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Bing Crosby & David Bowie - The Little Drummer Boy / Peace On Earth

デヴィッド・ボウイ、ビング・クロスビー、と聴いていたら、そうそう、この2人が一緒に歌ってた「リトル・ドラマー・ボーイ/ピース・オン・アース」がありました。
Bing Crosby & David Bowie - The Little Drummer Boy / Peace On Earth

これは1977年、ビング・クロスビーのクリスマス特番『ビング・クロスビーズ・メリー・オールド・クリスマス』 でデヴィッド・ボウイと共演した時のデュエット。(クロスビーの亡くなる少し前なので、最後のクリスマス特番になりますね。)
1950年代に大ヒットしたアメリカのクリスマススタンダードナンバー「リトル・ドラマー・ボーイ」に「ピース・オン・アース」というこの番組用に書かれたオリジナル曲をミックスしたもの。
このデュエットはそのあまりの出来の良さから大評判となり、すぐに海賊盤がが出回ったほどでした。
5年後の1982年にシングル化されて全英3位となっています。
もっともこのシングル化はボウイ側へは説明がなかったため、ボウイがRCAを離れてEMI移籍に至ったとかどうとか、そういう話もありますが(真偽のほどはわかりません。)

「リトル・ドラマー・ボーイ」そのものもいいですが、それに別メロディーを加えた世紀のデュエットも素敵だし、
曲に入る前のクロスビー宅へ訪れるボウイ、というミニドラマも素敵。

ボウイの声もいいんだけど、クロスビーの低音がもう。。。涙物です。


「リトル・ドラマー・ボーイ」は子供の頃からよく演奏してたし、太鼓好きなので、思い出深い曲なのですが。。。

大きくなるまで、どういうわけか、わたし、ラパパンパン、ラパパンパン、、、は。。。

「なんでクリスマスにウサギなのかなあ。羊やチキンや七面鳥じゃないのかなあ?」って感じで、

ラパパンパン=ラパン(うさぎ Lapin)と信じていました。

つづりが違うっつーの


イースターとごっちゃになってたんだろうか?

あれが太鼓の音だなんて知らないぜ!「コケコッコー」が「コッカドゥルドゥルドゥ~」と同じくらいショックですわよ。

ってか、演奏してるんだったら気づけよ、、、ですよね

歌うことは好きなんですが、演奏や伴奏することのほうが多かった我が人生。
その中で身につけた技は、演奏しているときに歌詞におぼれちゃいけないってこと、、、
ええと、ある程度、『歌』や『言葉』って大事なんですが、それに入り込んじゃうとですね、つい歌声に聞きほれて感動しちゃって「ピアノ!!!!!止まってる!!!!!」ってことになっちゃって

まあそんなわけで、あんまり歌詞には入り込まないようにしたりして、、、って、ラパパン勘違いの言い訳にはなりませんな。

The Little Drummer Boy-John Denver

こちらはジョン・デンヴァーのもの

Little Drummer Boy

人形劇や人形アニメーションってときとして、人間が演じるよりも強く感情を揺さぶられることがあります



リトルドラマーボーイはクリスマスに神様へ捧げるものがない貧しい少年が太鼓の演奏を捧げるというお話。

ハンガリーやチェコやフランスの「捧げものがないまずしいジャグラーがジャグリングをマリア様に捧げた」昔話のバリエーションなのかな?

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DAVID FOSTER KENNY LOGGINS CHRISTMAS MEDLEY

大ちゃんの怪我心配ですね。。。。
全日本間に合うかな。。。。早くよくなりますように。。。。




クリス・レアの『ドライヴィング・ホーム・フォー・ザ・ホリデイ』を紹介したので、
今日はケニー・ロギンスが故郷に向う曲をご紹介します。
名曲『セレブレイト・ミー・ホーム』
DAVID FOSTER KENNY LOGGINS CHRISTMAS MEDLEY
埋め込みができないのでリンクを貼っておきます。
デイヴィッド・フォスターとケニー・ロギンスが子供たちと一緒に歌うクリスマスソングメドレー
赤鼻のトナカイ~サンタが街にやってくる~セレブレイト・ミー・ホーム

Celebrate Me Home - Kenny Loggins

レッドウッドのライヴ盤はDVDとCDで収録曲が異なるのですが、
こちらはCDのみに収録されています
とても素晴らしいパフォーマンスでうっとりします。。。。
CD盤も欲しくなっちゃって困るョ


Celebrate Me Home - Kenny Loggins

こちらはオリジナル・バージョン
ケニー初のソロアルバムに収められています。
いろんな人がカバーしました。 




DAVID FOSTER KENNY LOGGINS CHRISTMAS MEDLEYの映像はクリスマス特番で、デイヴィッド・フォスターと共演していて、もちろんフォスターがピアノを弾いていますが、
Celebrate Me Home はフォスターの曲ではなく、アルバム収録時もフォスターは演奏していません。
(アルバムの中のほかの曲でフォスターが提供した曲ありますが、そちらも作曲のみで、演奏はしていません。)
この曲を作ったのはアメリカのピアニスト、プロデューサー、作曲家のボブ・ジェームスです。
ケニーのアルバムでは『Celebrate Me Home』や『Nightwatch』をプロデュースしています。
わたしはアメリカのピアニストというと、ジュリアス・カッチェン、レオン・フライシャー、アンドレ・ワッツ、そしていきなりフュージョン系にとびますが、このボブ・ジェームスが大好きです。


"On Christmas Morning," Kenny Loggins


こちらはデイヴィッド・フォスターと一緒に作ったクリスマスソング「オン・クリスマス・モーニング」
マイケル・マクドナルドも歌っていますね。
この映像はデイヴィッド・フォスターの「クリスマスカード」というビデオ作品で1989年のもの
ケニー・ロギンス曰く『カナダのバンフでのロケで、脳みそまで凍るくらい寒かった』そうです。
ケニー自身のアルバムへの収録は1998年の『ディセンバー』においてでした。






クリスマススタンダード7曲と書き下ろし4曲を収めたケニー初のクリスマスアルバム
『 December 』
ディセンバー
1. ウォーキング・イン・ジ・エア 2. クリスマス・ソング  3. ベルズ・オブ・クリスマス  
4. コヴェントリー・キャロル  5. クリスマス・タイム・イズ・ヒア  6. エンジェルス・イン・ザ・スノウ 7. ホワイト・クリスマス  8. サム・チルドレン・シー・ヒム 9. オン・クリスマス・モーニング
10. あなたに楽しいクリスマスを  11. ディセンバー
ソニーレコード 1998年


このアルバムは「あれ?今まで出ていなかったんだ?」とちょっと意外、、いやでも、、そこらへんはケニーらしいなあと妙に納得してしまうというか、、、初めてリリースされたケニー・ロギンスのクリスマスアルバムです。
クリスマスソングそのものはけっこう歌っていますし、他の人のクリスマスアルバムには参加していたのですがね。

とてもナチュラルで素敵なアルバムです。
1994年の「リターン・トゥ・プー・コーナー」、わたしはこのアルバムも大好きですが、こちらを「子供(もしくはファミリー)向けなんでしょ・・・」と聴くのを躊躇する人でも、このクリスマスアルバムなら入りやすいんじゃないかなー、って思います。

ケニーの声はなんていいますかねえ、、、ちょっと呆れるくらい天然、ちがうなあ、天真爛漫????そういう面があると思うのですよ。
表現するのが難しくて、結局は「ヒューマン・ヴォイス」とかわけわかんない言葉でくくっておりますが・笑
グラミー賞がなんぼのもんじゃい、という声もありますが、
やっぱし、ロギンス&メッシーナ時代からソロに至るまで、ヴォーカリストとしてもコンポーザーとしても何回もノミネートされてるのと、そして実際グラミー賞を複数回とってる人なんだってのはすごいと思う。

プーはともかく、今回はクリスマスアルバム『ディセンバー』
1998年のこの作品、「On Christmas Morning 」がようやっとアルバムに入りましたです。
やれやれ!

全体的にキーボードやピアノが主体でほわっとした気持ちになれます。


#1 Walking in the Air (Howard Blake)
レコーディング当時4歳だったお子さんのルーク、彼と一緒に『スノーマン』(レイモンド・ブリッグスの名作絵本)のビデオでこの歌を気に入ってアルバム収録に至ったそうです。コンポーザーのハワード・ブレイクがこのアルバムのために歌詞を書き足したバージョンです。
ちょっと切なくなるような優しい歌です。


#2 The Christmas Song (CHESNUTS ROASTING ON AN OPEN FIRE) (Mel Torme, Robert Wells)
暖炉で焼けている胡桃を眺めながら、サンタクロースを待ちわびる、素朴なクリスマスソングです。
ケニーは「僕たちの親の世代が生んだ最高のクリスマスソングのひとつ」と語っています。
日本だと竹内まりやが歌ってたのが有名でしょうか。
わたしは、、、そうですね、やっぱりビング・クロスビーのイメージが強いかなあ。



#3 The Bells of Christmas (Kenny Loggins, Steve Wood)
元HONKのキーボード&ヴォーカルのスティーヴ・ウッドとの共作。
スティーヴ・ウッドは80~90年、ケニーのバックバンドの音楽監督でした。(HONKの元メンバーですと、ドラマーのトリスタン・インボーデンも70年代~80年代初めまでバックバンドメンバーでした。)
このアルバムの中で一番のお気に入り。
かすかに聴こえるべス&スティーヴ・ウッドのコーラスも素敵です。


#4 Coventry Carol
16世紀イングランドに起源をもつ「コヴェントリー・キャロル」は、クロスビー・スティルズ・アンド・ナッシュのグレアム・ナッシュとデヴィッド・クロスビー、そしてケニーの3人のハーモニーが美しいです。
ネイティヴ・アメリカン・フルートの音色も素敵。


#5 Christmas Time Is Here (Vince Guaraldi, Lee Mendelson)
名作アニメ「チャーリー・ブラウンのクリスマス」の中でもなじみ深い、ヴィンス・グァラルディ作曲・リー・メンデルソン作詞の切なくも愛らしい曲。
ケニーは無邪気でシンプルで覚えやすいメロディが大好きだそうです。


#6 Angels in the Snow (Loggins, Julia Loggins, Wood)
ケニー・ロギンスの二度目の奥さんのジュリア・ロギンスと、スティーヴ・ウッドとの共作。
ケニーは結婚する前にジュリアのことを「クリスマスそのもの」と表現していたそうです。
とってもロマンチックで、ほわ~っとした気持ちにしてくれる優しいラヴソングです。
(ジュリア・クーパーとはその後離婚してしまうんですけども・・・)


#7 White Christmas (Irving Berlin)
ビング・クロスビーが歌った名曲「ホワイト・クリスマス」のカバー。
これはケニー・ロギンスのお父さんが大好きだった曲で、ロギンス家では今もクリスマスの朝、家族がプレゼントの包みを開けるときはクロスビーのアルバム「メリー・クリスマス」をかけているそうです。
ケニーの一番上の息子さんは「クロスビー」という名前ですが(レッドウッドのライヴでタオルボーイ・?やってた子)ビング・クロスビーからとったんでしょうか?

#8 Some Children See Him (Alfred Burt, Wihla Hutson)
1930~1940年代にアルフレッド・S・バートという長老派の牧師(彼はジャズトランペット奏者でもありました)によって書かれたクリスマスソングは当時としては画期的なジャズの要素を取り入れたコード進行とハーモニーのキャロル。
そして歌詞がやはり当時としてはとても勇気ある楽曲とケニーによるコメントが寄せられています。

#9 On Christmas Morning (David Foster, Loggins) (Co-written with David Foster, this was also recorded by Loggins long time friend and fellow collaborator Michael McDonald)
フォスターの「クリスマスカード」の中での歌声もいいですが、このアルバムのもいいなあ。
うーん、どっちも素敵で選べないなあ。。。。



#10 Have Yourself a Merry Little Christmas (Ralph Blane, Hugh Martin)


「あなたに楽しいクリスマスを」
第二次世界大戦の頃、クリスマス休暇も出征中で父親不在の家庭で、母親が子供たちに歌って聞かせた歌だそうです。


#11 December (Peter Kater, Loggins)

ピーターのピアノが切なくて、美しくて、このアルバムの中で一番泣ける曲。
もちろん、ケニーの歌も素敵です。







Peter Asher – Producer
Ted Blaisdell – Engineer
Rob Brill – Assistant Engineer
David Coleman – Art Direction, Design
David Darling – Cello
Paul DeCarli – Digital Editing
Mike Gillies – Digital Editing, Assistant Engineer
Geoffrey Gordon – Percussion
Peter Kater – Synthesizer, Piano, Engineer, Writer, Instrumental Producer
Nathaniel Kunkel – Engineer
Bob Loftus – Engineer
Kenny Loggins – Guitar, Producer
Marc Mann – Programming
Veronica McHugh – Assistant
R. Carlos Nakai – Native American Flute
John Nelson – Assistant Engineer
Sean O'Dwyer – Assistant Engineer
David Rubenstein – Conductor, String Arrangements, Woodwind Arrangement
Doug Sax – Mastering
Tony Shepperd – Engineer
Ivy Skoff – Production Coordination
Jeremiah Sullivan – Photography
Mervyn Warren – Performer
Beth Fitchet Wood – Vocals
Bil Zelman – Photo Assistance

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Director's Cut L'Invitation au Voyage - Venice from Louis Vuitton with David Bowie and Arizona Muse

久しぶりに戦メリ観たら、やっぱりボウイってカッコイイ~となり、現在ヴィトンのCMを無駄にヘビロテ。

デヴィッド・ボウイが出演しているルイ・ヴィトンのCM
ディレクターズカット
Director's Cut L'Invitation au Voyage - Venice from Louis Vuitton with David Bowie and Arizona Muse


ボウイがヴィトンのCMに!うっひょい!
と思っていたものの、テレビはほとんど見ないのでネットやYou Tubeで拝んでいます・苦笑
こちらはメイキング映像。
Making Of L'Invitation au Voyage - Venice from Louis Vuitton featuring David Bowie and Arizona Muse

気球はCGかと思ったら本物みたいですね。

ケーキ屋につとめていたときは、そのケーキ屋が松坂屋内にあったので、ヴィトンの売り場はわりと身近,,,というかあれだけでかい面積を占めているといやでも目に入るんですが・・・
ボウイのポスターあるのかなー。見に行きたい。。。


そうそう、大昔、処刑人を映画館で観たあと、ダーバンの売り場に行って、ノーマンのポスターが残ってないかと訊きに行った思い出が。
もちろん残ってなかった。
わたしはショーンのほうが好きだったんですが、一緒の売り場の子が「ダーバンのモデルの子がカッコいい」と言うから、じゃあ訊いてくるよー、と。
そのときうちらのあいだではノーマンは「すかんちのローリーに似ている」と話題になってたんだよなあ。(正確にはノーマンの若い無名時代がローリーに似ている)なつかしい。


ボウイに戻りますが、このヴェネツィア編ヴィトンのCM。
この仮面舞踏会でチェンバロを奏でる図にメロメロなんですけども、これ観ると映画ラビリンスでの、サラと魔王ジャレスの仮面舞踏会を思い出しますねぇ。
でも映画のほうはあくまでも「少女サラの成長物語」がテーマのファンタジーだから、退廃度はゼロ。
こっちのCMはどっちかっつーと、キューブリックの「アイズ・ワイド・シャット」のような要素も少しあり、
さらにベルトルッチの「ラストエンペラー」のようなものも感じます。
そういやこのCMの最後、モデルさんが乗ってる船、中国ちっくに見えます(妄想?)
(おトムの映画はひたすらおトムを愛でる映像か、トム・クルーズの俳優度、演技力を味わうかの2択。
わたしはそういう見方をするんですが、「アイズ・ワイド・シャット」のトムの演技は好きですね。当時の映画の宣伝がトムとニコールのエロティックなイメージで展開していたのが勿体無いなあと今さらながらに思います。)


David Bowie - The Next Day (Explicit)

こちらもドロドロ系。
2013年ダウンロード限定アルバムからのThe Next Day

David Bowie - "The Next Day" : Tribute for release of

こちらはTV出演時
やっぱりカッコいい♪


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Merry Christmas Mr.Lawrence


先日Father Christmasの言葉が出てきたからには、この曲に触れなければ!

Ryuichi Sakamoto : Merry Christmas, Mr. Lawrence

2013 坂本龍一 with オーケストラ

昔はサントラ盤とアヴェックピアノ盤以外は拒絶反応を示していましたが、
今はそのときどきのライヴ演奏も素敵だなと感じます。


Merry Christmas Mr.Lawrence -Original Version




映画『戦場のメリークリスマス』は大好きな映画ですが、(デヴィッド・ボウイが出ているからってのも大きいですが・・・)
好きな場面のひとつ
ハラ軍曹が「今夜わたしはファーゼル・クリスマスだ」という場面

あのサントラ、正確にはアヴェックピアノ(カセットブック)の中で一番好きなのは Sowing The Seed 種と種を蒔く人
The Seedのメロディーがたまらなく好きです


Coda
1. メリー・クリスマス・Mr.ローレンス
2. バタヴィア
3. ジャーミネイション
4. ア・ハーティ・ブレックファスト
5. ビフォー・ザ・ウォー
6. ザ・シード・&ザ・ソウワー
7. ア・ブリーフ・エンカウンター
8. ライド・ライド・ライド
9. ザ・ファイト
10. ディスミスト!/アセンブリー
11. ビヨンド・リーズン
12. ソウイング・ザ・シー
13. ラスト・リグレッツ
14. ザ・シード
15. ジャパン
16. コーダ
ミディ

今でも坂本龍一の『ピアノ』ではこれが一番好きです。
打鍵の仕方とか、キリキリしたところとか。。。
中学の頃、これを聴いてほんとに影響受けました。。。。

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I believe in Father Chiristmas

今日のクリスマスソングは1975年の『夢見るクリスマス』(I believe in Father Christmas )です。
グレッグ・レイクのソロ・シングルとしてリリースされました。
全英2位のヒットとなり、今でもイギリスでのクリスマス定番曲です。
アルバム収録はエマーソン、レイク&パーマーの『ワークス2』ですがアレンジはシングルと少し違います。

以前ELPの記事で「グレッグ・レイクはわたしの脳内では吟遊詩人に変換されている」と書きましたが、それはたぶんにこの「夢見るクリスマス」の印象のせい。
アルバムの曲順が、キースのかっとんだ「メイプルリーフラグ」の後だからよけいにオアシスのように感じるのかもしれません。


最近だと、、(最近?)U2が歌っていたような気がするなあと思って調べたら、
けっこうカバーが存在していました。おおぅ。。。そうだったのかー。

サラ姐御も歌ってたのね。こちら
うーむ。ディズニー的な“メルヘン”ではなく、ドイツ語の「メ~ルヒェン」的な仕上がりですな・・・(←サラ好きですよ)

誰もが知ってるあのジングルベルのコードをアルペジオで奏で、その上を魅力的な別旋律で歌うグレッグのテナーが素敵な曲です。
クラシック好きな人には途中で出てくるプロコフィエフの「キージェ中尉」、トロイカのメロディーにニヤリとするかもしれません。


今回いろんな人のカバーを聴きましたが、どの人もあのアルペジオとトロイカはきちっと入れてあります。


I believe in Father Christmas - Greg Lake - Ian Anderson 2005

グレッグ・レイクが2005年のツアー中に行ったクリスマス・ライヴ。
ロンドンのセント・ブリッジ・チャーチで、聖歌隊と一緒に歌っています。
ジェスロ・タルのイアン・アンダーソンのフルートが素敵です。
ギターで参加しているのはこちらもジェスロ・タルでの活動が多いフローリアン・オパーレ。


Greg Lake performs his 1975 classic "I Believe in Father Christmas" filmed live at St. Bride's Church, Fleet Street, in the City of London with Jethro Tull' s Ian Anderson on flute, David Arch on keyboards, Florian Opahle on acoustic guitar and the church choir


Emerson, Lake & Palmer - I Believe In Father Christmas - Israel ( reMASTERED ) 1975

ヨルダンで撮影されたというビデオ

曲の終わりのこの歌詞が大好きです
Hallelujah, Noel, be it heaven or hell!
The christmas you get you deserve


作曲:グレッグ・レイク
作詞:ピーター・シンフィールド(初期のキング・クリムゾンの歌詞を書いていた人です)
プロデュース:キース・エマーソン、グレッグ・レイク、カール・パーマー、ピーター・シンフィールド


初めてこの曲をラジオで聴いたのはいつ頃だったのかなあ、、、、Christmasのつづりをこの曲と「Merry Christmas Mr. Lawrence」で覚えた(カセットテープにタイトルを記入するから嫌でも覚える)記憶があるので、1983年ごろでしょうか。サンタが「Father Christmas 」ってのもこれで知りました。家にあるELPのレコードには入っていなかったので、例によってれいこう堂で借りました。


グレッグは商業主義のはびこったクリスマス・シーズンを嘆き、『クリスマスは家族で過ごすもので、寛容と受容の感情を示す日だ、だから原点に返って「僕はサンタを信じている」と歌う』と述べています。
(ベトナム帰還兵の映像も混じっており、反戦ソングの側面もあります)
プロテストソングだから、クリスマス商戦真っ只中のデパートなんかではかかっていないと思いますが、愛すべき名曲なので、街でもたくさん流れたらいいのになあと感じています。


Vol. 2-Works
1. Tiger In A Spotlight
2. When The Apple Blossoms Bloom In The Windmills Of Your Mind I'll Be Your Valentine
3. Bullfrog
4. Brain Salad Surgery
5. Barrelhouse Shake-Down
6. Watching Over You
7. So Far To Fall
8. Maple Leaf Rag
9. I Believe In Father Christmas
10. Close But Not Touching
11. Honky Tonk Train Blues
12. Show Me The Way To Go Home
13. Tiger In A Spotlight
14. Watching Over You
15. Show Me The Way To Go Home
Sony UK  1977年


クリスマスソングは明るいのも敬虔なのも好きです。。。。。

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R is for “Chris Rea”!!!!



せっかくなので、クリスマスソング続けます。
Rはクリス・レアのR!!!!
Chris Rea - Driving Home For Christmas (Official Video)


「ドライヴィング・ホーム・フォー・クリスマス」
素敵な曲ですよね

(なんで邦題は「ドライビング・フォー・クリスマス」で「ホーム」抜いちゃったんでしょうねえ。)
クリスマス休暇で故郷へ帰るのに、渋滞を耐えて、、、って、日本も向こうも同じなんだなって思います。
日本の場合は年末年始休暇、ですけども。

奥さんと一緒に「どういうわけか交通機関を使わず車で帰省しようと思っちゃって、
もんのすごい渋滞にはまった」経験を元に生まれた名曲。
リリース時に大ヒットしたわけではありませんが、
クリスマスシーズンの定番曲として長年親しまれています。

Chris Rea "Winter Song"

こちらは90年代のものですが、これも素敵な冬の歌
クリス・レアのギターと歌声、、しびれますね。

Chris Rea "Fool If You Think Is Over"

こちらは1978年のヒット曲
グラミーの最優秀楽曲賞にもノミネートされた「フール」
(この年のグラミーは同じピアノマン、ビリー・ジョエルの「素顔のままで」)

Chris Rea : On The Beach

一気に飛んで夏!(笑)
「オン・ザ・ビーチ」

CRIS REA - ROAD TO HELL

1989年の大ヒットナンバー「ロード・トゥ・ヘル」



前回のバンドエイドでは2のほう、1989年バージョンに参加していたクリス・レア。
本国イギリスやヨーロッパでは、デビュー後の浮き沈みはあって、かなり苦労しているものの、80年代前半からはようやく人気に火がつき、わたしが知った頃はブルース・ロックのスターという印象でした。
反対にアメリカではグラミーの候補になった「フール」はともかく、ユーロ圏での大ブレイクの頃は逆にチャートには恵まれないという逆転現象。

「フール」が売れちゃったばかりに、レコード会社としては、ビリー・ジョエルやエルトン・ジョンのようなポップよりのシンガーとして売り出したい、でも本人はブルースやロックがやりたいので、いろいろ大変だったそうな。

わたしが知ったのは、高校時代、カケスのサミーことKくんお奨めのギタリストのCDの山から。
「あ~、このクリスマスソング聴いたことある~」って感じから入りました。

渋くて素敵なシンガーです。大病を乗り越えて、休んだり復帰したり、車に凝ったり、いろいろですが、できるだけ長く、我々に素敵な歌声とギターを届けて欲しいアーティストです。


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BAND AID   Do They Know It's Christmas? (TOTP)

で、そのバンド・エイドのクリスマスソングです。
当時大好きで雑誌の切抜きを下敷きにはさんでいたポール・ヤング(生きているほうのポール・ヤング)のソロで始まる歌です。なんでもへったくれもなく理屈抜きである日突然「アタシはポール・ヤングが好き」となったのです。

きちんと突き詰めて考えると、ハワード・ジョーンズやトンプソン・ツインズのほうが好きな理由をだらだら書けるくらい、きちんと「好き」なんですが、ポール・ヤングはなんなんでしょうねえ。
とにかく、彼、すごいスターだったんですよ、はい。まあ、あの声とわんこ度にクラっときたんだろうなあ。
あんなにわんこなのに歌っているときはめちゃめちゃカッコイイんだよなあ。

ま、ポール・ヤングはさておき、バンドエイド。

1984年にボブ・ゲルドフとミッジ・ユーロの呼びかけで実現した主にUKとアイリッシュのアーティストが中心となって作られたクリスマス・チャリティー・ソング。

わたしはこの歌については、84年当時はポール・ヤング、スティング、サイモン・ル・ボン、ジョディ・ワトリー、ボーイ・ジョージ、ジョージ・マイケル、スパンダー・バレエ、ボノ、、くらいしか知りませんでした。
翌年のライヴエイドあたりから映像を観たり、メイキング映像は90年代に入ってから友達に借りたビデオで観て、「へー、フィル・コリンズがドラムを叩いてたのか」という感じで、、、

映像を先に見たのは、カイリー・ミノーグやジェイソン・ドノバン、サー・クリフが参加した1989年のバージョンだったくらいで、オリジナルはもっぱらラジオでした。

歌詞もわりと飾り気というかごまかしがない、皮肉・現実的なものだというのも中学生のときは知らなくて、
あの時はとにかくポールとサイモン・ル・ボン、スティング、ワムの人、カルチャークラブの人の声とキーボードのサビのメロディの印象が強かったです。

BAND AID Do They Know It's Christmas? (TOTP)

こちらはテレビにて。
・マイ・ラブ・ゴクラクチョウであるトンプソンツインズもいてなんか嬉しい。

・当時はただの変な人だと思っていたボーイ・ジョージだけど今見るとキュートな人だったんだなあと。

・スティングは昔も今もあんまり変わらないですね。相変わらずお洒落でカッコイイです。(カッコよすぎて未だにまともに聴けてません・苦笑。ええもう、近寄らないと決めています。)

詳しい参加アーティストはこちら

Band Aid - Do They Know It's Christmas? [Live Aid Version]

翌年の1985年のバンドエイドのステージで。
ロンドン会場にいたアーティストでのライヴ。
デヴィッド・ボウイが素敵♪
1年でジョージ・マイケルがかなりワイルドになってますねー
わたしはワムもジョージ・マイケルもそんなに大好きってふうにはならなかったんですが、彼がほんとに素晴らしいヴォーカリストってのはこんなちょっとのフレーズでも伝わってきますね。


メイキング映像
BAND AID - Do They Know It's Christmas?日本語字幕(1/3)


当時デュラン・デュランはわたしの周りでもすごい人気でしたが、友人の中ではサイモン派はほとんどいなかった。
何故だろう・・・


BAND AID - Do They Know It's Christmas?日本語字幕(2/3)


BAND AID - Do They Know It's Christmas?日本語字幕(3/3)


Band Aid - Do They Know It's Christmas (Extended Version)



こちらは1989年バージョン
Band Aid II - Do They Know It's Christmas


ジェイソン・ドノバンが若い



ちなみに2004年バージョンは聴いたことないです。


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"Real Men of Rock" circa 1986

"Real Men of Rock" circa 1986


バンドエイドの記事に行く前に。

クリスマスタイムを探しているときに見つけた映像。
そしたらフェイスブックのファン仲間も見つけていた・笑

同じ道のオタクは考えることが同じで嬉しい。

ブライアンはお目目がまんまるの頃からずーっと見ているから、まあ若い顔も渋い顔も見慣れてる。
リチャードはMr.Misterから入ったのでこのときの顔がわたしにとってスタンダード。逆に若い20代の髭もじゃロン毛時代のほうが老けてると思う。。。。



そんなんでこの映像を見ると、ジョン・テイラーの若さにちょっとびっくり。
まあ86年だから、デビュー時ほどではないんですけどもそれにしても、ジョンてこういう顔だっけ?
(なにしろリチャードは最後に出てくるからジョンから見るはめに)

中学の頃は、サイモンとロジャーしか見てなかったからなあ。
周りがあまりにもジョン、アンディ、それにジャパンやカルチャークラブに夢中な子が多くてね、、、
その熱にあてられてたというか辟易してたっちゅーか、、、
よけいにアタシ、サイモンとロジャーだけを見てたのよ。

まともにデュランデュランを『観た』のって、彼らが素敵なおっさんずになってからです。
ま、デュランデュランの天下だった頃って、映像なんかほとんどわたし見られなかったしね(なんせ子供だから・・)




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Bryan Adams - Reggae Christmas

あと一ヶ月でクリスマスだとは。

早いなあ。

なんか秋を飛び越えて一気に冬になっちゃったので、着る服にいまいち困っておりますが、
本来寒くて当たり前の11月下旬なんですよね。

ま、寒いったって、ここは静岡。ほんとに寒いところで暮らしている人にとってはちゃんちゃらおかしいほどあったかいでござる。

静岡県外に住んでたときに、静岡の従兄弟がうちに泊まりに来て、マジで凍えてました。
梅酒をなめさせたり、湯たんぽ抱えさせてしのぎましたっけ。
あの頃は低体温なんて言葉はしりませんでしたがたぶんそれ。


さてさてあと1ヶ月でクリスマス!
ケーキ屋時代ひとときも心が穏やかになることなんてない11月下旬からの1ヶ月を過ごしたもんでしたが、
今は全然苦になりません・笑。
クリスマスっていいなあ!

80's好きなわたしにとってのクリスマスソング。
スタンダードクリスマスソングじゃなくて、アーティストがオリジナルで発表したクリスマスソングといいますと、エイミー・グラントの『リトル・タウン』も捨てがたいですが、、わたしにとって原点はブライアン・アダムスの『クリスマス・タイム』とシーナ・イーストンの『世界中のクリスマス』です。
もうちょっと早いと、、、あれかな、バンドエイドのチャリティークリスマスソング。
(バンドエイドのほうは次回触れますが、当時は歌としてよりもっぱらサウンドとして味わっていました。
参加アーティストの声そのものとキーボードの旋律)


しかしブライアンの『クリスマスタイム』
これはアルバム未収録でわたしが持ってるのは当時カセットに録ったものだけという。

まあ、複数のカセットに入っているので、テープが磨耗して二度と聞けないということはないでしょう。(中学高校時代は60分テープを毎月10本買ってラジオからひたすら録音していたのです。)


で、ちょろちょろクリスマスタイムを探していて見つけたのが83年のインタビュー映像。
おそらくアルバム『カッツ・ライク・ア・ナイフ』が売れ出した頃、ライヴの後ですね。
ブライアンはデビューからブレイクした83、84年にかけて、ちょうど少年ちっくな面差しから大人の顔に変わっていく時期だったんですが、、
Bryan Adams Band interview 1983

このときのブライアンも若いんですけど、、ああ、デイヴ!カッコイイ~~~~!
そしてキースの笑顔は相変わらず甘い罪作りな笑顔なのでした。

『クリスマス・タイム』のB面です。
Bryan Adams - Reggae Christmas


これはピー・ウィー・ハーマンとのTV番組にて。
1年でだいぶがっちりしてきたブライアン。



そして大好きな『クリスマスタイム』
Christmas Time - Bryan Adams


やっぱり大好き!

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ロステレコム杯もおわったねえ

グランプリシリーズの第6戦ロシア杯(ロステレコム杯)終わりました。
公式結果サイトはこちら

これでファイナル進出者が確定しましたが、女子はほんと、もろ世代交代という感じですね・・・あああああ

反対にペアは平均年齢高い・苦笑。ベテラン6組

今回のロシア杯、全部観ていないのですが、とりあえず今個人的に「おおお!」なのはアンティポワ&マイスラーゼ組
Julia Antipova & Nodari Maisuradze - COR 2013 - LP

あまりに高すぎて怖い4回転ツイストです。
(これはユーロスポーツの放映ですが、ロシアテレビの放送だと実況の熱気がすごいです・笑
聴いてて楽しい)
これまで一番高くてすごいなと思っていたのはマーシャがまだアントンと組んでた頃のツイストでしたが、
たぶんわたしがこれまで観た中で一番高いと思います。
美しさや完成度とか、そういうの抜きにしてね。

個人的にダブルツイストでは、いまだにブラスール&アイスラーのダブルラダーツイストの感動が忘れられません。

話がそれたけど。マイスラーゼ25歳、アンティポワ15歳、年齢も体格も大人と子供の差があるし、まだまだ未知数ですが、今度こそ、今度こそ、、、マイスラーゼにはシニアの世界で輝いて欲しいと願います。
ニースカップに比べてこのロステレコムでのすべりはとても良かったです。
まあなんでしょう、、、ピンクフロイドとAC/DCの曲を表現しているかというと、そこは別にこの曲じゃなくても、ほかの曲でも一緒だとは思うんですが、そこはまだ組んで日も浅い彼らなので。

2人の滑りの相性の良さとか、音楽の表現は、ファイナルに進出したカップル、とくにパントン組とアリョーナたちがいちばん優れていると思う。ターニャ&マクシムも大好きだしもちろん彼らはものすごいんだけども、だてに長く組んでるわけじゃないんだよなあと。



ファイナルの結果と各国ナショナルの結果がそのまま五輪に出るわけじゃないし、そのあとのワールドにしても全然読めませんね。
男子はもう、ぱとちゃんのすごさはダントツだと思うんですが、表現の面では大ちゃんに弾きこまれます。町田くんも素晴らしいけど、もっともっと磨きをかけてほしい。(リュウ先生よろしくー。)なんちゅーか、あれよ、わたし、男は黙ってガツンとキャメルスピンってのがけっこう好きなんだけど、今これで一番迫力&美しさが出るのはキャメルにおいてはぱとちゃんが一番だもん。
羽生くんはあの熱い討ち入りっぽさやひたむきさな芸風から深化&新化した先を見てみたいと思うんですよねー。
次の五輪くらいの年齢が楽しみだと思っていたんだけど、思ったより早くエース級になってしまった。
まあ観ていて幸せになれたりするのは織田くんだったりジェイソンだったり、わたしの好みなのは小塚くん、ジェレミー、ペーター、ミハル、高さだけなら無良くん、心情的にはやれば出来る子メンショフさんとかほかにもアメリカの若い子とか気になる子たちがいます。
五輪が楽しみです。



今季は一番のご贔屓さんたちが試合に出られなくなってしまったから(希望はちょっと捨て切れていないけど)哀しいくらいゆる~く平和に観戦しています。
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