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それでもビリーが好きである

ニュートラルなイエス・ファンにしても、頑固バリバリ、「ブラッフォード、ないし、ウェイクマンないし、アンダーソンが入ってなけりゃ絶対に駄目」というイエス信者にしても、、、
トレヴァー・レイビンというのは誉めるにしろけなすにしろ、まあとにかく話題になるというか、彼の実力はきちんと認められていると思うのですよ。

それはトレヴァー・ホーンもジェフ・ダウンズもそうだと思うんだ。


それに比べてさぁ。

ビリー・シャーウッドはどうよ


ああかわいそうに、たいして話題にすりゃ上りません・笑


わたし、ビリーがイエスに加わったときにですね(※今はイエスではありません)
「トレヴァーじゃなくちゃ嫌だわ」などと狭量なことは絶対に思うまいと!
ちゃんとイエスのメンバーなんだし、応援したいわ~、って思っててですね。
(そりゃトレヴァーのほうが好きだけど仕方ない)


そんなこんなで、ずるずるとビリーを聴きつづけてウン年。


ビリー・シャーウッドという人は、そうですねえ、そりゃ、一応プロなんだし、ロジックではいちお、看板だったんですけども(ほんとの真ん中は他の人ですが)、、、
ど下手じゃないですよ。むしろ上手い。
曲作りも世紀の大傑作をものにしてるとは言いませんが、下手じゃないと思う。
彼のやたらと多いいろんなトリビュートプロデュースもののアルバム作りも、よくもまあこれだけ豪華アーティストを集められるもんだわね、、、だったり、ビリーとは年齢が近いせいか、彼がよんでくれる名アーティストは「ビリーありがとう!!!!!!」ってな人が多い。あなたはどうしてこんなに人脈に恵まれてるのか、とお聞きしたいくらいです。

しかしですなあ。そういう豪華な人たちの中でやればやるほど、ビリーってつくづく「真ん中の人」じゃないやと思うのでした。
すまん、ビリー。これでもいちおうファンです。。



いかんせん、華というか、オーラがない。ルックスもそんなに悪くないんだけども。
ほらさあ、たとえ歯が欠けていようが、声がひっくり返ろうが(あれはわざとやってるんだけども)、スリーコードオンリーと言われようが、あんなに愛され煌いてたジョージア・サテライツっていうバンドがいたじゃーないですか。
リズムが揺れるとか下手だとかあれはドラマーじゃない、打楽器奏者だ!でも好きだ!でも下手だ!といわれるカール・パーマーとかいるでしょう?(アタシは上手いと信じてるよ)

世の中にはそういうけなされても愛される、もしくはけなされけなされけなされてもいちおう注目してもらってる人もいる。

しかし、ビリーは、、、ああビリー、頑張れ。。。



まあいいや、細々とファンを続けるよ、、と思ってはいるんですが、どうしても嫌なのがYOSOみたいなスピンオフっちゅうか、コピーバンドみたいな活動。

なんで新旧イエスとTOTOメンバー(+ロジック)で昔の曲をやらねばならんのだ!

アマチュアバンドじゃないんだよ。
メンバーみんな名の知れたプロのミュージシャンなんだから、イチから、というかゼロから新しい何かを作ってほしいのだよ。
そりゃ、たまにはカバーもいいし、わたしだって、「コピーバンド」そのものを毛嫌いしてるわけじゃありません。
でもイエスの曲だったらイエスでやりゃーいいじゃん、と思うのよね。
(ま、TOTOは事実上もう無いバンドだけど)
アーティストって、そういうもんじゃないの?って思っちゃうんだよなあ。
まがりなりにも音楽を生業として、楽器を弾け、人生経験だって15やそこらの中学生じゃない、大人なんだからいろいろ経験してるでしょ、プロでしょ、なんでオリジナルを作らないんだ????

これがクラシック、、ないしジャズでもいいや、こう古典やスタンダードという確固たるものがあって、そこへの技巧を極めてからだ、オリジナルはそれから、ってんならわかるけども。
歌舞伎役者や噺家、バレエダンサーじゃないんだからさ。


って、毎度毎度ビリーが新しくなんとかトリビュートを作ったり、YOSOで懐メロ大会になっちゃってると忸怩たるものがあるんですわね。はうあー。YOSOそのものが目的がスピンオフだから仕方ないっちゃ仕方ないのか。
いいよ、トニー・ケイもボビー・キンボールも。
しかしだ、ビリーとジミー、ジェイはそれじゃいかんと思う。。。。

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スケートカナダ公式リザルトサイト・NHK杯You Tube公式チャンネル


シニアのGPシリーズが開幕すると、毎週毎週あっという間、、という感じでほんと早い。

今度はスケートカナダですね。

公式リザルトサイトは→こちら
おお、チャイト、テクスペですかぁ。


それからNHK杯のYou Tubeの公式チャンネルができていました。→NHK Trophy 2013 / ISU Grand Prix Series



私自身の会社での昇級試験エトセトラ、、そういうスケジュールの兼ね合いと、昨今のチケット獲得困難状況で、今季はスケート現地観戦はほんとに諦めている&控えてるのですが。

どうも試験のスケジュールが去年より一ヶ月ずれていたり、そもそも試験も行われるのか疑問で、
なんだとぅ?だったらもっとチケットとるの頑張ったぜ!って思うのですが。

まあこれも時の運やめぐり合わせ。

見られるときは見られるでしょうし、駄目なときもあるし。

そう思えるのもガタガタ震えたり緊張して何も食べられなくなるような御贔屓さんの大部分ががのきなみ「アマチュア引退」もしくは「プロスケーターとしてすら引退、コーチ業にシフト」ってな具合でですねぇ、まあ、気楽っちゃあ気楽だからなんですが。(それでも好きな選手はいっぱいいるけど、とにかくスケート全体が好きなのですな)


しかししかししかしです。

軽井沢でのJr.グランプリで観た子たちや、東京でのワールドで各国代表の2番手3番手くらいで来日していた選手、、、やっぱり『ご贔屓』というか、もうさあ、なりふり構わず旗振りしたいくらい好きなんですよね。。

だから今度のスケカナのアイスダンスのメンバーは、、わたしにとっては久しぶりに「チョコレート・コーヒー・チーズ断ち」したり、清く正しく生きておらねば、、なんて思うくらい、とにかく試合が終わるまでなかなかスリリング。いわゆる本命さんがいるわけです。ああこわい。

緊張するなあ!

ペアはヘヴンちゃんとこ、ロックニーくんとこがちょっと楽しみだったり。スイハンたちはまだこのへんなのか、、なかなか茨道だなー、とか。


男子は織田くんとかジェレミー、そこですか!って思うけども、そりゃいろんな意味で自爆のお2人だから仕方ない。ロゴジーンにはそういう芸風は身につけてほしくないのですが、君もそこにいるのかね、ってちょっと意外。(でもわたしはロスのほうが好きなんですけどもね。)

女子もなかなかわたしにとっては茨道だなあ。はふー。



どなたさまもグッドラック!!!!!


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そんなわけで京都


















そもそも何故京都へ行ったかというと。

職場の後輩(21歳)とラストまでの勤務のとき、ロッカーから駐輪場まで行くとき、いっつもいっつも「京都行きましょうよ!!!!」って誘われていてですねぇ。

その子のことはかわいい後輩で一緒にいるのは苦にならないとはいえ、プライベートで仲良くしているというわけではなく。(なんせ娘だとしてもおかしくない年齢だしな・笑)
趣味も好みも全くかみ合わないし。

慕ってくれているのはとても嬉しいけど、その子が「京都行きたいですよね~~~」っていうのは、「アイドルの○○がかっこいいです~~~~」とか「このお菓子食べたいです~~~~」とか、そんなふうな『ねえねえ聞いてくださいよぅぅぅ』ってくらいのことかと思ってて。

そうしたら、「そろそろ旅行の季節ですよね」(うふ)みたいなことになり。

およよよ?ほんとにほんとに行くの?みたいに慌てました。

わたしは旅行は好きなんですけども、、、、、わたしにとっての『旅行』というのは、寺社仏閣・遺跡・博物館・美術館、市場めぐり、自然散策、体験学習、写真撮影!!!なので、一緒に旅をするならそういうのがほんとに苦にならない人・・・というかそういうのが好きな人としか一緒に行ったことがない。。。。
お土産を買うのも自分用のガラクタを集めるのも好きですが、ショッピングに重きは全然おかないので、、、、

その誘ってくれた子は「とにかく京都で抹茶スイーツを食べ、ショッピングたくさんしたい!!!!」タイプ。
寺社仏閣アート系、興味ゼロ(笑)


それでもどういうわけか「清水寺は行きたい」というのですなあ。(おみくじとか恋占いとか。乙女よのう。。。)


ま。
京都は久々だし、グルメ&お買い物目当ての旅行+ちょっとは観光含むってえのは、この会社に入ってから春・秋恒例の社員旅行にも参加しているし、いっちょ行ってみますか!!!ってことになりました。

メンバーはわたしと同い年の同僚と、後輩21歳2人、合計4人です。

日程は時代祭りが終わってからの23日、24日の一泊二日。
時代祭りが終わっちゃってたのはたまたま偶然というか。
ええもう、なんせ言いだしっぺが「グルメ&買い物メイン」だから、お祭りとか関係ないのでした・苦笑

そのせいかどうか知りませんが、ぷらっとこだまフリープラン宿付き(行きは指定、帰りは自由席)で19600円。
新幹線使うにしてはリーズナブル。
京都駅からすぐのホテルというので「いやまさか、グランヴィアではないよね、グランヴィアならもっと高いでしょ」と思ってたら、もちろんグランヴィアではなく(ほとんどホテルに滞在しないこの日程でグランヴィアに泊まるのはあまりにも無駄遣いだし)違ったホテルだったのですが、、、
それでもとても素晴らしいホテルで大満足!
今度行くときも使いたいと思うホテルでした。


若者2人は寺社仏閣より買い物グルメメインというのは最初からわかっていたので、この2人が「行きたい」ところ、
そして若者2人は偏食・好き嫌い・アレルギーもある、体力もあんまりないので、観光はほんのちょっとです。

京都着は夕方17:00くらい。

雨が降っていたし、寺関係ももう閉門しちゃう時間だったから、ざざっと駅周辺のお土産スポットをチェックしつつ。
まずはJR伊勢丹の中村藤吉のお店で甘味を。。。。と思ったけども行列だったので、その下のフードコートへ。
フードコートでも中村藤吉のスタンドがあったのでわたしは抹茶ぜんざいをいただきました。
ほかの子たちはグリーンティーフロートや抹茶白玉アイスとか。


またまたお土産スポットを物色しつつ、そのまま夕ごはんへ!

豆腐とか豆腐とか豆腐とか、、、そういうのは諦め(若者2人にあわせ)、
グルメメインといっても、若者の金銭感覚は「ごはんにはこのくらいの値段まで」というルールがあるらしく、
ちょっと我々年長組がいいなというお店は敷居が高いらしい。
かわいい。わかるよ、なんせまだ21歳ですからね。

結局洋食メインのところになるんですが、わたしはそこで無理やり豆腐をメニューに入れました、的なものをチョイス。

ごはんを食べる前に、一応伊勢丹内の「都路里カフェ」もチェックがてら寄りましたが、すごい行列だったので「明日もう一度トライ」ということに。

ごはん食べつつ、台風の影響による大雨を見越して、旅のプランをもう一回立て直し、その後は近鉄方面のお店などを冷やかし。
我々年長組は翌日買うものをあらかたチェック、、、だったのですが、この時点で若者2人はいろいろ買ってた・笑
かわいいねえ。


アルコールとおつまみをちょびっと買ってホテルでだらだらし、、、、ミーティング&職場の愚痴とか聞いたりし、、、わたしはこの日3:30起き早朝勤務だったので、さすがにアルコール2缶で眠気ピーク!それでも0時近くまでだらだらしゃべってたかなあ。途中こっくりこっくりしてましたが。


翌日は年長組はとっとと起きてしたくしてたんですが、続き部屋の隣室若者2人の部屋は静かきわまりなく。

一応8:30にはホテルを出るぞ!って話だったのに、8:00になっても物音ひとつしない。

大丈夫なのかハラハラしてたら8:15に起きて仕度してオッケーという具合。



そのままホテルをチェックアウトし、荷物をフロントに預けようとわたしが提案するも「ホテルまで戻るのがめんどう」という歩くの苦手若者2人のために京都駅コインロッカーに荷物を詰め込み、清水寺へレッツゴー!


清水寺、地主神社を参拝してから坂道下りながらお土産物色。
若手がガラス細工アクセサリーのお店でいろいろ買ってる間に我々は清水焼やちりめん細工などを見に行きました。
清水焼のコーヒーカップ、素敵なのがあったけど、、、我慢。
なんせうちには焼き物フェチの母親がいてですね、もうこれ以上増やしたくないのです。


その後は八坂神社方面へてくてくてくてく。
祇園でショッピング。
まずはよーじや。ワタクシはコスメ関連には全く興味なしなので、テケトーに店内をぶらぶら。
妹や義妹や母に何か買おうかなあと思ったけども、まあいいや、ってことで。


その後、都路里の本店がこの辺だったよな、、と記憶をたどってたらば、、、
どういうわけか、全然並んでいないので「じゃあ食べますか」ってことで抹茶パフェタイム!



一人は白玉パフェ、わたしともう一人は都路里パフェ(特選じゃないほう)、もう一人は抹茶豆乳そばをチョイス。

パフェなんて、久しぶりだよーーーーー。おなかいっぱい。

抹茶だから食べられるんだろうなあ。
チョコパフェとかはいくらチョコ大好きでもおっきいサイズはもう無理だろうなあ。

店内は満席だったものの、拍子抜けするくらい簡単に入れたし、ゆっくり味わえたのですが、、、

食べ終わってお店を出るときには、2回のカフェ入り口から階段歩道まですごい行列だったので、ほんとにたまたま運が良かったと判明。

一応「都路里」か「京はやしや」、次点で「中村藤吉」「西尾」「マールブランシュ」、、、まあ行列がすごかったら、どこでもいいから、抹茶スイーツ食べようね、なんて言ってたんですけどね。
うむ。
良かった良かった。


祇園をぶらぶらしながらお漬物をチェックし、聖護院の焼き八つ橋やら豆菓子やら買い、、新京極・錦市場へ。

吟味に吟味を重ね(試食を重ね、というのが正解・笑)美味しいお漬物をゲット!!!!!よっしゃー!

わたしはそのまま京都駅まで歩いても平気だったのですが、若者2人が足が痛いと言い出したので、タクシーで移動。

京都駅でお茶し、最後のショッピングをし、新幹線に無事に乗れました。

自他共に認める晴れ女のワタクシともう一人、そして雨女のもう2人がいて、どうなることかと思いましたが、
一度も傘を開くことなく旅行は無事に終わりました。
良かった~。


京都の寺社仏閣については家にやたらと図録とかがあるので自分では行った気がしていましたが、あれれれ?実際によく行ったのは奈良、滋賀、兵庫、大阪、広島だといいうのが今回よくわかりました。
京都は小学校の修学旅行、高校での遠足、そのあとスケートの試合で行ったくらいだったんだな。

今度はゆっくり御所、嵐山、宇治のほうに行きたいな。




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久々の京都

昨日早番の仕事を終えてから、仕事仲間と四人で一泊二日の京都旅行へ行ってきました!
久々の京都(アクアリーナでのNHK杯以来)、台風の影響も心配でしたが、なんと一度も傘を開かずに帰ってきました!勿論雨は降っていたんだけども、たまたま乗り物に乗ってたり、建物に入ってたりした時でラッキーでした~。

わたし、どっちかと言うと、奈良大好きっ子で、京都は小学校の修学旅行と高校の遠足、それからスケートの試合で行くくらいで、あんまりきちんと観てはいなかったことに気がつきました。。
来月の紅葉の時なんかにまた行けたらいいなあ~(*^_^*)
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ピーター・バラカンの「音を見る。アートを聴く。」第7回『絵本を聴く』


静岡市美術館では現在『はじめての美術 絵本原画の世界 2013』が開催されています。

その関連イベントのひとつに、ブロードキャスター、ピーター・バラカン氏の「音を見る。アートを聴く。」のシリーズ、第7回「絵本を聴く」が組み込まれており、お話を聞きにいってきました!

ピーター・バラカン氏と静岡市美術館のこのシリーズは3年前から始まっていて、わたしは第5回のモーガン・フィッシャーさんをゲストに迎えての回に行ったことがあります。
だいたい半年に1回のサイクルだったそうで、わたしはピーターさんのファンなので、それ以降はなるべくずっとイベントに参加したいなあと思っていました。まあ第6回は仕事の都合で駄目だったのですが、今回は募集と同時に速攻申し込み。母と2人で行ってまいりました!
なんと第6回から1年2ヶ月ぶりの来静だそうで、そんなに開いちゃってたのか!と少々驚きました。



まずは今回のゲスト土井章史さんによる絵本原画の取り扱いのミニ歴史。
絵本原画をきちんとアートとして取り扱うようになったのはごく最近のことで、昔は絵本が出版されたら原画が廃棄されてしまうのもかなり当たり前だったようです。そして保存状態もまちまちだったのでしょうね、今回の企画で展示されている原画については60ルクスの照明下で行っているそうですが、それ以上明るくしてしまうと劣化退色してしまうそうです。

この美術展はとても人気で平日昼間は学校見学が入っていたり、土日祝日はもちろん盛況ですから、わたしはなかなかスケジュールが合わなくて。来週は京都へ旅行に行くのですが、旅行から帰った翌日が休みなので、その日の午後に観に行く予定です。

絵本の絵と、挿絵とは微妙に異なるかもしれませんが、でも、どちらも素敵な芸術だと思います。



1 ピーターさん、土井さんのプロフィール紹介のあと、まずは土井さんのトークから
土井さんが絵本を読んでくれながらちょこっと解説をしつつ、ピーターさんは最前列の客席側でときどき合いの手やツッコミを入れる、、という流れ。
土井さんが読みながら、我々はスライドを見つつ、、という展開です。

①まずは筒井頼子作・林明子絵の名作「はじめてのおつかい」
これはもう、超ロングセラー、わたしも持ってます。
1976年3月初版のこの作品。
40年前だから出版できたというか、、
まず5歳の子供をひとりでおつかいに行かせる母親、というのが、今の日本だと「問題」という哀しい時代になってしまいました。
ヨーロッパでこの絵本が翻訳されないのは、40年前ももちろん今でも、そういう行為は立派な犯罪にあたりますのでね。
でも、とにかくこの絵本が名作であるという評価はゆるぎなく、今も在りつづけています。
久しぶりに読んだ、というか、スライドを見て聞きましたが、、、
ほんとによく出来た一級の絵本ですね。
土井さん曰く、これは絵本レベル1。
10人の子供が読んで、9人が楽しめる、普遍的な作品とのこと。
わたしが当時読んだときには気づかなかったこともたくさんわかりました。
・お店に並んだ商品、煙草の銘柄(はっきり商品名がわかるようには描いていないですが、見る人が見たらわかる、という)、キャラメルコーンらしき袋、牛乳の値段があの頃と今とそう変わっていないこと(逆に言うと当時の牛乳がいかに高かったか)。
・子供のときも注目してた「うすかわまんじゅう」とか「だいふく」の文字。ところどころに出てくる猫ちゃんたち。
・猫ちゃんや逃げた小鳥や猫探してますのポスターや、掲示板に隠された編集者や林田さんの名前、筒井さんの名前が使われた筒井商店、、、こんなのは、今日始めてわかったことでした。
・自分でも嫌なんですけどもわたしはひねくれものなので、少女の成長物語ってのがね、駄目なのですよ。(だからジブリ作品、ほぼ苦手です・苦笑)自分の愚かな部分を見せ付けられているようでね。(「十二国記」も最初のほうの陽子があまりにも愚かで、読んでて苦痛でした。物語として、あの部分が必要なのはわかるんですが。)
ですので、はじめてのおつかい、繰り返し繰り返し読んだって記憶はないなあ。
あまりにも自分に近すぎて(年下の子の面倒をみるとか家のお手伝いをするとか)、だからあんまり読まなかったんだと思う。
・そんなわけで、今回の新たな発見、ページのいたるところに書き込まれた林さんの絵の細かさに触れて、知ることが出来てほんとによかったと。
子供も大人も、、、絵本の本筋とは全然関係ない描きこまれたものに夢中になりますよね。そしてそれってほんとに自由で誰がどこに注目するかなんて、全然わかんないんですけども、、、絵本の絵って、多元宇宙みたいで、そういうのが大きな魅力なんですよね~。
・そういう細かい描きこみとかどうでもいいディティールで、今も心ときめくのは、安野光雅さんの一連の作品、だるまちゃんとてんぐちゃんのおままごと道具の描写とか、カロリーヌシリーズとか、、ぐりとぐら、、、
それにしても、絵本の中の食べ物って、なんておいしそうなんでしょうねえ・笑

②お次は「ぶたぶたくんのおかいもの」
土方久功作・絵 1970年10月初版
・これも懐かしい!子供の頃はぶたぶたくんの黄色いリボンが大好きだったのと、顔つきパンの上等パン、ああいうの、全然不思議に思わなかったんですが、、
今回読み聞かせてもらって、、、こりゃー、ものすごいぶっとんだ絵本だなあと!
すごいですよ。
土井さん曰くこれはレベル8の絵本。(10人の子供のうち2、3人が楽しめる)
(でも、今回のイベント会場では大うけで、大爆笑でした。)
シュールっていうか。。
これは芸術家土方氏(1900年生まれ)の70歳のときの作品ですが、70歳の老人の達観した境地といいますか。
とにかくすごい。絵も、文章もほんがらげーです。
原画を美術展で見るのが楽しみです。原画のある部分、絵本の製本に合わせてスパンと切って別のところに貼ってあるようですが、そして向きも逆さまに貼ってあるのですが、、そういうことをできちゃうのも70歳の境地じゃないかとの説明がありました。
・ちなみにぶたぶたくんのおつかいですが、、これは動物を擬人化してあるので、ひとりでおつかいに行かせてもオッケーらしいです・笑
・ぶたぶたくんのおうちには電子レンジがあって、それは変だ、あの時代にレンジはない!という客席からの声がありましたが、、、いえいえ、ありました。1971年生まれのワタクシが生まれる前から母の実家、つまり祖父母宅にあった電子レンジそっくりでしたからね。母と2人で「あれは電子レンジに間違いない」とぼそぼそ。。。

③最後は「どろにんげん」
長新太作・絵
1997年11月初出。
レベル20。20人の子供がいて1人楽しめるかどうか?
という作品。
商品化は難しいだろう、、しかしこれも絵本の世界の傑作であると紛れも無く言える作品だと感じました。
福音館書店もこの作家の才能をきちんと評価していて、「こどものとも」500号記念作品として出しています。
しかし、ともかく、市販の本としては出せない、出しにくい本、、、ではありますね。
すごい設定がシュールなくせに、変なところで現実的な部分があったりしてそこが絵本のすごさです。

土井さんが懇意にしている幼稚園の先生は「うちの子供たちは長新太の絵本大好きです」と言ってくれてるそうですし、今回のイベント会場でも大うけでした。
土井さん曰く「読み聞かせる大人がその絵本を大好きだったら、子供も自然にその絵本が好きになる」そうです。
そりゃそうだ!やっぱり、読む側が心動かされていなけりゃ、伝わらないですもんね。
・わたしは13歳年下の妹が大きくなってからは新たな絵本を読むってことはなく、1970年代~80年代のものしか家にはありませんので(漫画は処分したものもありますが、絵本は全部とってあります。)長新太さんの作品も「どろにんげん」もこのイベントで初めて体験しましたが、、
いやはや!面白いですね~。

④土井さんは便宜上レベル1とかレベル20とか使ったけれども、それは作品の質のことを言ってるのではなく、あくまでも普遍性という意味でのレベルで、どの絵本も素晴らしいと。
また、4、5歳児までは社会との関りが希薄で『個』の存在だから、人から影響された価値観というものが無いので、どの国の子供でも、どの時代の子供でも、(江戸時代だろうと未来だろうと)絵本の楽しみ方はみんな変わらないって言ってました。

この時点で既にタイムオーバー気味で(苦笑)、ピーターさんの持ち時間がかなり少なくなりつつあり、、

2 ピーター・バラカンさんのトーク
ピーターさんが原書で絵本を読み、スライドは日本語に翻訳された絵本が映されて、我々はピーターさんのうるわしいお声を聴きながら絵本を読むという展開。
①「3びきのかわいいオオカミ」
ユージーン・トリビザス作 ヘレン・オクセンバリー絵 こだまともこ訳
1994年。
「3匹の子豚」が元ネタ。
ここではオオカミさんたちが弱くて大豚が意地悪で乱暴もの。
オオカミが建てた家をスレッジハンマーや電気ドリルやダイナマイトでぶっこわしまくるのです。
でも絵本ですからね、最後の大団円はちゃんとあります。
先入観を取り払う、素晴らしい絵本でした。

②「あおくんときいろちゃん」
・レオ・レオニ作・絵 藤田圭雄訳 1967年
懐かしい!わたしはちっちゃな頃からきいろ大好きだったので、この絵本、大好きでした。
みどりになるのが気にくわなかったけどもね。。。。
・ピーターさんは「日本語って細かいですよね。兄、弟とか、年齢で分ける言葉があるし、あおくんは男の子できいろちゃんは女の子なんですね」って言ってました。
原書では「リトルブルー」「リトルイエロー」で、性別ないそうです。
・レオレオニっていったら、、なんだろう。「スイミー」「音楽ネズミジェラルディン」「アレクサンダとゼンマイネズミ」とか好きだったなあ。うむ。やっぱ「スイミー」はさかなだけども、レオレオニといったら、ねずみですよね。
ねずみ。トムとジェリーじゃないですが、ねずみって、いいよなあ。現実のねずみは、出たらちょっと困るけどもね・苦笑
それから子供心にも「レオレオニ」ってお名前は強烈でしたね。絶対忘れないもん。

③「はるかな湖」
アレン・セイ 作・絵
椎名誠訳 1999年
これも3びきのかわいいオオカミ同様、初めて知りました。
最初は「おおおおお!スウェン・ヘディン?シルクロードかい???」と、勝手な期待・笑
全然違いましたけど。

はっきりそうは書かれていませんが、たぶん両親が離婚して普段はお母さんのところで暮らしている少年が夏休みに父親の家に来ている、、そういう設定。
「おとうさんの家にきている僕」「お父さんとの会話がぎこちない」みたいな展開から、2人でのキャンプ、2人で秘密の湖を探しに行こうというお話。
これは高学年向けというか、ジュブナイルとまではいかないけれども、『絵本』というくくりでいいのかな、でも絵本なんだけども、、そういう作品。
どこの世界も「父と息子」っていうのは不器用だなあと感じます。
うちの父親と弟たちの関係だって仲が悪いわけじゃないけども、ラブラブ友達親子っていうのとはちょっと違ってて、弟たちが働くようになってからじゃないのかなあ、あの3人が本当の意味で打ち解けたのは。
ほんとに分かり合えるのっていつなんだろうね。
その点女ってのは、突拍子も無くいきなり境界越えるの平気っていうか、ずーずーしさは生物的な強さなのか、、母対娘、父対娘ってのは、まあ誰もがラブラブ友達あるいはライバル親子ってけじゃないけども、、父親と男の子というのとは、ちと緊張感が違う気がします。
もちろん各家庭で違うのでしょうが。

ピーターさんのイベントに行く日が近づいてから、ピーターつながりじゃないですが、なんとなくピーター・ガブリエルのCDを聴いてたんですね。そしたら『スレッジハンマー』なんて単語が出てきたり、後述するワールドミュージックみたいなのが出てきたり、「はるかな湖」ではなんとなしにマイク&メカニックスの「リヴィング・イヤーズ」を思い出したり、、、、リヴィング・イヤーズを歌わなかったほうの、もう一人のボーカリスト、ポール・ヤングも亡くなっちゃったんだよなあ、って哀しくなったり。

うちの弟と亡くなった父のこと思い出したり、、、

まあそんなこんなで、ピーターさんのうるわしのお声に浸りながら、わたしも心がどっかに飛んでたのですが、
気がついたら絵本は終わってて、ピーターさんも声をちょっと詰まらせていたりして、、、

絵本の力ってすごい。。。。


④お次はせっかくピーターさんのイベントですので「音楽無しじゃつまらないので」ってことでミュージックビデオに。
最初はこのイベント開催って聞いた時に、なんとなく
「ケニーのプー横丁やホーセス(リターン・ザ・プー・コーナー)とか、スノーマン(ケニーのディセンバーでも聴けます)とかなのかなあ」それとも「オズの魔法使い」かなあ(あの部分カラーの映像、大好きなのよね)なんてぼんやり思っていたのですが、あれは絵本というより、アニメーションだもんね。。
だからトムトムクラブが出てきたときはちょっと意表を衝かれました!
そうきましたか!!!!ってね。
あまりに懐かしくて椅子から転げ落ちるかと思ったよ。

まず最初は、、、ええと、名前は思い出せないけども、、ハイライフ音楽なのかなあ、bolga zohdoomahっぽい名前(bolgaだかbolbaだかなんとかoomahっ文字が記憶に)だったのですが、You Tubeでも見つけられませんでした。
見せてくれたミュージックビデオはけっこう昔のものらしいのですが、イラストのタッチがですね、リレハンメル五輪のロゴを連想するというか、、いろんな企業があの頃使っていた原色のテイストとかに似ているんですが、、
って、こんな書き方じゃわかんないですよねー。
筆のタッチで鮮やかなラインで描かれた人物が踊ったり、楽器演奏したり、ちょっと悪そうな、、ていうかアラレちゃんに出てくる空豆タロウみたいなにーちゃんが出てきたりとか、、
それもはっきりした造形じゃないのに、我々人間の脳は「人」と認識するんですよね。(ってピーターさんが言ってた)
まあそういう絵本イラスト的なアニメーションで、最後はモップを持った掃除人がお掃除で終わる、、、
うーん、そういう映像。

わたしはああいう絵は自分では描けないけど、好きです。筆のさささっていうタッチの思い切りの良さが潔くて、でも軟らかくて躍動感があって。いいなあ。

って、絵に見とれて、ワールドミュージックみたいなのに心がズギュンで、しかもそのとき持ってるウォークマンにはピーター・ガブリエル、だし、って、思ってたら、映像終わってしまったのでした。ああああ、誰のなんていう作品だったんだろう。


二つ目はトムトム・クラブ(知らない人はおとーさんおかーさん、にーちゃんねーちゃんに効いてちょ)のジーニアス・オブ・ラヴ↓これ
Tom Tom Club - Genius of Love

懐かしかったです、はい。
ほんと、80年代って、、不可思議よのう。

⑤最後に駆け足で、モンティ・パイソンに至る前、50年代のイギリスのコメディの元祖?教祖?スパイク・ミリガンのナンセンス絵本の紹介。絵本は1968年のものです。ピーターさんが親御さんに買ってもらった本で日本にも持ってきて今に至る、、のかな?。これ、面白そうでした。絵も文章もシュール!
そして大好きな作家、ロアルド・ダールの「マチルダは小さな天才」もちょっと紹介してくれました。これはわたし、読んだことないです。ピーターさんが言うには文章のリズムが素晴らしいとのことで、そりゃあ、、原書で読めってことなんでしょうが、、、ううむ。ええ、ロアルド・ダールの短編は原書でいくつか読みましたが、長編小説は日本語訳オンリーです、わたし。
絵本なら、読めるかなあ。
しかし、ピーターさんの見せてくれた原書は絵本というより、ジュブナイルっぽかった。。。けっこう分厚かった。。。

ピーターさんも「やはり読み聞かせる大人が、その絵本を好きじゃないと、素晴らしさは子供には伝わらない」ようなことをおっしゃっていました。

土井さんが最後におっしゃていましたが、「ピーターさんの絵本の読み聞かせで眠りにつきたい」って。
母と2人で「うんうん、まさにその通り!」って。

松橋登さん、津嘉山正種さん、ピーターさん、吉田秀和さん、外国の人だと、、ピーター・オトゥール、クリストファー・プラマー、ショーン・ビーン、、ああいう声で「ぐりとぐら」や「ロアルド・ダール」の本読んでもらったら、最高ですね。女の人だったら八千草薫か鈴木祥子かなあ~。

今日は大好きなピーターさんのうるわしのお声で、英語の原文を聞かせてもらってとても幸せでした。
リズムとしては「3びきのかわいいオオカミ」の言葉のリズムが一番素敵でした。音楽みたいだった。
(ああ、ロアルド・ダール、聴きたかった!!!!)
「はるかな湖」はもっと内面的で、静謐で、、リズムよりもまぶたの裏に山や湖や川が広がりました。



次回のイベントも楽しみですが、今日は家族についていろいろ思いをはせることにします。。。。

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町田くんおめでとう!!!!


スケートアメリカ、男子シングルとアイスダンスの結果が出ました!→公式リザルトサイト
キャシー&クリスはフリーでひとつ順位を上げ、総合でもひとつ上がって5位!
そして男子シングルではとうとうGPシリーズで町田くんが総合優勝。
しかもショート、フリー、両方そろえてすばらし~。
もう何度も書いてるけど、、とにかく両方そろいさえすれば町田くんって無敵なのにね、って、スケオタ仲間さんたちの間で言いあったものでしたが。

Men  Result
FPl. Name Nation Points SP FS
1 Tatsuki MACHIDA JPN  265.38 1 1
2 Adam RIPPON USA   241.24 3 3
3 Max AARON USA 238.36 6 2
4 Daisuke TAKAHASHI JPN 236.21 5 4
5 Jason BROWN USA 231.03 2 6
6 Takahiko KOZUKA JPN 230.95 4 5
7 Alexander MAJOROV SWE 208.72 7 8
8 Artur GACHINSKI RUS 208.16 8 7


今回の男子シングルのメンバーはみんな好きな選手なので誰が勝っても負けても、いろいろと複雑ではあるものの、、、
でもたぶん誰が優勝しても「よかったね!おめでとう!!!!」って心から言えるメンバーっていうか。
(あ。。。もちろんマヨロフが優勝なんて、100年も1000年も早いと思ってますよ、それくらいはわかってます。でもジェイソン、4回転持ってないのは痛いけれども、、、SP2位は嬉しかったわ~。)

ほんとのところ、小塚くんがいるのはぎりぎり、、大ちゃん、織田くんはとっくに五輪やワールドでメダルとってプロ転向、ソチ五輪は町田くん無良くん羽生くん、、ぎりぎり小塚くん????中村くん吉田くんや吉野くんがそこにどれだけからむかなあ、、、木原くんも頑張ってほしいけどなあ、、、、

・・・・・みたいに日本男子の勢力図が書き換えられている、、、って、
無良くんがシニアに上がった年の西日本を見て思っていたんです。
大ちゃん織田くん小塚くんはバンクーバーでお見送りね、って泣いたりしてたんですよ。


しっかし!世の中そうはいかず。(あ。。。わたし、大ちゃんも小塚くんも織田くんもとっても大好きですので、現役続けてくれるのはほんとに嬉しいし、心から応援しています。そして町田くんたちも。)


Ice Dance  Result

FPl. Name Nation Points SD FD
1 Meryl DAVIS / Charlie WHITE USA 188.23 1 1
2 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE ITA 168.49 2 2
3 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI USA 154.47 3 3
4 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE USA 152.98 4 4
5 Cathy REED / Chris REED JPN 136.13 6 5
6 Pernelle CARRON / Lloyd JONES FRA 135.70 7 6
7 Isabella TOBIAS / Deividas STAGNIUNAS LTU 134.67 8 7
8 Julia ZLOBINA / Alexei SITNIKOV AZE 133.76 5 8

ああズロヴィナちゃんたち。。。。(涙)
ところでイザベラ嬢はリトアニア代表になれるのかしら?市民権とれるかどうかかなり微妙みだいですけども。


あとはペアと女子ですね。
お祈りお祈り。。。。
どうかわたしの御贔屓さんも、そうじゃないけど決して嫌いじゃない選手たちも、みなさんがんばって!

個人的にはですね、ヴィッキーがユーロのスケート辺境地(ごめん。あくまでも競技の世界において、って意味ですよ)女子シングルの部で、Aランクの試合でどこまで評価してもらえるのか楽しみです。
もう、ずっとずっと一人気を吐くっていうかさ。
スウェーデン男子があああああああああんな、こおおおおおおおんな、まあ、一時の煌きを日本で味わえたのはいいけども、そして希望の光に見えたマヨもあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。。。あいかわらず茨の道なんですが、ヴィッキーって強いな、と。


何はともあれまおちゃんとアシュリーの演技がとっても楽しみです。


(あれ?リーザは???きゃー!9位って。。。。。 )

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スケートアメリカ リザルトサイト


あっという間にシニアのグランプリシリーズ開幕。

まずはスケートアメリカから。

公式リザルトサイト→こちら

シングルのテクスペに天野くん。ダンスにはポノマレンコ。


スケート(涙)
まだサーシャの怪我のショックから立ち直れないのですが、、
そんなときにふとダンスの面々を見たら。。。
あれれ?ほとんどの人はもしかしてみなさんデトロイト拠点の人ばかり?
移動が無いってのは、負担減りますよね~。
それに4組が、、、チームメイトじゃないっすか!すごいわね。。。


どなたさまもグッドラック!ジェイソン頑張れ!!!




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サーシャの怪我


ロシアのペア、アレクサンドル・スミルノフ選手がバーニン杯のSP中の転倒で右ひざを負傷したニュース、最初はタチアナ・フレイドさんのFACEBOOKでの投稿で知りました。

大きな怪我ではありませんようにとの願いもむなしく、右ひざの靭帯を断裂ということで、五輪出場はほぼ絶望視されています。

川口・スミルノフ選手の応援公式ブログの記事

ロシアのニュースサイト
ロシアの記事

静岡新聞の記事


もう何と言ったらいいのか。
1日も早いサーシャの回復をお祈りいたします。
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BRAIN SALAD SURGERY/恐怖の頭脳改革 アナログ版発売

ちょっと前に記事で書いたELPことエマーソン、レイク&パーマーのアルバムの中で最高傑作といわれているのが(ただし一番売れたわけではない)『恐怖の頭脳改革』というスタジオ録音としては4枚目のオリジナルアルバムです。

ちなみにわたしが彼らの作品で一番愛着があるのはライヴの「展覧会の絵」とファーストアルバムです。
でもこのアルバムも好きです。




この1973年に発売されたエマーソン・レイク・&パーマー(以下ELP)の『BRAIN SALAD SURGERY/恐怖の頭脳改革』、アナログ版がどうやら来月11月11日に発売されるそうです。
お知らせメールが来てました。

うーむ。LP盤かー。
ということは、あのLPジャケットもきちんと再現してくれてるわけですよね。
ちょっと欲しいかも。
しかし買ってどうするのか、眺めるだけじゃないか!

数年前にオーディオセットを処分した際にレコードプレーヤーも捨てちゃったのよね。
主にCDの部分(オートチェンジャーやらデッキやらヘルツ調整部分)が壊れて、修理したくとも部品が無くてね。。。
スピーカーとレコードプレーヤーは捨てなければよかったとも思いますが、それらを新しいオーディオセットを買った際につなげることが自分でできるかどうかは、、、というかつなげることはできるでしょうが、はっきり言ってめんどくさかったので、捨てちゃったのだわな。勿体無い!


このレコード盤は家には無くって、中学生のときに友達から(というかその子のお兄ちゃんから)借りてダビングしました。
もっと正確に言うならば、お兄ちゃんであるケンちゃんはこのレコードをとてもとてもとても大切にしていたので、彼の監視のもと、彼の部屋でレコードジャケットを観賞させていただき(苦笑)、なおかつ歌詞をノートに書き写したのでした。
あのころはコピー機ってのはそんなに家庭にあるもんではなく、カメラ屋さんや酒屋なんかでコピーさせてもらってましたが、1枚10円とかじゃなくて、もっと高かったからね、子供はお金が無いからさ、手書きですよ。

当時は無名に等しかったらしいハンス・ルドルフ・ギーガーが描いたレコードジャケット、あれはねえ、いくらCDで復刻してくれても、LP盤での感動には敵わないと思うんですよねえ。
一番上の機械骸骨ちっくなLPパッケージを見開くと、開くと目をとじたメデューサが現れるというアレです。
(一番感動するのは原画そのものを見たときでしょうが、、原画は盗難されちゃったというので、個展でも見ることは適わない。。。)


当時ELPのレコードはアトランティックや彼らの作ったマンティコアからいろいろ出ていて、今はマンティコアはなくてアトランティックやそのほかからいろいろCDが販売されています。

ELPの作品はわたしは両親がレコードで持ってたものをカセットで聴いたり、後にCDで買いなおしたものものもありますが、『恐怖の頭脳改革』は子供の頃のあのLP盤のパッケージが忘れられずにCDでは買わずじまい。

図書館で通常盤復刻CD(たぶん品番VCIP-5317。LP盤と同じ曲数のヴィクターから出ている日本盤)を借りてMDにダビングしてあります。

これはLPだとA,Bに分断されちゃってた悪の経典が全部いっぺんに聴けたので便利でした。
(しかし、1st、2nd、3rdインプレッションはCDトラックではわかれていません。約30分ぶっつづけです。)

CDもいろんなバージョンがあって買うときは注意が必要なんですけども、ボーナストラックとかいらなければ通常盤で充分かと。

Emerson, Lake & Palmer - Karn Evil 9 LIVE

1stインプレッションのパート2から
1973年カリフォルニア・ジャム
渾身のドラムソロ。カールは太らないわけですよねえ。
すごい運動量だもんなあ。

『悪の経典』はどの部分も好きで選べないのですが、無理やりだと、、インスト部分の2ndインプレッションかなあ。
ヴォーカルがない分、音の素晴らしさに酔いしれるというか。
でもねえ、1stも3rdもいいんですよね、困る。
1stもパート1の部分、グレッグの♪I'll be there I'll be there I'll be there I will be there♪聴いてるとたまんないし、パート2の喧騒っぽいの、、映画ムーラン・ルージュみたいなごちゃごちゃした感じやサーカスみたいなところが好きだし。 
3rdはユニバース、、、というか私の感覚だとコズミック、コスモス、、、で好き。
正直言って、実はこれ聴いてると「宇宙戦艦ヤマト」な気分です、子供の頃からずっと・笑

Emerson Lake & Palmer (Brain Salad Surgery Sessions) 1973 (Spanish

リハーサル風景

たぶんいろんなプログレの中でELPが好きなのは、クラシックよりもあり、文芸ちっくあり、グレッグ担当のアコースティックでロマンチックなところがあったり、ブギウギっぽいのやホンキートンキー、、サーカスっぽいのとか、、、、おもちゃ箱をひっくり返したようななんでもありなところがたまらないからです。
屈託がないというか、あっけらかんといろんなことをやっちゃっててね。
楽しいです。
まあワタクシ、、、仰々しいの、好きなんですよ・笑。愛してる。


このアルバムは「聖地エルサレム」、インストゥルメンタルの「トッカータ」(ヒナステラ原曲)、吟遊詩人さんグレッグの「Still...You Turn Me On 」、ごちゃごちゃラグタイムっぽいのが楽しい「用心棒ベニー」、そして傑作「悪の経典」という内容。うーん、どれもこれも好きだ、選ばない。。。


Emerson, Lake & Palmer - Jerusalem

シングルカットされた「聖地エルサレム」
ウィリアム・ブレイクの 預言詩「ミルトン」の序詩"And did those feet in ancient time/古代あの足が"に
チャールズ・パリーが曲をつけた合唱曲もとに、ELPがロックアレンジをしたものです。


合唱曲は「聖地エルサレム/Jerusalem」と呼ばれていますが、ブレイクが「ミルトン」のあとに書いた預言書「エルサレム」のなかの「エルサレム」という長い詩とは別ものです。ああ紛らわしい。

この合唱曲、プロムスやイギリスの音楽祭などでよく歌われていますが、ロイヤルウェディングでも歌われていたのでご記憶の方も多いかと思います。


詩と現代の映像・音楽のエンターテインメントの関わり、、
そうと知らずに見聞きしていた者は多々あるのだろうけれども、自分でそういうのを一番最初に意識したのは、、、
映画だと「人間の証明」かなあ。(西條八十)
子供心に岡田茉莉子ってすごいなあと。そして松田優作には全然興味なく(母はキャーキャー言ってたけど)、どーしよーもない息子役の岩城晃一がカッコイイと思いました、はい。
小学校の美術、じゃないね、図画工作か、、の時間は宮沢賢治の詩や童話をもとに絵を描いたけどあれも楽しかった。(わたしは「セロ弾きのゴーシュ」で描きました。楽器が描きたくてね・笑)
話がそれましたが、海外のエンターテインメント作品だと、このELPの「エルサレム」で初めてシェークスピア以外のイギリスの詩人というものを意識しました。
小説を読んでいると詩やほかの文芸作品の引用部分というのは脚注で示されていたり、巻末の解説で触れられていていますが、
元ネタを知っているかどうかなんてそんなの関係ない、カラスの勝手でしょとばかりに、映像や音楽、絵画だとただそこにバーンとあるだけで、、、知っていようがいまいが自分の感じるままに楽しめばいいんだろうけどもね。

大学1年のときに公開された映画「いまを生きる」(これは何回観ても必ず泣ける。もう、条件反射で泣ける・苦笑)も詩との関りが大きい作品でしたが、、、ああそうだ、あれもバグパイプのメロディーがツボでしたなあ。

作品に文芸作品の詩を用いているわけではないのになんとなく「詩人」ぽく感じるのは最近だとスティーヴ・コンなのですが、またそれは違う機会に。


2013年11月11日 LP版発売     観賞用に買うべきか迷う・・・・
Brain Salad Surgery [Analog]
クリエーター情報なし
Razor & Tie

発売前で手元にないので詳細はわかりませんがたぶん以下の内容だと思います。
アナログA面
A-1聖地エルサレム - Jerusalem  (William Blake, Hubert Parry as adapted by Keith Emerson, Greg Lake, Carl Palmer)
A-2トッカータ - Toccata (Alberto Ginastera, arr. Emerson)
A-3スティル...ユー・ターン・ミー・オン - Still...You Turn Me On (Lake)
A-4用心棒ベニー - Benny The Bouncer (Emerson, Lake, Peter Sinfield)
A-5悪の教典#9 第1印象 パート1 - Karn Evil 9: 1st Impression-Part 1 (Emerson, Lake)
アナログB面
B-1悪の教典#9 第1印象 パート2 - Karn Evil 9: 1st Impression-Part 2 (Emerson, Lake)
B-2悪の教典#9 第2印象 - Karn Evil 9: 2nd Impression (Emerson)
B-3悪の教典#9 第3印象 - Karn Evil 9: 3rd Impression (Emerson, Lake, Sinfield)


こちらはダウンロード版
BRAIN SALAD SURGERY
クリエーター情報なし
Victor





日本盤デラックスエディション 2枚組
恐怖の頭脳改革 デラックス・エディション

ディスク1 オリジナル盤全曲
ディスク2
1 あなたのバレンタイン
2 恐怖の頭脳改革
3 悪の教典#9 第3印象(オリジナル・バッキング・トラック)
4 聖地エルサレム(ファースト・ミックス)
5 スティル...ユー・ターン・ミー・オン(ファースト・ミックス)
6 トッカータ(オルタナティヴ・ヴァージョン)
7 悪の教典#9 第1印象 パート1(アンリリースド・アンティル・35THアニヴァーサリー・ヴァージョン)
8 悪の教典#9 第1印象 パート2(アンリリースド・アンティル・35THアニヴァーサリー・ヴァージョン)
9 悪の教典#9 第2印象(アンリリースド・アンティル・35THアニヴァーサリー・ヴァージョン)
10 悪の教典#9 第3印象 パート1(アンリリースド・アンティル・35THアニヴァーサリー・ヴァージョン)
11 恐怖の頭脳改革(NME付録ソノシート収録1973)
12「恐怖の頭脳改革」抄録(NME付録ソノシート収録1973)
ビクターエンタテインメント








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Kenny Loggins OUTSIDE FROM THE REDWOOD 

以前 Kenny Loggins~Conviction of The Heart という記事の中で触れたOUTSIDE FROM THE REDWOOD というライヴDVDとCD。
わたしはDVDを所持しているのですが、先日CDを借りたので(もちろん図書館で。だいたいわたしの聴きたいCDは図書館の書庫に入っているので、係りの人に頼むのは3回に1回って感じで遠慮してます)、CDとDVDの違いをまとめてみました。
(CDも欲しいんですけどねぇ。迷うなあ)

DVDトラックナンバーは#1~#16までありますが、#1は短いオープニング映像、#16はConviction Of The Heartのサビからの音声を使ったエンディングロール(めっちゃ早くクレジットが流れるので字幕を追うのが大変・笑)なので実質14曲入り (メドレーの曲を1曲ずつと数えたら15曲になりますが)です。
DVDのみ収録曲:
・Return To Pooh Corner
・ギタリストのウィル・アッカーマンがゲスト出演したWill of the Wild
・メドレーのWatching the River Runと Danny's Song 
・アンコール曲のForever

CDは13曲入りでまたDVDと曲順が違うものもあります
CDのみ収録曲:
・シャニースとのデュエット曲 I Would Do Anything
・Angry Eyes
・Celebrate Me Home


なんで普段は同じような内容ならDVDよりもCD派のわたしがDVDを買ったかというと、
そこはそれ、、、、貴重なスラッグ(スティーヴ・ジョ-ジ)の公式映像だからというのが大きいからです。もちろんケニーのことも大好きよ。
あとは曲の数がDVDのほうが多かったってのと、バンドメンバーが魅力的だったから彼らのことも見たかったというのもあって。

 
ではでは両者の比較を
DVD版

#1. Program Start
☆オープニングのほんの短い映像。木立の中でConviction of The Heartを弾くケニーの映像から続けて本編へ。
ここで「このライヴを亡くなった兄に捧げる」のテロップが入ります
#2. Conviction of The Heart byKenny Loggins&Guy Thomas
☆オープニングにふさわしい『コンヴィクション・オブ・ザ・ハート』。
この曲がケニーにとってとても大事な曲なんだというのがすごく伝わってきます。
Kenny Loggins;Guitar/Vocals
Steve George;Piano/Vocals
Chris Rodriguez;Guitar/Vocals
Freddie Washington;Bass/Vocals
Herman Matthews;Drums
Marc Russo;Pump Organ
Kevin Richard;Diembe/Percussion/Vocals
Munyuengo Jackson;Shekere
Ed mann;Surdo/Gongs
Steve Croes;Srudo/Fierd Snare
Lynne Fiddmont-Linsey;Background Vocals




Kenny Loggins - Conviction Of The Heart

こっちは92年のグランドキャニオン国立公園でのライヴ。
これもDVD出ているのですが買うのは我慢してる。。。スラッグもいるんですけどねー。
ゆうとぴ子ちゃんに見せてもらったから我慢


グランドキャニオンのライヴもいいんですがね、レッドウッドのライヴ盤、森の中のKAWAIピアノ&スラッグをひたすら愛でるという楽しみはさておき、こっちのライヴはやたらと打楽器陣が多いのもそそるんですよね。

打楽器好きにはたまりませんよ。

#3. What A Foll Believes Duet With Michael McDonald byKenny Loggins & Michael McDonald
☆最初のゲスト登場
盟友マイケル・マクドナルドとグラミー受賞曲『What A Foll Believes』を座って歌います。
このライヴ用のアレンジはケニーとあのロビー・ネヴィル!
Kenny Loggins;Guitar/Vocals
Michael McDonald/vocals 
Steve George;Piano/Vocals
Chris Rodriguez;Guitar/Vocals
Freddie Washington;Bass/Vocals
Marc Russo;Saxophone
Arvino Bennett;Drums
Kevin Richard;Percussion
Ed mann;Vibes
Lynne Fiddmont-Linsey;Shaker


#4. Your Mama Don't Dance byKenny Loggins & Jim Messina
☆ハワード・レイヴィを「次に紹介するのはシカゴの僕の古い友達、Mr.ブルース!ミスター・ハワード・レイヴィ!」と紹介し、「それともMr.ハーモニカと呼ぶべきかな?」と。
「僕達仲間は彼をMr.レイヴィって呼んでるよ」というケニーの言葉のあと、ハワードの短いけれども信じられないハーモニカソロ。アンビリーバボーとはこのことで、ええと、モンゴルのホーミーじゃないですけどもね、ええと、異なる旋律をいっぺんに吹けるんですよね、この方は。
客席からもどよめきが。。。ケニーも「できっこねぇし」と・笑
ロギンス&メッシーナ時代の名曲『ママはダンスを踊らない』
ハワードのハーモニカソロが素晴らしいです。ってか、ハワードだけが立ってて、あとはみなさん座って演奏。
Kenny Loggins;Guitar/Vocals
Chris Rodriguez;Guitar/Vocals
Freddie Washington;Bass/Vocals
Howard Revy;Harmonica
Herman Matthews;Drums


#5. Return To Pooh Corner byKenny Loggins
☆CD未収録(CDではここで シャニースとのデュエット曲 I Would Do Anything Duet With Shanice)
原曲はケニーが16歳の頃に作った「プー横丁の家」でロギンス&メッシーナ時代も歌っていました。
20年前のプー横丁を、彼の三番目の息子のために新しい歌詞を加えたのがこの『リターン・トゥー・プー・コーナ』ーです。このライヴのときはまだ出ていなかったアルバム『リターン・トゥ・プー・コーナー』について「子供たちや大人たちのためにアルバムを作った」と語っています。
ちなみに新たな歌詞とは「House At Pooh Corner(プー横丁の家)」で森に迷い込んで帰れなくなったロビンとプーが家に戻って来る、そしてそれを親の立場で見守っているという優しい歌詞が3番に付け加えられたもの。
また、自分の家族、両親のためのアルバムでもあると述べています。
ここからダニーの歌までの4曲が少人数編成でミディアム・スローテンポの曲をしっとりと。
一番アコースティックライヴらしい場面でした。
(全体的にどの曲も森の中でのステージにあわせてアコースティック寄りにアレンジしてあるのですが)

曲が終わると長男のクロスビー・ロギンス少年がタオルボーイで登場。
かわいい。マジでかわいいです。お持ち帰りしたい。
CDのスタッフクレジットでは彼はステージテクニシャンとして載ってました。ちゃんとクルーとしてライヴの最後まで頑張ってたみたいです。
Kenny Loggins;Guitar/Vocals
Steve George;Pump Organ
Chris Rodriguez;Guitar/Vocals
Freddie Washington;Bass/Vocals
Ed mann;Vibes
Kevin Richard;Congas





#6. Now and Then byKenny Loggins  words by Kenny Loggins & Jeff Boughard
ナウ・アンド・ゼンは珠玉のバラードで、ここではケニーのヴォーカル&ギターとスティーヴ・コン のアコーディオンのデュオ。
スティーヴ・コンは最近はどんどんクリストファー・ロイドみたいになってきていますが、(そこはそれで好き)
このライヴの頃、とてもかっこいいんですよね~。なんちゅーか、カウント伯爵みたいで好きなんですよ(え?)
シンセ弾いたり歌ったりしてるところも好きなのですが、アコーディオンやピアノを弾いてる彼が一番好きです。
Kenny Loggins;Guitar/Vocals
Steve Conn;Accordion



#7. Will of the Wild byKenny Loggins   
CD版未収録(CDでは代わりに Angry Eyes収録)
☆ケニーの友人でもある素敵なゲスト ウィル・アッカーマン登場。ケニーがここではヴォーカルのみ。
とても短い曲なのですが、透明感のあるアッカーマンのギターの音色が素晴らしいです。
Kenny Loggins;Vocals
William AcKerman;Guitar




8. Watching the River Run/ Danny's Song CD未収録
☆まずはロドリゲス(g&vo)、ケニー(g&vo)、スラッグ(vo)、ワシントン(b&vo)の4人で『ワッチング・ザ・リヴァー・ラン』スラッグの歌声と笑顔が最高です。
そのあとサニー・ランドレス(スライド・ギター)が加わっての『ダニーの歌』。
サニーって、誰のライヴのときも、後ろからす~って(笑)
まあ、見たまんまちょっと不思議ちゃんなんですが、彼が加わったいろんなアーティストのアルバムは不思議な魔法がかかってですね、いいもんですよ。(もちろんソロも素敵ですが)
曲のあとメンバー紹介
フレディ・ワシントン~スラッグ~ロドリゲス~ランドレスの順。

はー、もうね、、生きててよかった(涙)。。。。

Kenny Loggins;Guitar/Vocals
Steve George;Piano/Vocals
Chris Rodriguez;Guitar/Vocals
Freddie Washington;Bass/Vocals
Sonny Landreth;Slide Guitar




☆ここでステージ転換中の映像が挿入されます。
ケニーのトークです。(どのタイミングで録ったものなのかわからない)
どうでもいいことですが、ここでのケニーはロン毛でもカッコイイと感じた(わたしはケニーは髪が短いほうが好きなのですよ)。
先日このCDをウォークマンで聴いてて、「何聴いてるんですか?」って会社の後輩に聞かれたんですよ。ケニー・ロギンスを知っているかどうかも微妙でしたが、一応知ってました。彼女にとってはケニーは既に「やさしそうなおじいさん」「年のわりには若い」という過去の偉大なアーティストというとらえ方でござった。。。
お、、、おじいさんって。。。。
そ、そうよね、、その子は平成生まれだしね
わたしにとっては、そうだなあ、やっぱり歌の上手い素敵な兄貴って感覚です。


#9. If You believe  byKenny Loggins & Steve Wood
☆最初はケニー、スラッグ、ロドリゲス、ワシントン、リン、ケヴィンによるア・カペラでスタートし、
そのあとムニュンゴ・ジャクソンがアダモちゃんよろしく楽しげに「ケニー・ロギンス特別編成合唱団withサンタクルスバプテスト教会聖歌隊」を引き連れて登場。
ステージ上にはメンバー総出演。
一瞬これがトリの曲かと思うくらいの盛り上がりです。
マーク・ルッソのサックスもいいし、みんなのコーラスも楽しそう!!!!
これは以前のバンマスでアルバムのプロデュースも手がけたことのあるキーボーディストのスティーヴ・ウッドとの共作ですが、わたしも大好きな曲です。

Kenny Loggins;Guitar/Vocals
Steve George;Piano/Vocals
Chris Rodriguez;Guitar/Vocals
Freddie Washington;Bass/Vocals
Kevin Richard;Percussion/Vocals
Marc Russo;Saxophone
Arvino Bennett;Drums
Howard Levy;Pump Organ
Munyuengo Jackson;Tambourine
Choir:
Lynne Fiddmont-Linsey
Ed mann
Sonny Landreth
Steve Croes
Herman Matthews
Steve Conn
Maxine Waters
Julia Waters
Luther Waters

Santa Cruiz Missionary Baptist Church Choir;
Don Williamus Janette Crutch
Rev.Larry Riley Regina hatfield Nancy Williams
Rev.Malcoum Barth Barbara Riley


もう1回トーク映像が挿入されます。
ファンからの質問に真剣に丁寧に答えるケニーが素晴らしいです。

#10. This Is It  Kenny byLoggins & Michael McDonald 
(CDではこの曲はLeap Of Faithのあとに収録 代わりにここで  Celebrate Me Home )
☆マイケル・マクドナルドとの共作で、81年のグラミー賞最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス受賞曲を今回のライヴ用のアレンジで。
アレンジはC.J.Vanstonとケニー。
Kenny Loggins;Guitar/Vocals
Steve George;Piano/Vocals
Chris Rodriguez;Guitar/Vocals
Freddie Washington;Bass/Vocals
Arvino Bennett;Drums
Kevin Richard;Percussion
Howard Levy;Harmonica
Sonny Landreth;Slide Guitar
Steve Conn;Pump Organ




#11. Love Will Follow Duet With Shanice   byKenny Loggins & Tom Snow
☆「ウェルカム・トゥ・シャニース」とシャニースを紹介して『ラヴ・ウィル・フォロー』をデュエットで披露。
この曲は85年のヴォックス・ヒュマーナに入っていますが、ケニーのファルセットにくらくらします。

Kenny Loggins;Vocals
Shanice;Vocals
Steve George;Synth Organ
Chris Rodriguez;Guitar/Vocals
Freddie Washington;Bass/Vocals
Arvino Bennett;Drums
Kevin Richard;Percussion
Munyuengo Jackson;Shaker
Lynne Fiddmont-Linsey;Background Vocals



もう一度ここでトーク映像が入りますが、最初の2つとは違う時間に録ったものっぽい?かな?

#12. Leap Of Faith byKenny Loggins & Guy Thomas  
☆こちらもケニーのファルセットにくらくらする名曲『リープ・オブ・ウェイス~愛を信じて~』
エド・マンのヴィブラフォンが素敵でうっとりです。そしてロドリゲスがいい味出してます!以前のバンドメンバーのギタリストも好きだったんですが、彼もいい人だな~!

Kenny Loggins;Guitar/Vocals
Steve George;Synth Organ/Vocals
Chris Rodriguez;Guitar/Vocals
Freddie Washington;Bass/Vocals
Arvino Bennett;Drums
Ed Mann;Vibes/Percussion
Kevin Richard;Percussion/Batas
Munyuengo Jackson;Birimbau/Shakers
Lynne Fiddmont-Linsey;Background Vocals




#13. Footloose  byDean Pichford & Kenny Loggins
Kenny Loggins;Vocals
Steve George;Synth;Pump Organ
Chris Rodriguez;Guitar/Vocals
Freddie Washington;Bass/Vocals
Arvino Bennett;Drums
Steve Conn;Piano
Steve Croes;Drums
Howard Levy;Harmonica
Lynne Fiddmont-Linsey;Background Vocals/Bells



#14. I'm Alright  byKenny Loggins
Kenny Loggins;Guitar/Vocals
Steve George;Piano/Vocals
Chris Rodriguez;Guitar/Vocals
Freddie Washington;Bass/Vocals
Marc Russo;Saxophone/Bass Drums
Kevin Richard;Percussion/Chest Board
Arvino Bennett;Drums
Ed Mann;Bass Drums
Sonny Landreth;Slide Guitar
Howard Levy;Jew's Harp/Harmonica
Steve Croes;Tom Percussions
Munyungo Jackson;Percussion
Steve Conn;Accordion
Lynne Fiddmont-Linsey;Background Vocals/Bells




☆『フットルース』と『アイム・オールライト』は続けて演奏されるこのライヴでのクライマックス!
まずは「次の曲はスティーヴ・コンのピアノ、ちょっとしたスワンプ・ブギから!」というケニーの言葉で始まるフットルース。
生まれは違っても俺の心はニューオリンズ』と公言しているスティーヴのピアノがほんとにかっこいいんですが、短いソロが終わった後のケニーの「すげーかっけーだろ!」って嬉しそうな笑顔がこれまた、、、天然でいいでござる。
一度でいいから、スティーヴ・コンのジャズコンサートを聴いてみたいし、ラグタイムとかラプソディー・イン・ブルーとか聴きたいなあ。
曲の最後のほうのコーダのところ、ファースト!セカンド!ってあたりでスラッグがピアノに、コンがアコーディオンに戻って、続いて『アイム・オールライト』に。
アイム・オールライトはスタジオ録音盤も昔のライヴ盤アライヴでも持っていますが、ライヴにうってつけなんですよね
曲のあとでスティーヴ・クロエズ、アルヴィノ・ベネット、ケヴィン・リチャード、ムニュンゴ・ジャクソン、リンたちリズム隊とサックスのマーク・ルッソを称えます。

#15. Forever  
CD未収録 アンコールナンバー
Kenny Loggins;Vocals
Steve George;Piano

デイヴィッド・フォスターとの名曲『フォーエヴァー』
スラッグのピアノに合わせてケニーがハンドマイクで歌います。
歌っているところもいいのですが、歌う前の姿と、歌い終わった後の観客への「ありがとう」と「GOD Bless」、ライヴでのカタルシスをじっくりとかみしめているようなケニーの姿に少しじ~んとします。そしてクロスビーくんがかわいいのであった。


#16. Conviction Of The Heart
エンドクレジット


Kenny Loggins - Footloose_I'm Alright


CD版
1. Conviction Of The Heart
2. What A Fool Believes Duet With Michael McDonald
3. Your Mama Don't Dance
4. I Would Do Anything by Kenny Loggins and David Foster
Duet With Shanice DVD未収録
Kenny loggins;Vocals
Shanice;Vocals
Steve George;Piano
Chris Rodriguez;Guitar
Freddie Washington;Bass/Vocals
Marc Russo;Saxophone
Herman Mattews;Drums
Kevin Richard;Percussion
Munyuengo Jackson;Percussion
Ed Mann;Vibes

5. Now And Then
6. Angry Eyes kenny Loggins and Jim Messina 
DVD未収録
Kenny Loggins;Guitar/Vocals
Chris Rodriguez;Guitar/Vocals
Sonny Landreth;Slide Guitar

7. If You Believe
8. Celebrate Me Home Kenny Loggins and Bob James 
DVD未収録
Kenny Loggins;Guitar/Vocals
Steve George;Piano/Vocals
Freddie Washington;Bass/Vocals
Marc Russo;Saxophone/Bass Drums
Kevin Richard;Percussion/Chest Board
Herman Mattews;Drums
Marc Russo;Saxophone
Howard Levy;Harmonica
Chris Lodriguez;Background Vocals
Lynne Fiddmont-Linsey;Background Vocals/Bells

9. Love Will Follow Duet With Shanice
10. Leap Of Faith
11. This Is It
12. Footloose
13. I'm Alright


DVD版 輸入盤
Outside: From the Redwoods [DVD] [Import]
1. Program Start
2. Conviction of The Heart
3. What A Foll Believes Duet With Michael McDonald
4. Your Mama Don't Dance
5. Return To Pooh Corner
6. Now and Then
7. Will of the Wild
8. Watching the River Run/ Danny's Song
9. If You believe
10. This Is It
11. Love Will Follow Duet With Shanice
12. Leap Of Faith
13. Footloose
14. I'm Alright
15. Forever
16. Conviction Of The Heart
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
1993年6月23日 カリフォルニア、サンタ・クルズ シェークスピア・フェスティバル野外劇場収録




CD版  輸入盤、日本盤、両方あります
Outside From the Redwoods
1. Conviction Of The Heart
2. What A Fool Believes Duet With Michael McDonald
3. Your Mama Don't Dance
4. I Would Do Anything Duet With Shanice
5. Now And Then
6. Angry Eyes
7. If You Believe
8. Celebrate Me Home
9. Love Will Follow Duet With Shanice
10. Leap Of Faith
11. This Is It
12. Footloose
13. I'm Alright
Sony  1993年 ライヴCD

CDが欲しいのはまあ、名曲セレブレイト・ミー・ホームが入っているってのが魅力でして。


詳しいアーティストデータはこちら(CD盤)






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