カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

ゴールデン読書ウイーク(2)

2014-04-30 11:04:47 | 本と雑誌

 「紅花夕化粧」の花が咲いた。

 植えた覚えもない場所や、他の花が咲くはずの鉢の中で。

 それにしても、艶のある花の名前ではある。

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 まあ、それはそれとしてお天気の方は不安定で、終わった花の後に植えようと思っている花の苗を探しにホームセンターに行くのを一日延ばしにしている。

 

 で、今日もまた読書の日とあい成る。

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(「輝ける闇」開高健(著)昭和57年発行 新潮社)

 かつてのベトナム戦争への従軍の体験を下地にした小説である。

 筒井康隆氏が「異化」ということを語っていたが、日常にはない不安定な状態に読者をもってくのが創作の極意だとしたら、戦争はまさに非日常の極みだ。

 創作こそが小説家の仕事だと考えれば、体験したことを元に書くことは創作の道から外れるとも言えるが、本当の悲惨さを体験した者はその悲惨さを伝える術のなさや自分の無力感に苛まされるのではあるまいか。

  個人的には戦争小説の傑作は「西部戦線異状なし」と「禁じられた遊び」だと思っているが、「輝ける闇」はジャングルの匂いや人間の息遣いが生で伝わってくる日本の戦争文学の傑作だと思う。

 

 戦争は傑作を生むが、人間の行為は一向に進歩しない。

 あの時の反戦歌・反戦運動は消滅して久しいが、この一冊が読み継がれていけばいいなと思う。

 季節は植物に聞くとして、一冊の本に聞くことは多い。

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ゴールデン読書ウイーク

2014-04-29 10:11:35 | 本と雑誌

 ゴールデンウイークは、娘の子の初節句の祝いに参加するほかは、庭の掃除や草花をいじってみたり、本を読んで過ごすことにした。

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 (咲き始めたチリアヤメ:1日しかもたずに次々と咲くところがいい)

 さて・・・徹底的に読書三昧と決めたゴールデンウイークの第1冊めは・・。

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 (「私の欲しいものリスト」グレゴワール・ドラクール著中島さおり訳2014年2月初版発行 早川書房)

 作者は男性だが、私という語りで登場する主人公は女性である。

 文体は小気味よくてスピード感もある。

 図書館から借りた本だが、引っ張り出して最初のページの書き出しに引かれたので借りた。

 「人はいつも自分をごまかす。」で始まっている。

 特に章とかで区切ってなくて、すこし余白を空けて短い文章が節をなしている。

 その始まりは、常に短い。

 例えば、「さて、私は四十七歳だ。」とか「ジョーと結婚して私は幸せだ。」とか「私は父に会いに行った。」と云う具合。

  ただ、文章は小気味良いのだが、内容には何となく違和感を覚えた。

 男性が描く女性だからだろうかとも思ったが、どうやらそうではないらしい。

 「幸福は金では買えない」という教訓が経済危機にあえぐ人々にうけたというあとがきにもこれまた違和感が・・・。

 現代的な価値観に根ざすものというのか、ヨーロッパ的な合理性のようなものが精神世界を描く中にちゃっかり座り込んで存在を誇示している感じがしたというのが、多分私の違和感の原因物質のような気もする。

 フランスで発売される前に、12国の出版社から翻訳権の申し込みがあったというから、話題作だったのだ。

 文章の小気味よさ、スピード感には・・・ただ脱帽・・・・一同、礼!!

 

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ゴールラッシュ!!

2014-04-27 15:34:23 | スポーツ

 昨夕はロアッソ熊本がうまスタで現在2位の長崎と対戦し1:1のドロー。

 後半アディショナルタイム3分の終了間際で失点し・・・カックン。

 試合内容は良かったが、こちらは疲れてブログ更新までいけなかった。

 今日は県民運動公園補助競技場で益城ルネサンスFCvsメルサ熊本FCのご当地対決を夫婦で弁当を持参しての応援。

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 会場に到着時は選手はウオーミングアップ中・・・新緑と風が心地よい。

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 前節は10:0で勝っているし、選手も元気溌剌と言うか・・・いつも元気。

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 サポーターも観客もこの頃多くなってきて、期待の膨らみ加減も結構な按配になってきた。

 試合はほぼ一方的で、ちょっとした気の緩みからひゃっとする場面もあるにはあったものの、ゴールシーンが多くて途中で点数が判らなくなった。

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 前半に3点取ったのはハッキリ覚えているが後半は6~7点でハッキリしないので近くの小父さんに聞いたら、これまたハッキリしない。ちょっとシッカリした感じのオバサンに聞いたら10点だという答えで取り敢えず前節に引き続き10:0で勝利ということに・・・・(間違えていたらゴメン)。

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 なんだかチームも明るいし元気ありそうなので、今シーズンはこのまま突っ走ってほしいものである。

 次節は5月18日柳ヶ浦を迎えて益城町総合運動校公園陸上競技場でのホーム戦が楽しみ。

 応援しまっせ!益城ルネサンス熊本FC!!

 

 

 

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動物注意!

2014-04-26 10:14:36 | 旅行記

 旅先ではいろいろの動物たちと出合うことが多い。

 ただカメラをバッグから取り出すまでの間にいなくなってしまったりして、後から考えると常時カメラをぶら下げておけば良かったと思うこともある。

 たまたま風景を撮っていて、その付近に居たために写せることが多い。

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 (津山市城東地区で休憩中だった猫)

 

 町並み散策中に、お休み中の猫に声をかけてやっと振り向いてもらった。

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 (津山市 衆楽園の鵜)

 2羽が同じ方向を向いてじっとしてした。造り物かと思っていたら首を動かしたので本物と思い慌てて写した。

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 (SA代表・・・宮島の黒猫)

 サービスエリアでは何度か見かけたがなかなか写せなかった。

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 (注意標識)

 カニ横断の注意標識は初めてだったので、よっぽどカニが多いのかと思い常時カメラ待機状態で歩いたが一匹も遭遇できなかった。

 そう言えば、以前に高速道路で「鹿」が描かれた「動物注意」の標識があった。

 タヌキとかウサギなどは見ることがあるが、鹿は初めてだったし政令指定都市の付近だったので笑って見過ごす予定だったが、トンネルを抜けた途端に中央分離帯寄りの車道に大きな鹿が1頭倒れていた。

 交通事故死なら車の方も相当にダメージを受けているだろうし、一歩間違えば多重事故にも繋がりかねない。

 しかし、「動物注意」でも「落石注意」でも予測できないものに対する注意喚起は「する側」も「される側」もちょっと引っ掛かるところがあるのは否めない。

 一応注意喚起はしておきましたからね・・・・世の中よくあるパターンではある。

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津山と柳井の古い町並み巡り

2014-04-24 10:04:55 | 旅行

 岡山県津山市を訪ねた。

 目的は津山城と古い町巡りであったが、桜の名所とかで混雑が予想されたので桜祭りの時期を外して4/21~4/23とした。

 祭は終わっていて、町も城跡も静かなもので新緑の中で八重桜が今を盛りと咲き誇っていて、ちゃんと桜も見ることが出来た。

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(「津山城跡」:見える建物は備中櫓・・・天守閣はない)

 城にはそれぞれ物語があるが、ここもなかなか面白い。

 築城したのは森蘭丸の弟にあたる森忠政で四代続いて跡目が断絶して以降は松平氏が治めている。

 美作一国十八万六千五百石で出雲街道が通る要衝に築城されている。

 城を巡る物語は多々ある。、天守閣がない理由もここでは省略する。

 ぐるりと回れば相当の運動量になる。

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(「衆楽園 」 : 城の北側に位置する回遊式庭園)

 水面には蓮が茂り、なぜが鵜らしい鳥が二羽、置物のように佇んでいた。

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 (「城下町(城東地区)」:平成25年重要伝統的建造物群保存地区に指定)

 出雲街道沿いに発達した城下町で、高瀬舟等が行き交い商業も栄えた。

 男は辛いよの寅さんの最終作品となってしまった映画のロケ地としても有名。

 城西地区の寺町も含めて、二日間にわたって歩き回り津山の良さを満喫した。

 帰りに山口の柳井市に足を伸ばしてみた。

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 (「街並ふれあい館」 : 古い銀行の建物を活用)

 松島詩子記念館でもあり、柳井市の街並資料館としても機能している。

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 (「白壁の街並」 : 瀬戸内海の船による交易で栄えた町)

 カニが路上を横断するので注意を喚起する標識があちらこちらに・・・・。

 幸いと言うべきか残念と言うべきか、この日は一匹も見かけなかった。

 今回の旅は主として、歴史と古い街並めぐりをテーマにしていたので、ほぼその目的を達成できた。

 特に古い町並みと新しい町造りを上手く調和させながら、地域それぞれに頑張っている。

 旅行の総歩行数は40203歩に達しとても健康的でかつ疲れた旅ではあった。

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今年もやるぞ!益城ルネサンス熊本FC

2014-04-20 14:46:35 | スポーツ

 いよいよ待ちに待った九州女子サッカーリーグが開幕した。

 先ずはホームに福岡ANCLASユースを迎えての開幕第1戦。

 雨も上がって益城の総合グラウンドから見える船野山の新緑が美しい。

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 今季はユニホームの色が黄色になってひときわ鮮やかに・・・。

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 さてスクラムを組んで・・・いくぞ~!お~!

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 そこでサポーターもスクラムを組んで応援するぞ~!!

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 試合はまあまあ凄いゴールラッシュで、こんな楽しい応援はなかった。

 でも、惜しいシュートにはこのリアクション、「オ~ノ~」。

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 それでもゴールシーンが多くて、シャッターチャンスも多かった。

 ついに私め今季開幕戦において、長年写すことに成功することがなかった、ボールがネットに入る瞬間を写すことに成功!!!

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 連写でも何でもなくただ偶然の一発シャッターなので喜びもひとしお。

 これ以上の写真は撮れないので、その後は終了まで応援に集中し撮影休止。

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 笛が鳴って得点ボードを見ると、な~んと10得点、しかも後半だけで8得点。

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 試合終了後サポーター席の前に整列して選手達も意気揚々。

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 本日のMVPはとにかく何得点したか忘れるほど得点した9番(近藤選手?)。

 次節は4月27日県民運動公園補助グランドでMELSA熊本FCと対戦。

 今季も夫婦共々可能な限り応援に駆けつけたいと思っている。

 今年もやるぞ!!益城ルネサンス熊本FC!

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花の名は

2014-04-17 09:42:18 | 日常あれこれ

 朝晩は少し気温が下がるが日中はまさに初夏を思わせる陽気だ。

 庭にもいろいろな草木が新芽を出したり花を咲かせたりするが、難しい名前でも日本語とか漢字表記はどうにか意味をとらえて覚えているが、意味の無いカタカナの名前は忘れてしまう。

 忘れないように名札を付けて置いても、やがて文字が消えたり、植え替えて場所が変わったり、ときにはどこからか侵入してはびこったものが、元の草花を駆逐してしまって堂々と居座って花を咲かせたりすると、もうまったく判らなくなる。

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(ブルーベリー:食べるので忘れない、蜜蜂が飛んできて忙しそうにしていた)

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(芝桜:生えてる場所で覚えている。とりあえず放置していても元気)

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(ベゴニア:短くカットしておいたら又伸びて花がつき始めた)

 カタカナの横文字でもこのあたりまでは、なんとか判る。

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(「青鴫立」と漢字表記の名前のモミジ:若葉が最高に美しい)

 漢字が読めずに辞典で調べたら、鴫(シギ)という鳥がいるらしい。千鳥と似ていて河口付近に沢山たむろする様子が葉っぱの文様に似ていることに由来するらしい。

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 (「???」である。)

 鉢には名前札が2本挿してあって、「ムラサキイセハナビ」と「ガザニア」とあったが、これはそのいずれとも違うもので、ヒメヒオウギの白バージョンといったところか。

 多分ガザニアを植えていた覚えがあるので、ムラサキイセハナビの種が飛んで来て鉢を占拠し、名札を付け替えさせた後に、又もや鎮座したと思われる。

 問題はこれは種が飛んで増えるものではなくて、根からはびこるものだから鉢に生えた以上は人間の手が介在したことになる。

 もっとも花の名前をすぐ忘れるくらいだから、植えたこともすぐ忘れたのだろう。

 こうして、植えた覚えもなく名も忘れ去られた花がしばしば咲くのである。

 花が咲くのは嬉しいものの、名前を忘れて思い出せないのは情けない。

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ユーモアということ

2014-04-15 11:03:22 | 本と雑誌

 「新聞を毎朝読んでみな忘れ」という句を作ったことも忘れいた。

 情報が使い捨ての消耗品になってしまって久しい。

 新聞など資源ゴミの回収対象だから、切り抜きでもしない限り10日くらいしか我が家に滞在しない。

 本などは本棚に立てて置けば、読み返すことは可能だからポイ捨てということはしない。

 特に祖父は、書物などを先祖の供養の次くらいに大切にしていた。

 例えば、友達から借りてきた漫画本でも破れたページを修復したり、綴じた部分が剥がれたりしていれば、糊付けを補強したりしてくれたので、貸す前より立派になって帰ってくると好評で、私が貸してくれと言うと友達は直ぐに貸してくれていた。

 祖父の影響が多少残っているらしく、本の処分は断捨離の決行の場合の最大の障害になっている。

 ハウ・ツウものは陳腐化が早く処分の対象になり易い。

 レッスンやテクニックといった類も同じだが、この二冊はもうちょっと残すことにした。

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 (「ユーモアのレッスン」外山滋比古著 2004.3第4版 中公新書)

 川柳の作句にも役立つし、なにしろ読んでいるうちに楽しくなれるのがいい。

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 (「必笑小咄のテクニック」米原万里著 2006・2第4刷 集英社新書)

 通勤途上のカーラジオでロシアをネタとした、含蓄に富んだ面白い話をいつも聞いていた。

 亡くなられたのは残念だが、ハンサムウーマンといえる人だったと思う。

 ユーモア・笑いは、ストレートあり変化球有りそしてブラックありでスパイスがきいているものが多い。

 情報の大量生産・使い捨ての時代に、その根っこを見詰める眼差しを持ち続けよとおっしゃっているような・・・・・。

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時は春

2014-04-13 10:31:59 | 日常あれこれ

 昨夕までお願いしますと叫びまくっていた選挙カーもなく、静かな朝を迎えた。

 今日は町長選投票日で、2名が立候補してガチンコ対決。 

 告示前から、盛り上がっている人達は人間関係にヒビが入るくらい盛り上がっていた。

 我が家ではランの花が咲いて盛り上がっている。

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 コチョウランは2輪ずつ咲いたがこれ以上は咲く予定はないらしい。

 2鉢とも咲くのは実に4~5年振りではないかと嬉しくなっている。

 忘れていなかっただけたいしたものだと、いやが上にも盛り上がっている。

 その他の花も今を盛りと咲いていて、特にフリージアの香りは庭中に漂っている。

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 四季の中で一番好きな季節はと問えば、配偶者は秋だという。

 実りの季節で美味しいものが沢山とれる時期というのがその理由。

 私はやっぱり春が好きだ。

 生命の躍動が感じられる。

 腰痛警報発令の季節というハンデを除けば・・・・。

 さて一句・・・「満開に少し気合いを入れられる」

 

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主役は「猫」

2014-04-11 10:48:08 | 本と雑誌

 昨夜寝ながらテレビのスイッチを入れたら映画の途中のようなものが見えた。

 出演者は古くはないが、物語は昭和の初め頃のような感じで、作家と編集者それに作家の奥さんが登場してきた。

 音楽もないし、静かな落ち着いた映像が続き寝る前には丁度良いと思った。

 やがて猫が庭先に現れて、鳥を沢山飼っている主人公の作家を心配させるというところに及んで、あれっ、内田百閒の「ノラや」に似てるなと思った。

 暫くすると映画と、内田百閒の人となりを交互に紹介する構成になっていてることが分かって、とうとう最後まで観てしまった。

 作家の町田康氏も登場して、内田百閒に影響を受けたことを語っていた。

 内田は夏目漱石に指導を受けているし、猫繋がりも結構面白いなと思った。

 我が家にも猫と名のつく読み物は何冊かある。

 例えば・・・・・・。

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 (「吾輩は猫である」夏目漱石著:平成14年八十八刷新潮文庫」

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 (「ノラや」内田百閒著:2008.5改版10刷中央公論新社)

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 (「猫とともに去りぬ」ロダーリ著関口英子訳:2006.9初版1刷光文社古典新訳文庫)

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 (「きょうも、いいネコに出会えた」岩合光昭写真と文:平成18年3刷新潮文庫)

 この他にも「子猫が読む乱暴者日記」中原昌也著2006.2河出書房)等があるから、漱石を除いて猫という文字につられて本屋の棚から引っ張り出していることが分かる。

 最近、テレビでお馴染みの国内や世界中の街や村の猫たちを撮影しながら地域の人達とも触れ合うという番組で、岩合氏はすっかり有名になってしまった。

 少なくとも我が家では、「晴れ時々ファーム」とともに高視聴率をマークしている。

 猫は不如意であるがゆえにいいという町田氏の意見には賛成だ。

 

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