高知ミニ旅三日目は、室戸岬の宿を後にして高知の東南部をウロウロと・・・
道路マップとナビを天秤にかけながら、時々はナビと諍いを起こしつつ前進。
先ずは吉良川の古い町並みから・・
漆喰の壁に、幾重にも瓦の桟が張り出している家が多いのが印象的だった。
自然石を積み上げた塀に蔦が絡んでしかもうっすらと紅葉しはじめていた。
さて、次は北川村の「モネの庭」という面白そうな名の庭園へ向かう。
▲(モネの庭入口付近の滝)
開園前に到着してしまい、どこかの観光客と一緒になってゲートの前で車中待機から始まった。
したがって、入場したのは1番か2番目。
この壁のような場所を通るとき、いきなりザ~っと音を立てて人口滝が現われて驚いた。
▲(遊歩道の落ち葉)
この庭ではかなり紅葉が進んでいて、遊歩道の落ち葉もなかなか風情があった。
いよいよ、「モネの庭」の呼び物「睡蓮の池」へ
▲(睡蓮と橋)
各ポイントには、モネの絵のレプリカが設置されていて、絵のアングルと現物を一致させながら眺める。
▲(黄葉したメタセコイアの小路)
▲(花のコーナー)
花が終わってもそのまま放置し、落ちた種から自然発芽を待つのだとか。
各種の花々が、一見無秩序風に植えてあって表記も無いのが良い。
植物園ではない雰囲気を漂わせる公園の一角・・・
モネの庭から一転、中岡慎太郎館へ・・・
▲(中岡慎太郎館)
幼少からの各種資料や、人物相関図などが目を引く。
映像的には龍馬と慎太郎が近江屋で刺客に襲われて落命するシーンが迫力の大画面で・・。
笑った写真はとても明るいが、出回っている写真は剣を片手に正面を睨み付けたものばかり。
岩崎弥太郎の生家等もあったが慎太郎でどっとお疲れ。
途中の「野良時計」で引き返した。
▲(野良時計)
「野良時計」とはまあ妙な名ではある。
野良で働く人達や、当時は時計のある家も無かったので、篤志家が自分の家に時計台を造ったらしい。
人々はこの時計を見て、時を知ったのだとか・・
・・・・・
さてさて、今日は吉良川の町並みとモネの庭の散策、中岡慎太郎館や野良時計とよく歩いた。
宿では、土佐の山海のご馳走をたらふく食べてしまった。
ちょっとしたミニ旅行でも、通常出発時と帰宅後の体重の増加が著しい。
十分注意しながら旅をするのが高齢者の旅の秘訣。
相方の体重変化は聞いていないが、私の帰宅後の体重は出発時に同じ。
自分で言うのもなんだが・・・立派。
「土佐に立つ龍馬・弥太郎・慎太郎」・・・しろ猫