ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

たっちゃんとかっちゃんとみなみちゃんとナニちゃん?

2013-05-07 13:06:21 | Weblog
今週は夜勤。先週から夜勤。今は夜勤明け。夜勤明けでバイクのオイルを交換するという暴挙。休みの日にやれや!という声が、聞こえなくもない。
しかも、オイルを買うのに、カインズホームの開店待ちしちゃったし。バカバカバカ。眠い眠い眠い。

そしてナウ、まだブログを書いているという・・・。バカバカバカ。寝ろ寝ろ寝ろ。

あのね、夕べね、トラックのドライバーに「すいませーん!」って呼ばれたの。まぁ、それは仕事上普通のことね。フォークリフトで荷物を降ろしたり積んだりしてあげるんだけどね。
すいませーん!の後に、また「すいません!」って呼ばれたの。
あれ?って思ったね。あれっ?て。

さっき呼ばれた場所と違うのに、さっきの人がいるんだよね。あれっ?てね。
またすいませーんが来て、また行くと、また同じ人がいるんだよね。デビッドカッパーフィールドか?ってね。イリュージョンか?ってね。

まぁ、いるじゃない?似てる人ってね。同じ職業を長くやってると、顔まで似てくるんだなぁ・・・。ふーん、まったく一緒の顔になっちゃうこともあるんだぁ。すげぇなぁ。髪型も体型も一緒だもんな。すげぇなぁ。アインシュタインもビックリだぜ。

その顔も髪型も体型も瓜二つのドライバーが荷物を積み終わって出て行ったあとに、職場の上司がやって来て言う。
「あの二人はホントに仲がいいよなぁ。」

あっ、今の二人ですか?顔、そっくりじゃないですか?

「双子だもん。」

えっ?双子?あぁ、双子ね。えっ?なんで双子?

この「えっ?」は、こういう疑問である。
双子ってのは、大概、高校辺りで別々の道を進むだろう?まぁ、大学とか?専門学校とか?
双子が揃って、同じ会社に就職するなんてことがあるのか?そして、個人としての色合いが強いトラックのドライバーになったのに、同じルートで同じ時間に同じ場所で荷物を積んでいる。

これはなんなんだ?と、訝しむ僕なのである。
もしかして、あの双子は、30メートル以上離れると、息が出来なくなるとか・・・そういった類の・・・なのか?とか、そんなことを考えていると、上司がもう一言。

「嘘みたいな話なんだけどね、あの二人の彼女たちがね、また双子なんだよ。嘘みたいだろ?」

世界仰天ビックリニュースか?なんか、そういうの、テレビで観たことあるぞ。

いやはや、奇跡って、あるんだね。奇跡っていうか・・・なんなんでしょうね?
若干、感動してしまったよ。以上。

職人。

2013-05-06 23:25:59 | Weblog

知人からフォトが送られてきた。
なんともまぁ・・・美味しそうではないか?
ずばり、溺れフレンチトースト。溺れちゃってるよ。あぁ、溺れちゃってる。

そんなわけで、おれ、フレンチトースト職人になることにしたよ。おれも、フレンチトーストを溺れさせる方になることにした。溺れるものは、イチゴをも掴む、ってね。

まずは、あれだな。食べ歩きだな。研究しないとな。
フレンチトーストの美味しいお店、知りませんか?

タンタンタタタン、なんのリズム?

2013-05-05 02:00:57 | Weblog
小川糸という作家さんが書く本が好きだ。
食堂カタツムリ。鶴亀助産院。喋々喃々。この三冊しか読んだことはないが、小川糸が好き。

情景描写、心象描写が特に素晴らしい。ストーリー展開の好みの違いは人それぞれにあれど、小川糸の描く世界ならば、入り込む価値は存分にある。と僕は想う。
その小川糸、前に挙げた描写を遥かに凌ぐのが、食べ物の描写なのである。
とにかくこの人、食べ物に詳しい。食材にも詳しいし、料理にも詳しい、お店にも詳しい。それを描写する力が特に特に素晴らしい。声を大にして言いたい。素晴らし過ぎるよぉ!!!

本を読んでいると食べたくなる。見たくなる。お店に行ってみたくなる。料理をしたくなる。・・・お腹が減る。本なのに五感をくすぐる。食とは、目で見るもの。匂いで感ずるもの。耳で聞くもの。触れて感ずるもの。そして、舌で味わうもの。本なのに、美味しくなってしまうから不思議だ。

喋々喃々に湯島の鶏鍋を頂くシーンが出てくるのだが・・・もはや、アウトである。これを読んだら、この鶏鍋を食べるまでは死ねない、とまで思ってしまうのだ。どんなに高価であろうと、この鶏鍋は食べないといけないと、思ってしまうのだ。

話変わって。

先日アニキに会ったという話は前に書いた。アニキを知らないという人のために簡単に説明すると、自分の血を売って生活している極貧の自動車販売営業部長、アントニオアニキのことだ。

その日はアントニオとコンビのポン吉が、極貧のアントニオと僕に晩御飯をご馳走してくれるとのことだった。ご馳走してくれるのであれば、極貧はどこへでもついていく。これ、世の定石である。
なぜポン吉がご飯をご馳走してくれるかというと、本人曰く「忙しくてバレンタインのプレゼントをあげられなかったから」。・・・なんていい人なんだ。もう一回言っておこう。なんていい人なんだ。


もう夜が遅くなったので、この話は・・・続く。

5/4土曜日。大宮ストリート。

2013-05-05 01:57:58 | Weblog
1.アンジュイックの丘
2.Iris
3.クィーン オブ ランブルフィッシュ
4.Pride Of Lion
5.泣き虫
6.Shak'in Shak'in Fall'in Love
7.夏風
8. 3gの奇跡
9.Lion Song~10.月のお姫様
11.Hello Good bye
12.銀河鉄道の夜

13.Sweet age
14.Smoky Crazy Diamond
15.Sweet Days
16.マシンガン
17.冬の街
18.恋唄
19.ジュピター
20.愛しい人
21.あっ、満天の星空だ
22.Little Love Story ~キルヒホッフの法則~

23.百花繚乱
24.空森海川風に背かず
25.キリキリバランス
26.金色の翼
27.Candy
28.ジュークボックススター
29.December
30.未来地図

おぉ、アントニオぉぉぉ!

2013-05-02 04:44:02 | Weblog
昔ね、うちの母親が話してくれた話ね。オカンが中学生だか高校生だった頃の話ね。
同級生の男の子、その子の家は大変貧乏だったらしい。貧乏だったから、電車賃も昼飯代もないのね。だから、彼は遠くから何時間もかけて歩いて来るんだけどね。学校への来がけに、毎日のように血を売って来るわけ。血を売るって、今の時代には分かりにくいことなんだけど、献血なんてモノが一般化される前は、血は立派な売り物だったんだよね、きっと。
輸血用の血が必要なんだけど、タダで血液を進呈してくれる人がいない。すると・・・需要と供給の関係よ。必然的に血が商品になるというわけ。
その彼は自分の血を売ったお金で、教科書やら昼飯のアンドーナツやら帰りの電車の切符やらを買っていたとか買っていなかったとか・・・。
ちょっと切なくなる・・・そんな話。そんな時代の話。

今日はね、久しぶりにアニキに会った。アニキと言っても、僕の兄さんではない。自分でアニキと名乗り、みんなからアニキと呼ばれている、あのアニキのことだ。
懐かしの映画「ちんぴら」で、ジョニー大倉が柴田恭兵のことを「ぁはにき~」と呼んでいたのを思い出さずにはいられない。
あと、アニキとイノキは音と字面が似ている気がする。・・・なんとなく。・・・アントニオアニキ。

そうそう、そのアントニオアニキの話な。
アントニオは最近極度の貧乏だ。食費は一食100円以内、一日二食で200円で過ごしている。聞くと、ほとんどが安売りのインスタントラーメン。パチモンのチキンラーメン一個49円を一食で二つ、とかで毎日をしのいでいる。
しかし、大食漢のアントニオである。毎日の食生活でストレスが溜まるのだろう。先日、どうしてもすき家の牛丼が食べたくなったらしい。今時の牛丼は結構お安い。たまにはいいじゃないかと・・・。しかし、アントニオが注文したのは焼きそば牛丼のメガ盛り、780円。サラダと玉子も付けてしまったと言う。そして食べ終わってから目についた、カレー南蛮牛丼の広告。・・・食べたね。アントニオはそれも注文して、食べたね。しめて1200円ちょっと。6日分の食費が一瞬にして・・・。いや、ここで思うべきは、それだけの分量の食物が、1人の胃袋に収まってしまう不思議だ。胃がバカなんだな。アタマはどうか知らないが、確実に、胃はバカなんだな。

その話をしてくれた後で、アントニオが嬉しそうに言うのだ。
「そういえばさ、最近の献血ってすごいんだよ。お菓子とか食べ放題で、ジュースも飲み放題で、コーンポタージュもコンソメスープもあって、乾麺のうどんとかも貰えるんだよ。」

・・・。

「献血手帳ってのがあって、次の献血可能日ってのが書き込まれるんだけどさ、二週間に一回しか献血出来ないんだよ。チェっ。」

・・・。

あぁ、居たよ。こんなところに居たんだよ。・・・現代の血売りが。

うちの母親に教えてあげなきゃ。
「今も居るんだよ。血を売ってお菓子を食べてお腹をいっぱいにしてる人が!」ってね。

アントニオは言うのだった。

「やっぱり、人のために役立つってのは、いいもんだね!」

血売り物語。・・・終わり。

グリセリンは空を飛ぶのか?

2013-05-01 01:29:12 | Weblog
松尾スズキ曰く、彼は我慢の才能が無いらしい。サラリーマンに憧れてサラリーマンになってはみたが、我慢の才能がないせいですぐに辞めた。そして芝居を始めた。
松尾スズキ曰く、我慢の才能が無い奴は、世間ではタダのバカと呼ばれるらしい。芝居で成功したからいいものの、成功していなければ、我慢の出来ないタダのバカだと。。。

おれ・・・やばい。あぁ、タダのバカだ。きゃぁぁぁ。・・・ちょっと嬉しい。うん・・・ちょっとだけ、嬉しい。

ん?タイトル?

あのね、テーブルの上に、密閉容器に入れたグリセリンが置いてあるんだけどね。どこから漏れたのか、どこから漏れるのか、いつもテーブルの上に水滴が落ちてるの。何度吹いても、また水滴が落ちてるの。しかも、容器から少し離れた場所にね。まるでマジック。グリセリンによるイリュージョン。

なんでテーブルの上にグリセリンの容器が置いてあるのか?・・・それはまた、別のお話。