたのかなとチョット心配です。

今日は23日に引き続きエルミタージュで白鳥を観てきました。
(24日のくるみは面倒くさくなって行くのは止めました。またチケットが無駄になってしまったorz)
オデット/オディールはマールイのボンダレワ、ジークフリードはマールイに先日客演した
オレグ・ハリュートキンでした。
ミャスニコフの奥さんのマユミさんもワルツ、白鳥、ナポリで参加してました。
一幕ではボンダレワの顔が引きつってて、踊るのが精一杯という感じでしたが、二幕以降は
彼女本来の調子を取り戻したようで、安定したバランスを見せたり、フェッテでもダブルをかなり入れたりと、なかなか良い感じでした。
ただ、ボンダレワって目が大きいじゃないですか。
あの顔にかなり濃い化粧をしていて、かなり顔が怖かったです。
あまり叙情的な要素のあるダンサーではないので元来オデットよりもオディール向きなのでしょうね。
ハリュートキンはとても安定していて、(多分かなり重いであろう)ボンダレワのサポートも完璧にこなしてました。
体系的にはマリインカのダニーラっぽいかもです。
二人の間に愛は皆無でしたが、思っていたよりずっと楽しめました。
マールイ、マイリンカ意外だと、こういう意外な組み合わせを見られるので、ある意味楽しみです。
劇場だけでも見る価値はあると思うので、ピーテルにくることがあれば一度は足を運ぶことを
お勧めします。






キャスト表を文字におこしましたが、、
ロシア語の下に英語表記があるのは観光客にもわかりやすいのですが、
しかし、不思議なところで改行してあるところが、なんともてけとーで(笑)

名前の途中で改行してあるところは名前の始まるところから改行しましたし、
あとは適宜改行したり太字にしてあります。

Санкт-Петербургский театр крассического балета
St.Petersburg Theater of Classical Ballet

Действуюшие лица и исполнители:
CAST

Одетта-Одиллия:Оксана Бондарева
Odette-Odile   Oksana Bondareva

Принц Зигфрид Олег Харюткин
Prince Sigfried   Oleg Kharyutkin

Владетельная Принцесса Ирина Титова
The Princess Regent   Irina Titova

Шут Дмитрий Лысенко
Jester   Dmitry Lysenko

Ротбарт Анатолий Катульский
Rothbart Anatoly Katulsky

Друзья Принца А.Серикова,О.Редюк,Н.Бланков
Pas De Trois   A.Serikova,O.Redyuk,N.Blankov


Маленькие лебеди Е.Киреева А.Овчарова,Е.Громова,Я.Журавлева
The Little Swans   E.Kireeva,A.Ovcharova,E.Gromova,Y.Zhuravleva


Испанский танец
А.Серикова,К.Спиридонова,
Р.Коврижкин,Н.Бланков
Spanish Dance   A.Serikova,K.Spiridonova,R.Kovrizhkin,N.Blankov

Неаполитанский танец А.Овчарова,А.Исламов
Neapolitan Dance  A.Ovcharova,A.Islamov

Венгерский танец Н.Инюшкина,О.Редюк,Р.Галиуллин,Е.Иванов
Hungarian Dance N.Inyushikina,O.Redyuk,R.Galiullin,E.Ivanov

Мазурка
Е.Деева, Н.Асташина,А.Прохорова,В.Вишнякова,
Д.Денисов,М.Ткачук,А.Лисицын,В.Сунегин
Mazurka   E.Deeva,N.Astashina,A.Prokhorova,V.Vishnyakova,
  D.Denisov,M.Tkachuk,A.Lisitsyn,V.Sunyegin

Художественный рукоиодитель Виктор Сергеевич Корольков
Artistic Director   Victor Korolkov

「サンクト‐ペテルブルク・シアター・オブ・クラシックバレエ」
アデッタ/アディーリャ(オデット/オディール):オクサナ・ボンダレワ
ジークフリード王子:アリェク・ハリュートキン(オレグ・ハリュートキン)
女王:イリーナ・ティトワ
道化:ドミトリー・リセンコ
ロットバルト:アナトリー・カツルスキー
王子の友人たち(パ・ド・トロワ):
 A・セリコワ O・レデューク N・ブランコフ
小さな白鳥たち:
 E・キレエワ A・オフチャロワ E・グロモワ Y・ジュラヴリョーワ 
スペインの踊り:
 A・セリコワ K・スピリドノワ R・カヴリージキン N・ブランコフ
ナポリの踊り:
 A・オフチャロワ A・イスラモフ
ハンガリーの踊り:
 N・イニューシキナ O・レデューク R・ガリウリン E・イワノフ
マズルカ:
 E・ディエワ N・アスタシナ A・プラハロワ V・ヴィシニャコーワ
 D・デニソフ M・トカチューク A・リシツィン V・スネーギン

芸術監督:ヴィークタル・セルゲエヴィチ・カラルコーフ
(ヴィクトル・セルゲエヴィチ・コロルコフ)


ジュラヴリョーワはほんとの綴りがёなのかちょっとわからないのですが
(ロシアだと「ё」ってわかりきっている場合は「е」ですませちゃうことが多いので・・・
こればっかりは慣れるしかない・笑)
ジュラヴリョーワでなければジュラヴレーワさんだと。

ブログに載せるときは、そのときの気分で、ロシア語発音に近いカタカナ表記にしたりしていますが、レベデフなんかはもう、めんどくさいからヴィクトル・レベデフにしちゃっています。
まあわたしの頭の中ではオレグはアリェク、ロパートキナはラパトキナのほうがしっくりくる感じ。
ヴィクトルはヴィークタルもヴィクトルもオッケー。

かといって、いちいち
アンナ→アーンナ
セルゲイ→スェ~ルゲイ
エレーナ→イェレーナ
みたいに書くのもアレなんで、いろいろごちゃまぜで申し訳ないですねえ。

まあ、オデット/オディールに関しては、ロシアだと「アディェッタ/アディーリャ」みたいな発音です。厳密に言うと、この「ア」もわたしの耳にはアとオとヤが混ざったような音に聞こえるんですが。

だもんで、もし、お目当てのロシア人バレリーナと話すチャンスがあって、
次は何を踊るの?とか質問して「アデッタ、アディーリヤ」って聞こえたらそれはオデット/オディールですよ、ということです。
英語を話せるバレリーナや、日本に良く来ているバレリーナや、日本人と親しい人だと、
「オデット」って言いますけどもねー。


あれ?話が逸れちゃった。。。すんません。


エルミタージュの白鳥の話でした。。。

オマール大好きさんもお薦めの、
皇帝一族のために建てられたエルミタージュ劇場、一度は行ってみたいですね。
ダンサーを間近で感じられるというのも魅力的です。

ボンダレワはわりと目鼻立ちがくっきりというか、、、お目目がとっても大きいから、
ナチュラルメイクでも十分だと思います。
うちの妹もかなり目が大きいので、バレエの発表会のとき、ちょっとお化粧しただけでも
「凄いフルメイク!!!!」みたいに見えちゃったものでした。
(でもライトとか当たるから、なんにも塗らないわけにはいかないんですよねぇ。)

ハリュートキンも興味ありますね~。

ナチョの作品、踊りこんでいけばいくほど、きっとマールイのダンサーも自分のものにしていけると思います。(初演の瑞々しさや緊張感もまた格別ですが)
わたしとしては、ナチョ体制になって日数も経過した今、
Without wordやDuandeは踊りこんでいると思うので、
そこらへんは、初演時や再演時をご覧になっているオマール大好きさんにはどう映ったのかな、なんて思います。

LALALAに一時移籍するかもしれない、などという話もあったカシヤネンコの感じとか、
マールイきっての技術屋さん@身長低い組のクズネツォフやラプシャノフなどの踊りにも興味があります。

あとは、、まあ、比較的年齢層の高いチームより、これからの若手を育てようって感じなのかなあ、起用されているダンサーを見ますとね。まあ、怪我やスケジュールや、それにいろんな確執などの理由もあると思いますが。。。


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ペテルブルク便り~エルミタージュ劇場「ジゼル」キャスト表とマールイプチ情報

サンクトペテルブルクに第二の里帰り中のオマール大好きさんから、エルミタージュ劇場でごらんになった23日の「ジゼル」のキャスト表のお写真を送っていただきました。
いつもありがとうございます。

※画像の無断使用は堅くお断りいたします。

サムネイルをクリックすると大きな画像で見られます。



アルベルトにミーシャ、ミルタにアリョーナの名前があるでしょ。
とても立派なプログラムです。
マールイやマリインカのプログラムの5倍の値段…
エルミタージュ劇場に席の番号がないのはもともとツァーリ(皇帝)一族のためだけの劇場だったからだそうです。
番号などなくても位の高い人から見易い席に座るのが当たり前だからだと。
席番号があるのは一般市民向けの会場と言うことですね。


今日(※25日)、マールイ(※ミハイロフスキー劇場)に光藍社の人が何人か来て、
来日メンバーの交渉とダンサーのDVDメッセージを撮影していったそうです。
多分、今発表しているメンバーを来日させて欲しいのでしょうね。
ニコライもDVDメッセージを撮影してもらったと言ってました。
近々、光藍社のHPに掲載されると思います。



こちらの記事でご紹介したように、キャスト表はちょっと(というかかなり)信憑性に疑いがあるみたいですが(笑)、
ま、もしかしたら、もともとミーシャ(ヴェンシコフ)も踊る話があったのかもしれませんね。

ヴォイティンとヴォイティナはご夫婦なのか、きょうだいなのか?ま、親子ってのもあり?かもしれません。

光藍社さん、海外アーティストの招聘は今の日本では少し難しい状況にあるかもしれませんが、
よろしくお願いいたします~。
そしてメッセージの収録したもののサイトへのアップ、お待ちしてますよー!!!!!
はー、ようやく光藍社さんも、この手のものに。。。
ISUもそうですが、もっともっと映像発信とか、上手く使ってほしいと思います。
使い方によっては、とても効果があるものなんだし。





こちらのキャスト表、また改めて文字におこしますね~。
(今夜帰宅後に直せたら、、でもラストまで勤務なので難しいかも。
明日明後日連休なのでそのときに直しますね!)

以下追記:
キャスト表の内容です。

Действующие лица и исполнители:


ЖИЭЕЛЬ
Лауреат международных конкурсов НАТАЛЬЯ ПОТЕХИНА
Лауреат международных конкурсов АННА ВОЙТИНА

ГРАФ АЛЬБЕРТ
Лауреат международных конкурсов МИХАЙЛ ВЕНЩКОВ
Лауреат международных конкурсов АЛЕКСАНДР ВОЙТИН

Берта, мать Жизели- Ольга Шинкар

Батильда, невеста графа- Светлана Маркова

Ганс, лесничий- Сергей Лалетин

Оруженосец- Михаил Онучин

Герцог- Андрей Провоторов

Виллисы:
Мирта- Анна Войтина
Алёна Виденина
Монна- Ксения Беленикина
Зюльма- Виктория Иванова

Кресеьяне, подруги Жизели- артисты балета

ジゼル:
ナタリア・ポテヒナ(国際コンクール入賞)
アンナ・ヴォイティナ(国際コンクール入賞)

アルベルト伯爵:
ミハイル・ヴェンシコフ(国際コンクール入賞)
アレクサンドル・ヴォイティン(国際コンクール入賞)

ベルタ、ジゼルの母―オリガ・シンカル
バチルダ、アルベルトの許婚者―スヴェトラーナ・マルコワ
ガンス、森番―セルゲイ・ラレティン
従者―ミハイル・アヌーチン
公爵―アンドレイ・プラファトーロフ

ウイリーたち
ミルタ―アンナ・ヴォイティナ
    アリョーナ・ヴィジェニナ
モンナ―クセニア・ベレニキナ
ズルマ―ヴィクトリア・イワノワ

農民たち、ジゼルの友達―バレエ・アーティスト

ジゼルとアルベルトとミルタはダブルキャストだったみたいですねえ。
でもアルベルトはキャスト表でも劇場にオマール大好きさんが確認とったのも、ヴォイティンだったにかかわらず、実際踊ったのはユーリ・ミーロフだったというし(苦笑)






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A. STEPANOVA / I. BUKIN (RUS) - ISU JGP Brasov Cup 2011 Junior Ice Dance




1 A. STEPANOVA / I. BUKIN (RUS) - ISU JGP Brasov Cup 2011 Junior Ice Dance Short Dance


13 A. STEPANOVA / I. BUKIN (RUS) - ISU JGP Brasov Cup 2011 Junior Ice Dance Free Dance


とりあえず、ようやく、ステパノワ&ブキンの動画だけチェックしました!

もう、ずんずんシーズン進んでしまってひょえー、です。
ネーベルホルンはISUさん、動画アップなさらないのかしら。。GPのみ?

そのネーベルホルンにしても、全然追いつかない状況。

えーと、ステパノワちゃんもイワンも、なかなか良い出来栄えなんじゃないでしょーか。

と、お茶を濁す。。。

うーん、うーん。。。
フリーはね、好きな曲だし、彼らの身体能力の高さとか、若々しいというか、元気というか覇気っちゅーか、そういうのはいいんだけどもさー。

ぶっちゃけ、まだ曲を自分たちのモノにしていないっつーか。
この曲じゃなくてもいいっちゅーか。
ステップ同じで曲を全く別のものに差し替えても変わらないんじゃ?(←ひどい言い様!)


このカップルが好きだし、この曲も好きなだけに、、、駄目だしポイントがたくさんありますが、試合を重ねるにつれて良くなるかな?

もっともっと、この曲と一体になってくれることを祈ります~。

まあしかし。
素晴らしいカップルですね。
将来が楽しみです!


ちょっと気分が高揚いたしました。

なんかねえ、昨日の夜は、ようやくフコフコのお布団を出して、あったかく眠れたのですが(それまでタオルケットのぺらぺ~ら二枚重ねでしのいでいた・汗)
そしたら、ココちゃん思い出しちゃってさー。
ワンワン泣いちゃいましたよ。。。。
モフモフした布団が大好きだったからねえ。

たくさん泣くのもリハビリのうちだと思います。


あ~、またステパノワ&ブキンと、ジェイソンを試合で観たいなあ。
やっぱり試合が一番だな。うん。

ソチ五輪・・・・
あう。行きたいですのぅ。

ちょっと前までは
お金と休みは大丈夫だろう が、そもそも五輪のチケット獲れるか???

という心配のほうが大きかったんだけども。

今は「はたして休めるのか???」という状況・笑


みなさん、転職は計画的に(笑)


いやほんと。まじで。

ほんとはさ、洋菓子店脱出は常々思っていたものの(このままじゃあかん、という気持ちはずっと抱いていたので)、
ソチ五輪行くために仕事を辞めようとぼんやり思っていたんですよね。

しかしまあ、ちょうど辞め時というのかな。
いろんなことが重なって、しかも「辞めるタイミングを失い続けていたから、今このチャンスに乗らないと、倒れちゃう!」と思ったのと、
まあ年齢的なことや不況とかもあって、
早めに転職しなくちゃな、、、って思ったのですよね。

その転職にしても、できれば事務系っつうか(だってバレエやスケートに行きたいからさ)、
せっかく職業訓練でパソコン習ったからそういうのを活かせる仕事に就きたかったんですが、
まあそれもかなわず、結局販売系の今のお仕事に就いたのです。

販売系ね。
自分でも向いてるのはわかっているんですがね。

休みがねぇ。

ほほほ~。正社員をとるか五輪をとるか。
なかなか難しい問題ですねー。

正社員になったら、全日程フィギュア観戦はおそらく難しいと思います。
そしたらアイスダンスかペアだけでも観に行きたいなあ。

ま、しっかし。
そもそも正社員になれるかどうかわかりませんけどね(苦笑)

1日1日大切に頑張らなくちゃいけませんねー。


あ、そうそう、NHK杯のチケット、全日程そろいました!
よかったー!
って、手元に全部あるわけじゃないけども。
アイクリでの現地受け取りって初めてです。ちょっとドキドキだわね。










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ペテルブルク便り~ミハイロフスキー劇場2011年9月22日キャスト表


ひとつ前の記事の続きです。
こちらは19日・20日と作品は同じですがメンバーが多少異なります。

2011年9月22日のキャストです。
オマール大好きさんいつもありがとうございます!

※画像の無断使用は堅くお断りいたします

2011年9月22日公演








まずは上の画像から。
こちらの作品は去年から何度か上演されていますが、今回はオクサナ・ボンダレワとエカテリーナ・ホメンコが役デビューですね。おめでとうございます!

22 сентября 2011 года

БЕЗ СЛОВ

Исполнители:

дипломант Междуналодного конкурса Татьяна Мильцева,Андрей Яхнюк,
Виктория Кутепова, Михаил Венщиков,
лауреат международных конкурсов Оксана Бондарева(дебют), Андрей Немич,
Ольга Степанова, дипломант Международного конкурса Денис Морозов

Соро в оркестре:
заслуженный артист России Вадим Мессерман(виолончель),
Марианна Домникова(рояль)

Продолжительность балета:30 минут


ДУЕНДЕ
Исполнители:

Сабина Яппарова,Виктрия Зарипова,Евгений Дерябин;
Евгения Матяшева,Николай Арзяев;
лауреат Всероссийского конкурса Виктор Лебедев,
Андрей Касьяненко,Андрей Яхнюк;
лауреат Международного конкурса Нина Османова,
Марина Николаева, Елатерина Хоменко(дебют),Антон Быков

Соло в оркестре:
Елена Сазонова(флейта), Арсений Ручкин(альт),Елена Архипова(арфа)

Продолжительность балета:30 минут







БЕЗ СЛОВ

出演:
タチアナ・ミリツェワ(国際コンクールディプロマ受賞),アンドレイ・ヤフニューク,
ヴィクトリア・クテポワ,ミハイル・ヴェンシコフ,
オクサナ・ボンダレワ(国際コンクール入賞)(デビュー),アンドレイ・ネーミッチ,
オリガ・ステパノワ,デニス・モロゾフ(国際コンクールディプロマ受賞)

オーケストラ・ソロ:
ワディム・メッセルマン(ロシア功労芸術家。チェロ),
マリアンナ・ドムニコワ(ピアノ)

上演時間:30分

ДУЕНДЕ

出演:
サビーナ・ヤパーロワ,ヴィクトリア・ザリポワ,エフゲニー・デリャビン;
エフゲーニャ・マチャシェワ,ニコライ・アルジャエフ;
ヴィクトル・レベデフ(全ロシアコンクール入賞),
アンドレイ・カシヤネンコ,アンドレイ・ヤフニューク;
ニーナ・オスマノワ(国際コンクール入賞),
マリーナ・ニコラエワ,エカテリーナ・ホメンコ(デビュー),アントン・ブイコフ

オーケストラ・ソロ:
エレナ・サソノワ(フルート),アルセニー・ルーチキン(ヴィオラ),エレナ・アルヒーポワ(ハープ)

上演時間:30分


お次は下の画像。
ワールドプレミアの「プレリュード」です。
主用パートのダンサーはほぼ同じですが19・20日のキャストと若干異なります。
指導者も19・20日はノボショーロフで、こちらはシャルシャコフとなっています。

Мировая премьра
ПРЕЛЮДИЯ

Исполнители:

Андрей Яхнюк;
заслуженная артистка России Ирина Перрен,
дипломант Междунаролного конкурса Марат Шемиунов;
лауреат международных конкурсов Екатерина Борченко, Евгений Дерябин;
лауреат международных конкурсов Оксана Бондарева, Ришат Юлбарисов;
Ольга Степанова, дипломант Международного конкурса Денис Морозов

Дипломант Международного конкурса Татьяна Мильцева, Андрей Касьяненко;
Сабина Яппарова,Никодай Корыпаев;
Мария Дмитриенко, дипломант Международного конкурса Андрей Маслобоев;
Виктрия Зарипова, Алексей Кузнецов;

Альфа Н'Гоби Олимпиада Саурат, Валерия Запасникова, Ольга Астрейко,
Екатертна Красюк, Виктрия Кутепова, Кристина Махвилазе,
Марина Николаева, Ольга Семёнова,Татьяна Гордиенко,
лауреат Международного конкурса Нина Османова,
Мария Рихтер, Анна Сухова,Екатепина Хоменко,
Николай Арзяев, Никита Кулигин, Андрей Лапшанов,
лауреат Всероссийского конкурса Виктор Лебедев

Соло в оркестре:
Александр Шмелёв(скрипка), Елена Сергеева(виолончель)

В спектакле принимает участие
дипломант Всероссийского конкурса Светлана Мончак(сопрано)

Продолжительность балета:40 минут

Дирижёр-Валентин Богданов

Спектакли ведёт Павел Шаршаков


世界初演
ПРЕЛЮДИЯ
出演:
アンドレイ・ヤフニューク;
イリーナ・ペレン(ロシア功労芸術家),
マラト・シェミウノフ(国際コンクールディプロマ受賞);
エカテリーナ・ボルチェンンコ(国際コンクール入賞),エフゲニー・デリャビン;
オクサナ・ボンダレワ(国際コンクール入賞),リシャット・ユルバリソフ;
オリガ・ステパノワ,デニス・モロゾフ(ロシア功労芸術家),

タチアナ・ミリツェワ(国際コンクールディプロマ受賞),アンドレイ・カシヤネンコ,
サビーナ・ヤパーロワ,ニコライ・コリパエフ,
マリア・ドミトリエンコ,アンドレイ・マスロボエフ(国際コンクールディプロマ受賞),
ヴィクトリア・ザリポワ,アレクセイ・クズネツォフ;

アルファ・ンゴビ・オリンピアーダ・サウラート,ヴァレリア・ザパスニコワ,オリガ・アストレイコ,
エカテリーナ・クラシューク,ヴィクトリア・クテポワ,クリスティーナ・マフヴィラーゼ,
マリーナ・ニコラエワ,オリガ・セミヨノワ,タチアナ・ゴルディエンコ,
ニーナ・オスマノワ(国際コンクール入賞),
マリア・リヒテル,アンナ・スホワ,エカテリーナ・ホメンコ,
ニコライ・アルジャエフ,ニキータ・クリギン,アンドレイ・ラプシャノフ,
ヴィクトル・レヴェデフ(全ロシアコンクール入賞)

オーケストラ・ソロ:
アレクサンドル・シメリョーフ(ヴァイオリン),エレナ・セルゲエヴナ(チェロ)

劇中ソプラノ出演:
スヴェトラーナ・モンチャック(全ロシアコンクールディプロマ受賞)

上演時間:40分

指揮:ヴァレンティン・ボグダノフ

プロダクション指導:パーヴェル・シャルシャコフ








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ペテルブルク便り~ミハイロフスキー劇場2011年9月19・20日キャスト表

ペテルブルクに第二の里帰り中のオマール大好きさんからマールイ(ミハイロフスキー劇場)のキャスト表のお写真をいただきました。
ありがとうございます~。

最初にアップした記事に若干誤りがありましたので、訂正させていただきました。
申し訳ありません。

オマール大好きさんが観賞なさったのは2011年9月20日の公演と、あとの記事でご紹介いたしますが、9月22日の公演。

で、9月19日と20日は全く同一キャストだということです。
(ややこしいので、22日のキャストのほうは記事を分けますね。)

※画像の無断使用は堅くお断りいたします

2011年9月19日・20日公演 キャスト表


まずは最初の画像から文字で再現いたします。
Премьера
БЕЗ СЛОВ
Исполнители:

заслуженная артистка России Ирина Перрен, Николай Колыпаев,
лауреат международных конкурсов Екатерина Борченко,
лауреат Международного конкурса Михаил Сиваков,
Валерия Запасникова, Андрей Немич,
Мария Дмитриенко, Андрей Лапшанов

Соло в оркестре:
заслуженный артист России Вадим Мессерман(виолончель),
Марианна Домникова(рояль)

Продолжителиность балета 30минут

Премьера
ДУЗНДЕ
Исполнители:

дипломант Международного конкурса Татьяна Мильцева,
Ольга Семёнова, дипломант Международного конкурса Марат Шемиунов;
Савина Яппарова, Николай Арзяев;
Никита Кулигин, Николай Корыппаев, Андрей Яхнюк;
Виктрия Зарипова,заслуженная артистка России Эльвира Хабибулльна
Альфа Н'Гоби Олимпиада Саурат, Андрей Немич

Соло в оркестре:
Елена Савонова(флейта),Арсений Ручкин(альт),Елена Архипова(арфа)

Продолжителиность балета 30минут



シーズン・プレミア 
БЕЗ СЛОВ
出演:
イリーナ・ペレン(ロシア功労芸術家),ニコライ・コリパエフ,
エカテリーナ・ボルチェンコ(国際コンクール入賞),
ミハイル・シヴァコフ(国際コンクール入賞),
ヴァレリア・ザパスニコワ,アンドレイ・ネーミッチ
マリア・ドミトリエンコ,アンドレイ・ラプシャノフ

オーケストラ・ソロ:
ワディム・メッセルマン(ロシア功労芸術家)(チェロ)
マリアンナ・ドムニコワ(ピアノ)

上演時間 30分

シーズン・プレミア
ДУЗНДЕ
出演:
タチアナ・ミリツェワ(国際コンクールディプロマ受賞),
オリガ・セミヨノワ, マラト・シェミウノフ(国際コンクールディプロマ受賞);
サビーナ・ヤパーロワ, ニコライ・アルジャエフ;
ニキータ・クリギン,ニコライ・コリパエフ,アンドレイ・ヤフニューク;
ヴィクトリア・サリポワ,エルヴィラ・ハビブリナ(ロシア功労芸術家),
アルファ・ンゴヴィ・オリンピアーダ・サウラート,アンドレイ・ネーミッチ,

オーケストラ・ソロ:
エレナ・サヴォノワ(フルート),アルセニー・ルーチキン(ヴィオラ),エレナ・アルヒーポワ(ハープ)

上演時間 30分


ロシア功労芸術家というのは栄誉称号です。
ソ連時代からありましたが、今はロシア人民芸術家に次ぐ栄誉です。
(ソ連時代はソ連人民芸術家→ソ連功労芸術家→ロシア人民芸術家→ロシア功労芸術家という感じでした)
今回のプレミアは「初演」という意味合いではなく、シーズンの初演、つまりは封切り作品という意味でのプレミアです。そのまま「シーズン・プレミア」と書かせていただきました。


お次の画像は世界初演の新作
Мировая премьра
ПРЕЛЮДИЯ
Исполнители:

Андрей Яхнюк;
заслуженная артистка России Ирина Перрен,
дипломант Междунаролного конкурса Марат Шемиунов;
лауреат международных конкурсов Екатерина Борченко, Евгений Дерябин;
лауреат международных конкурсов Оксана Бондарева, Ришат Юлбарисов;
Ольга Степанова, дипломант Международного конкурса Денис Морозов

Дипломант Международного конкурса Татьяна Мильцева, Андрей Касьяненко;
Сабина Яппарова,Никодай Корыпаев;
Мария Дмитриенко, дипломант Международного конкурса Андрей Маслобоев;
Виктрия Зарипова, Алексей Кузнецов;

Альфа Н'Гоби Олимпиада Саурат, Валерия Запасникова, Ольга Астрейко,
Екатертна Красюк, Виктрия Кутепова, Кристина Махвилазе,
Марина Николаева, Ольга Семёнова,
засулуженная артистка России Зльвира Хабибуллина,
Татьяна Гордиенко, лауреат Международного конкурса Нина Османова,
Мария Рихтер, Анна Сухова,
Николай Арзяев, Никита Кулигин, Андрей Лапшанов,
лауреат Всероссийского конкурса Виктор Лебедев

Соло в оркестре:
Александр Шмелёв(скрипка), Елена Сергеева(виолончель)

В спектакле принимает участие
дипломант Всероссийского конкурса Светлана Мончак(сопрано)

Продолжительность балета:40 минут

Дирижёр-Валентин Богданов

Спектакли ведёт Павел Новосёлов


世界初演
ПРЕЛЮДИЯ
出演:
アンドレイ・ヤフニューク;
イリーナ・ペレン(ロシア功労芸術家),
マラト・シェミウノフ(国際コンクールディプロマ受賞);
エカテリーナ・ボルチェンンコ(国際コンクール入賞),エフゲニー・デリャビン;
オクサナ・ボンダレワ(国際コンクール入賞),リシャット・ユルバリソフ;
オリガ・ステパノワ,デニス・モロゾフ(ロシア功労芸術家),

タチアナ・ミリツェワ(国際コンクールディプロマ受賞),アンドレイ・カシヤネンコ,
サビーナ・ヤパーロワ,ニコライ・コリパエフ,
マリア・ドミトリエンコ,アンドレイ・マスロボエフ(国際コンクールディプロマ受賞),
ヴィクトリア・ザリポワ,アレクセイ・クズネツォフ;

アルファ・ンゴビ・オリンピアーダ・サウラート,ヴァレリア・ザパスニコワ,オリガ・アストレイコ,
エカテリーナ・クラシューク,ヴィクトリア・クテポワ,クリスティーナ・マフヴィラーゼ,
マリーナ・ニコラエワ,オリガ・セミヨノワ,
エリヴィラ・ハビブリナ(ロシア功労芸術家),
タチアナ・ゴルディエンコ,ニーナ・オスマノワ(国際コンクール入賞),
マリア・リヒテル,アンナ・スホワ,
ニコライ・アルジャエフ,ニキータ・クリギン,アンドレイ・ラプシャノフ,
ヴィクトル・レヴェデフ(全ロシアコンクール入賞)

オーケストラ・ソロ:
アレクサンドル・シメリョーフ(ヴァイオリン),エレナ・セルゲエヴナ(チェロ)

劇中ソプラノ出演:
スヴェトラーナ・モンチャック(全ロシアコンクールディプロマ受賞)

上演時間:40分

指揮:ヴァレンティン・ボグダノフ

プロダクション指導:パーヴェル・ノヴォショーロフ

初演の「プレリュード」について、ミハイロフスキー劇場のサイトによりますと。

音楽:ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル、ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、ベンジャミン・ブリテン
振付・衣装デザイン・演出:ナチョ・ドュアト
照明:ブレッド・フィールド
衣装テクニカル(←って、なんでしょう?):アラ・マルシナ
音楽監督、指揮:ワレリー・オヴシアニコフ
アシスタント振付:ジャンナ・アユポワ、キリル・ミヤスニコフ

Музыка: Георг Гендель, Людвиг ван Бетховен, Бенджамин Бриттен
Хореограф, художник-постановщик, художник по костюмам: Начо Дуато
Художник по свету: Брэд Филдс
Художник-технолог по костюмам: Алла Марусина
Музыкальный руководитель постановки и дирижёр: Валерий Овсяников
Ассистенты хореографа: Жанна Аюпова, Кирилл Мясников

«Прелюдия», по словам автора, это преломление тех эмоций и впечатлений, которые сопровождают начало нового периода его жизни — в России, в Петербурге, в Михайловском театре. Этот балет, как обычно, не опирается на конкретный сюжет. Его концептуальное ядро — встреча двух разных, но стремящихся к взаимному познанию и взаимному проникновению миров: классического балета и современного танца. Название балета, при кажущейся простоте, многозначно. Его смысл, конечно же, не сводится к значению термина из музыкального словаря. Можно предположить, что Дуато в своем новом произведении постарался передать все эмоциональные нюансы, которые сопровождают сближение двух противоположных начал, в последующем слиянии которых зарождается новая жизнь.

特定の主題や物語に沿ったバレエではないっぽいですね。
人生だったり、世界や時代の大きなうねりみたいなものを表現しているのかなあ?
誕生・始まりと破壊みたいなもの?
クラシックとモダンの融合を試みた作品みたいですが、、、
とにかく観てみないことには、さっぱりわから~ん(笑)










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ペテルブルク便り~エルミタージュ劇場情報

ロシアはサンクトペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさん。
エルミタージュ劇場で「ジゼル」をごらんになったそうです。

今回はエルミタージュ劇場とそれからマールイのダンサーについて書いてくださったので、ご紹介いたします。
オマール大好きさんいつもありがとうございます

エルミタージュ劇場についてはこちら
エルミタージュ美術館の西隣というか、エルミタージュの一部なんですけれども、
ネヴァ河沿いにあります。




昨日(注:現地で9月23日のことです)はエルミタージュ劇場で「ジゼル」を観て来ました。
実は20日もジゼルを観に行ったのですが、諸般の事象により開演直前に到着、1幕終演後そのままマールイ(ミハイロフスキー劇場)へという状況だったので、プログラムすら購入出来なかったんですよ。

エルミタージュ劇場は劇場自体がバレエ団を持っているわけではなく、
ピーテルの地元密着型(?)のバレエ団が代わる代わる公演を行います。
(来月はタッチキンが公演するそうです。)
ただ、時々マリインンカ(注:マリインスキー劇場)のダンサーなどがゲスト出演するそうで、運が良ければとても素晴らしい公演に当たることもあるとか・・・

それから、この会場は全席Freeなので、会場に早く入った人から順に好みの席を選べます。
言い換えると遅くなればなるほど、観難い席になってしまうんです。
でも会場はとてもこじんまりしてますし、かなり傾斜があるので
最後尾列でもそれなりに楽しめるのではないかと思います。


20日がバタバタだったので、昨日は多少余裕を持って劇場に行き、ネヴァ川の辺りの
写真を撮ろうとしていたら、カメラの視界に人が・・・ちょっとムッとして
その人を見たら、なんとユーリ・ミーロフ(実は大好き♪)でした。
今日(23日)ここでアルベルト(注:ロシアではアルブレヒト→アルベルト)を踊って、明日(24日)から数日間フィンランドで踊って
その後28日には日本に向けてピーテルを発つそうです。

個人的に話をしたのは、マールイの「Quatro」の公演以来なので、1年以上ぶりかも。
相変わらず、親しみやすいNice Guyでした。
この後、購入したキャスト表に関連していろいろあったのですが、
私がビックリしたポイントだけ言うと、

・キャスト表では今日のアルベルトはユーリではなくアレクサンドル・ヴォイティン
・20日踊ったアルベルトはミハイル・ヴェンシコフ←これ、絶対に嘘ですから。
・20日のミルタはヴィジュニナ(アリョーナ)だった

そして劇場スタッフに聞くと、やはり今日のアルベルトはアレクサンドル・ヴォイティン、
でもキャスト表とは異なり今日のミルタはアリョーナだと言うし・・・

20日の1幕を観る限りアルベルトはミーシャではなかったし、
昨日もユーリがアルベルトを踊ったのでキャスト表の信憑性も劇場スタッフの言うことにも大いに疑いを持ってしまいました。
因みに23日のミルタはアリョーナではなかったです。
もしキャスト表のミルタが正しくて、20日にアリョーナが踊ったとしたなら・・・
ものすごい後悔です。

「ジゼル」としての舞台はですね、20日より今日の方が良かったです。
今回の訪露で始めて観たのクラシック全幕なので、良く見えたのかもしれませんけど。
ジゼルを踊ったナタリア・ポテクニナ(キャスト表が正しいという前提での名前です)も
小柄ながら柔らかな感じの村娘、宙に浮かぶようなウィリを見せてくれました。
エルミタージュは今日(24日)のくるみ、明日の白鳥とチケットを買っていますが、
気が向いたら行こうかなと。




オマール大好きさんは、なんとかして27日の「白鳥の湖」(一般には公開されない、クローズドの公演)になんとかして潜りこもうと模索中だそうです。
ミッション成功の暁には、是非感想をお聞きしたいですね~。

ミーロフはアカデミーバレエの来日公演に参加なのですね!
チケット、買おう買おうと思っていてすっかり忘れていました!
どうにか都合をつけて観に行きたいです。
(ロシア文化フェスティバルの優待料金チケット買うチャンスあったのに失念。あーあ。)
ミーロフって、、、、全然顔とかが似ているわけじゃないのですが、わたしの中ではコルプとお顔の系統がいっしょのイメージ。彫りが深いというか、下手な写真だと、目元が真っ暗になって人相悪く写っちゃうんですが(コルプの写真写りの悪さって、めちゃくちゃ極悪人みたいになっちゃうときありますよね。。。。あたし、コルプ好きなんですよ、これでも一応。)実際はものすごーくいい人オーラ全開なんですよね~。


それからマールイのダンサーとお話をなさったときに、冬の来日公演参加のメンバーについて聞いてくれたみたいなのですが、
ちょっぴり複雑というか、残念というか、、、仕方ないなあ、という情報です。
来日メンバーって今発表されているダンサーで確定というわけではなさそうです。
ペレン、ボルチェンコ、サラファーノフ、ルジマトフは確定だと思いますけどね。
その他のメンバーは例えキャストとして発表されていても本人の意思次第では
来日がなくなるかもしれないということでした。
まだ今の日本に不安を持っているダンサーがいるのは事実みたいで、
ボリショイ同様にダンサーが行きたくないと言えば、それを尊重するってことなんですね。

蛇足ですが、最近髪を短く切っているダンサーが多いのはやはりナチョの影響みたいですよ。

レヴェデフと少しだけ話をしたのですが、笑顔がとぉ~っても可愛くて、
Webで掲載されている写真よりもずっと親しみやすいです。
舞台上では堂々としたバレエを披露してくれてますが、
直接対峙すると、まだまだお子様っていうかあどけなさが残ってて、
なんだか応援したくなってしまいました。
その直後、タバコを吸い始めたのはやっぱりロシア人だなぁと思いましたが。

それからチョット心配な話が。
最近あまり見ないダンサーの様子を聞いたところ、マキシム・エレメーエフは
膝の故障で踊れない状態だそうです。
その故障もありがちなレベルではなくて、かなり深刻なようで、今は手術待ちだとか。
「Completely Broken」と言っていたので、かなり悪い様子です。
無事に手術を終えて、十分に時間をかけてリハビリをして、マールイに復帰してくれますように!


偶然かもしれませんが、ロシアのスケート男子も、、、短髪が流行っているんですよ!
特にアイスダンス!今季の課題はラテンなのに、チョンチョン切ってしまっていいの???
まー、すぐに伸びますけどもねえ。
(ロシアのスケート男子の髪型もだいぶ変わりましたねえ。
昔は坊ちゃん狩り多かったもんなあ。)


マールイの来日メンバー、ほんとに直近にならないとわからないと思います。
もし、わたしが情報を得て、そしてそれをブログで書いてもOKな状況になったら、
書かせていただきますが、
だいたい連絡くれるのって、、、来日直近なんですよね(苦笑)
まあご本人もぎりぎりまでわからないって人もいますからねぇ。

例年、そんな具合ですから、今度はどうなることやら。
今度の冬はもしかしたら来日しないかもしれない、、と覚悟していたので、
来てくれるだけでありがたいのですが。。。。。
(それに、いつも連絡をくれるダンサーが、来日メンバーに入っていないと、これはもうお手上げで、幕が上がるまでわかりません)


エルミタージュ劇場は、ロシア観光ツアーなんかで、よくセットでついてくるバレエ観賞に選ばれることが多いですけれど、そういう方のお話でも
「こじんまりとしていてよかった」という声をよく聞きます。
わたしもいつか行ってみたいです。
観やすいのは魅力的よね~。







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ペテルブルク便り~ヴィシニョーワとラララ・ヒューマンステップス


Sep 21 2011 St.Petersburg: Aleksandrinsky La La La Human Steps

ロシアはサンクトペテルブルクへ第二の里帰り中のオマール大好きさん。
アレクサンドリスキー劇場で行われたディアナ・ヴィシニョーワとLA LA LA Human Stepsの公演をごらんになった感想をお寄せくださいました。
いつもありがとうございます!

普段オマール大好きさんがマールイの公演をごらんになるあたりの席位置で、
ナチョ・デュアトの作品の公演のチケットと比べると3倍以上のお値段だったそうで、
ロシアでの公演としたら異常なまでの高額。
1時間半の1幕ものの作品で、とても楽しみにしつつも若干不安も抱えながら観にいかれたそうですが・・・・

さてさて感想は?





ヴィシとLa La LaのGala観てきました。

結果は大正解!ものすご~~~~っく素晴らしい公演でした。
La La Laのダンサー達の踊りは「体に確りとクラシックの基礎が、それもかなり高度な基礎が叩き込まれてる」って感じられるんです。
なので、ナチョのプレリュードのようなコンテとクラシックのIntegrationではなくて、完全にクラシックが基礎となることが前提であるコンテだと思います。
明らかにコンテンポラリーというエリアのバレエなのに指先から腕、肩、そして首筋までの動線や足先と足、そして背骨の使い方がクラシックそのものです。
クラシックを別の形で表現したバレエという感じすらしました。
その上、男性ダンサーのサポートの上手さといったら、圧巻です。
それぞれのダンサーがクラシックバレエなら絶賛されるであろう技を軽々と何度も何度も見せるので、逆にすごいことをしているっていう感じが希薄になってしまいます。
身体能力という意味ではレドフスカヤを上回るようなダンサーが当たり前のように踊っているので誰が主役なのか、最後まで分かりませんでしたけど。
別にヴィシがいなくても十分に成り立つ公演だと思います。
作品としては、映像や音楽、そして照明をとても上手に使ってて、非常に演出高価が高いなと感じました。
同じダンサーが同じ場所で踊っているのに、照明の当て方だけでまったく別物に見えたりするのって、不思議です。

マールイファンとしては彼らに申し訳ないですが、ナチョのトリプルビルを3回観るなら、この公演を1回観るべきかと思います。
比較してしまうと、プロと子供の手習い位の差があるなと感じてしまいました。

ただ、エドワード・ロックが作品を通して伝えようとしているものが壮大すぎて、私には到底咀嚼することなど出来るはずもなく、終演後は非常に疲労感を覚える結果となり・・・明日のチケットも買ってあるのですが、今日の公演だけでお腹いっぱい状態です。
明日も観たら消化不良を起こしてしまうかも。。。









わたしはLALALAヒューマンステップスの公演は生では観たことはないのですが、
ダンスマガジンの批評を読んだり、動画を見るにつけ、一度は観てみたいなあと感じているバレエ・カンパニーのひとつです。


身体能力がある分、ナチョの振付をこなせてしまうマールイのダンサーと比べたら、
コンテンポラリー・ダンスを専門にやっているカンパニーのダンサーは、やはり一日の長があるというか、、、一日どころか数年のひらきがあるのは否めませんね。
ましてやマールイのダンサーは「たまたま、今の芸術監督が、ナチョ・デュアトである」というのであって、コンテンポラリーの道に進みたくて進んだ人たちとはちょっと趣を異にしているというか。。。
なんていうのかな、ええと、クラシックとコンテがどっちがどう優れているとか、そういう話ではないのですけれども、、、、
クラシックの教育・訓練を受けてきた人が、コンテンポラリーの道へ進むというのは、
ある意味、とても大きな決断だと思いますし、そこでその人は自分の表現手段を「これだ!」と選んでいるわけですよね。
(もちろんその逆のパターンもあるし、最初っからコンテの人もいるし、両方やってる人だっています。
ここでは、クラシックの本格的なトレーニングを積んで、なおかつコンテンポラリーを専門にしている人、について言及しています。)
やはりそういうダンサーからは「明確な意思力」というものが感じられます。
いろいろある表現手段から、座付振付家ないし、そこの芸術監督の舞踊言語を自らの進む道として選ぶって、、、要は人生の一大決心ですものね。
いろいろな理由があると思います。
ある種の挫折(怪我や身長の問題などで方向転換をせざるを得ない場合とか。)がきっかけの人もいますし、もちろん現代作品や振付家に惚れ込んで、そっちの魅力にとりつかれちゃう場合もあると思います。
ある程度年齢がいってからコンテンポラリーを主体にして活動していくダンサーもいますが、
だいたいにおいて、ダンサーは若いある時期に、この「どの道に進むか」という選択をしているわけで、、、、


どのダンスのカテゴリーに進むにしても、プロフェッショナルの道は険しいですが、
こういう大きな決断をした人は、それなりに、大きく成長しているように感じます。
(まっすぐぶれなくひとつの方向を進んでいる人も素晴らしいと思います。)
強い意志力がある人は、外に発するものも強いから、
えてして、、舞台からそんな見えない何かが伝わってくるような気がするんですよね。



エドワード・ロックの作品を踊りたくて、LALALAヒューマンステップスに所属しているダンサーと、ナチョ・デュアトの指導を受けるようになって日が浅いマールイのダンサーではちょっとまだ、勝負にはならないというか、、、、、同じ土俵に立つには数年単位ですよね。
ナチョの舞踊言語に出会って、咀嚼して、完全に自在に操れるようになると、観客に訴えるものも強くなるんじゃないですかねえ。
そっち方面に才能が目覚めるダンサーも出てくるでしょうしね。


(まー、願わくば、ワタクシは彼らにクラシックの道を極めてほしいのが本音なんですけども、
せっかく「新しい舞踊言語」に出会えたのだから、彼らの可能性の広がりに水を差すようなことは、、、言えない、、、、ブツブツ。。。。
そして怪我しないように、それが一番の心配ね。。。。)




ナチョの作品を踊りたくて移籍したサラファーノフはどんな感じなんでしょうね。
ちょっと興味あります。


わたしの好みとして、どうしてもクラシック主体に観賞していますが、
それでも時々現代作品を観るチャンスはあります。

今でも忘れられないのは、フォーサイスの作品を踊ったシルヴィ・ギエムを観たときです。

なにがなんだかわからないけれども、凄まじいというか、一生忘れられないほどの衝撃を受けました。

ベジャール作品を踊るギエムは、もちろん凄いんですが、ある意味「想像できるすごさ」だったのですね。「ギエムはこんな感じだろう」という期待そのまま、素晴らしいパフォーマンスだったのですが、フォーサイスを踊ったときは、魂持ってかれちゃいました。
あの時は、同じガラでマイケル・ナンだったり、熊川哲也だったり、ダンステクニックとしては、彼らにしても、かなりの絶頂期だったダンサーも観たのですが、
いやはや。。。。
ギエムを観たら、すこーん、と彼らの踊り、抜け落ちちゃいましたもんね。

一緒に観に行った母とそのお友達とも、
「なんだかよくわからないけれども、ものすごいショックだった」
「フォーサイスを踊りたいダンサーの気持ち、わかったような気がするね」
「ダンサーだったら、誰もがあこがれるだろうね。でも誰でも躍らせてもらえるようなシロモノじゃないよね」
などと語り合った記憶があります。



なーんてなことを、オマール大好きさんのメールをいただいて、つらつら考えたのでした。

わたしも、ギエムのフォーサイスを観たとき「もう1回観たいけど、、、やっぱりいいや、げふん。。。。」という感じで、受け止めるのに精一杯だったなあ。


















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