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フェス 楽しんでますか?
夏休みも近づく今日この頃みなさんいかがお過ごしでしょうか?
夏といったら、イベント盛りだくさん!
海外のクラシック業界では劇場がオフシーズンに入るのもあって、本拠地離れてツアーに出るところもありますね。
日本に海外の音楽家やダンサーが来てくれるのはそのおかげもあるのです。
はてさて、所属劇場なんてもののない、ミュージシャンたちは、ご自分のスケジュールで活動なさってらっしゃいますが、
我々ファンにとって、ありがたいのは、フェスってやつです。
フェス会場に行けば、いろんなアーティストを聴けるのですね。
ワタクシのホームタウン静岡にもフェスってやつはいろいろあるんですが、7月15日~17日はApバンクフェスっつーのが掛川のつま恋でやってるんすよ。
だもんであたしゃ、今日はお仕事ですよ、はい。
現場手伝ってきまーす。えへ。
おかしいなあ。
土日祝日休みの事務所勤務になったはずなのにな~?
これからはバレエもスケートもフェスもたくさん行けるよなー、なんて
4月に事務所勤務になった時は思ったものでしたが、現実はそんなに甘くなかったぜ。
いつになったら、ファンとしてフェスに参加できるのか。
定年後なのか。。。。
フェスへ行く人も。
働く人も。
熱中症に気を付けてがんばろー!
John Farnham dvd "THE LAST TIME" レビューその1
"THE LAST TIME"
7月1日はオーストラリアのシンガー、ジョン・ファーナムの74回目のお誕生日でした。お休みの日は久しぶりに”THE Last TIME”のDVDを見ました。
我が家の居間とかのテレビ、DVD機器および自分のPCは日本の規格に合わせてありますが、自分のPCに接続するDVDプレーヤーは、リージョンコードを北米用、オセアニア用の規格に切り替えたものをそれぞれ使っています。
まあ、フリーソフト使ってもいいんですが、今はプレーヤーもお手頃価格なので、めんどくさがり屋の私はDVD機器ごととっかえりゃ楽じゃん、というタイプです。
それというのも、ジョン・ファーナムのDVDは日本で見られないもの(リージョンコード4)が多いんですよ、はい。
※このTHE LAST TIMEはアマゾンのリンク先ではリージョンコード4となっています。(もともとテレビ放映もあり、2003年発売当時はVHSビデオも出ていました。AustraliaはPAL形式です。)
ただ、私が入手したものはリージョンコード2&4のDVDでしたので、2のまま設定をいじっていない機器でも4に変更してある機器でも両方視聴できました。
コンサートツアー『THE LAST TIME』は2002年11月6日~2003年6月15日まで約半年、100回弱のステージでしたが、このツアーは彼にとって最後の大規模なコンサートツアーであるとアナウンスされました。
もちろん、引退するというわけではなく、その後もレコーディングやツアーを行っていますが、せいぜい長くても1か月程度の日程です。(あ、あとNew Zealandツアーはけっこう長く行ったかな。)
ジョン・ファーナムはこのツアーをオーストラリアの主要なアリーナと、野外では4,000人収容のテントで開催しました。
「Tha last time」というシンプルなタイトルで、ファーナムの35年間を2時間半のショーに詰め込んだ内容となっています。
このDVDは2003年6月15日の日曜日、メルボルン・パークのロッド・レーバー・アリーナでツアーの最終日と、ボーナストラックはテントの設営の様子や舞台裏のシーンが収められています。ツアー先にコンサートホールがなければ作っちゃえばいいじゃないの、ということらしいですが、スケールが大きい。
最終日はロッド・レーバー・アリーナでの彼の86回目のショーであり、このアリーナだけで彼は通算100万人を動員しています。
ツアーのセットリストはこれだけ長いツアーなので曲の入替はいくつかあったのですが、最終日はこんな感じの24曲です。
Part 1 - Acoustic
Simple Life
Raindrops
Touch Of Paradise
Burn For You
Talk Of The Town
Two Strong Hearts
Chain Reaction
Part 2: Electric
Reasons
No Ordinary World
Hearts On Fire
When The War Is Over
Age Of Reason
Keep Talking
Man Of The Hour
One
Everytime You Cry
Please Don't Ask Me
Help
That's Freedom
Pressure Down
Playing To Win
You're The Voice
~encore
Sadie
The Last Time
RELEASE DATE
21st July 2003
BONUS FEATURES
Under The BIg Top
A behind the scenes look at John, the band and the crew touring Australia 'in a tent
Angus Burchall/drums Lindsay Field/vocal,guitar
Stuart Fraser/guitar Steve Williams/sax,harmonica
Chong Lim/keyboards Brett Garsed/guitar
Lex Tier/trombone Bob Coassin/trumpet
Craig Newman/bass Dannielle Gaha/vocal
Part 1 - Acoustic
1 Simple Life
John Farnham(vo) Stuart Fraser(acoustic g)Angus Burchall( conga drums)
『シンプル・ライフ』はアルバム Romeo's Heart 収録で1996年のシングルです。私の大好きなリチャード・ペイジがジョナサン・リンドと作った曲です。(リッチはソロ・アルバムの中でセルフカバー)
私は1996年当時、先にリッチのほうを聴いてしまったので、ジョンのほうは後からで、そうすっとどうしてもリッチの声の印象が強すぎて、ジョンのはぴんとこなかったのです。しかしライヴではアコースティックなアレンジで歌うことが多く、その後2011年にアコースティックチャペルセッションというCD&DVDに収録されたものが、とても素敵でして。ああこれはジョンのために書かれた曲なんだなあ、ジョンて天井知らずだなあ、どこまですごい歌い手なんだろう、、、と思ったのでした。
この曲はですね!やっぱり、エレクトリックのアレンジより、アコースティックバージョンが一番いいと思います。ここではジョン、チェット、アンガスの3人で優しい雰囲気がとてもいいです。
2 Raindrops
John Farnham(vo) Brett Garsed(acoustic g) Craig Newman(up ba)Lex Tier(tr)
Raindrops Keep Falling On My Head/『雨に濡れても』は1969年B.Jトーマスのオリジナルですが、ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード主演の「明日に向かって撃て」の主題歌。世界中で大ヒットし、たくさんカバーがありますが、ジョン・ファーナムも1970年、ジョニー・ファーナム時代にカバーシングルをリリース。7週連続1位です。
このアコースティックバージョンは優し気なブレットのギターとクレイグのアップライトベース、ジョンのヴォーカルの歌い出しで、途中でレキシーのトロンボーンが乱入。
3 Touch Of Paradise
John Farnham ,Dannielle Gaha, Lindsay Field(vo) Angus Burchall( conga drums)Brett Garsed, Stuart Fraser(acoustic g) Craig Newman(up ba) Steve Williams(ha)Chong Lim(accordion)
『タッチ・オブ・パラダイス』ではバンドマスターのチョン・リムもアコーディオンで、またコーラスにリンジー・フィールドとダニエル・ガハ(今は結婚してダニエル・デアンドレア)も加わります。ダニエルとジョンは昔1989年にデュエットでシングルを出しています。ダニエル・ガハはオーストラリアではジョン・ファーナム、グレン・シャーロック、ヨーロッパだとスティング、ペット・ショップ・ボーイズ、ジェイソン・ドノヴァンのバックヴォーカルで活躍しているシンガーです。
さてなんでこの大事な千秋楽にリサ姐さんは参加していないのかというと。この時期リサ姐は育休中なのですよね。千秋楽は客席に赤ちゃんと一緒にacousticの時だけいました。
4 Burn For You
John Farnham ,Dannielle Gaha, Lindsay Field(vo) Brett Garsed, (acoustic g)
『バーン・フォー・ユー』はアルバムCHAIN REACTION収録。1990年8月にシングルカットされました。この曲はジョン・ファーナム、フィル・バックル、ロス・フレイザーの3人で作った曲ですが、私はジョンの作った曲の中では屈指の名バラードだと思います。
オリジナルでもライヴでも極力シンプルな音で構成され、アコースティックギターがメイン。その都度いろいろなギタリストが彩ってきました。初期はフィル・バックルのソロ。(ロス・フレイザーはライヴでは弾いていないんじゃないかなあ。)そのギターに入ってもいいよ、という感じで寄り添うデイヴィッドのキーボードがよかったんだよねぇ。懐かしいな。また、CHAIN REACTIONツアーではギターの神、トミー・エマニュエルが参加した日程はもちろんトミーのソロ。近年はもっぱらブレット・ガースドとチェットが担当していました。
このDVDはブレットの美しいギター一本と3人の綺麗なコーラスワークが楽しめます。ジョンは歌う前に「次はものすごく美しい歌。あ、自分ではものすごく美しい歌だと思っているんだよ。」と紹介。
ブレットはジョンのバンドに参加したばかりの若かりし頃、フィル・バックルとロス・フレイザーにものすごく影響を受けたそうです。
5 Talk Of The Town
John Farnham ,Dannielle Gaha, Lindsay Field(vo) Angus Burchall(snae drums)Brett Garsed, Stuart Fraser(acoustic g) Craig Newman(up ba) Bob Coassin(Didgeridoo) Chong Lim(accordion)Steve Williams(ha)
スティーヴのハーモニカがカッコいい『トーク・オブ・ザ・タウン』は1993年のシングルでアルバムThen Again 収録。このライヴではトランペットのボブがディジリドゥで参加。ボブとジョンが初めて会った時のエピソードを披露。ボブはいくら言っても、ジョンをジャンと呼ぶらしく、何度も何度もジョンだっつーの、というやりとりを交わしていたとか。トランペット奏者のアコースティック参加ってどうすんだ?と思ってたら、最古の民族楽器でも金管グループのディジリドゥで加わっておりました。
6 Two Strong Hearts
John Farnham ,Dannielle Gaha, Lindsay Field(vo) Angus Burchall(snae drums)Brett Garsed, Stuart Fraser(acoustic g) Craig Newman(up ba) Chong Lim(accordion)
Age Of Reason収録、1988年のシングル。この曲は Bruce Martin Woolley(ラジオスターの悲劇を作った人)とAndy Hillの共作です。
最初にアイドル時代のジョニー・ファーナムのデビュー曲のイントロが奏でられ、ジョンが歌おうとしたところでストロングハートに切り替え。
7 Chain Reaction
John Farnham ,Dannielle Gaha, Lindsay Field(vo) Angus Burchall(snae drums)Brett Garsed, Stuart Fraser(acoustic g) Craig Newman(up ba) Chong Lim(accordion)Steve Williams(ha)
acoustic setのラストはスティーヴのめちゃくちゃかえっけーハーモニカソロで始まる素敵なチェーン・リアクションで。アルバムChain Reactionの第二弾シングルとして1990年にリリース。
第一部のacoustic setだけで1時間弱。
ちょっと休憩をはさみ、Electric setがスタート。
とりあえずacoustic setのごしょうかいまで。
第二部はまた今度。