ライオンの詩 ~sing's word & diary 2

~永遠に生きるつもりで僕は生きる~by sing 1.26.2012

唄歌いのバレッタ。

2017-12-16 05:12:27 | Weblog


今日はライブだよ。みんなが来てくれたら嬉しい。つまり、みんなが来てくれなかったら嬉しくない。つまり悲しい。
悲しいのは嫌だから、みんな来て欲しい。来るべきだと思うよ、僕は。だって、悲しいのは嫌だから。

今日、下北沢lownにて、夜の7時スタート。3時間くらい歌うつもりだよ。

今回のライブのテーマは・・・12月・・・いや違うな・・・冬・・・いや違うな・・・。あっ、、アニーズガーデンだ。なぜテーマがアニーズガーデンなのか・・・それはわからない。選曲をしていたらそうなった。我が青春のアニーズガーデン。みんなの青春のアニーズガーデン。お楽しみに。ちなみに、アニーズガーデンのメンバーは誰も来ない。残念だが、誰も来ない。ははは。

選曲はほぼ終わったが、曲順が決まっていない。もう朝の5時半じゃないか。。。まいったなぁ。

CDは焼いた。ライオンズポートレートの4が欠品だということにさっき気づいた。ショックだが、まぁ良い。

ライブ来場記念カードも作った。ぬかりはない。ライブに来た人は必ずもらって欲しい。

ギターの弦は張り替えた。二本。新品の弦を張ったギターの音色は素晴らしい。

もう少し練習がしたいが、もう眠い。ははは。


そういえば、「レザーの商品ないんですか?売ってないんですか?」
と、誰かが聞いてきたような気がするなぁ。と、ふと思い出した。

ある。あるんだな。あるんだよ、オリジナルのレザーの商品。ははは。
いっとき、バレッタ製作にハマって、来る日も来る日もバレッタを作っていたんだよ。
バレッタを持っていくから、欲しい人は買っておくれ。ははは。一個千円くらいでどう?高い?ははは。まぁ、いいじゃないか。ははは。

さて、もう少しギターを弾いて、寝るかな。

ライブ、楽しみだな。
ライブ、楽しみだね。




1000曲目くらいの新曲。

2017-12-15 19:09:47 | Weblog
ブリキのライオン

ブリキのライオンは今日も 悲しい夢を見る君のそばにいて
「明日なんて来なくてもいい」 零れ落ちる涙は夕焼けの色

ブリキのライオンは夜明けの入り口で 月が沈まないように押さえてる
反対側の空から陽が昇って 涙で濡れた君の頬を照らした

傷ついたり傷つけたり
泣かされたり泣かしてみたり
愛されたり愛してみたり
繰り返して それでいい

君が泣いたって 君が転んだって
何も変わらず世界は回るよ それは君も知ってるでしょ?
君に逢いたくて 君に逢いたくて
悲しむことなど何もないと 君に教えてあげたくて

ブリキのライオンは今夜も 君を悲しませる世界を蹴飛ばす
コロコロと転がったその世界は 「複雑」という名前の海に堕ちた
ブリキのライオンはちょっと困って 神様の電話番号を探した
誰かの声が留守電に流れて ただ気の向くままにやればいいと言った

噛みついたり噛みつかれたり
笑ってみたり笑われたり
奪ってみたり奪われたり
繰り返して それでいい

君が泣いたって 君が凹んだって
何も変わらず世界は回るよ それは君も知ってるでしょ?
君に逢いたくて 君に逢いたくて
怖れるものなど何一つないと 君に教えてあげたくて

走ってみたり 歩いてみたり
座ってみたり 眠ってみたり
喋ってみたり 歌ってみたり
繰り返して それがいい

君が泣いたって 君が転んだって
何も変わらず世界は回るよ それは君も知ってるでしょ?
君に逢いたくて 君に逢いたくて
嘆く理由は何もないと それを君に教えてあげたくて
君に逢いたくて 君に逢いたくて
君に逢いたくて 君に逢いたくて
暗闇の向こうに朝陽が昇った それを君に伝えたくて

ブリキのライオンは今夜も ユラユラと浮かぶ青い月を見てる
君に宛てた手紙を歌にして フラフラと青い月の跡を追う

83枚目のリミテッドシングル。

2017-12-15 17:19:53 | Weblog


明日はライブ。下北沢lownでライブ。
みんな来てね。来てくれたら、めっちゃ嬉しい。
だから、来てね。

朝の9時にCDの音源がほぼほぼ出来上がった。予想よりもだいぶかかった。まいったなぁ。
ちょこっと眠って、起きて、音源の最終調整をして、終わり。と思ったら、ここからが仕事だった。忘れてた。
CDの盤面を印刷して、CDを焼かなければならないなんて・・・忘れてた。終わったかと思った。がーん。

でも、もうちょっとで完成。CDが焼きあがったら透明ビニールに封入して完成。

「十二月のライオン」、限定シングルバージョン、一曲500円で、どうでしょう?

高い?えっ?高い?

そんなこと言わないでくださいよぉ〜
そんなこと言わないで、買ってくださいよぉ〜
お願いしますよぉ〜

出来はどうなんだって?

ぬはははは。
久しぶりだったから、レコーディング。
ぬはははは。
まずまずです。あくまでも、まずまずです。
一曲500円です。

高い?

そんなこと言わないで、買ってくださいよぉ〜〜〜

あははははは。

明日はライブ。下北沢lownでね。

2017-12-15 04:24:41 | Weblog


明日は、ライブです。
ライブをやるんです。
つまり、歌うんですよ。

土曜日、下北沢lown、夜の7時に演奏開始です。
6時開場。チケットは2500円とドリンク。

来てくださいよ。
ほんとに。
頼みますよ。
頼んでるんですよ。
だって、やっぱり、お客さんがいた方が楽しいから。

下北沢lownに夜の7時。

新曲があるんですよ。
タイトルは「ブリキのライオン」にしようか、どうしようか迷ってる。
でも、この時点でそうなんだから、たぶん、おそらく、このまま「ブリキのライオン」になると想ってる。
ということは、いまだタイトル未定の明日のライブのタイトルも、「ブリキのライオン」にしてしまえばいいんじゃないかとかも想ってる。まぁ、それは、どうでもいいんだけど。

たとえば、君が悲しくて、明日なんて来ないで欲しいと願うもんだから、ブリキのライオンは一生懸命に月が沈まないように、夜が明けないように、西の空で月を押さえてるんだけど、東の空から太陽が昇ってしまって、「あっ、やばっ、夜が明けちゃった!」っていうような、そんな唄なんだけどね。

そんで、今僕が何をしているかというとだね、レコーディングをしているんだよ。ははは。ぬはは。
まぁ、間に合えばなんだけどね、限定シングルみたいなもんを一曲。間に合えば、なんだけどね。
12月のライブだから、「12月のライオン」をね。

なんで今頃レコーディングをしてんだ?ってのは言いっこなしだよ。なんとなくさ。なんとなーく、レコーディングするかなぁ・・・って想っちゃったからさ。まぁ、間に合えば、ね。

そんなわけで、明日の夜は、下北沢lownで逢えたらいいなぁって、そう想っているんだよ。

レコーディングが終わったら、また、ブログを書くわ。
では、また。

ちなみに、前回のライブレポは、途中だけどおしまい。オーストラリアの旅シリーズも一旦おしまい。カンガルーの話と3メートルを超えるハゲタカの話も書きたかったけど、一旦おしまい。
だって、明日はライブなんだもん。つまり、次のライブレポが始まる予定だからね。

ではまた。

#18 これでおしまい。

2017-12-15 03:19:38 | Weblog


死ぬまで転がっていたいなぁ・・・と想う。
コロコロコロコロと、あてどもなくあてどもなく。
安穏など・・・欲せず、求めず、知らず。
疲れなど・・・見せず、感じず、知らず、
ただ坂道を転げ落ち続けて、終わりの終わりまで行くだけなのだとしても、僕が想像するに・・・その終わりは海だ。転げ続けたその先は海だ。
海にポチャンと落ちて、深い底へ底へと沈んで行く。こんにちは、サカナクン。カニくん。エビくん。
そう、何を怖れる?何に怯える?

僕は、転がり続けた先の先の先の・・・海が見たい。
just like a rolling stone...
僕は生意気なローリングストーン。

十八曲目。「Cowboy」(singのアルバムLittle Heavenに収録)。

メルボルンを出発して、北へ向かったというのは・・・嘘である。実は、西へ向かった。目指す街はアデレード。
アデレードで、ろくでもない数日を過ごした後で、北東へ針路をとった。
僕には、どうしても行きたい場所があった。

ブロークンヒル・・・シルバートン。


12/9に途中まで書いた記事。
明日は下北沢lownでライブがあるから、続きは、この話の続きは、またいつか。

ではまた。はははははは。ではまた。ぬはははは。
ちなみに、僕が世界で一番好きな場所は、ブロークンヒル、シルバートン、そして、そのそばにあるメニンディー。ははははははは。

タンクトップのサンタクロースはお好き?

2017-12-10 23:47:38 | Weblog


オーストラリアは南半球にある。
南半球にあるとどういうことが起きるかというと・・・北半球とは季節が逆になる。
夏が冬で、冬が夏。
つまりどういうことかというと、クリスマスは真夏になる。サンタクロースは真夏の南半球を回るのである・・・たぶん、南半球のサンタクロースはタンクトップと短パンで回るんだと想う。

クリスマスは真夏。お正月も真夏。そして、僕の誕生日も真夏。

僕は24歳の誕生日を、真夏のオーストラリアで迎えた。オーストラリアの中でも赤道に近い灼熱のケアンズで迎えた。気温は、40度を超していたと想う。車のボンネットで目玉焼きが焼けたと、仲間たちが騒いでいた。
僕の車はエアコンがついていなかったので、普段は窓を開けて走る。がしかし、灼熱のケアンズでは、窓を開けるか閉めるか迷う。なぜなら、窓を開けると50度の熱風が車の中へと入り込んで来る。開けるも地獄、閉めるも地獄。まさに灼熱のケアンズ。

僕は冬が好きだ。
寒いのは、得意な方だと想う。
夏は、裸になっても暑いが、冬は、着込めばなんとかやり過ごせる。

ライブが近い。
今週の土曜日は下北沢lownでライブをやる。つまり、歌う。
ここのところ、真夜中に唄を歌っている。人気の無い場所まで出向き、狭い車の中で、ギターを鳴らしながら歌う。
みんなの顔を思い浮かべながら、何を歌おうか?と考えたり、新曲を作ったり、鈍った喉に喝を入れたりしている。

最近の嵐山の気温は、マイナスを下回ることがほとんどで・・・ついこの前はマイナス4度まで下がった。
そんな中で、外気とほぼ同じ気温の車内で歌う。僕が吐き出す息は、真っ白である。真っ白な息をゴジラのように吐きながら、唄を歌う。

「まるで大晦日のストリートみたいだな」

そんなことを想いながら、歌う。

なんとなく、いいライブになりそうだ。
まだ何も決めちゃいないが、いいライブになりそうだ。
新曲も、まだ1割しか出来てはいないが、いいライブになりそうだ。

僕は冬が好きだ。
ゴジラの息も、かじかんだ手も。12月という言葉の響きも。

今日は何が言いたいのかというと・・・
Happy Birthday to me・・・
僕は冬の寒い朝に生まれた・・・

そういうことだ。

#17 ポジティヴorネガティヴ・・・君はどっちだ?

2017-12-07 00:33:38 | Weblog


そこら中に落ちているちっちゃな奇跡を拾い集めながら・・・きっと僕は生きて来た。

そこら中に転がっているちっちゃな奇跡を拾い集めながら・・・きっと君は生きてる。

十七曲目。「3グラムの奇跡」(trash box jam The Bandの1st, マジカルステラーツアーに収録)。


ブログが数日滞った。申し訳ない。
こでらーまんが我が家に来ていた。
沖縄の旅から戻って来たついでに我が家へと寄り、そのまま成田へ向かって、なぜかしらないが、そのままニュージーランドへ旅立っていった。
いつもなら面白い話が満載なのだが、今回に関しては、さほど面白い話がない。残念なこでらーまんだ。


オーストラリアの旅、車が三回壊れて止まったという話は書いた。そのどれもが、奇跡に恵まれたお陰で大事なく直った。三回のうち二回は砂漠のど真ん中での話だ。そこで車を直してもらえて、そのまま旅を続けられたというのは奇跡でしかない。

メルボルンを出発する朝に、荷物全部を盗まれたという話は前に書いた。唄でも歌った。
Tシャツとジーパンとギター一本、それしか残らなかった。それでも、その後8ヶ月もの間、南の巨大な大陸で過ごせたという事・・・奇跡だと思えて仕方がない。

ゴールドコーストのお土産屋で働いて、喧嘩して辞めて、ケアンズに流れ着いた時には一週間分の宿代しか持っていなかったという話は書いた。宿代を払って一文無しアンド無職になった所から始めて・・・仕事を見つけ、働き、遊び、その後の大陸一周の旅を完遂出来たというのは、もうほとんど奇跡としか言いようがない。

メルボルンで職がない時、僕は夜な夜なアクランドストリートでハーモニカを吹いていた。僕の前の小さな箱に小銭を投げ込んでくれる人がいる。毎晩、ほんの少しずつの小銭を稼いだ。
僕がハーモニカで小銭を稼いだことが奇跡なのではない。僕はハーモニカが上手くない。ブップーと吹くだけである。何かの曲を吹くわけでもない。ただのヘタクソ。
その奇跡とは・・・僕がハーモニカを吹きに街へ出たことである。すげぇヘタなのに。たぶん、きっと、それは、若さという奇跡。
ハーモニカで稼いだ小銭を卵パックに入れて車にしまっておいた。その卵パックも荷物と一緒に盗まれたという。・・・これもまた奇跡。


奇跡は、起こる時もあれば、起こらない時もある。
きっと、奇跡は、望むべきものではないのだろう。
奇跡は、起きた時にだけ、起きたことに後で気づく。もしかしたら、ずっとずっと後で気づく。

つまりこうだ。

奇跡は必ず起きる。
奇跡はずっと起こり続けている。
きっと今も。
僕らは奇跡に包まれながら生きている。

たとえば、君が君の大切な人に出逢えたのは・・・
偶然か?必然か?はたまた奇跡か?

どれでもいいと想う。どれも素敵だ。
答はない。それぞれが決めればいい。

ただ僕は、その偶然や必然を、「奇跡」と呼ぶ。
これからもずっと。

奇跡?

奇跡なら・・・そこら中に転がってるよ。
ほら、君の足元にも、ほら、僕の足元にも。

見つかったかい?君の奇跡。


「3グラムの奇跡」

そう毎日のルーティン 現実逃避の願望
僕は急ぎ足で地下鉄駆け込んだ
いつだってそう間違って誤解やっかいな世界
僕は手をこまねいて 茫然自失な存在

そして記憶が時空を超えだした
夕闇が目覚めたら・・・

夜を待って 風になって 君が待ってる街へ飛んで
手を握って 星の空遥か カ・ナ・タ
探してる 答なんて 見つからないかもしれない
だからちょっと3グラムの奇跡を待ってる

僕は飛びたくて 空へ飛びたくて
背中辺りをいつも探ってるんだ
いつだってどっちだって道を阻む障害
詳細不明の迷路 明快な決断

そして断崖を眼前に立つんだ
ねぇ僕の翼はどこだ・・・

夜を待って 風になった 月が泣いて 星が笑った
手を握って 君の空遥か カ・ナ・タ
探してる答なんて 見つからないかもしれない
だけどほんの3グラムの奇跡を待ってる

大人ぶって 背伸びをして 現実って 意味を知った
恐くなって うずくまった 君の姿が浮かんだ
立ち上がって 目を開いて 手を広げて 未来目指して
今目指して・・・僕の声が・・・僕の声が・・・聞こえますか?

夜を待って 風になって 君が舞ってる街へ飛んで
手を握って 星の空遥か カ・ナ・タ
探してる 答なんて 見つからないかもしれない
だからちょっと3グラムの奇跡を待ってる


#16-4 君は「幸せ」と、胸を張って言えるか?はははは。言いなさい。

2017-12-01 06:47:05 | Weblog


京都の龍安寺。石庭で有名な龍安寺。りょうあんじと読む。
今龍安寺にいるのか?と問われれば、いないと答える。今は嵐山の薪ストーブ前である。嵐山といっても、京都のあらしやまではなく、埼玉のらんざんという町である。

龍安寺で有名なのは枯山水の石庭と、回遊式の庭園なのだがね。今日着目するのは、龍安寺に置いてある石に刻まれた文字。

「吾唯足知」と書いてある。この話は、龍安寺に行った時にも書いたはずである。だが、また書く。

われ、ただ、たるをしる、と読む。

簡単にいうと、欲張ってばかりいると、幸せにはなれませんぜ、という意味である。

あれも欲しいこれも欲しい
あれが足りないこれも足りない
あの人が羨ましい、この人も羨ましい
まだ足りない、全然足りない
可愛くなりたい格好良くなりたい
モテたい遊びたい眠りたい
もっともっともっともっと

そんな事ばかりを思っていたら、心が疲れてしまいますよね?
ないものねだりってやつですよね?

欲望に際限はないのです。
欲望にゴールはないのです。
つまり、ずっとずっとずっとずっと、欲望を満たすことだけに心血を注ぐことになってしまいます。
それじゃあ、疲れてしまいますよね?全然幸せになれませんよね?だって・・・ぜんぜん満たされないんですもの。

そこで、老子は言ったわけです。
「われ唯足るを知る」
つまり、足るを知りなさい、と。
満足することを知っている者は、心豊かに、穏やかに、健やかに生きることができるんだよ、と。

「銀の跳ね馬」の歌詞の中で、僕は言う。
スーパースターになりたい。
金銀財宝に埋もれたい。
ベルサーチのマフラーを首に巻いてフェラーリに乗りたい。とね。
それは唄の中の話であって、僕が本当にそう思っていたかどうかは定かではない。

今僕は、23年も前にこの世に生まれたスーパー軽自動車ジムニー号に乗っている。走行距離217000キロ。
ついこの前、天井の内装が剥がれて来て、前が見えなくなったので全部剥がした。そしたら天井の鉄板が出て来て、鉄板が直になったから、にわかに寒い気がする。
最近、後ろのドアの辺りがカタカタカタカタ鳴り始めて、結構うるさい。なんかわかんないけど、結構うるさい。
後ろのドアをカタカタカタカタ鳴らしながら、僕はジムニー号に乗る。
「ジムニーちゃん、いつまでも一緒に頑張ろうねぇ」とつぶやきながら、ニコニコしながら乗っている。それでいいのである。動く車があるだけで、僕は幸せだ。

誰かがこう言うとする。「フェラーリ、いる?いるならあげるよ?」
僕はこう答える。
「おれがフェラーリに乗ってどうする?」

フェラーリなんて欲しくない。


オーストラリアのキャンプ生活。
足りないものばかりだった。ははは。笑うしかない。
足りないものしかなかったが、どうしようもなく楽しかった。死ぬほど楽しかった。きっと、僕の原点はここにある。価値観もスタイルもプライドも、きっと原点はここにある。
なにしろ若すぎて、そこで学んだものなど全部忘れてしまい、大切なことに気づくのはずっとずっと後のことになるのだけれどね。

足りないものだらけなのは、いつだってそうだ。ずっと、何もかも足りない。死ぬまで足りない。死んでも足りない。きっと。
僕なんてのは、俗物過ぎて、欲しいものが尽きるなんてことはない。いつだってそうだ。

でもね、大事なことは・・・
今の自分と、今の自分にあるものと、武器はそれだけ。
それだけで何ができるか。それだけで何をするか。
楽しいことが出来るか?

うん、きっと出来る。出来るに決まってる。
ずっと、そうやって生きてきた。

僕は幸せか?
ははははは。すげー幸せだ。昔も、今も、きっと未来も。

ではでは、銀の跳ね馬を聴いてください。まとまったかな?

写真は、嵐山ではなく、またまた隣町都幾川町の紅葉。


「銀の跳ね馬」

僕らは跳ね馬のように上昇気流に乗って世界の果てまでいこう
完全な計画三千万の星くず すり抜けて地上に向かってV

午前0時のcrazy 静けさに消された夜のlazy
天文学的偶然の何かに期待してる
ちょっと浮気なhoney気紛れに振り向く素振りを見せてんだ
そして訪れる また期待はずれの結末が
取りあえず煙草に火を点け吐き出した

憧れに焦がれた十代が無謀な夢と共に過ぎてった
気がつけば不安ばっか抱えて立ち尽くしてた

欲望はある...スーパースターになりたい
欲望はある...薔薇のベッドで眠りたい
両脇にいかしたフレンチをはべらして
この手には360spiderのキー

僕らは跳ね馬のように上昇気流に乗って世界の果てまでいこう
完全な計画三千万の星くずすり抜けて地上に向かってV
僕らの行く手阻む存在は一切合切粉砕
無敵な勝利重ねて行くんだ...君はついてこれるか?

頭脳ゲームの勝者ルールに従えぬものに感謝
オートマティックに決められる人生の選択肢
だから何だって言うつもりもないが 勝ち負けは終わるまで分かる訳もないさ
捨て身の攻撃不意打ちの衝撃を食らえ!

欲望はあるドラッグスターになりたい
欲望はある金銀財宝に埋もれたい
いかしたイタリアンマフラー首に巻き付けて
この手には360spiderのキー

僕らは跳ね馬のように高層ビル駆け上って 天辺にフラッグをねじ込んで
無理だって言われたfreedom速攻で勝ち取ってそんで群集に向かってV
僕らの行く手邪魔する存在一切合切分解
不適な笑い浮かべていくんだ...君はついてこれるか?