閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

祭りの後

2015-07-27 19:39:39 | 閃き
祭りの後、と聞くと我々の世代は吉田拓郎の「祭りのあと」を思い出す

あんなに盛り上がった祭りなのに、終わってしまうと何故か寂しくさえある

楽しかった余韻が胸に残っているものの、こみ上げる虚しさは何なのだろう…


中学校のPTA役員をしていた頃のご縁が未だ続いている

お世話になった校長先生を慕うように、在校期間の3年間の役員達が集まって昔話に花を咲かせる

暫く疎遠になっていたのだったが、初年度の副会長さんとバッタリお会いして久し振りに開催する運びとなった


しかし、時の流れと共に年齢を重ね、家庭事情も大きく変わって行く

当時中学生だった我が子も社会に出て一人前になり、親になっている者もいる

親の世代は、爺ちゃん、婆ちゃんになり、孫の守りに忙しい

そんな日曜日の1日、珍しくゴルフでもやって、市のバーベキュー場で一杯やる会が企画された

私も、幹事の様に準備をしてきたが、当の副会長さんが急遽仕事で参加できなくなってしまった

仕方なく、もう1人の副会長さんもお願いして、歴代の役員の方々は元より、教育関係、行政関係の方も参加頂く会になってしまった

心配していた台風も去った代わりに猛暑が待っていたが、無事ゴルフ組みも集まって大人のバーベキュー大会が始まった


他愛も無い話で盛り上がり、昔話で盛り上がる

午後8時に終了し、後片付けをして解散した


家に帰ると妙に虚しくなってきた

本当にこの会を開催して良かったのだろうか?

幹事の副会長さんには本当にご迷惑をお掛けしたし、振り返ると気になる事ばかりだった


祭りの後の寂しさを久し振りに味わった夜だった





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