カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

SL人吉号の写メールが・・・。

2012-08-31 17:11:59 | 日常あれこれ

今年の月遅れのお盆に球磨川沿いに出かけたことがあった。

目的は球泉洞という鍾乳洞が涼しかろうという安易な動機だったのだが、SL人吉号に出くわしたらよかろうと、時刻表を調べて臨んだのだが何と運休日でお目にかかれなかった。

一緒に当日SLを観に行った娘は流石に執念の女。

後日旦那と二人で再度挑戦したらしく先ほどメールでSLの写真を送ってきた。

20120825134949

撮影ポイントからは多少ずれているのかもしれないが、くまがわ鉄道の建物も写っているのである意味ポイントと云えるかも知れない。

風光明媚な沿線だから鉄橋を渡ったり、トンネルから出てきたりと狙うポイントを今ひとつ絞り込めば良い写真が撮れたろうにと・・・・思うのだが・・・。

SLは彼女の趣味ではないので、そんなところかと・・・。

街角の風景などは趣味に合うらしく、今度は東京の街角からのスカイツリーを等と言っていた。

ああ、そう言えばこの前来たときに、カメラの三脚を持って行かれてしまったのを思い出した。

まあ、時々いった先の写メールでも送ってくれれば良しとしようか。

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何度も咲く金柑の花

2012-08-30 10:16:40 | 日常あれこれ

梅雨の終わり頃から咲き始めた金柑の花が、また何度目かの開花を迎えている。

長期間咲いているわけではなくて、時期をずらしながら咲いていて、たしかもう4度目くらいになる。

ミツバチや蝶それに小さな虫たちはその都度花から花へとグルグル回って密を吸う。

Cimg3849

多分一回の開花では、失敗すると見込んで数次に分けて花を咲かせ受粉の確実を期しているのだろうと勝手に思っていたのだが・・・。

もし最初の開花で結実したものがあれば、今の時期のものとは一月以上の差があるので、実の大きさも当然変わってくる。

台風などの強風や天候の問題などで一気に被害を及ばないように、実の成長度合いにも時間差を設けているのかもしれないと思うに至る。

だとしたら、植物の種の保存への執念も相当なものだ。

植物の方が問題を深刻に捉え、生き残りのための布石を怠っていないようだ。

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シンプルな文体

2012-08-28 10:09:34 | 本と雑誌

図書館から借りて読んだ本の紹介。

1980年代~90年代にかけて、フランスでベストセラーのトップに躍り出た作品・・・とか。

フランス女流作家、アニー・エルノーの作品を3冊読んだ。

Cimg3804

「場所」(仏)アニー・エルノー(訳)堀茂樹・・・1993年早川書房

厳然と存在する階層社会そこから抜け出した父と私との関係を乾いた文体で描く。

Cimg3806

「ある女」アニー・エルノー(訳)堀茂樹・・・1993年早川書房

亡父の事を語って4年の後、母について語っている。見たくない現実も隠すことを拒否するように。淡々と・・・・。

Cimg3803

「シンプルな情熱」アニー・エルノー(訳)堀茂樹・・・1993年早川書房

父について語って1984年ルノード賞を受賞した「場所」、4年後の母について語った「ある女」そしてこの「シンプルな愛」は1992年に発表された、一転して自己の性愛体験をあらわして反響を呼びベストセラーのトップに躍り出た作品。

どの作品にも共通しているのは、文体が極めて淡々としていて情動といったものを極力排除しようという意図がある、またもう一つ共通するのは、描かれた時代の(あるいは今の時代でも)職業や出身地や学歴など社会を構成する階層というものが抜き差しならぬ現実として立ちはだかっているということである。

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サッカー漬けの一日

2012-08-26 23:36:11 | スポーツ

昨日は夏祭り、今日はサッカー三昧の一日だった。

11:00から益城町グラウンドで、益城ルネサンス熊本FCvs中津ポマトの対戦を応援に。

例によって椅子とテーブルをセッティングして弁当持参、ハーフタイムに昼食を。

Cimg3828

炎天下でも風が強くて(台風の影響かな?)ボールコントロールが難しい状況だった。

それでも1:0で勝ち点3をゲット。

Cimg3829

あと2試合で今シーズンのリーグ戦は終了予定なので一つも落とせないと応援にも熱が・・。

Cimg3833

サポーター席にやってきた選手に、勝手に本日のMVPを決めて商品を贈呈。

兎に角大変な暑さと風だった。

取り敢えず家に帰って、今度は再度夕食の弁当づくりに配偶者殿が張り切ってKKウイングへ出発。

Cimg3839

夕日と照明が絶妙なタイミングで試合開始の19:00を迎える。

Cimg3836

ロアッソ君も今日はいつにも増して張り切っている様子。

Cimg3841

試合は前半2点、後半は終了間際に1点を追加して・・・・もう富山もガックリ。

Cimg3845

我が方はもう一方的に盛り上がり指数は200以上。Cimg3848

いつもこうありたいものですなあ、お願いしますよ。

いよいよ、これからが追い込みに入りまっせ、ムードもいいし後は連勝。

捕らぬ狸が皮算用を始めそうな、女子と男子のサッカーダブル応援の一日は快勝で幕。

帰宅して先ほどから配偶者はVTRに録画された本日のヤングなでしこvsスイスの試合を見ている。

まったく彼女はサッカー漬けの一日にしたいようだ。

当方は取り敢えず気分の良いところでブログを更新。

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夏祭りで暑さを吹っ飛ばせ!

2012-08-26 08:42:19 | 日常あれこれ

昨夜は町の夏祭りが開催されて、配偶者と共に踊りに参加した。

一回は練習に参加したのだが、まったく憶えていない。

壇上で踊る人や、前を行く踊り手の動きを見ながら反復する内に何とか踊れるようになった。

Cimg3810

まあとにかく沢山の人出で、会場は熱気がすごい。時折さあ~っと吹いてくる風がなかったらどうなっていたことやら・・。

町の人口が3万人ちょっとなのに、この日の人出は4万人超。

目当ては最後の花火。

祭会場が飛行場に近いので航空機の最終便の離発着が完了した後にしか花火は始まらない。

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時間は短いが短時間に大量に打ち上げるのが特徴の我が町の花火。

今年もドド~んと猛暑を吹っ飛ばしてくれた。

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語尾が・・・・・が多かったし・・・・。

2012-08-23 09:42:37 | スポーツ

昨夜はヤングなでしこがニュージーランドと対戦し引き分けた。

結果はVTRのみが知るというわけで、午後10時過ぎからVTRを見て知った。

同時刻に行われたJ2ロアッソ熊本VSザスパ草津の対戦をKKウイングに観に行っていたからだ。

平日だし・暑いし・勝ち点も伸びないし、シーズン初めのJ1昇格への期待がかなりハードルが高くなったし、などの特性(「し」×4)に鑑み、観客動員数は、はかばかしくない。

観客動員を増やすもっとも効果的な手段は、勝ち数を増やして県民の期待を膨らませることだ。それに女性・子供の他に老人パワーを活用することだと思う。

20120822174917

スタジアムの入り口には相変わらず「くまモン」が暑いのに頑張っていたし、試合開始前やハーフタイムにはスタンドに向かって愛嬌を振りまいていた。

でも何故か、チームマスコットの「ロアッソ君」は浮かない顔に見えた。

20120822182248

試合は前半1点を先取し、パターン的には勝ったという雰囲気があった。

ところが後半にサイドを変えたコーナーキックを立て続けに2本与え、その内の2本目がゴール直前で両チーム入り乱れてのゴチャゴチャの状態の中で、何処かの首相かドジョウのようにヌルヌルっと、それこそボールが行方不明のままゴールを割ったのだ。

まあまあ、参ったね。

直ぐには事態が認識できず、皆さんノーゴール?ファール?などと・・・・。

帰り道の駐車場までの道すがら、知らないオヤジが急に振り返って「今日はイケると思えたのにね・・・」と語尾を曖昧にして話しかけてきた。

「そんな雰囲気はありましたよね。負ける方がおかしいような・・・・・・・」などと、こちらの返事も語尾が・・・・・・と長くつく。

何度も言い、何度も聞いたこの言葉で締めくくるしかないなあ。

「よ~し、次ッ!!切り替えて行こう!!」

おっさん安全運転で帰りましょうや。

ヤングなでしこのVTRもあるし・・・・・。

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雑草との格闘

2012-08-20 12:47:27 | 家庭菜園

あまりの暑さに家庭菜園の手入れを完全に放棄していた。

健康作りで始めた菜園の手入れで健康を害したら馬鹿馬鹿しいと都合の良い理屈をつけて。

久し振りに様子を見に行った配偶者が溜息ととともに沢山の収穫物を抱えて帰ってきた。

それが一昨日の話で、昨日から朝の比較的暑くない時間だけとりあえず草取りから始めた。

いのししが出でも仕方が無いと思わせるほどの雑草の茂りようにうんざり。

午前中にひとまず作業中止、熱中症予防のため午後はお休み。ぐた~~~っと!

そして本日も早朝から作業続行、除草と大量の草を入れる穴を掘り、豪雨で流された畝を整備する。

Cimg3801

畑に進入するための小道も草花に占領されていやはや、暑いのなんの・・・・・。

Cimg3800

それでも午前中でどうにか格好だけはつけて、引き上げることにした。

隅の方に勝手に生えてきた栴檀の木が成長して蝉の格好の合唱場所になっている。

昨日はクマゼミが休止した後に、ツクツクボウシが鳴き始めて立秋も嘘ではないのだと教えてくれた。

ここ2日ほど午後おそくになると雷が鳴り始め適当に雨を降らすので夕方からは結構しのぎやすい、夕方からの散歩では秋の虫の声もチラホラ。

庭の草木に水をやる手間も省けるし落雷しない程度なら毎日来て欲しい。

でも、コンセントを抜いたりアンテナやネットの回線を抜いたりするほど近くには来ないで欲しい。

勝手なお願いをしながら空を仰ぐと四方に入道雲がもくもくと沸き始めている。

今日も期待出来そうだ。

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高原の風

2012-08-18 16:45:28 | 旅行

連日の猛暑、とりあえず涼しいところといえば、何処かの渓谷とか高原とかが思い浮かぶ。

渓谷は菊池、高原は阿蘇というのが我が家の定番。

どちらも北部九州豪雨の被害は甚大で、道路や鉄道などが一部不通のままである。

しかし、少し迂回したり代替の交通機関を利用すれば何とかなる。

Cimg3708

菊池からのスカイライン、大津からのミルクロードどちらも素晴らしい景観を目のあたりにすることが出来るルートである。

こうした見渡す限りの草原はやはり車の方がいい。

ほぼ標高的に同じような外輪山が火口原の中の町や村をぐるりと一周している。

これをグルリと回るスカイラインが出来ればいいな等と思うが、ちと無理かな。

自然と人間が共生している阿蘇は世界文化遺産の登録を目指している。

涼しいし、広々としているし、しばらく下界を忘れることにする。

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お客さん・・どちらから?

2012-08-16 12:50:12 | 旅行

帰省ラッシュがピークを迎えているらしい。

帰省というか旦那と一緒に我が家に来ていた娘が涼しいところに行きたいと言い出した。

突然なのでいろいろ考えた結果、先般の水害で被害に遭っていなくて、しかも涼しい場所を選定することになった。

球泉洞という鍾乳洞があってあそこなら文句なく涼しい。

それに時間帯が合致すればSL人吉号も走ってくれる筈である。

SLの時間だけ把握して、とりあえず出発。

線路脇には沢山の真っ白な百合が咲いていた。(どうやら自生しているらしい)

Cimg3790

鍾乳洞に入ってからSLの通過時間を気にするのは嫌なので、SLを見てからにすることにした。

結構な待ち時間があったし、撮影ポイントを探してうろうろしていたら一勝地駅という小さな駅舎が目に付いた。

ここなら、走ってくるところも停車中の所もどちらも写せるし、駐車場にも困らない。

待ってしばし・・・配偶者と娘が、笑いながら駅舎から出てきた。

聞けば8月は水曜日が運休日らしい。その水曜日が今日でどんぴしゃりだったのだ。

来ないものを待つというのは、完全に肩すかしを食わされたわけで、悔しさもひとしおだ。

駅のオバサンが気の毒そうに運行予定表をくれた。

折角なので案内標識を頼りに付近を散策した。

Cimg3789

球磨川沿いに上流に向かうと、のんびり鮎を釣っている人も。

Cimg3795

元気な若者はわいわいきゃあきゃあと歓声を上げながら川下り。

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脇道を山手に進むと、棚田百選にえらばれている山あいの村についた。

平地がないので田んぼはすべて棚田。

訪れる時期によっては、良い写真がとれそうな雰囲気の場所だった。

Cimg3788

そのあと鍾乳洞のある球磨川沿いの森林館のほうへ引き返す。

Cimg3798

鍾乳洞は入り口付近の建物からしてすでに涼しいし、外と洞内の気温差で入り口付近には霧のようなものが漂っていた。

寒いのなんの・・・冗談で持ってきていた長袖が役に立った。

目的の鍾乳洞は既知の場所で何度も訪れていて涼しい以外は感慨もないのだが、予定外に回ってしまった暑い最中の付近の散策の方が以外と楽しかった。

そういえば、旅行の思い出などでは目当てのものより、ついでに回った所とかトラブルやハプニングの方が後々思い出に残っていたりして、よその土地を訪ねる楽しみも、その土地に暮らしている人達とか風景や動物との触れ合いにあるような気がする。

人の良いオバサンや、名調子の案内の小父さんなどつい思い出してしまうものだ。

もう随分昔に訪れた終着駅の町の駅前食堂で、志村けんの演ずるヨレヨレのお婆さんの、実物版にお目に掛かったことは家族中が今でも憶えている。

「お客さん・・どちらから・・おおおおそれはそれは・・・遠い所から・・・大変でしたねえ」

志村けんは、ここのお婆さんをパクッたのではと思わせる迫力だった。

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猛暑は室内で読書

2012-08-14 11:25:23 | 本と雑誌

相変わらず図書館から借りてきた本を・・・扇風機の風のなかで。

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「猫の本棚」木村衣有子(平凡社)

猫を登場させた作品の紹介で、その作中に猫がどう扱われたかに視点をおいた作品。

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「小説的思考のススメ」阿部公彦(東京大学出版会)2012.3刊

どんな小説にも気になる部分があり、そこを読み解くことが肝要であると数作品を例にとって紹介している。

作品群・・・太宰治「斜陽」、夏目漱石「明暗」、辻原登「家族写真」、よしもとばなな「キッチン」、絲山秋子「袋小路の男」、吉田修一「悪人」、志賀直哉「流行感冒」、佐伯一麦「行人塚」、大江健三郎「美しいアナベル・リイ」、古井由吉「隠妻」、小島信夫「抱擁家族」。

明らかに小説という形式に独特の頭の働き方がある・・・・・そうな。

夏の暑いときに熱くて香辛料の効いたカレーはいいそうであるが、読書に関してはこのクソ暑さの中で多少はクールなやつもいいのではないか・・・などと。

それにしてもクールに語られる内容は・・・・ことのほか熱い。

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