カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

くまモンの活躍が光った

2012-07-30 10:53:47 | スポーツ

ロンドンオリンピックが開幕してから、もっぱら話題はそちらの方ばかり。

しかしこれもやむを得ぬこと、4年に1回の世界のスポーツの祭典ともなれば。

開会式なども、国威発揚は極力抑えたというものの、巨額の金をつぎ込んだ準備に相当するリターンはどこの国でも求めるもの・・。

NHKもBBCの回し者かと思えるぐらいの力の入れようで民放は真っ青。

ゴルフだの、大リーグだの、やってはいてもなかなかどうして・・・顔見せ頻度がいまいち。

ましてやJ2など地元だけが盛り上がる。

そういうわけでJ2ロアッソ熊本VS徳島ヴォルティスの試合を応援しに行った。

19:00開始ではあるが暑いのなんの、応援も暑いが走り回る選手はなお暑い。

1点の失点はやむを得なかったが、PKの2失点で0:3負けはきつい。

ナイターとはいえ、30度近くの暑さの中頑張った選手は報われなかった。

報われたかどうかは不明だが、この暑い中汗だくの(たぶん)活躍をしたのは「くまモン」と、チームマスコットキャラクターの「ロアッソ君」。・・・この二人は頑張った。

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スタンドも蒸し蒸しする暑さ・・・なのに・・この着ぐるみ。

20120729181330

まあまあ、グランドを走り回ってホームのサポーターや徳島のサポーターの前まで行って、愛敬を振りまいていた。

おそらく選手と同等かそれ以上の汗をかいたものと思われる。

今日は、「くまモン」と「ロアッソ君」の奮闘に免じて、黙って帰ることにする。

次を期待するぞ・・・・・ロアッソ熊本!!!

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暑い夏には熱い本を

2012-07-27 11:23:14 | 本と雑誌

たまたま図書館から借りた2冊の本が、前回同様またもやノーベル賞作家のものだった。

こうした本をず~っと読んでいる人は直ぐ分かるだろうが、私など突然読書を再開し、しかも翻訳物ばかりにここ暫く読んでいる者にとっては、作者名すら馴染みがない。

その1冊目は・・・「埋み火」(米)ソール・ベロウ(訳)真野明裕・・1998年角川春樹事務所

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82歳の時に書かれた初恋の物語。ツルゲーネフの「初恋」が若い時分の心情を語るのに対して、中高年に差し掛かった男の初恋は・・・お互い紆余曲折の末の現在進行形という形をとっている。

まあ、酸いも甘いも噛み分けた後の初恋の味とはいかがなものか・・・。

2冊目は、「飢えのリトルネロ」(米)J・M・G・ル・クレジオ(訳)村野美優

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フランス生まれで創作活動の主体は米国という作家。

フランスは第二次世界大戦においてどの様に戦争に関わってきたのか、家族の問題と時代の問題が絡み合い交響し合って、反復回帰(リトルネロ形式)してゆく。

テーマとなる音楽は「ボレロ」・・・そう言えば繰り返すなあ、あの曲は。

最高に盛り上がって終わる音の渦の後に・・・・恐ろしいような静寂。

人々はその時々において選択し決断しそして生きていくが、その時〇であったものが後で×に成ることもあるし、またその逆もある。

どう立ち回ってどう生きていくか・・・・これまた永遠の課題。

人間のDNAには飢えのみが強烈にインプットされる。

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鳥取シニアプランの旅

2012-07-25 22:52:32 | 旅行

2日目は妻木晩田遺跡を手始めに・・・と思って行ってみると第4月曜休園。

残念!。しかしUターンするため、入った脇道の行き止まりで、本物の遺跡に遭遇してしまった。

石棺の場所だったので写真撮影は遠慮した。

その後大山寺へ・・・。

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近くに参拝者用駐車場があったのにナビの誘導でとんでもなく歩く事になった。

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大山まきばミルクの里から望む大山。

そして・・・牧場。

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そのあと大山をグルリと半周して倉吉へ

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白壁赤瓦土蔵群・・・鯉も泳いいたりして・・・。

大阪の淀屋との繋がりが濃厚な倉吉の「淀屋」の跡も残っていて修復されつつある。

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なぜが合鴨の親子がのんびり毛つくろいなどをしているというのどかさ。

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此方は国宝の三徳寺投入堂・・・とても険しい崖の中腹にあって、接近は不能。

余程元気の良い若者でないと無理。

実はここに来る前に、燕趙園という中国庭園にも行ったのだが、とにかく季節を選んで訪れたがいいと思った・・・・夏は・・・暑い。特にこういう庭園は・・・・。

そういうことで、今夜のお宿は三朝温泉、良い湯ですなあ。

旅と言えば、温泉と豪華な夕食が相場である。

旅物のテレビなど見ていると、こればっかり。

年寄りは量が多くてとても食べきれないし、健康にもよろしくない。

そういうことで、お気軽朝食プランと銘打って、朝食のみ頂いて、後は此方の計画による食事とした。

お陰で旅費は前回の3分の1くらいですんだ。

年寄りの旅はこれに限る。

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鳥取へ夏の旅

2012-07-25 10:05:36 | 旅行

やっと梅雨が明けた22日から鳥取県の大山付近に出かけた。

以前鳥取砂丘には行ったことがあったが、その他の所は通り過ぎただけだったのだ。

大山を中心にグルリと回るコースを設定した。期間の走行距離はほぼ1500Kmほど。

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初日は移動が大部分であったが、先ずは米子城跡。

中海に面した小高い山に石垣が映える。大山が雲からやっと顔を出してくれた。

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境港の水木しげるロードには沢山の妖怪達の像が設置してある。

寄贈した人達の名前も記されていて、結構全国規模で有名人もいる。

橋の袂の鬼太郎は下駄をはいてリラックス。下駄を初めとする妖怪グッズもあちこちの店で販売していた。

ご当地鳥取県は全県挙げて、漫画フェアーの開催するである。

水木しげるロードも暑い中沢山の露天などで賑わっていた。

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駅前のホテルに泊まったのだが、目に付いたのは米子駅前広場のこのモニュメント。

銀河鉄道999?、銀河鉄道の夜?鳥取県も梨と砂丘路線から大きく空に羽ばたくことになったらしい。

ホテルの窓からも大山が望める。

また、米子~境港間の長い松の防砂林と砂州の広がり越しに大山を望むと、まさしく静岡の美保の松原から望む富士山によく似ているのに驚く。

もっともこちらは、右に松原左に海とまるで写真のネガの左右反転といったところ。

なにやら今度の旅も楽しくなりそうな・・・・。

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寄り道が面白い

2012-07-20 12:11:20 | 旅行

熊本市川尻の工芸館を訪ねた。

配偶者が久留米絣の展示会が催されており、是非見てみたいというのである。

残念ながら私には着物の展示会など、ほぼ天敵に等しい。

しかしまあ、ここは度量の大きいところを見せておくことにした。

ほかにも工芸品はあるだろうし、振るい江戸時代からの細川藩の港町ではあるし、見るべき物は他にも多いはずだと思ったのだ。

久留米絣は着物の他に小物に加工されたものもかなりあったが、配偶者の求める物とは品物も値段もかなり違っていて、早々に会場を後にして私が本来見たかった所に移動した。

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工芸館に車を置いたまま港の方向に歩いた。

途中に参勤交代などでの薩摩藩の本陣跡があったり、西南戦争当時の西郷軍の司令部後があったりして、歴史のかおりも漂ってきた。

奇異に感じたのは、車両用の道路とも歩行者用の道路ともつかない不思議な道路のこと。

道路自体は昔の狭い道路なのだが、おおむね直線の道路にうねうねと曲ったラインが引かれ、舗装の形式も変えてある。

たぶん歩行者に用心させ、車にも錯覚を起こさせてスピードを控えさせようという目論みなのだろう。

写真では鮮明でないが、上空から見たらきっとグニャグニャが続いているのが見える筈だ。

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川沿いに道路を歩くと古い港に出た。案内標識も不十分で、工芸館でもらった付近の案内図がなかったらたどり着けなかった。

時代がかった石造りの船着き場は結構な長さで続いていた。

この川はすぐそこの有明海に繋がっていて、藩政時代には栄えていた港であったことが分かる。

所期の目的が達成できなかった、配偶者は直接久留米の展示館の見学を希望した。

そこで、久留米絣展示館で入力してカーナビ任せで緊急目的地変更・・・・出発。

なぜか展示館は柳川市あたりばかり、柳川下りには何度か行ったが久留米絣は初耳。

しかし結果的に、とんだ着物の拾い物(配偶者の弁によれば)をして、ご満悦のご帰宅。

同じ有明海沿いではあるが、熊本の川尻と福岡の柳川は・・共通点は「川」の字がつくというだけであって、場所的にも180度逆方向の町である。

大体いつもこうなのだ、脇道・寄り道の方が本来の目的地より遠かったり大袈裟だったり・・。

そして、思いがけない拾いものというのは、寄り道の方に転がっていたりするものなのだ。

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世界記憶遺産にふれる

2012-07-16 09:22:08 | 旅行

福岡県飯塚市の旧伊藤伝右衛門邸と、田川市の石炭・歴史博物館へ出かけた。

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敷地面積2700坪、建物延べ床面積約300坪の広さと回遊式庭園、和洋折衷の豪華な部屋の作りにびっくり。

明治の石炭というエネルギー革命の先駆者・石炭王の住まいは贅の限りを尽くしている。

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また、51歳のとき迎えた柳原燁子(白蓮27歳・大正天皇の従姉妹にあたる)のために増改築した、白蓮のための部屋から眺める庭園は美しい。

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またユネスコの世界記憶遺産に登録された山本作兵衛の炭鉱労働や当時の筑豊の様子を描いた作品も展示されている。

白蓮は歌人として活躍する中で宮崎龍介と出会い、伝右衛門との12年の結婚生活に終止符を打って、龍介との間に一男一女をもうける。20120715111801

白蓮直筆の歌。さて、その後田川に移動して石炭・歴史博物館へ20120715132738

炭坑節でお馴染みの香春岳(♪ひと山ふた山み山越え~よいよい・・・)

石灰岩で出来た山は、高度成長と新たなセメント産業削られ続けて一番手前の山はほぼ中間で平面な状態。この筑豊一帯にかつては200を越える炭鉱がひしめいていた。

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♪あんまり煙突が高いのでさぞやお月さん煙たかろ・・さのよいよい。

は、ここが発祥の地。

とは、ボランティアでガイドをつとめてくれた方の説明。

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非常に歌が巧く説明の合間に民謡や歌謡曲が挿入される。

「正調の炭坑節」をテレビで伍代夏子さんあたりと歌ったこともあるという。

何処にもいらっしゃる、この手の有名人。

そう言えばこの前の山口の長門にも居られましたなあ。

ここの館内の山本作兵衛の絵はすべてレプリカ。

本物はユネスコの記憶遺産ゆえ残すことが目的。よって、年に数日だけ本物を展示する。

約550点を交代で展示するが、この絵が世界記憶遺産に登録されたのを機に、彼方此方で本物が出できた。でてきたもののこれは個人の所有物、遺産には登録されていない。

よって、前の飯塚市の旧伊藤邸の絵も本物を展示。

ただし、記憶遺産として後世に伝わるような保存状態に置かれるかはいささか疑問あり。

と、田川のボランティアの説明員さんはおっしゃる。

いずれにしても、炭鉱は国策として推し進められ巨大化し、その後の日本を形作った。

多くの財閥がここを発祥として形を変えながら現在までつづいている。

ぼた山の高さだけ人の魂がこめられ、そして失われた。そして、そのぼた山の高さに比例して札束がを手にした人達がいたというわけだ。

あの炭鉱の炭塵爆発や、ストライキはそんなに簡単に忘れてしまっていいほど昔の話ではない筈だ。

エネルギーの変換期は必ず何かが起きている。

今の福島の原発事故を期に今一度記憶を呼び起こせと先人が言っているような気がした。

記憶遺産というのは、絵のことではないと思う。

絵が伝える中味の記憶が遺産なのである。

旧伊藤伝右衛門邸の横で饅頭屋が開店していて、若い衆が盛んに呼び込みをしていたのが印象に残っている。

まんじゅうの名前が「成金まんじゅう」・・・まことに言い得て妙である。

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時のうつろい

2012-07-13 17:59:55 | 本と雑誌

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「時は老いをいそぐ」(伊)アントニオ・タブッキ 訳和田忠彦 河出書房新社2012年発行

テーマは時・・・9つの短編で構成されていて、全編からおぼろげなものが見えてくる。

表題は、普通短編の代表的な1編の表題を使用する場合が多いが、これは違っている。

短編の良さはぎゅっと凝縮された言葉と無駄の無い展開。

油断するとさっぱり分からず置いてけぼりを食ってしまう。

そうしたエキスのようなものをくみ取ろうなどと意識するとどっと疲れる。

時の移ろい・・・・永遠のテーマ。

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梅雨の庭

2012-07-11 16:21:36 | 日常あれこれ

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庭にネジバナが今年も顔を出している。

植えた憶えも無ければ頼んだ憶えも無いのだが毎年顔を出す。

伸びる時期が微妙に違うので花の時期も微妙に違い、結果的に長期間どこかで咲いていることになる。

Cimg3700

それに今年は特筆すべきことが起こった。

庭梅の実が成ったのだ。たった1個だけれど・・・。

近所の人が小さな苗を持ってきてくれて、鉢植えにしてもう何年経ったのだろう。

この数年は春に成ると桜に似た小さな花が沢山咲いていたものだが。

鉢植えだし実が成ることもあるまいと思っていた。

たった1個でも実が成るというのは喜ばしい。

地植えにしてみようかと今庭での場所を選定中。

それにしても・・・・今年の梅雨は雨が多いのでは?

去年も同じ事を言っていたような気もするが・・・・。

ここで1句、「除湿器に 天然水の溢れけり」・・・・おそまつ。

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龍門の滝

2012-07-09 15:31:46 | 旅行

大分県玖珠町の龍門の滝に行った。理由は涼しそうだったから・・・。

もう一つの理由は、夏休みに入る前に行かないと混雑するから。Cimg3712

豪雨続きで推量が増していて、名物の滝滑りも今の状況ならちょっと危険。

夏休みになって子供達が沢山遊びに来る頃には落ち着くことだろう。

一段目も二段目もとっかかりは人工的に見えるが自然石の自然の滝。

少し気の早い若者達が手前のキャンプ場でバーベキューを始めていた。

梅雨のちょっとした晴れ間で下界はもの凄い暑さと湿気であったが、滝や途中の高原は涼しい風が吹き渡って絶好のドライブ日和。

若者のバイクと、中年以降のキャンピングカーやオープンにして走る車が目立った。

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七夕飾り

2012-07-07 21:50:45 | 日常あれこれ

Cimg3699

竹の鉢植えに七夕飾りをしてみた。

たしか何年か前にやったことはあったが、ほんとに久し振りだ。

勿論、梅雨空で天の川など見えようもない。

それでも昨日までの土砂降りが今日は一時休んでくれて、洗濯物などで助かった人は多かっただろう。

通りかかった近所の人が「綺麗に飾り付けが出来ましたね」などと褒めてくれた。

何年ぶりかで褒められて、あまりの久し振りさに感を失ってしまっていて、返す言葉をとちってしまった。

ついでに、TwitterとFacebookに写真をアップしてやった。

お褒めの言葉はどこからもなかった。

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