先日「笑う子規」という本を借りて読んだが面白かった。
子規の句のなかでもユーモアに溢れたものばかりを選んでそれに南伸坊氏が絵を添えていた。
返本に行って本棚を見ると、「笑う漱石」という本が目についた。
(俳句)夏目漱石「笑う漱石」南伸坊(編・絵)2015.3七つ森書館(刊)
前著の「笑う子規」の絵を描いていて楽しかったので、漱石の句は編集も自分でチャレンジしてみたという。
句の出来などに頓着せずに面白そうで、絵になりそうでというのを選考の基準にしたそうである。
漱石は文壇に登場する以前、英国留学前まで4年ほど熊本で教鞭をとっているが、その頃の作句が非常に多い。
代表的なものを坪内稔典氏が選んで熊本日日新聞の2013.4~2014.1まで掲載していたものを、切り抜いて「漱石くまもとの句」としてスクラップブックに綴じたものだけでも300句近くある。
子規と漱石は句に関して師弟関係のようなものだが、お互い影響しあったことは事実だろう。
子規の句の中に漱石の句と似たものがあるのは、漱石の句に共感した子規がもっとレベルの高い句でお返ししたと言えないこともないと私は勝手に解釈している。
今日の〆は、恐れ多くも初めての歌に挑戦してみよう。
「結局は自慢話で終わりかよ悩めよじじい悩むなじじい」
な~んか凄いことになりそう。
子規の句のなかでもユーモアに溢れたものばかりを選んでそれに南伸坊氏が絵を添えていた。
返本に行って本棚を見ると、「笑う漱石」という本が目についた。
(俳句)夏目漱石「笑う漱石」南伸坊(編・絵)2015.3七つ森書館(刊)
前著の「笑う子規」の絵を描いていて楽しかったので、漱石の句は編集も自分でチャレンジしてみたという。
句の出来などに頓着せずに面白そうで、絵になりそうでというのを選考の基準にしたそうである。
漱石は文壇に登場する以前、英国留学前まで4年ほど熊本で教鞭をとっているが、その頃の作句が非常に多い。
代表的なものを坪内稔典氏が選んで熊本日日新聞の2013.4~2014.1まで掲載していたものを、切り抜いて「漱石くまもとの句」としてスクラップブックに綴じたものだけでも300句近くある。
子規と漱石は句に関して師弟関係のようなものだが、お互い影響しあったことは事実だろう。
子規の句の中に漱石の句と似たものがあるのは、漱石の句に共感した子規がもっとレベルの高い句でお返ししたと言えないこともないと私は勝手に解釈している。
今日の〆は、恐れ多くも初めての歌に挑戦してみよう。
「結局は自慢話で終わりかよ悩めよじじい悩むなじじい」
な~んか凄いことになりそう。