最近学会の話題を耳にする
全ての研究者、技術者達が組織する学会は研究発表の場としても重要である
実に様々な考え方から研究に取り組んでいる成果を共有する事は日本の技術発展に寄与している
しかし、その考え方は実に広範囲で様々であるから、同じテーブルで議論すると対立するケースも珍しくない
これらの研究者は大学や公設研究機関、企業などのどこかの機関に所属しており、費用はそこから拠出されている
研究の自由はあるが、重要なのはその機関がその研究テーマを必要としているという建前だ
要するに研究したくても、所属する機関が研究テーマを必要としていなかったら研究できないし、そもそもその機関に所属すら出来ない
従って、コツコツと裏側で研究するしかないのだ
この構図は研究者の同胞に偏る傾向を産む
これらの構図で日本の技術の未来が明るいと言えるのか?
心配になる