カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

おらが春

2014-03-30 12:07:56 | 日常あれこれ

 私の勝手な予定では、今月中に腰痛は一応の収まりをみる筈だった。

 丁度発症して今日が一週間目にあたる。

 「残念だね、私が代わりに花見に行ってやるからね」などと配偶者がデジカメをもって出かけていった。

 で、城跡から河川敷まで歩き回って写してきたものを披露してくれた。

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(木山城址の桜)

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(秋津川河川敷の桜)

 この他にも沢山の桜の写真があったが・・・いわゆる同趣旨のもので省略。

 ついでにと写したらしい草花もUPしておこう。

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 私のいつものウオーイキングコースの範疇にあるので、写真とその順序を見ればおよそ歩いた道順もわかる。

 歩数は15000歩くらいと言っていたので、彼女にしては快挙である。

 実は腰痛は彼女の方が先発で2月の初め頃から具合が悪かったのだが、こうしてみると我が家の腰痛は交代制のようだ。

 「寝てる間に桜が散るぞおらが春」

 誠に・・・・残念しごく。

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腰痛の庭を春が駆け足で

2014-03-28 13:27:36 | 日常あれこれ

 「桜が満開だとさ・・残念だね」と配偶者が朝刊を持ってきながらのたまった。

 肝心なときに具合が悪くなって、何度も予定変更をして私から嫌みを言われ続けていた配偶者が、この時とばかり腰痛で動けない私への復讐戦に突入したのだ。

 それでも、「庭にはいろんな花が咲き始めたよ」といわれると、コルセットの腰を押さえながらカメラを片手に庭に出た。

 まさに草花も咲き始め、新芽もどや顔で春を謳歌していた。

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(クンシラン)

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(チューリップ)

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(ノースボール)

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(春トラノオ)

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(アスパラガス)

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(山椒の新芽)

 特にアスパラはこれからの季節次々と芽を出して食卓に登場する。

 また、山椒の新芽(葉)はチリメンジャコと一緒に佃煮にすればいい。

 山椒の葉だけでは勿体ないし、量も獲れないので大根の葉っぱと一緒にしてみたらどうかと考えている。

 現在大根の葉っぱだけで大量に佃煮を作って冷凍していて、適宜解凍して食べているが、これに山椒が加わればおそらく天下一品になるであろう。

 これから様々の植物群が花を咲かせ、芽を出し、目や舌を楽しませてくれるだろう。

 それにしても、腰って「要」の文字を使うだけあって、やっぱり体の要だなあ。

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「腰痛警報発令」時期をついうっかり・・・。

2014-03-26 10:37:24 | おでかけ

 新聞でどこかの春が紹介され、テレビで綺麗な花々が咲いたよ等と言われるとつい出かけたくなるのが・・・・春である。

 で・・・出かけてしまった。

 先日の大分行きで少し体に違和感を覚えていたのに・・・である。

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(笹尾のしだれ桜)

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(桜の近くに咲いていた梨の花)

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(新聞で紹介されるまで知らなかった、鼓が滝)

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 かくも賑やかに色とりどりの花が咲き乱れる季節は、春をおいてないだろう。

 やがて桜満開の便りが各所から届き、チューリップなどが原色で咲き誇る時期がくる。

 ところが、その前に大事なことを忘れていた。

 例年この時期は「腰痛警報発令」の時期でもあることを・・・。

 一般にいうギックリ腰と違い、何年も前の腰部椎間板ヘルニアが原因なのでジワリとやってくる。

 本人の自覚があって、生活態度に注意していれば発症しやすい時期は乗り切れた筈だと、今更ながら後悔している。

 腰にベタベタ温湿布を貼って、コルセットを着用して、ソロソロと歩いている。

 腹筋だの背筋だので腰部を補強して発症を抑えるというのが自己管理であったのだが、つい寄る年並みという経年劣化を忘れてしまっていた。

 三月末から四月にかけて色々な行事予定がまっているので、ここは無理せず堪え忍んで、早期の回復を図るべく・・・・。

 う~ん取り敢えず・・・横になろう。

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昭和レトロと菜の花と

2014-03-24 09:46:16 | おでかけ

 陽気とテレビの花便りに誘われて、大分の国東半島の付け根あたりに位置する豊後高田市の昭和レトロの町と、長崎鼻リゾートの菜の花を求めて出かけた。

 車で往復400Km越えのお出かけはちょっと疲れたが・・・・。

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 ちょっと遅れた町の発展度合いを逆手にとって、むしろ積極的に昭和をアピールした戦略は当たっていると思った。

 常設の古い教室風景や車の展示、街並などが懐かしいが、特に当日は全国から古い車でオーナー自慢の現役車が多数広場に集まってフェアーが行われていた。

 あまりの懐かしさと、かつて欲しかった車がごろごろしていたが写真にナンバーなどが写ってしまって、公開を憚られるのがおしいところ・・・・。

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 下駄屋さんの前では招き猫ならぬ「招き犬」の「ゆきちゃん」が温和しく店番をしていた。

 その後、昭和レトロの町を後にして国東半島を時計方向に前進して「長崎鼻」へ向かった。

 地名の長崎鼻は全国に何カ所あるのだろう。ちょっと気になったが・・・。

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(とにかく辺り一面見渡す限り菜の花ばかり)

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(前方には瀬戸内海が穏やかに・・・)

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(雲水も思わず写真撮影)

 この広大な菜の花畑は地域のみなさんの協力あってのことだろうと思う。

 とにかく目に入る風景の中で道路・建物・木々以外は段々畑に至るまで全て菜の花なのだから・・・・。

 各地で地域興しのイベントが盛んであるが、自然の中に花を用いるのが手っ取り早くて良さそうだ。

 梅・椿・水仙・菜の花・レンゲ・桜・つつじ・花菖蒲・あじさい等々季節毎に咲く花を求めて人は集まってくる。

 その中でも菜の花やレンゲは、そのまま土に返して自然の肥料として農業に役立つことになる。

 入場料をとる花公園ばかりでなく、こうした自然と人間の営みとを合わせた花の風景が人々を引きつける。

 往復400キロの日帰りはちょっとこたえたが・・・。

 「牡丹雪 新芽に春の 勇み足」

 北国の春はまだ先なのでしょうね。

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外来種と固有種

2014-03-22 10:16:50 | 人声人語

 春のうららにつられて江図湖の湖畔を歩いていたら、ちょっと変わったものが湖面を動き回っていた。

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 水に浮かびながら前後に器用に動き、方向転換を繰り返しながら作業をしている。

 後方を見ると積載物から湖面に棲息している浮き草の類を収集しているようだ。

 ウオーターレタスだの何だのとこのところ外来種が水面を覆い尽くすように繁茂する時期がもうすぐやってくる。

 春先のまだ棲息域の小さい頃にやっつけてしまおうと作戦らしい。

 確かに成長した後は除去量も膨大なものになるし、作業の困難性も増大する。

 最近はこうした外来種に脅かされる事態を頻繁に見聞する。

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 今年になって、京都の鴨川付近で捕獲されるヌートリアが年々その頭数を増加させているという新聞記事を見た。

 この写真は確か5~6年前に京都旅行中に鴨川の堤防沿いを歩いていて、橋脚の横にうずくまっていた妙な生き物を写してしまい、京都市役所に問い合わせたときに使ったものである。そのとき初めてヌートリアなる名前を知った。

 セアカゴケグモ、台湾リス、ブラックバス、なんとかマイマイ等々、動物から植物に至るまで入り込む生物は数知れずということだろう。

 とくに近年はペットとして輸入されたものが、飼育放棄で捨てられて想像を絶する生物が想像を絶する場所で発見されたりするご時世である。

 ただし、コスモスや菊・梅などすっかり古来のものとして定着してしまっているものもあるから、在来種の定義はかなり難しくなってくる。

 日本人にしてからが、固有種と南方・北方・大陸などの渡来人との混血で出来上がっている。

 自然の風や人や物の動きに乗じて運ばれてくる外来種は適者生存の原則で世界中に広がっていく。

 ちょっと恐れ多いが人間も同じ生物だから必要性と排除の問題は、やがて日本への移民の問題などとして顕在化していくだろう。

 ヨーロッパなどの成熟社会に日本も突入したということだから、日本らしい足して二で割る柔軟思考や、外来文化も日本バージョンに変化させて取り込んでしまう大らかさ・逞しさを保持できるかが鍵だろうと思う。

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駐車場で駆けっこ

2014-03-20 09:53:42 | 人声人語

 少し小雨が降り始めるような不安定な空模様の時に限って、西の窓から見える近くの駐車場に現れる一団がある。

 どうやら近くの保育園の園児達らしいのだが・・・・。

 運動場などの広場の施設が無いか、運動場が改修中で使えないのか?

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 3名くらいの担当者が、15名前後の幼児達を引き連れてやってきて、駆けっこなどをさせている。

 毎日ではなくて、それこそ月に何度かでスケジュールがあるのかどうかは知らないが、空模様の怪しいときにだけ現れるのがなんとも解せない。

 入りたくとも入れない待機児童が沢山いるらしいが、入所出来たとしても伸び伸びと遊ぶことも出来ない施設が多いのではあるまいか。

 少子高齢化などというが、安心して子供が産めて育てられる社会を作ることが対策の王道であって、子ども手当とか一時金の給付などという選挙前の小手先の対応など、とても政策などと呼べるしろものではない。

 次の日本を担うのは、間違いなくこの駐車場で駆けっこをしている子供達であることを知るべきである。

 

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花の命は・・・。

2014-03-18 10:10:19 | 日常あれこれ

 植木市に行ったときのこと、「え~?桜草って一年草じゃないの?」という声が聞こえてつい耳をそばだてた。

 売り子のオバサンが「そうですよ。地植えにしておけば来年もその次の年も時期が来れば芽を出して、ちゃんとさきますよ。手入れもいらないし・・・」と説明していた。

 そうとは知らなかった。私も、何度かホームセンターで買ったことがあるが、花が終われば処分していた。

 「いつまでも引きずらないで、時期が来たら次々と植え替えたらどうよ」というのが配偶者の口癖で、まだ花があるからと粘るのが私の悪い癖でもあった。

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 ヒヤシンスもビンに水をいれて栽培して咲かせたあと、花が終わると地植えしたものだが、もう何年も時期が来れば芽を出し花を咲かせている。

 リンドウも鉢の中で枯れてしまったあと冬場も時々水やりをしていたら、新しい芽が顔を出し、スノーボールは花が咲き始めている。

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(新芽が顔を出したリンドウ)

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(花が咲き始めたスノーボール)

 咲きそうな花の苗をホームセンターなどで買ってくるのもいいが、時期が来れば水やりに応えてくれて芽を出し花を咲かせてくれる越年組もかわいい。

 地植にしても、花壇的には計画的に統制して配置されたものが色あい的には良いかもしれないが、不規則にひょっこりと芽を出して忘れていた開花の季節を知らせてくれる草花も良い。

 桜の開花もチラホラ聞かれるが、標準木の開花はまだなのだろう開花宣言はまだだ。

 我が家の「庭梅」は満開の時期を迎えた。

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 沢山の実を付けてくれることを期待したいが、さて・・・。

 

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杏の丘と菜の花と

2014-03-16 16:59:32 | おでかけ

 天気はいいし、土をいじるなら今日だというので朝からジャガイモを植え付けた。

 秋植えのジャガイモを収穫したとき残った種芋をそのまま植えて置いたものも、半分近くは生きていて上手くいけばものになりそうだし、先日ホームセンターから買ってきた春植えの種を別の場所に植え付けたので、概ね万全の態勢になった。

 久し振りに鍬を持ったりしたら、腹は減るわ足腰は疲れるわでヘナヘナになったが久々の陽気が何処かに出かけろと誘いかける。

 そこで午後は、新聞に写真付きで紹介されていた「杏の丘」なるところに出かけることにした。

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 (もうちょっとで満開のアンズ)

 杏はたしか長野に行ったときに沢山見かけたような気がする。信州や甲府が産地じゃないかな等と思いながら花を眺めると桃と桜と梅を足して3で割ったような可愛い花が咲いていた。

 入り口の案内板を見ると、「ここは杏の特産地というわけではありませんが・・・」という書き出しで始まる長い説明がなされている。

 なかなか正直でよろしい。

 700本も植えられているらしいから、まあ杏の丘と命名してもいいのでは・・・。

 収穫してジャムにしているらしい。

 新聞で紹介されたので沢山の人が訪れていた。

 なぜが物産館で人参とお茶を買う。

 帰りはコスモスの時期には花一杯だった河川敷を経由することにした。

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(菜の花で一杯の河川敷)

 「秋がコスモスなら春は菜の花さ」などと半分あてにはしないで寄り道をすると、な~んとホントに菜の花がいっぱい。

 空にはヒバリがさえずって、まさに絵に描いたような正統派の春にいささかまいった。

 近くのコンビニでアイスクリームを買うと、「今日は陽気がいいので、アイスがよく売れます」と売り子のオバサンが笑った。

 遠くの山なみに目をやると、うっすらと霞んでいる。

 配偶者が「PM2.5もそれなりに、あるんだろうね」などと言うから、この程度は小学校の唱歌よろしく「春霞」ということにしておこうということになった。

 昔から有ったのに、知らなかっただけという事って結構あるだろうさ。

 認知症も、癌も、黄砂も・・・突然に増えたっていうこたあない筈だ。

 さて一句いってみよう。

 「西の風 夜も黄砂か おぼろ月」

 おそまつさま。

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災害を宿命と諦めるのか?

2014-03-14 10:53:17 | 人声人語

 枕元に置いている時計代わりの携帯から突然「緊急地震速報」の警報音が鳴り響き、目が覚めた。

 午前2時7分頃のことで、何事かと思いつつ携帯をみると緊急地震速報と文字が見えてやっと起こっている事態を把握した。

 震源地は比較的近かったので警報と揺れは殆ど時間差がなかったようで、警報の最中に揺れは収まったらしい。

 何の実害もなく、ただ眠りを妨げられた程度だったが、この午前2時という時間帯にはそれなりの意味はありそうだ。

 炊事などの火を使う時間帯ではないが眠りのピークでもあり、もし大地震なら一瞬の判断や待避行動などに影響を与えそうだ。

 阿蘇に近いので火山性の揺れについては子供の頃から経験している。

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 かなり昔の事だが、一ヶ月以上も降灰が続いたこともあったし、子供の頃は阿蘇山がゴホンと咳をすると、地震は収まるなどと聞かされた。

 マグマから供給されたエネルギーが放出されて平常に戻っていくということだったのだろう。

 プレートの移動と、潜り込みなど新たな地震発生のメカニズムがとなえられ始め、小松左京の「日本沈没」でいちやく脚光を浴びた現在の定説は当分揺るぎそうにはないが、地道な観測データの分析や、新たな地球内部の探査技術の発達などによって新たな学説が生まれたり、もっときめ細かい地震予測が出来る日がそう遠くない将来に訪れることだろう。

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 もっとも、それらから導かれた危険予測などが現実の生活の中でどう生かされるかは、また別の問題であって、危険がこれ程叫ばれてもなお続けられる東京一極集中やビルの高層化、現在も続いている原発事故などへの対応など、とにかく目の前に経済原理をチラつかせる手法に滅法弱いのが私達日本人なのだろうと思う。

 最終的には宿命という、天然災害大国に生きるものに引き継がれた最終的諦めの境地こそが「日本教」の神髄などと言われるとちと寂しい気もするが。

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真っ黒な「米塚」

2014-03-12 13:59:14 | おでかけ

 突然降って湧いたような陽気に誘われて阿蘇まで足を伸ばした。

 新聞の一面に阿蘇にある「米塚」と呼ばれる小さな休火山の野焼きの写真が掲載されていたからである。

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 まだ野焼きをされていない部分や、遠くの外輪山の野焼きされていない山々と好対照に、真っ黒に焦がされた可愛い山体が一際目立っていた。

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 阿蘇の中岳噴火口は、このところ活動が活発で噴気の量も多いようだ。 

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 氷点下が続いていた草千里も、今日の陽気に水たまりの氷も溶けていた。

 山の北側斜面の要所には雪も残っていて、本格的な春はまだ先だろう。

 野焼きが終わっていない草原がまだ相当部分がある。

 この野焼きが終わって黒々とした平原に新しい緑が芽吹くとき阿蘇は本格的な春を迎え、やがて平原は一面の緑の絨毯で覆いつくされる。

 阿蘇の杵島岳に登ったのは、ついこの前のような気がするが、もうすぐ一年になろうとしている。

 無為に過ごす日々をも包み込んでくれそうな、おおらかな自然がそこにあった。

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