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★(ブラックスター)
1. "Blackstar"
2. "'Tis a Pity She Was a Whore" 2
3. "Lazarus"
4. "Sue (Or in a Season of Crime)"
5. "Girl Loves Me"
6. "Dollar Days"
7. "I Can't Give Everything Away"
SMJ



David Bowie : vocals, acoustic guitar, Fender Guitar on "Lazarus", string arrangement on "BLACK STAR"
Donny Mccaslin : saxophone, flute, woodwind
Jason Lindner : piano, wurlitzer organ, keyboards
Tim Lefebvre : bass
Mark Guiliana : drums, percussion
Ben Monder : guitar
Tony Visconti : strings on "BLACKSTAR"
James Murphy : percussion on "SUE(Or in a season of crime )" and "GIRL LOVES ME"
Erin Tonkon : backing vocals on "'Tis a Pity She Was a Whore"

all songs written by David Bowie
excpt for "Sue (Or in a Season of Crime)" : lylics by David Bowie, music by David Bowie , Maria Schneider and Paul Bateman & Bob Bhamra

David Bowie / production, engineering, mixing engineer
Kevin Killen / engineering
Tony Visconti / production, strings, engineering, mixing engineer
Joe Visciano / mixing assistant
Kabir Hermon / assistant engineer
Joe LaPorta / mastering engineer
Tom Elmhirst / mixing engineer




David Bowie - Blackstar

ヨーロッパ制作のクライムドラマ「ラストパンサーズ」(ヨハン・レイク監督)のテーマ曲。

ボウイはハインラインの「異星の客」との少なからぬ接点があるけど。

私はこの映像で、「星を継ぐもの」のコリエルに思いを馳せ、シュトゥットルト・バレエのゲッケ作品のダンスを思い出し、映画ラビリンスとダーククリスタルを観たくなり、クリムゾンキングの宮殿が恋しくなり、お前を食べちゃうぞってな、トム・ペティの昔のマッドハッターみたいな恰好のPVがさっと脳裏をよぎり、、、、、ジーン・ウルフの小説にどっぷり入り込みたくなりました。

David Bowie - Lazarus

2015年末から上演が始まったボウイ作のオフブロードウェー作品「ラザルス」のテーマ曲
(もちろん舞台では、主役の方が歌うのですが)
ちなみにハインラインの「愛に時間を」(「異星の客」を読んでから読んでほしい作品)の主人公はラザルス

ボウイのギターから静かに始まる曲。



David Bowie - 'Tis a Pity She Was a Whore [Audio]


17世紀のイギリスの劇作家、ジョン・フォードの'Tis a Pity She Was a Whore (1624~33年ごろ発表)、邦題は「あわれ彼女は娼婦」がタイトル及び歌詞に使われています。



David Bowie - I Can't Give Everything Away [Audio]

アルバムラストの曲は、このアルバムの中では、一番キャッチーでとっつきやすいメロディ。
でも、歌詞はヘビーで辛くて突き刺さります。
ナッシング・ハズ・チェンジドを開けたら、エヴリシング・ハズ・チェンジドと記されていたように、ものすごく意味深な歌詞。今聴くと。
今思うと、ナッシング・ハズ・チェンジドのデラックス・エディションは、ボウイのファンサービスだったのかもしれない。
単なる50周年アニバーサリーじゃなくて。




まさかこれが、この★が遺作になるとは思っていませんでした。




CDを買ってからもしばらくは開封できずにいましたが、スターウォーズを観に行った休日、ようやく開けて、まずはPCとウォークマンにとりこみました。

そこでもまだ聴けなくて、聴こうとしても、いやこりゃ、まだ無理だわ、、、、、ってなるんですよ、どうしたって。



それでもPCやウォークマンにおとした時点で、それなりの決心がついてたわけで、あとは、ちょっと飛び出す勇気がいっただけ。




最初に聴くのが、セノバの本屋でウォークマンで、ってのはなんか申し訳ないんだけども、ちゃんと家でじっくり聴く勇気が出なくて、、、って、単に、それは言い訳。
現実から逃げているという自分に酔ってるだけじゃないの?と、ちょっとアホらしくなり、えーい、めんどくさー、聴いてしまえ、ポチッと。




そりゃあもう、聴いてびっくりですよ!

あんまりびっくりして、え?セノバの館内放送と被さってる?????って疑問に思い、一旦イヤホンを外しましたが、やー、違う。

改めて、イヤホンをはめなおし、それまで没頭していたハヤカワや創元のコーナーをフラフラ離れて、ソファに座り込んで。
いや、ソファーたどり着く前に、ハードカバーのコーナーで、ジーン・ウルフの本見ながら、ラザルスを聴きこんでたかな。


ほんとにびっくりして、でもそれは、「こんなびっくりは嬉しい」って、(こんな驚きは、だったかな?)ドラえもんのセリフにあったようなあの感じ。

ボウイが亡くなって、ブラックスターの批評は星5個がずらりなのと(まあ、辛口はつけにくいでしょうし)「ジャズミュージシャンを起用」というのは、前情報をなるべく遮断しようとしていても入ってくるもの。

前に買ったナッシング・ハズ・チェンジドにも収録されている「Sue」を聴いていたから、ああいうソリッドな感じのジャズ系の曲が多いのかな?と漠然と思っていましたが。


そうなんだけど。

そうなんだけども!

こんなに斬新ていうか、漸進?意欲的かつやっぱり、ボウイはボウイだなあって、彼が亡くなったのはとても哀しいけれども、このアルバムを作ってくれたのは、嬉しいと思いました。

ボウイ好きな人は、慣れていると思うのですが、ボウイは毎回路線を変えてくる人で。
そのカメレオンっぷりがたまらなく好きな人が、ずっとファンでいると思うのですよ。


ワクワクする。
ちきゅーに落ちてきた人だったり、おみゃーそりゃ、どこの暴走族?ってときも、スーツばっちりキメキメのときも、王子様耽美系のときも、ティン・マシーンも青髭デュークも、グラムロッカーも、なんでもどんと来い!ってね。




おそらく、「ポップなロック、売れセンな作品」という意味では、☆3個、、、いや、「こんなシリアスでダークなのはついて行けんがな」という意見や「アートに走りやがって」という人だっていると思いますよ。
もしこれが初めてのボウイ作品、てな感じで購入する人は、ハードルが高い。
プログレやジャズフュージョン、エレポップが好きな人は無問題でしょう。


私は大好きでヘビロテしてます。


ま、往々にして、、、宙って感じやら、コスモス、ユニバース、アルカディアってな感じには弱いんですけどね・・・・



このあと立て続けにアラン・リックマン、グレン・フライの訃報にまた打ちのめされるわけですが、でも、今はこうして、ブラックスターを聴けるようになったから。
アランの映画も、グレン・フライの曲にも、また接することができると思う。


そして。。。2017年のデヴィッド・ボウイ展、待ち遠しいです。


おまけ トム・ペティの名前も出しましたので

David Bowie Impersonates.....

映画は酷評されているけど、私はサントラ含めて愛しく思っている、映画「ビギナーズ」
サントラの歌入れのとき、なぜか物まね大会?になった模様。

みなさんはどれだけ答えが分かりますか?まあ、本人が、いろいろ言ってるのですが。。。。


プロコフィエフ:ピーターと狼
クリエーター情報なし
BMGビクター

それから、昨日母が、「ラジオでボウイのピーターと狼やってた!」と騒いでいました。
私が持っているのは、何年か前に出たプラケースのCDで、そのあと、紙ジャケのも出ていると思います。
ピーターと狼のほか、管弦楽入門と、くるみ割り人形組曲も入っています。
 1月29日訂正;私が所持しているのはサンサーンスの動物の謝肉祭でした。紙ジャケ盤だとくるみ割り人形組曲だそうです。

ボウイが参加しているのはピーターと狼です。


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