カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

体重計いろいろ

2015-01-31 10:33:52 | 日記
 3日前に体重計が送られてきた。
 
 送り主は長男だったが、その趣旨がよく分からなかったのでメールで聞いてみたら、正月帰省中に我が家の体重計で測ると体脂肪率があまりに違うので、別のメーカー製でグレードの高いやつを送ることにしたと返事か来た。

 配偶者と二人で??が各々2個づつで????くらい点灯したが、有り難く頂くことにしてそれぞれ個人の基礎データーを入力して使い始めた。
 

 新旧で体重はほぼ一致するが、体脂肪率が新では7%ほど高めに表示され、内臓脂肪は逆にレベルが2ほど低く表示される。

 別にその値が健康状態の把握に大きく影響するわけではないが、メーカーによるバラツキがあることだけは分かった。

 以前の体重計を購入した際に「健康管理シート」なる表が同梱されていたので、そのシートをコピーしながらもう何年もデータをとっていた。
 

 配偶者のメタボ検診や、私の術後の体調管理の一貫として、ウオーキングの歩数やウエイトトレーニングの回数、それに備考欄には体重増加が著しい時の食事メニューなどまで書き込んでいる。

 もう何年にもなるデーターの蓄積で、年間を通じたグラフ変動の傾向までおおよそ把握出来ていた。

 しかし、ここに来て新たな体重計が登場するに及んで体脂肪に関するデータを2種類表示できるシートに改善する必要が出てきた。

 取り敢えず、2月からのシートを作り替えることにした。

 でも、人間ていい加減なもので二つの体重計のデーターのいいとこ取りをしようとする気持ちが湧いてくるから不思議である。

 いずれにしても、数ヶ月後のメタボ検診結果の報告まで、配偶者の戦いは続き、私はその巻き添えを甘んじて受ける善良な相棒の役を演じることとなるのである。

 久し振りにささやかな一句を・・。

 「作り過ぎ腹で処分のメタボかな」

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猫の三周忌、私の術後3周年

2015-01-30 12:21:20 | 日記
 今日はシロ君の三周忌の命日で、近くにある墓所にお参りに行った。
 
 もう3年になるのかというのが実感である。

 残された写真や動画が面白い場面ばかりなので、傑作だった在りし日のことばかりが思い出される。

 
 毛繕いをしながらそのまま眠ってしまった写真は傑作の一つだった。

 この他、用事があるらくても知らん顔をしていると、そっと手をだして注意を喚起してくる写真など多数が残っている。

 その頃頻繁に庭に訪れていた外猫たちも、この頃パッタリと姿を見せなくなった。

 窓の内と外との関係でも集会は成立していたのだろうか。

 私の癌の処置も、術後3年になったと直ぐ分かるのも猫の命日と数日しか違わないからだ。

 先日、定期検査で通院したら沢山の患者でごった返していて3時間以上待つはめになった。
 
 その後名前を呼ばれて、検査結果を聞いて退室したのは1分後くらいだった。

 それは、「そこで今後のことですが・・・」と前置きして主治医が述べた言葉を含めての時間である。

 その要旨は以下のとおりだった。

 1、PAS検査値は少しの上昇はあるものの安定していると考える。

 2、このところ外来患者が急増し3~4時間待ちが常態化していること。

 3、遠路の通院も大変だと思うし、自宅近くの病院に検査を依頼するので今後はそこで受けて欲しい。

 4、状況に変化があった場合とか、心配事が発生した場合はこれまで通りこちらで対応する。 

 5、お互いに好都合だと思うが如何?

 概ね上記のような内容であった。

 紹介状を手元に、紹介先の病院に予約を入れようと電話をすると、当病院は予約は必要ないとのこと。

 検査終了と同時に次の6ヶ月後の検査の日時まで予約を入れていた今までの状況とは様変わり。

 じつは、今度紹介された病院は二度ばかり通院したことがあり、そこの担当医は面白い人物だと知っているので私としては一向に困らない。

 今日は墓前で「シロ君」に、当分の間「虹の橋」の手前の欄干で居眠りでもして待っていてくれと言っておいた。

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「佐敷城址」が素晴らしい!

2015-01-29 09:35:16 | おでかけ
 昨日、新聞記事を目当てに芦北の道の駅に「タチウオ丼」なるものを食しに行った。

 ところが芦北もいささか広くて、高速の芦北ICの出口より一つ手前の田浦ICが目的地に最も近かったのだ。

 間違ったことを知らず芦北ICを出て、探し回ったあげくここには該当の道の駅はないということが分かった。

 しかし訪ね歩く過程で、古い薩摩街道沿いの町並みが整備され、うたせ船があるのに気がついた。

 町並みから山手の方に登る道に「佐敷城址入口」の標識があったので、取り敢えず車で登ってみることにした。

 
 
 途中に駐車場やトイレ案内板などが設置されていて意外と城の規模は大きい。

 

 一国一城令によって1600年代に取り壊され、建物などは勿論ない。

 石垣もある一定の期間をかけて取り壊されてきたものの、残った部分も多い。

 取り壊す過程が分かる城として貴重であるということで、国の重要史跡に指定されているらしい。

 ほぼ海抜0メートルから屹立する急峻な地形は天然の要害となり、石垣が更にそれを補強している。

 天空の城が最近有名だが、ここは海岸沿いなので霧に浮かんだ状況は期待出来ないかも知れないが、独特の古城の雰囲気を醸し出している。

 確か観月会や薪能などが行われたという記事を以前見た記憶があるが、さもありなんと思わせる。

 植えられた桜が咲く頃にもう一度訪れたいと思う佐敷城址は「タチウオ丼」探しの貴重な寄り道だった。

 ちょっとしたお出かけで、目的以外の寄り道で良いものに出会うと、とても得した気分になる。

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タチウオ丼

2015-01-28 15:27:50 | 日記
 新聞でイベントとか、花便りなどが紹介されるとついつい出かけたくなる。
 随分前の話だが、食べ物の記事があって、いつか折を見て出かけてもいいなと思うものがあった。
 先日、配偶者の友人の女性から食べたことを逆に紹介されて、突然記事のことを思い出して我が家も出かけることになった。
 県南に位置する芦北町の「道の駅・田の浦」の食堂にそれはある。
 
 「タチウオ丼」¥750也・・という代物で、うな丼に似た風味だがあっさりサッパリとした感じになっている。
 もちろん太刀魚はご当地の特産品で、目の前の不知火海でとれた天下の一品。
 「ここの太刀魚よりも凄いというやつはでてこい!!」とデカイ態度のポスターが掲示してあった。
 地元食材の新しい食べ方を考えて、名物にまで仕立て上げていくのも地方創世なのだ。

 ここは、早咲きの「河津桜」の咲く御立岬やデコポンの産地として知られている。
 水俣まで続く芦北の海岸線は、実に美しく変化に富んでいる。
 肥薩オレンジ鉄道も面白そうだし、車でも細部に亘って回ってみたい地域ではある。

 
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オゥ~「能」!

2015-01-27 09:40:16 | 本と雑誌
 日本の古い伝統芸能といったものをテレビ以外で直接観る機会は少ない。
 「文楽」は一度だけ観たが「歌舞伎」などは観たこともない。
 そうした中で「能」は「薪能」などが地方でも行われるので、機会を求めて出かけることにしている。
 「謡曲」の同好会に参加しているのでその影響が大きい。
 先日同好の士から、「能」のガイドブックを貸していただいた。
 
 「能ガイド(90番)」読んで、観て味わう「幽玄の世界」丸岡圭一監修 吉越研写真 2010年成美堂出版刊
 二百数十曲あるといわれる曲の中から現在も比較的上演機会の多い作品90曲を編集部が選んで五十音順に作品紹介したものである。
 「謡曲」の同好会で稽古した覚えのある曲も30ほどあって、物語の内容が思い出された。
 特に興味を引いたのは、「番組表の見方」「能舞台」「能の演目・種類」「能面の種類」「装束・鬘・冠り物・作り物」「舞・型・囃子の種類」それに他の芸能などに及ぼした影響など、ところどころに入れてある解説である。

 伝統の芸というものは「舞台芸能」はいうに及ばず「短歌・俳句」などの文芸、「華道や茶道」などにも形式の枠を設定し、その制限された中で如何に表現するかを求めるものが多い。

 「制約下の表現」といえども、そこに無限ともいえる精神の自由があると感じる人もいる。
 いやいや、自ら制約を科すなど真の自由な表現法ではないと考える人もいる。
 ただ、日本人は様式美といったものが好きな部類に属しているような気がする。

 「ガラパゴス化」・・・必ずしも悪いことの代名詞ではない。

 「ガラパゴス美学の文字に置き換える」

 ちょっと能天気な一句で〆てしまおう。

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人知れずメジロ集める藪椿

2015-01-26 09:22:17 | 日記
 今の時期になると、町の東部にある木山城址の近傍の椿を見に行くことにしている。
 北側斜面ではあるが、日当たりは比較的良くて見頃を迎えていた。
 見頃といっても目立たない場所だし物好きでないかぎりわざわざ訪れる人は少ない。
 
 とにかく沢山の鳥たちのさえずる声が賑やかな一角になっていた。
 椿というのは目立つようで目立たぬ花だといえる。
 沢山の花を写そうとすると、独特の強い光沢を持った緑の葉っぱに隠されて見えづらくなる。
 近寄れば沢山咲いている現状が伝わらない写真になってしまう。
 もし花の美しさを求めるのなら近寄って一輪を写すしかないような・・・そんな花なのだ。
 
 沢山のメジロやウグイスが花の蜜を吸いにやってくるが、子供の頃はよく椿の木に登ってストロー状にした小さな竹の筒を花の中心に突っ込んで、鳥の真似をしてチューチューと蜜を吸ったものだ。
 ほのかに上品な甘みがあって、鳥って随分贅沢な連中なのだと思った。
 木の表皮は硬くて滑りやすいが、落ちた記憶はない。
 柿の木からは、折れた枝ごと二度落ちたことがあって、三度目は死ぬぞと脅された。
 以来柿の木には登らないことにしたのだが、椿は別だったのだろうか。
 沢山の椿の花を見ると「アンコ椿は恋の花」をついつい歌ってしまうし、一輪をまじまじと見ると「五弁の椿」の映画をふっと思い出してしまう。
 どちらも昭和の、それもかなり遠い昭和の思い出になってしまった。

 「人知れずメジロ集める藪椿」

 野鳥には人気者なんですね。

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ウオーキングで珍発見

2015-01-25 09:39:51 | ウオーキング
 近頃はウオーキング中にも面白いモノはないかと気を付けるようにしている。
 意識的に定まったコースを外したりすると、珍発見に巡り会えそうな気がするし、いつもは曲がらないその角を曲がって路地に入ってみるのだ。
 そうして今日は、不思議な状況に出会ってしまった。
 
 大きな木が空中に浮いたように見えていた。
 上部と下部がきれいさっぱり切断されている、なのに枝を伸ばしその先には生き生きとした青葉が・・。
 よくよく近づいて見ると・・・。
 
 こんな具合になっていた。
 つまり、下の根元の部分から伸びた枝が、ぐるっと回って上部の幹の部分と繋がってしまっているのだ。
 スパッと幹を上下とも切断されながら、枝の部分が幹の働きをして水分や養分を運ぶことになっているらしい。
 直径25cm以上はありそうな木だったが、木がこうした運命を選択するわけはないので、人間が意図したことなのだ。
 まだ切り口が新しかったので、最近のことなのだろうが、このまま生きていくならちょっとした名物になりそうだ。
 
 似たような事例は我が家にもある。
  2~3年前に、庭の「百日紅」の幹の中に虫が入り込んで食い荒らし、駄目になったので根元から切ってしまった。
 そのままにしていたら、わき芽が3~4本出てきて、各々勝手な方向にヒョロヒョロとのびて花をつけた。
 あまりに頼りない姿だったので、小さな枝をまとめてくくってお互いに支え合わせ自立できるようにしておいた
 
 ところが枝同士が接ぎ木のようにくっ着いて「毛利元就の三本の矢」状態になってしまった。
 これはこれで面白いなとそのまま成長にまかせているが、さてバランスよくいくものだろうか。

 それにしても、植物の適応力は凄いなと思う。

 
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「山のアナ・アナ・・」を実感

2015-01-24 09:29:52 | 日記
 久し振りにすっきりした阿蘇の山々が見えていた。
 そこで写真に撮ろうと思い、いつもの川沿いのコースから台地の方のウオーキングコースに変更した。
 ところが確かに見えるのは見えるのだが、電波塔が林立していて邪魔なのでそれより前まで移動することにした。
 すると今度は高圧線や電線が次々と景色の中心に登場してくる。
 
 自然の景観など今の日本では余程山奥の限られた地域でしかお目にかかれないのだと実感した。
 そう言う目で見るとの畑の中を真っ直ぐ延びる立派な舗装道路の脇には、どこでも必ず電柱がずっと続いている。
 ズームアップしてある特定の範囲に限定した撮影をしないと人工物で溢れた写真になってしまう。
 どこにどう移動しても無理だと分かったのは1時間以上も歩いてからだった。
 とうとういつものコースまで戻って振り返ると、阿蘇が遠望でき手前の風力発電の羽根が回っているのも見えた。
 
 な~んだか子供の頃読んだ「青い鳥」とか「山のあなたの空遠く・・・」の詩を思い出してしまった。
 結局何となく眺めていたいつもの場所からの風景は、実はとても自然の移ろいや気象状況を把握する事の出来る恵まれた場所だったのだ。
 
 「夢語るそれが夢だと気づくまで」

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新春読書(3)「居心地の悪い部屋」

2015-01-23 10:40:41 | 本と雑誌
 短編集などでは、表題作品がどこかにある場合が普通である。
 ところが今回読んだ短編集にはそれがない。
 題名からして既に何とな~く居心地はあまり良くないよ~って雰囲気が漂っている。
 
 「居心地の悪い部屋」岩本佐知子 編・訳 2012.3角川書店刊
 11人の作者が著した作品12編を編集してあって(一人だけ2作品)、それぞれが個性溢れる作品ばかり。
 訳者で編者の岩本氏が編集後記で述べる如く、誠に据わりが悪く不安定な気持ちにさせる作品を集めてある。
 「ヘベはジャリを殺す」(米)二人の安定感のある会話なのに、その会話の内容は極めて不安定なという短編。
 「チャメトラ」(メキシコ)夢を見、夢を見ることでしか生きることの出来なかった男達の最後の夢。
 「あざ」(英)不思議な体験話が不思議なままに終わる。
 「来訪者」(米)全編がほぼ電話による親子のやりとりで進行する物語。
 「どう、眠った?」(加)全編が会話なので、「 」で囲む必要がないという文体が特異な一篇。
 「やあ!やってるかい!」(米)冒頭から延々と文章が続いてピリオドがあるのは文末の一箇所のみ。
 その他、架空の大リーグ記録を仕立てて、野球トリビアとして紹介する手法に翻弄されて、有りそうで無さそうなおちょくられっぱなしのままで終わる一篇もある。

 短編は短編であって、結論が出ようが出まいが不意に終わろうが、「それで良いのだあ」という元祖天才バカボンの父の言葉を地でいくような作品群で、編集者に敬意を表したいほどだった。

 してやられた感が残る、「読書って本当にいいもんですね!」と言ってしまいそうな、居心地の良さも感じてしまう私なのだが、・・・まっ、それでいっか。

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開花を待つ楽しみ

2015-01-22 09:44:22 | 日記
 去年の暮れから花芽を伸ばしていたシンビジュームがどうやら開花の兆候が見えてきた。
 
 同じ鉢の中で3本の花芽が出ていて、その内での一番早い開花になりそうだ。
 あとの2本はそれぞれ120度くらいずつ位置を変えて、しかもやや横向きに花芽を伸ばしつつある。
 多分微妙に開花時期をずらしながら咲くことになるだろう。
 
 あと一つは、去年咲いたコチョウランが今年もどうやら花芽をつけたらしい。
 空中に伸びてくる根もあるので、様子見が続いていたが数カ所に節のような線が見えるので花芽だと思う。
 
 こちらも去年から少しずつ伸びてきていたものであるが、さて5月頃には咲くだろうか。
 とにかくノンビリしていて、根よりもずっと成長が遅い。
 開花の期間が長いので、その分開花にも時間をかけるということなのだろうか。

 植物の開花を待つというのは、楽しいことではある。

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