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ペテルブルク便り~2013年5月5日 マリインスキー劇場「ドン・キホーテ」


オマール大好きさんからのペテルブルク便りのつづきです。

この日はマリインスキー劇場でドン・キホーテ観賞でしたが、ちょうどスコーリクのキトリデビューだったとか。

そして正教の今年のパスハは5月5日ということで、パスハにちなんだエッグのお写真もいただきました。可愛い!

ええと、ワタクシはキリスト教徒ではないのですが、母は中高とキリスト教系の学校に行っていたし、母の昔話や、キャンディキャンディとか、氷室冴子の小説とかで(氷室冴子は天才だと思う)キリスト教のいろんな行事って、、、いいなあ~って思っていました。

ま、日本の神社仏閣とかの行事だっていいんですけどもね。。。



※画像の無断転載、無断使用はかたくお断りいたします




たまごちゃん


白夜祭のバナー









エルマコフ、良かったです!
スコーリクはチョット硬かったけど(顔が引きつってました)デビューとしては上々の出来かと思います









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2012年4月13日 WTT世界国別対抗フィギュアスケート選手権 3日目


バレエの感想はただいま仕上げ中。
先にスケートの感想から。

久しぶりのスケート生観戦だったこの日、これまた久々の代々木。
あんまり久々すぎて、うっかり竹下口から改札出てしまいました。
当日の携帯からのアップロードでも書きましたが、風は強くも日差しは温かい1日でした。

最初のエントリーからだいぶメンバーも入れ替わってしまいましたが、疲れもピークのシーズン終盤に来日してくれたスケーターには感謝のひと言です。

アイクリの小屋(←)で引き換えたチケットはJブロック。
前年と同じく、チーム応援席を左手にながめられるなかなか美味しいポジションです。


試合前に場内で流されるISUのビデオの音楽に合わせ、アメリカのマックス・アーロンが応援席で踊っていました。3日目は男子もアイスダンスも試合が終わっているので、応援席が賑やかでいいですね~。
一応応援も「チームスピリット」賞というものの対象ですが、、、
キャシー&クリスのブログによると、連盟から度をすぎた応援はNG!みたいなお達しはあったようで。。。
そのせいなのか、なるちゃんがいないからか、まあ地味な日本席(苦笑)

ロシアのメンショフ、試合での怪我が心配でしたが、応援席に早々と参上、楽しそうに過ごしてました。
かつては波が激しすぎて(SP最下位FP1位とかあったしねえ)「やれば出来る子メンショフ」でしたが、このところだいぶ安定してきて、試合ではコンスタントに結果を出せるようになり、ロシアでも頼もしい存在になってきただけに、ここでの怪我は残念。来季までにしっかり怪我を治してほしいです。
何しろ自国でのオリンピックですからね!

ISU公式サイト

ペアFS
~前半グループ~


マリッサ・カステリ&サイモン・シュナピア(USA)
映画「セント・オブ・ウーマン」でアル・パチーノとガブリエル・アンウォーがロマンチックに踊っていたタンゴの場面で流れていたタンゴ・プロジェクトの「ポル・ウナ・カベサ」(Por una cabeza)と後半はフリアン・プラザの「パジャドゥーラ」(Payadora)
シンドラーのリストやトゥルーライズでも使われていましたが、、、それよりも、真央ちゃんのかつてのエキシビの曲、、、としてのほうが、今は知名度あるのかな。
アル・パチーノかっこいい。。。(←関係ない)
アボットが「ガンバッテー」と日本語で応援。これも恒例になりつつありますね。
スロー4回転サルコウは高さのある豪快なジャンプでしたが転倒してしまいました。
後半のスロー3Sは綺麗に成功。
さすがは全米チャンピオン。以前観たときよりものすごく素晴らしいカップルに成長していました。嬉しいです。
115.12 172.30 5位
振付の欄のジュリーはわかるのですが、マーク・ミッチェルはあのマーク・ミッチェルでしょうか?
だとしたら懐かしいです。スコット・デイビスも来ていてうはうは。

チェン・パン&ハオ・ジャン(CHN)
ヴィセンテ・アミーゴのポエタ。
ハオくんです~。
知人の「ダン・ジャン!ハオ・ジャン!ジャイヨー!!!」の声援が聞こえなくなって久しいペア競技。
さびしいですが、これからはあらたに掛け声加わるでしょうか?
今回はお会いしなかったし声も全然聴こえなかったから、いらしてなかったのかな。
長くダン・ジャンと組んでおりましたが、新しいパートナーとの再出発のハオくん。
女性15歳、ハオくん29歳の先生と弟子みたいなカップルです。
冒頭いきなり4回転ツイストです。
ソロのダブルアクセルで女性が転倒してしまった以外は、スロー3ループも、スロー3サルコウも成功し丁寧で良い演技でした。まだ「表現する」という意味ではほかのカップルと比べると「先生があわせている」「発表会」みたいな雰囲気だし、メリハリもちょっとなあ、という感じではありますが、ハオくんが頼もしく見えてなんだか泣けてきました。
最初にコールされた得点が思ったより低くて、「そんなに駄目ですか。。。。」と切なくなりました。
しかしその後訂正され順位も入れ替わりました。
115.78 174.40 3位

日本チームがペア欠場なので、ちょっと寂しい前半グループ終了。

~後半グループ~
ウォーミングアップのスピード感もそうですが、3組合計6名のスケーターが滑っていると迫力が段違いです。
応援席はさらに盛り上がり、ロシアチームは鳴り物で応援、アメリカはペアの出番が終わっていますが、すごく盛り上げてくれ、フランスはディズニーやピカチュウの着ぐるみ。ああ、うるわしのペルネルやジョーンズくんまで。。。(しかしジョーンズくんは、あいかわらずヒヤヒヤもんだけども、髪を切ってぐっと頼もしさが見た目アップ。)6分練習も見たいのに応援席の様子も気になり、、、ですが、自分にとっては左手方向が応援席なので、なんとか自分を保てます。ショートサイドの人は辛いでしょう(苦笑)
カナダや中国も元気なのに、なんちゅーか、お通夜みたいな暗い日本チーム席(苦笑)

  

バネッサ・ジェームス&モルガン・シプレ(FRA) 
ハンス・ジマーの「パールハーバー」
青い衣装が綺麗です。
女性が167センチと大柄なので、3回転ツイストやソロの3サルコウが迫力あります。
ソロの3T-2T-2Tの3連続ジャンプも成功。これはとても綺麗で流れがありました。
後半のスロー3フリップ、スロー3サルコウも成功。
最後のリフトはダイナミックでした。壮大な曲にあう迫力で良かったですが、もう少しトランジションに工夫があるといいなと思いました。
バネッサはボヌールとペアを解消し、引退しちゃったのかと思いましたが(去年はダーシャたちがきてたし)新しいパートナーと組んだのですね。がんばってほしいです。
115.58 174.31 4位

メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード(CAN)
映画「エンジェル」(フィリップ・ロンビ)のサントラより。
3回転ツイストから。
ソロの3ルッツでメーガンが転倒、残念。
ソロスピンが美しくぴったり合ってて素敵。やっぱりこれくらいのソロスピンが見たいです!
身長さのあるカップルなので、ダイナミックでいいですし、リフトが軽々しているしポジションにもすばやく入るし、プログラムもメリハリがあって素敵です。
クレイグのスケート・キャリア最後のパートナーとしてデビューしたときはここまで彼女が大成するとは思ってもみませんでした。嬉しいかぎりです。エリックもほんとに頼もしい存在。
毎年楽しみなカップルです。
121.21 合計191.15 2位

タチアナ・ボロソザール&マクシム・トランコフ(RUS)
川合郁子のバイオリンミューズ(原曲はバッハのシャコンヌなど)。
スピードにのった3ツイストはほんとに美しくてうっとり。イーグルからのソロ3サルコはターニャが転倒。
練習のときからジャンプが低いのが気になっていたのですが、ややお疲れ気味。
ソロの3T~2T、少しずれましたがなんとか合わせて成功。

いやあ。

疲れてる中、来日してくれて嬉しいのですが、、、

求めるものが高いだけやや不完全燃焼なアタクシ。

ターニャラブ、スタースラブ、マクシムも可愛いんだけども、、、。

デススパイラル素敵。ソロスピン、ぴったり合ってて美しい。スロー3ループ高くて大きい。
そのあとのエレメンツも後ろ向きからのリフトとかイーグルからスロー3サルコウや、横向きからのリフト、コレオシークエンス、、、さすがは世界チャンピオン、ほんとに素晴らしかったんですが、最後のリフトがキャリーが上手く行かず、、、そこらへんがやっぱりマクシムだった。
ペアスピンは美しかった。

うーんでもまあ。
なんでもないところでこけた世界選手権といい、マクシムって憎めないというか、
ここまでくると、うるわしのジョーンズくん同様、見守りモード。

136.06 合計210.47 1位


なんだろうな。
やっぱり素材で勝負というか、2人の才能でここまで得点が出るんだと思います。
確かにすんばらしい2人だし、ロシアペアこうありき、ってものを体現してると思う。
そしてわたしは、ターニャがハルチェンコやスタースと組んでた頃から応援してるし、
マクシムとマリアに関しては、いつも涙ながらに応援していた。
だから、2人が組んで組んだしょっぱなから大成功ロード驀進なのは嬉しいんだけどもね。。。
笑っちゃうくらい、出来すぎてるんだけどもね。。。

なーんちゅーか。
2人のもっとすごいところをわかっているだけに「こんなもんじゃないだろう」というのがふつふつ。
それはときたまやらかすマクシムの憎めないふがいなさについてじゃなくって、、、

トランジションとかさ。プログラム構成とかさ。
もっとなんちゅーか。

もっといいもの作れると思うんだな、と思うのでした。



女子FS
~前半グループ~

ガブリエル・デールマン(CAN) 
紫の衣装です。Jr.ワールド6位でカナダ選手権は2位。
この試合がシニアデビュー。
冒頭の3T-3Tが綺麗で「やっぱり最近のジュニアは3&3あたりまえなのね!」ってな感じに思ったものの、
他のジャンプがなかなかクリーン決まりませんでした。ルッツのお手つきやフリップ、サルコウの転倒など。。。
二回目の2アクセルはオーバーターンだったし。
悔しそうでした。
48.35 45.65 92.00 合計140.82 11位

レナエル・ギルロンゴリー(FRA) 
メモリーズ・オブ・ゲイシャ 
SAYURIらしく青い着物風衣装です。
2アクセルからスタート。3ループまではよかったですが、3フリップ転倒、後半のフリップのシークエンスも転倒でした。その後も疲れている様子で転倒したり、シングルになってしまったジャンプもありました。スピードもなかったな。
シーズン最後で疲労もあると思いますが、もうちょっと、姿勢だけでも美しいとよかったかな、と。せっかく綺麗なお嬢さんですから、猫背だともったいないです。
後半体力がなくなってしまったのが残念でしたが、ユーロ以降試合に出ていないから、調整が上手くいってないのかもしれません。
33.43 41.96 -3 72.39 合計121.80 12位

エリザベータ・トゥクタミシュワ(RUS)
黒い瞳。
リーザ、ちょっと女っぽくなったというか、オフっぽくなっていましたね。。。
悪いときのゲデバニシヴィリ風といいますか。
すっぽ抜けや転倒やシェイキーなジャンプが目立ちました。
ううううううむ。
来季に期待。
そういえば、シェレペンはイスラエルに国籍をうつしたとか。
ソチ以降もしばらくリーザ、アデリーナ、ポリーナ、オフチャロワを観られそうです。

なんでしょうね。
生活の事情で家族ごと移住するとか、結婚などで国籍が変わるとか、身柄の安全のために亡命するとかはともかく、
そもそも五輪出場のために国籍を変えるのって、もともとその国でがんばっている選手にとっても、微妙な問題だと思います。
カップル競技だと、パートナー同士が国籍が違うために五輪に出場するためにどちらかの国の代表になるために国籍を変える、、、ってのはここ数年顕著ですが。。。。

とにかく。
スケートの勝負はリンクでの出来栄えが全て。
みんながんばって欲しいなあ。
50.83 52.39 -1 102.22 合計152.16 10位

ジジュン・リ(CHN)
眠れる森の美女。

かーわーいーいー。

小さなミスも変な曲の編集も全て許せる。
伸び盛りの若手の勢いっていいですね。
スタオベ続出!
61.79 56.55 118.34 合計171.50 6位

クーシン・ジャン(CHN)
風の谷のナウシカ。
追い上げられる立場になっているせいか、怪我をしたシーズンのせいか、PBな演技ではあるものの、
ちょっと苦しんでる様子。
根性で滑りきった感じ。
今は辛い時期だけど、みんなが通る道だからね。
アシュリーみたいに強くなるんだよ。
念を送るべくスタオベ。

54.25 46.27 100.52 合計155.49 9位

ケイトリン・オズモンド(CAN)
カルメン
この年齢でこの表現は素晴らしいです。
粗さがあるもののこれからが楽しみ!
キスクラではチームが順番にヴィットのカルメンみたいにナイフでお腹を刺すポーズ。
52.55 58.12 -1 109.67 合計164.85 7位

~後半グループ~

マエ・ベレニス・メイテ(FRA) 

アブ・シンベルほか。
エジプト感たっぷりなゴールドな衣装。
3ルッツは転倒しちゃいましたが、前半は見応えありました。
後半はやや単調になってしまいましたね。
気合がすごかったのですが、ここでもお疲れ気味なのが見て取れました。
みんなほんと、来日してくれてありがとうです。
51.05 51.15 -1 101.20 合計159.71  8位

浅田真央
白鳥の湖。
羽の衣装は生で観たほうが綺麗でした。
テレビで見るよりも生で見た方が素敵な感じです。

ステップもキレがなかったですし、会場の大手拍子が居た堪れない。
アタシは穴があったら入りたい心境でした。
全てにおいてスピードがなく、キレもなかったですね。
真央ちゃんにしてはかなりきつそうでした。
体調が悪かったのかな。
それだけにアナウンサーの「120%力を出し切った」は違うだろうと。
会場のスタオベだとか、花の嵐とか、ちょっと違うだろうと思いました。
氷に落ちた花束をたくさん拾っている真央ちゃんがよけいに痛々しいというか。
わたしだって、完璧な演技のときだけにスタオベするわけではありませんし、
真央ちゃんのことは好きなほうです。
でもあのスタオベは、、、、
逆にファンの過度な声援をプレッシャーと感じない強さを身につけられたら、真央ちゃんは凄いんだろうになあ、、、と思います。
ソチで今までの苦労が全て実を結びますようにと願います。
53.38 64.59 117.97 合計177.36 5位

アシュリー・ワグナー(USA)
サムソンとデリラ。
3F-2T-2T、最後の2トゥは両手を上げて余裕たっぷり。
2A-2T、3サルコウ。
フライングシットスピン、ちょっとスピンから出る方向を間違えたのかちょっと迷っている感じ。
ビールマンスピンあたりから?髪のお団子がゆるんできたのを直すような仕草。会場にも笑いがおきてて余裕たっぷり。この余裕が真央ちゃんにほしいよね。
3ループ、、、3ルッツ、、、、、、
だんだんお団子がほどけ。。。
3ループ-2A。
ここで完全にお団子がほどけてポニーテール。
ステップ
ステップから3フリップ(ここでガッツポーズ?2アクセルのあとだったかな?)
コレオシークエンス
スピン
ノーミスで迫力ある素晴らしい演技。
本人もガッツポーズ連発で喜んでます。
髪の毛がほどけるというアクシデントがありながら、よくコントロールして素晴らしい演技となりました。
ヘアピン落としてたけど、、、減点はなかった模様。

63.74 65.09 128.83 合計188.60 2位

グレイシー・ゴールド(USA)
ライフ・イズ・ビューティフル。青い衣装と金髪編みこみが美しい。
冒頭3Lz-3T鮮やか!ジャンプに流れがあって素晴らしい!!!!
終盤のサルコウがダブルにならなければ130点台も出ていたかも?
昨年のこの大会がシニアデビューでしたが、ほんとにいい選手です。
ガッツポーズもでました。
アシュリーの素晴らしい演技の後でも萎縮することなく、なんてオトコマエ!!!!
アシュリーと比べると少し単調、、、というか、魅せ方がアシュリーのほうが上手い、グレイシーはまだ素材で勝負感ありあり、、、ってな感じかなあ。
65.28 61.77 127.05 合計188.03 3位

はうあー。アメリカ女子が強い時代が帰ってきた。うれしいです。

鈴木明子
シルクド・ソレイユのオー
3F-2T-2ループ
2A-3T綺麗
ルッツとループはこらえ気味でしたが、いい滑りでガッツポーズ。
ジャンプがやや危ない部分もありましたが、この神プロの素敵な演技を観られて大満足。
日本チームが鳥マネをしてTVカメラの前を通ると、その後にカナダチームを続いてきて乱入。
なんとPB更新の高得点に会場もキスクラでも大歓声でした。
ってか、、、せっかくだから、完璧な演技だったら、もっと凄い得点だったのかな。
って欲張りですね。
65.76 67.26 133.02 合計199.58 1位

アデリーナ・ソトニコワ(RUS)
青い衣装でバーレスク。
3Lz-3T<跳んできました。
3フリップは転倒。
少し疲れのみられる、キレがちょっと足りない感じだったけどよくコントロールしてまとめた感じ。
おそろしあ。
ドスの効いた感じのこのプログラム、彼女にあってて好きですね。
56.28 60.69 115.97 合計183.10 4位


バスの時間があったので、女子終了後そそくさと退席。
思ったより出口が混んでいたので、渋谷駅まで久しぶりに歩くことにしました。
ほんとに代々木から渋谷に歩くのって久しぶりです。
(何故なら、試合のあとは新宿や赤坂方面の宿に行くのが毎度でしたので・笑)
考えてみると、、、
いつぞやのグランプリファイナルの代々木大会以来?
サラ・ヒューズが出ていたときのあれです。
あのときは、妹が来られないチケットを(たしか学校の試験期間と重なってた)父の同級生の脚本家の弟子に譲り、一緒に観戦し、、、帰りは彼女おススメのお店でお食事ご一緒のために、渋谷へ歩いて移動したのよね。
そのとき、彼女は初めて「ある愛の唄」プログラムを見て大感動し(スケート初生観戦だった)、
何故彼らが負けて、エレナとアントンが上なのか納得できない様子だったのでした。
我々ファンは、、、前シーズンもある愛の唄を観ちゃってたから、「ううううむ」という感じだったんだよなあ。
なつかしい。

サラ、あれが最初で最後の来日だったのかな。
可愛かったな。



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駿府マラソンスタート! 追記アリ

今年はハーフマラソンにエントリーしたうちの妹。。

カメラ抱えてスタート地点で1時間近く前からスタンバイしてたのですが…
妹の写真は撮れなかった\(≧▽≦)丿
まさかあんなに前にいるとは…(陸連関係者などの招待選手クラスのすぐ後ろにいた・汗)

只今一旦帰宅してコーヒーブレイク中。何しろ駿府公園の近くに住んでますからね。

このあと母と一緒にゴール見に行きます~。
みんな頑張れ~♪



追記;

というわけで、先ほど、妹のゴールに無事に間に合いました!

琵琶湖マラソンは雨降りの中大変ですが、こちらの駿府マラソンは、時々小雨がちらつくものの、
本降りになる前に終了!
ものすごく寒くて、さらに凄く強い風で、ランナーのみなさん大変だったと思います。

妹のラップタイムから逆算して、そろそろ家を出ないとゴールに間に合わないかも???
というハラハラした展開(母の仕度が遅くて・・・)。
しかも彼女、スリット無しの、超ロングスカート(ウールの超あったかい仕立てのやつ)なんか着てるから、歩くのが遅い(涙)

うちから駿府公演まではとても近いのですが、ゴール地点である公園の中に入るためには、内堀の周りを走るランナーの隙をぬってお堀を渡らなくちゃいけないのです。
だからぼやぼやしてると、ゴールに間に合わない!!!

我々がお堀に付いた頃は11:35過ぎ。
10:05スタートのハーフマラソン部門で、有力選手たちは1時間ちょいでゴールしていますので、
テレビ収録も終わったのか、ゲストの増田明美さんが、東御門の沿道で「みなさん後もうちょっとですよ~~~~!!!」とランナーにずっと声かけしていました!

しかし、ほんとにゴールに間に合うだろうか、、とハラハラしながらゴール地点に向かいます。

ほどなく、妹を見つけました!

お疲れ様~~~~~~。

次は日本平マラソンだね!頑張ってね~。

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グーテ・デ・ロワ・プレミアム

昨日、早朝から12:00までの仕事のあと、契丹展を観に行ってきたのですが、
お昼を食べてる時間がもったいないので、会社のロッカーにあるおやつをちょちょっと食べて、お出かけしました。

このところ、休日が増えているわが店舗のメンバー、あちこちへお出かけしているらしく、ロッカーの前にはお供えのように、いろいろとお土産が置いてあって、おやつがたまる一方です(苦笑)

それに加えて、GOちゃん(上の弟)がくれたグーテ・デ・ロワ・プレミアムもあったので、至福のひととき。

GOちゃんが、会社でもらってきて、ワタクシにくれたのですが
「きいたん、お菓子欲しい?」と差し出したのがガトー・フェスタ・ハラダのグーテ・デ・ロワ・プレミアム!ではないですか!!!!

「ほ、欲しいに決まってるじゃん!!!!」

ワタクシは、一番すきなのは、ホワイトチョコバージョンなのですが、こっちだって、食べたいに決まってるでしょー!

甘いものが好きなくせに、わたしがものすごい勢いで喜んだせいか、全部くれようとする弟に、
「あのね、このお菓子はね、とても人気があるんだよ」「ホワイトチョコもあってね」「あ、もちろんプレーンもあるんだよ」などとこんこんと説明。
熱く語る私に若干引き気味だった弟に無理やりひとつだけわたし、残りは私と妹で分けました(苦笑)
(注;母は基本的に甘いものは嫌いな人。チョコレートは全くだめだから、最初から人数に入ってないのです)



「グーテ・デ・ロワ」(王様のおやつ)を初めて食べたのは、もうずいぶん昔で、たぶんユーハイム時代に営業さんにおみやげでもらったのが最初かなあ。
それまでラスクにはいいイメージが無かったのですが、(学校の購買の売れ残りメニューの筆頭だったんだよな。これなら、自分でパンの耳を揚げたほうが美味しい、、、、と思ってたもん)これを食べたときは目から鱗でしたねえ。

今じゃお取り寄せスイーツの定番中の定番だし、会社もすごく大きくなって、めずらしくもなんともないのかもしれませんが。。。。。

でもやっぱり、、、、、、美味しいんですよね~。

誰かにもらうとすっごくテンションが上がります!








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京都深草を出ました

マールイを観るために、静岡からバスで大阪へ向かってます!
深草をでて、もうじき大阪。雨は時々パラつきますが、『雪じゃないから!』と自分を慰めてます。(雪だと明日の帰りが心配。帰りは新幹線だから)

今日の『白鳥の湖』と『海賊』が素敵な舞台になって、バレエ団のみなさんも、我々ファンも、良い思い出が出来るように祈ってます!
千秋楽が海賊でほんとに嬉しい!やっぱり最後はいろんなダンサーが最終幕までワイワイ出てくれるバレエがいいな!
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月蝕

今日は閉店までの勤務だったので帰宅時はかな~り、食が進んだ状態のお月様を見ながら、でした!
オレンジというか赤銅色というか、もわもわっとした、不思議な、幻想的な感じでした~(*^_^*)

23時半頃に家に着いたのですが…生憎雲が出てきちゃいました!今も雲が多いです。光り始めとか観たかったのに…諦めて寝てしまいそうです!
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B is for “Bartok”!!!!!



BはバルトークのB!!!!!!
Bellugi-Battiston/Bartok/Adriana Breukink's Eagle recorder


Vadim Repin and Nikolai Lugansky play Bartok Romanian Folk Dance


えーと。ほんとはバルトークのリコーダーお稽古名曲「アレグロ」を探しているのですが、
なかなか見つからないのよね(苦笑)

今回は大好きな「ルーマニア民族舞曲」でリコーダーとアコーディオンの素敵な演奏を見つけてうっひょい!だったのでした~。

下に貼り付けたのは、ルガンスキーとレーピンの演奏。
わたし、この年のツアー聴きに行きましたね、たしか。
静岡ではアンコールはワルツ・スケルツォが聴けてうれしかったのですが、
東京はこっちも演奏してくれたのか。いいなあ。

「ルーマニア民族舞曲」は自分で弾くのも楽しいし(あ、もちろんピアノね)
聴くならヴァイオリンのアンサンブルか、もしくはヴァイオリンとピアノのバージョンがすきです。
これ、誰かスケートとかバレエでやってくれないかなー、なんていつも思います。


ピアノのアレグロバルバロじゃないのよ。あれじゃないのよー。

リコーダーに力を入れてる小学校なら、絶対に習うであろう、バルトークの「アレグロ」。

リコーダーのアンサンブルなんか聴きに行っても、けっこう聴くはず。

なんですがー、正式な曲名はわからないのよね、あたし(苦笑)

ミクロコスモスの中の曲をリコーダー三重奏に編曲したものだったっけ?
ミクロコスモスねえ。
途中でやらなくなったからなー、わたし。
(ミクロコスモスずっとやってたかったんだけども、バッハの平均律に移行したのよね
なにせ転勤が多かったから、いろいろ教本が変わった。。。)
ミクロコスモスかどうかもわからない。
今度楽譜屋で探してみましょう。



バルトークは好きですねー。
わたしの中の、民族舞踊好き プラス しっちゃかめっちゃか、ガチャガチャ賑やかしさ好きにメガヒットなのが、バルトークとハチャトゥリアーン。

(基本、剣の舞とルーマニア民族舞踊と、作者は飛ぶけど、ペルシャの市場にてとか、クシコスポストな人間なので、わたし・苦笑)

ま、延々、バルトーク聴いてると、さすがに、頭がくらくらしてきて、
「。。。。。ベートーヴェンとブラームスに逃げよう」と思いますし、
バッハは神だよなーと思うのですが。

なんでまたアレグロが聴きたくなったかというと。

お隣一家のお孫さん(幼稚園児)が最近、家に転がっていたであろうリコーダーに興味を示したのが、しょっちゅうプープー吹いているんですな。
(子供用のラッパとか笛じゃなくて、リコーダーってのは、確かです。
あの音は、絶対にリコーダーだもん・笑)

しかしまだ幼児。
穴を指で押さえるなんてできません。
ただひたすら、タンギングもなにもありゃしない、プープー息を送って吹くだけでございます。

リコーダーって、すごいというか。
エア(息)だけで誰でも吹けちゃうんだよね。
すごい楽器だと思いません?
(上手く演奏できるかどうかは別として)
マウスピースとか、リードとか無いんだぜ。すごすぎる。
(そんなん言ったら、オカリナも鳩笛も偉大ですが、日本人なら誰でも買わされるであろう身近な楽器はリコーダーでございましょう)

リコーダーといったら、わたしは断然、バルトークの「アレグロ」ですねぇ。

いまでも吹けると思いますが、繰り返しが多いから、楽譜が無いといつ終わっていいのかわかんない。楽譜もまだありますよん。
最近は一緒に演奏してませんが、リコーダー仲間に訊けば、ちゃんとした曲名わかるのかなあ。


そんなに聴きたきゃ、自分で吹けばいいけども、今は純粋にただ、聴きたいのよねー。
CD捜すしかないかな。

しかし。
わたし、リコーダーなら、栗コーダーカルテットはともかく、
やっぱ、フランス・ブリュッヘンとかミカラ・ペトリで聴きたい。
彼らの録音の中に、このお稽古名曲はあるのであろうか?
図書館で捜すか。。。。



Rumanian folk Dances

シェリング、子供の頃はシェリングのレコードがいっぱいありました。懐かしいです。


ルーマニア民族舞曲は、フルオーケストラの演奏も素敵ですね。
弦楽アンサンブルだと、安永さん含めたベルリン弦楽ゾリステンの演奏が忘れられないなあ。



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風邪流行ってますね

風邪流行ってますね。
うちでは母がずーっと風邪を長々とひいており、今日はついに妹がダウン。

ワタクシも絶賛風邪っぴき中です。

先月末の楽しいバレエから帰って来て、31日のお仕事。。これがまた、良い天気で暑かったから、汗だくになりまして、…そんで自転車で帰ったアレがそもそもの原因?
何だか寒いなあと思ったんですよね、夜風が身に凍みるっていうか…。
翌日も暑かったので、昼間なんか半袖の人もいたのに、あたしゃ寒くて寒くてゾクゾク!こりゃー、熱があるってなもんですょ。

ぢぐしょぅ~。

というわけで昨日の休みは一日中寝ておりました。何も出来なかった…

まあ、理論的には風邪は3日で治るはず。(菌はたいてい3日で死ぬから)あとは体の快復含めて…五日間で治してみせましょー、こうなったらさ!
(それ以上快復に時間がかかるのは新しい風邪を取り込んでるからですね。まあ…こじらせるってやつ。あ、インフルエンザはまた別です)

とはいえ、今朝は熱は下がったものの、喉はまだ腫れていて、痛いので、なんだかすっきりしないまま仕事に出かけましたが、あたしなんてまだ可愛いほうだった。
職場にははるかに重度なかぜっぴきがうじゃうじゃいました…。

はうあ~…。

こりゃ、とっとと元気にならないと新たな風邪を貰いかねない!

NHK杯までに治さなくちゃ!

皆さまお大事に。
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シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011 Aプロ 2011年10月26日公演


シルヴィ・ギエム・オン・ステージ2011 HOPE JAPAN TOUR
Aプロ
2011年10月26日(水)
東京文化会館
18:30開演

観た場所:1階 左ブロック 前のほう(とても見やすかったです。ありがとうございました。)

第1部

「白の組曲」
音楽:エドゥアール・ラロ「ナムーナ」からの抜粋
振付:セルジュ・リファール

シエスト: 乾友子、高木綾、渡辺理恵
テーム・ヴァリエ(パ・ド・トロワ): 奈良春夏、木村和夫、柄本弾
セレナード:小出領子
プレスト(パ・ド・サンク):岸本夏未、高橋竜太、小笠原亮、長瀬直義、宮本祐宜
シガレット:田中結子
マズルカ: 後藤晴雄
アダージュ(パ・ド・ドゥ):上野水香、柄本弾
フルート: 西村真由美
東京バレエ団

たぶん全体的なレベルは低くはないと思うのですが、この前書いたように、Aプロ最終日だったせいなのか、なんとなくお疲れ気味にも感じました。
疲れちゃってて踊りきれてないとか、あちゃー、、、なところがあったとか、そういうわけじゃないんですが、「うーん、いつもより、、重いかも?」というダンサーが多かったような気がします。
木村さんや領子さんなんかは、期待値が高い分、余計にそう感じてしまったのかな。
それでも、舞台が進行するにつれて、「エンジンかかって来た!」みたいな感じで、フィナーレに近づくと
「あ、いい感じ♪」なラインになってくるのはさすがだな~、と思いました。

それから、、、やっぱり「白の組曲」って、パリ・オペラ座のダンサーで観ちゃっていると、
あの派手というか華やかな感じ、ちょっと高飛車でもいいんですが、押しの強さみたいなものが、物足りないかもしれません。
綺麗にまとまっちゃってるというのもあるのかなあ。
いわゆる「どや顔」だったり大見得切ったりだったり、、、そういう雰囲気でごまかすんじゃないところはむしろ好ましいと思いますが。。
もちろん時と場合によっては、はったりに近いくらいの「騙しのテクニック」でごまかされちゃうのも嬉しいものですけども。それは演技要素の必要なバレエの場合で。
わたしが好きな「白の組曲」は「しれっと、さりげなく、高難度のものをてんこもり」で最後まで疾走してほしいんですよね~。
しかし、水香ちゃんは、さっぱりしすぎというか。そこはもう少しババーンとキメキメでもいいような気もするんだけども。あんまり欲が無いんですかねえ。
(これは昔も書いたことなのですが、なーんかこう、水香ちゃんの踊りは、不思議なくらい、わたしはときめかないんですよね。
彼女の踊りから詩的なものを感じたのって、ローザンヌコンクールのときなんですよ。
あのときのオーロラ、未完成だったかもしれませんが、、、
あれ以上の水香ちゃんには、わたしはいまのところ出会えていません。
受けとるわたしの気持だったり好みのずれなのかもしれませんが。。。。)


そんな中、この日キラキラだったのはシガレットの田中さんと、フルートの西村さん。
まあ、西村さんのことは、好きな踊り手さんだから、「ファンフィルター」かかっちゃってるし、
舞台にいらっさるだけでもう、癒されちゃうから、冷静には語れないんですけども。

田中さんは、わたしが今まで観た田中さんの踊りの中で、一二を争う素晴らしさだったと思います。
ラ・バヤデールのときの、寺院のソロも素敵だったけれども、この日のシガレット、美しかったです!
身体と心がひとつの美しい名器のようで。。。楽器そのものも美しいし、その音色も最高、みたいで。
わたし、実は今まで、そんなに田中さんにはこう、心惹かれるものがなかったといいますか、
もちろんとても上手な踊り手さんだというのは、承知していましたが、
舞台を見て、その時は「わー素敵」と思っても、あとあとまで尾を引く、、、、みたいなことはなかったのです。
いやー、あの日のシガレットはほんっとに素晴らしかったですね。
ダンサーと、振付家の魂と、そして客席とも一体になっていた素敵なひと時でした。

こういうのって、いつもいつもあるわけじゃないと思います。
ダンサーのその日のコンディションもありますし。
こう、幕が上がった瞬間からカーテンコールまで、ずーっと神がかり的なレベルでやってのける、それも毎回毎回、どの舞台でも完璧にこなせるという稀有なダンサーもいますけれども(まあたとえば、ギエムとかね)
そういうことができる人ばかりじゃない。
どんなに経験を積んだベテランだって、不調のときもあるし。
でも舞台で表現することを生業としている人は、そういう一瞬の奇跡のようなひと時を味わうために、日々努力していると思うんですよね。


そういう、素晴らしいひととき、表現者とこちらが一体になれるような喜ばしいことが、
これからも、田中さんと私たち観客の間でたくさん起きるといいなー、って思います。

わたしが観に行った日は、水曜日の夜。
普通の会社勤めの人は、仕事を終えて疲れた体で直行という人も多かったと思うんですよ。
だからやっぱり、そういうときは、しかたないなあという反応、、、
ちょっと眠い目をこすりつつ、がんばって観ている、感じの人がかなりいました。
(わたし、サイドの席だったから、けっこうほかの人が視界に入っちゃうんですよね・苦笑)
白の組曲って、日本では上演機会少ないですし、慣れ親しんだメロディーでない分、見るポイントを知らない人も大勢いるわけで。
加えてあの白と黒の世界ですから。
「寝ちゃいけない。。。。」と思ってはいるのでしょうが、頭が垂れてくる人が、、、、

でも、そこでも正直な反応と言いますか、田中さんのときは「わぁ!」って感じに盛り上がっていましたからねー。拍手の大きさも全然違ったしねぇ。


余談ですが、わたしが、バレエに関わらず、眠気を催したときに取る方法として。。
きょろきょろするってのも、割と効果ありますね。
やはり人間、一点に集中するには、せいぜい15分~20分が限度です。
特に白いバレエなんかは結構大変。
(授業中黒板ずっと見てると眠くなるでしょ)
ま、お目当てのためには、「驚異的な集中力」を発揮できますけどね、ファンというものは。

大切な会議中にあんましきょろきょろするのは、目立ちますが、ほどほどにいろんなものを見るのは、
眠気防止には効果あると思います。


舞台後半あたりから、みんな身体が動いてきてるな、という感じだったから、フィナーレのときは「この雰囲気が最初からあればなあ」ともったいなく思いました。



「マノン」より第一幕(寝室)のパ・ド・ドゥ
音楽:ジュール・マスネ
振付:ケネス・マクミラン

シルヴィ・ギエム、マッシモ・ムッル

お客さんは正直というか。
田中さんのときも若干盛り上がったと思ったのですが、
やっぱ、、、オフになってた人多かったんだな、と。
だって、このマノンで一気にお目目を覚ました人、かなり多かったんじゃないでしょうか(笑)
それくらい、客席の反応がけた違いだったわね。


やー、しかし、ギエムはすごいや。
都ちゃんとはまた違った意味で、若返りの薬でも飲んでるんじゃないか?と思ってしまいます。
今まで一度だって「あれ?今なんかおかしかった?」みたいなことに遭遇したことないもんなあ。
永遠に踊り続けていられるんじゃなかろうか。
凄すぎる。
いったい全体、これだけのものを持続していくのに、どれほどの努力をしているんでしょう。
尊敬しちゃいますね。

ま。なんだ、その。これだけ利発なら、彼女の手腕で上手いこと逃げおおせちゃえるんじゃないか?と思わなくもないですけども。
高級娼婦って感じではないしね。高級は高級だけども。
若い神学生があこがれてクラクラしちゃう魅力は存分にありますが、
その神学生のムッルが、思いのほか、濃くないというか。
地味じゃないんだけども、わりとさっぱりめ?

まあでも、踊りのレベルとしては、全然文句のつけようはないです。
ハラショー。
欲を言えば、もう少しドキドキしたかったなあと。

ムッルがさわやかだからなのかなあ。うーむ。これまででムッルでドキドキしたのって、
コルプと一緒に踊ったプルーストだったかもしれません。
うん、あれは、よかった。


てなことはどうでもいい。


沼地ではなく、こっちのパ・ド・ドゥを持ってきたのは、破滅的な悲劇場面より、HOPE JAPANに合ってるからなんでしょうかねぇ。

あと1回くらい、、、ギエムで「マノン」全幕観ておきたいけれども、そういうチャンスはめぐってくるかどうかわからないですね。ギエムも自身のキャリアが終盤だということは重々承知しているだろうから、新作を含めて、「その時踊るべきもの」「踊っておきたいもの」を考えているだろうし。




「スプリング・アンド・フォール」よりパ・ド・ドゥ
音楽:アントーニン・ドボルジャーク
振付:ジョン・ノイマイヤー

吉岡美佳、高岸直樹

美佳さんを観てたら、涙がじんわり出てきちゃいました。
美しくて儚くてうっとり。
でも決してそれは悲しい涙じゃないんです。むしろ喜びの涙と言いますか。
天使やら妖精やら、天女のようでもあり。
可憐な少女のようでもあり。
高岸さんも、なんとなく、美佳さんとの方向性は違うような気はしましたけれども、
あれはあれで、高岸さんらしいというか。
良かったんじゃないかなあ。

それよりも、高岸さんて、もっとぎすぎすしていたイメージなのですが、ちょっと太った?
ダンサーというより、指導者へとシフトしていく難しい時期なのかなあ。

あー、それにしても、ノイマイヤーの作品って、美しいですねぇ。





第2部
「田園の出来事」

音楽:フレデリック・ショパン
振付:フレデリック・アシュトン

ナターリヤ:シルヴィ・ギエム
ベリヤエフ(家庭教師):マッシモ・ムッル
ラキティン:後藤晴雄
ヴェラ(養女):小出領子
コーリア(息子): 松下裕次
イスライエフ:アンソニー・ダウエル
カーチャ(メイド):奈良春夏
マトヴェイ(従僕):永田雄大

指揮: アレクサンダー・イングラム
ピアノ: ケイト・シップウェイ
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団



あれー?と思ったのは、プログラムに載ってた領子さんのヴェラの写真。
金髪の鬘。。。。

んんんんんん?そうでしたっけ???????
うーん、覚えてないなあ。地毛だったと思ったんですが。

前回観たときもギエムが領子さんを平手打ちする場面の迫力(というか緊迫感)はなかなかのものでしたが、今回も素晴らしい場面でした。

わたしがAプロとBプロ両方選んだのは、ひとえにこの「田園の出来事」が入っていたからです。
「マルグリットとアルマン」でも、、、、まあ、買ったかもしれませんが、
「田園の出来事」のナターリアを踊ってる・演じているギエムが大好きなんですよね~。
貞淑なよろめく(というか、よろめきかける?)人妻がすごく似合うし。
美しいんですが。
それよりも、かわいいし。
チャーミングなんだよなー。
そう、かわいいんですよ、もう、めちゃ可愛いのさ。
こう、経験を積んだバレリーナって、若い時よりなぜか愛らしくなってくるんですよねえ。
人間国宝クラスの70代80代の、歌舞伎の女形の童女が若い人が演じるより、ほんとの童女みたいに見えるのと似ているような。

もうこの先、彼女以外のナターリアは、観られないと思います、わたし。
(って、前回観たときも、そう書いたかな・笑
だって、と~ってもすばらしいんですもの~~~~~~~~)
演技と踊りが混然一体となっていて、芸術的で。。。。
感動しました。



ほんと、よくぞこれを今回の演目に選んでくれたなあと、感謝しています。
ギエムも日本人の好みを分かっているといいますか。
たぶん、前回踊ったときの反応とかで、再演の声が高いのは知っていただろうし。
ありがたやありがたや。


松下くんの小道具の扱いはおみごとでしたねぇ。ボールも凧も自在に操っていて。
領子さんがわりとポーンと好き勝手に投げたボールも上手くキャッチしてたし。
ムッルに言いくるめられちゃうところもかわいい。

領子さんは、白の組曲より断然こっちのほうがよかったです。
初役のときの可憐な瑞々しさも捨てがたいですが、今回の「大人になりかけた恋する女」っぽさもよかったです。それにしても、前回の金髪の記憶は全くかけらもない・・・・不思議だ。


後藤さんは、ムッルの胸の花をつついて「ったく、もちっとうまくやれよ」みたいな突っ込み具合がなんともグー。同類だけに、「ああああああもう、なにやってんだよぅぅぅぅぅ」みたいな頭くしゃくしゃしちゃう気分がよく出ていて面白かったです。


うーん、今はとりあえずこんな感じかなー。

また思い出したら付け加えます~。







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くま!








この夏何匹作ったかだんだんわからなくなってきた熊のあみぐるみたち。

きっかけは、弟夫婦の結婚一周年プラスベビー誕生祝いも兼ねて、親子クマ一家を作りたいな~、

と思って。

ここのところ編み物はとんとご無沙汰でしたが、とりあえず、練習も兼ねて母や妹に熊ちゃんの試作をプレゼント。
それから弟一家に熊一家をプレゼント。

ここまでは普通に茶系の毛糸(ただしコットン生地のもの。暑いからね、なにしろ・笑)
お目目もあみぐるみ用の目玉ビーズを使用。
しかも写真撮るの忘れた。。。。

ちょうどこの頃、職場の筆記試験前の勉強真っ最中だったんですよねえ。何やってんだか(笑)

そのあとは、ちょっと前に流行った、ぶさかわ、、、じゃないですけども、
変なバランスの目鼻立ちだったり、手足が妙に長い子ちゃんとか試作したのですが、

いやー、デフォルメって、ほんと難しいですね。
「ぶさかわ」って、思い切って不細工にして、なおかつキュートになってもらわないといけないんですが、
そこまで思い切る勇気がなく。。。。

中途半端な、ぶさかわに至らない「熊子」は、ちょうど鰻を届けにきてくれた叔父叔母に
「もってって!!!」と、無理やり押し付け(笑)


結局、「ぶさかわ」は放棄して、ごくごく普通のクマをちまちま編んでます。

このところ作ってる子たちは、上の写真みたいな感じで、
洗えるコットン毛糸で、ピンクやグリーン、ブルーで編んで、お目目は刺繍です。
(単に目玉ビーズが切れている、という理由なんですが。)


だいたい20匹くらい作ったのかなー。
ほとんど人にあげちゃった。。。。(あちこち出産ラッシュだもんで。)

今朝は裁縫箱の中に、色とりどりの刺繍糸を発見し(いつ買ったんだろう・笑)、
ブルーアイのクマちゃんにしてみました。
この子はおなかもひょうたん型にして、満腹感を出したかったんですが、、、
これまた中途半端なひょうたんだったかな。もちょっと思い切っておなか出さないといけないなあ。

わたしが一番編み物にはまったのは、小学生の頃で(このときはかぎ針あみ)、
その後、中学に入ってからは、祖母に棒針あみを習って、しばらくそっちにはまったりしましたが。。。

棒針は、、、、、、重たいんですよね(笑)
針になにしろ編んだものが全部ぶら下がってるから、肩凝りが辛い。

その点かぎ針は楽だわー。というか、自分が単にかぎ針から入ったから、そっちのほうがやりやすいんでしょうね。
でも編み物的に絵になるのって、棒針かなあ。


成人してからはほとんど編み物なんてしたことなかったですし、
そもそもあみぐるみ自体作ったことがありませんでした。
毛糸あみって、セーターやマフラーや手袋や帽子を編むものだと思っていたし。
キューピーのお洋服を編むくらいだったし、人形作るなら、布かフェルトで作りましたからね。
(大高輝美さんの本にどれだけお世話になったことか!)

あみぐるみのきっかけは。。。unanaちゃん人形と出会ってしまったからかなあ。。


もちろん最初はunana人形の普通バージョンから作りましたが、
去年?おととし?
unanaちゃんの作者さんが、「unanaあみぐるみ」の連載をスタートしたんですよ。
そうすると、、、
「あみぐるみ!やってみようかな?」ってなりまして。

でも、そこでもunanaちゃんとunanaちゃんのお洋服しか作っていなかったワタクシ。
今回初めて動物のあみぐるみにチャレンジしました。


しかしなんでクマにしたんだろう。。。。思いつきかや。。

ほんとに作りたいのはピンクパンサーとチェブラーシカなんですけどもね。
チェブはけっこう難しい。。。あの楕円の頭がねえ。なかなか満足いく形にならないんですよー。
ピンクパンサーは、けっこうどぎついピンクで編みたいと思っているのですが、
コットン毛糸でなかなかそれらしい色がなくって。
涼しくなったら、ちゃんとした毛糸で編もうかなー。


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