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John Farnham "FINDING THE VOICE" Music from the feature documentary

  

Finding The Voice: Music From The Feature Documentary (Original Soundtrack)

 

 

ようやくはるばるAustraliaからFinding The Voice: Music From The Feature Documentary (Original Soundtrack) ジョン・ファーナムのドキュメンタリー映画のサントラがやっと手元に昨日届きました。

 

これはオリヴィアとのtwo strong hearts コンサートの写真ですね。懐かしいな。

 

グレンとジョン

 

収録曲はこちら

1-1 Lay Down Misère   by David Hirschfelder

1-2 Age Of Reason (Live In Melbourne)

1-3 In My Room        by Johnny Farnham

1-4 Don't You Know It's Magic

1-5 You're The Voice (Live In Germany)

1-6 A Touch Of Paradise (Live In Melbourne)

1-7 Playing To Win (Live In Melbourne)

1-8 Burn For You (Live In Melbourne)

1-9 When Something Is Wrong With My Baby   byJ immy Barnes and John Farnham

1-10 One

1-11 When The War Is Over (Live In Germany)

1-12 Help (Live In Melbourne)

2-1Amazing Grace (Live In Melbourne)

2-2 Sadie (The Cleaning Lady) (Live In Melbourne)

2-3 Help Is On Its Way      by Little River Band

2-4 Pressure Down

2-5 Please Don't Ask Me

2-6 Raindrops Keep Fallin On My Head

2-7 As The Days Go By  by Daryl Braithwaite

2-8 Because I Love You   by The Masters Apprentices

2-9 Going Going Gone

2-10 You're The Voice

2-11 Finding The Voice (End Credit Suite)   by David Hirschfelder

 

映画公開翌日の5月19日からダウンロード可能とわかっていても、もしかしたらCDが出るかもしれない。。。。とCD発売のアナウンスを待つことしばし。

 

きっと新しく録音されるわけではなく、これまでのストックからの再集録であろうから、ブックレットもおそまつかもしれない、、、と思いながらも、情報を求めていたら、映画公開ちょっと前にCD盤の発売のプレスリリースで2枚組、ブックレットもあるってんで、CDのほうをチョイス。

ブックレットはね、歌詞は別にいいけど、いつの音源くらいわかればいいかなあ、ぐらいの低い期待でおりました。

近頃は歌詞とかなくて最低限の著作権的な権利関係のクレジット表記ぐらいしかない形態のものが多いですからねー。

まあ、船便なので、1か月ちょい待てば来るだろう、と。

 

ですが、実際に手にしたら、良い意味で期待を裏切ってくれました。(ま、そもそも期待のハードルは低かったんですけども)

ちゃんと歌詞は載ってました。

そして、映画を監督したポピー・ストッケルと、故グレン・ウィートリーの妻、ゲイナー・ウィートリーのライナーノーツ。

現在のバンドメンバー、かつてのバンドメンバー、同じく現在のクルー、かつてのクルーの名前も明記。(さすがにツアー先各地の現地でのクルーまでは名前は載せられないため、「その他大勢の素晴らしツアー先で助けてくれたクルーたち」と記載になっていますが)

 

サントラは2枚組です。

オープニングとエンディング曲はデヴィッド・ハーシフェルダーの書き下ろし。

あとはライヴ録音とオリジナルアルバムからの音源のものと、他のアーティストの音源が数曲。

このライヴ音源が、私が持っているCDやDVDとか既出のものなのか、それとも出てくるのが初めてのものなのかは、じっくり答え合わせするけど、ほんとは映画を見れば一発でわかるんだろうなあ。

映画観たいなあ~。

Australiaでは音楽ドキュメンタリーものとしては歴代1位の興行収入らしいですよ。

はよDVDで出しておくんなまし。

2022年は自信の病気もさることながら、ジョン・ファーナムにとって非常につらい年でした。

2月には長年の友人であり仕事上のパートナーであるプロデューサーのグレン・ウィートリー、そして8月はオリヴィア・ニュートン-ジョンが亡くなりました。

グレンはジョン・ファーナムのドキュメンタリー映画製作の完成を待つことなく志半ばで亡くなりました。このサウンドトラックはグレンに捧げられています。

 

私は今日聴いた中では5曲目の YOU'RE THE VOICE、11曲目のWHEN THE WAR IS OVER (ともに1987年の西ドイツ、ミュンヘンのライヴ)と8曲目のBURN FOR YOU(1990年のメルボルンのライヴ)が特に感動しました。

BURN FOR YOUはジョン・ファーナム、フィル・バックル、ロス・フレイザーの共作ですが、ジョンが作った曲の中で最も素晴らしい曲なのではなかろうか、と思います。

YOU'RE THE VOICEは当時の西ドイツでもチャートの1位を獲得しています。WHEN THE WAR IS OVERはいろいろあるライヴ音源の中でも、非常に素晴らしいと思ったのと、コーラスのヴェネッタ姐さんとリンジーの声が!全盛期というか!若いっつーか!いやもう、歌のテクニックとか上手さとかは、きっともっと年とった時のほうが凄いんだろうけどもさ。なんか違うんだよ、この時の声っていうのが~~~~。あと、コーラスにはこのころリトルリバーバンドから離れていた歌うベーシスト、ウェイン・ネルソンも加わっているから分厚い!

若いと言えば、Raindrops Keep Fallin On My Head は1969年の録音なので、ジョンの声が、とても優しい。。。。

 

リトルリバーバンド時代のジョンも私は好きなのですが、リトルリバーバンドの根っからのファンにはあまり受け入れられなかったジョン・ファーナム。

確かに先代リードヴォーカリストのグレン・シャーロックを含めて、爽やかなコーラスが売りのバンドがいきなりパワーヴォーカルをメインに据えたら、ちょっとコレジャナイ感があって拒否反応を示す人もいたかもしれない。私は平気だったけど、いつものリトルリバーバンドを聴きに行って、Playing to Winみたいなのがきたら、椅子から転げ落ちるくらいのショックだと思う。

あれだね、誰が言ったか忘れたけど、ソ連時代にモスクワでボリショイ・バレエを観に行った日本のバレエ評論家が、「ジゼル」を見に行ったら、急遽「スパルタクス」に変更になって驚いた、っちゅう話を思い出しました。

ってのも、このサントラには、リトルリバーバンド時代の持ち歌、Playing To Win (Live In Melbourne)と、 リトルリバーバンドの Help Is On Its Way    が一緒に入っていて、対比できちゃうからさ。

(繰り返しになりますが、私はどっちも好きですよ。)

 

ジミー・バーンズとのデュオ曲はともかく、あと3曲のほかのアーティストの曲がどういう風に映画で使われていたのか気になるなあ。やっぱり映画が観たい。どっかミニシアターでやってくれないものか。

As The Days Go By から Because I Love You   の曲順もなかなか素敵だと思うのですよ。

 

しばらくはこのサントラにどっぷり浸りたいなと、ウォークマンにとりこもうとしたら、またもや容量がいっぱいになりそうです。いつものことだけど!この前ファルコのアルバムも入れちゃったから、ぱんぱんなのでござるよ。整理せねば。。。。

 

 

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