閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

憲法学者のご意見

2015-07-24 06:29:39 | 閃き
安保関連法案の解釈については様々な論議がある

この法案に対する理解をし辛くしているものの1つに憲法学者の意見がある


安保法案のポイントとなるのは自衛隊である

この自衛隊に関する意見が判り辛くしていると思う


そもそも、集団的自衛権と個別自衛権は国連憲章でも認められている事で、国連に加盟している国はもれなく同じである

日本はアメリカに占領された後、憲法を制定する時に憲法9条に戦争を放棄し、武力を持たないとなっている

つまり、アメリカに対して「もう戦争はしません、武器も持ちません」という憲法をつくらされたのである

しかし、アメリカは戦略上日本(沖縄)に駐留し他国に対して防衛線を張り続けた

だが、莫大な費用を拠出し続けられないので、押しつけた憲法を無視して自衛隊をつくって自分で守らせようとしたのだ

これが法律の矛盾の原因である


先日、朝日新聞の記事に、209人の憲法学者にアンケートを採った結果を載せていたというネットニュースを観たが、アンケートに回答した122人の内、自衛隊が違憲若しくは違憲状態にあると答えたのは77人で、改憲が必要だと答えたのは2人だった

つまり、45人は違憲では無いと答え、77人は違憲若しくは違憲状態と答えたが、憲法を変える必要があると答えたのはたったの2人

自衛隊は違憲だが憲法を変えてまで整合させる必要は無いと答えたのだ


自衛隊を違憲としてしまうと自衛隊は解散せねばならず、日本を守る事が出来なくなる、でも憲法を変えて認めてしまうと危険な気もする

これが憲法学者の判断なのである


学者と言ってもはっきりこうだと言えない事が明白になった

それは朝日新聞がこの人はと選んだ学者の意見だのだから

これって、先日の国会での憲法学者の発言そのままだ


朝日新聞は自民党と同じ事を繰り返してしまった形になったが、実は意見を伺う憲法学者はこの程度であると言う事だ

こんな意見に惑わされてはいけないと思う

コメント
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