玉名の花菖蒲を見た後、菊池川をさかのぼり菊池市から更に菊池渓谷に向かった。
菊池渓谷は四季を通じて楽しめるが、熊本地震と直後に襲った大雨によって数カ所の山際が崩落し、3年ぶりの再開となったばかりである。
一帯は阿蘇の湧水が水源となっているため、水温が一定で特に夏は暑さを忘れるため訪れる人が多い。
モミジの秋も良いが、新緑の今の季節はとても清々しい。
川の両側は遊歩道になっているが、途中三箇所ほど吊り橋があって歩くコースは自由に選べる。
いちばん奥の吊り橋の上流付近が「広河原」と呼ばれ、歩いて向こう岸に渡ろうと思えば渡れる。
ただし、余りの冷たさに真夏でも川の途中で諦めて引き返す人も多い。
私が一番好きなのは、ここの川の水の色である。
普通の川だと相当の清流と言われるところでも、深くなると段々薄緑から濃い緑になっていくが、ここのは深さ2m位までなら透明でそれ以上の深さになると、薄いブルーから段々青色になり最後は藍色になる。
日本の銘水百選にも選ばれているが、この豊富な湧水が源流となって支流を加えながら大河となって有明海にそそいでいる。
二千年来の米作りの歴史があり、この玉名・和水・山鹿・菊池の菊池川流域は平成29年4月に「日本遺産」に認定されている。
米作りは水造り、水造りは山造りという基本は今も昔も変わらない。
この地方の米は古来からブランド米として、玉名の高瀬港から大阪へと運ばれ、日本の米相場を左右してきた。
「菊池米を知らなければ、寿司屋はもぐりです」とテレビで言った「田村魚菜」の言葉を今でも覚えている。
もっとも、もう田村魚菜を変換すると一発で正解が出ない時代になってしまっているが・・・。
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菊池渓谷は四季を通じて楽しめるが、熊本地震と直後に襲った大雨によって数カ所の山際が崩落し、3年ぶりの再開となったばかりである。
一帯は阿蘇の湧水が水源となっているため、水温が一定で特に夏は暑さを忘れるため訪れる人が多い。
モミジの秋も良いが、新緑の今の季節はとても清々しい。
川の両側は遊歩道になっているが、途中三箇所ほど吊り橋があって歩くコースは自由に選べる。
いちばん奥の吊り橋の上流付近が「広河原」と呼ばれ、歩いて向こう岸に渡ろうと思えば渡れる。
ただし、余りの冷たさに真夏でも川の途中で諦めて引き返す人も多い。
私が一番好きなのは、ここの川の水の色である。
普通の川だと相当の清流と言われるところでも、深くなると段々薄緑から濃い緑になっていくが、ここのは深さ2m位までなら透明でそれ以上の深さになると、薄いブルーから段々青色になり最後は藍色になる。
日本の銘水百選にも選ばれているが、この豊富な湧水が源流となって支流を加えながら大河となって有明海にそそいでいる。
二千年来の米作りの歴史があり、この玉名・和水・山鹿・菊池の菊池川流域は平成29年4月に「日本遺産」に認定されている。
米作りは水造り、水造りは山造りという基本は今も昔も変わらない。
この地方の米は古来からブランド米として、玉名の高瀬港から大阪へと運ばれ、日本の米相場を左右してきた。
「菊池米を知らなければ、寿司屋はもぐりです」とテレビで言った「田村魚菜」の言葉を今でも覚えている。
もっとも、もう田村魚菜を変換すると一発で正解が出ない時代になってしまっているが・・・。
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