閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

可哀想な庭木

2013-09-12 06:11:19 | 閃き
妻が、成長の早い庭木が欲しいというので、偽アカシアを植えていた

木陰が欲しいとせがまれた事が発端だった


お陰で順調に生育し、高さが3メートルを越えて日陰が出来そうだと考えていた

しかし、この樹には1つの欠点があった

偽アカシアには大きなトゲがあったのだ


ある日、庭の手入れをしていて枯れ枝を踏んだ時に、長靴の底をトゲが貫通した

分厚い長靴の底を貫通するなんて、恐ろしいトゲである


孫が生まれ、その内、庭で遊ぶ様になった時、大変危険だ

それに、種が落ちるのか周りに子供の苗木が育っている

放っておけば大変な事になる

即断即決、即行である

可哀想だが、偽アカシアを切り倒した

妻は、折角大きくなったのにと残念がったが、事情を説明して納得させた


偽アカシアも、我が家の期待に応じて成長したのに、切られてしまっては立つ瀬もないだろう

全ては私の無知が起こした判断で偽アカシアには可哀想な事になった


切り倒した樹は、日に干して枯らした後、細かく刻んで処分しなければならない

勿論、トゲに苦労するだろうが、私に対するペナルティーだと思っている
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする