カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

小石の話

2020-08-31 10:04:11 | 日常あれこれ
 記録的な井戸水の減少の後、井戸の水量は復旧し例年よりむしろ多いくらいになっている。

 梅雨が長く、雨量はむしろ多い方だったのに、なぜ渇水状態になったのか。

 推測では、地震後用水路が壊れその復旧が今年完成したのと、揚水ポンプが一度に多数稼働を始めたこと。

 つまり、かなりの面積の田んぼが、大豆などの転作で凌いでいたものが一度期に元に復旧して大量の水の需要が発生したのだ。

 
 (井戸)

 今では、最渇水期の水位より4m以上も水位が上がっていて一安心。

 以前はほぼ毎日のように、石の重りを付けた紐を垂らして計測していたが、最近はそれもなくなった。

 纏めた紐が、強風で飛ばされたりしないように、丸めた紐の上に小石を乗せている。

 小石といっても、ただ者ではない石である。

 
 (ヒスイ海岸の石)

 数年前と言っても、地震前だから確実に4年前より以前に佐渡島を最終目的地として車で旅行したことがある。

 その際、富山県のヒスイ海岸が目にとまり、高速から降りて海岸に立ち寄った。

 曇りがちで、時折小雨もちらつくあいにくの天気だったが、ここまで来て翡翠を無視するわけにもいかない。

 小石ばかりの海岸線が長く続いていて、如何にも拾った石ころの一つが翡翠だった感がそこはかとなく漂う。

 旅行の最中でもあり、重たい石を沢山拾うのも如何かと思い、確か2個ほど拾ったと思うが今では1個は行方不明。

 翡翠は独特の緑がかった色をしているが、海岸でゴロゴロころがっているうち、表面は丸みをおびてやや白っぽく見えたりする・・・とか。

 重たいし、それらしい雰囲気もあるので持って帰ってはみたものの、そのまま井戸の横に放置していた。

 
 (沖縄の石)

 もう一つ有るこの石は、多分珊瑚の化石だと思うが、これもそれなりに重い。

 これは何処で拾ったかは忘れた。

 沖縄に居た頃、石垣や西表島あたりまで旅行したことがあったので、そのときに記念に持ち帰ったのかも知れない。

 これも他に2~3個有ったはずだが、この1個しか見当たらない。

 正月などには井戸に敬意を表して、お供え物などを続けているが、その供え物が風などで飛ばないように重しの役目をしている。

 つまり二つの石は、思い出を蘇らせるとともに実用にも供している。

 現在地に居を構える以前には、北海道の十勝石(黒曜石)を、帯広の札内川で拾った。

 ハンマーで石を割ると、真っ黒なガラス質の光沢が見事な石だったが、11回以上の引っ越しにとうとう何処かで姿を消した。

 石を磨いて楽しむという趣味を持つ人もあるようだが・・・。

 私の場合はそのままの石に、思い出を馳せつつせっかくならお役に立って欲しいという気持ち。

 せっかくなら、北海道と沖縄と中間の富山のヒスイ海岸の石で、日本列島3点セットなら面白かったかも。

 「無用なら長くなくとも長物と」・・・・しろ猫

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江津湖の花と鳥

2020-08-30 16:30:19 | おでかけ
 毎日毎日記録的な、という言葉が頭につく猛暑つづき。

 昼過ぎから一天俄にかき曇り、と言いたいところだが、雲は少ないのにゴロゴロと雷が。

 慌てて、窓を閉め、洗濯物を取り込み、電源を抜き、アンテナを外し、PCのケーブルも外す。

 ところが雨も雷も中途半端で去ったので、もう外はもの凄いムンムン蒸れムレ。

 せめともにと、先日の続きで江津湖で出会った動植物をUPする。

 
 (デイゴ?)

 よくは分からないが、デイゴの花に似た花が咲いていた。

 その一角はこの花が多かったから多分纏めて植樹したのだろう。

 幹は直径30センチ近くあった。

 花を求めてうろうろしていたら、足下でガサゴソ音がした。

 
 (アオサギ)

 見ればアオサギが足下で、途方にくれている。

 このくそ暑い日に、せっかく木下で涼んでいたのに妙な野郎がやって来た、といった顔つき。

 とても迷惑そうで、立ち去ってくれと言わんばかりに、必要最小限に動いた後じっとこちらの顔を伺っている。

 出来れば、暑いさなかに飛んで逃げるなどという、暑苦しい作業はしたくないといった顔をしている。

 そうそうに立ち去ることに。

 
 (シラサギ)

 こちらは最初から、ニアミスも起こらない位置で、のんびり。

 「スイゼンジノリ」の保護用フェンスの上で監視任務についていた。

 
 (フヨウ?)

 そのフェンスの脇では、綺麗な花が咲いていた。

 多分「フヨウ」だと思う。

 その先の、水がチョロチョロと湧き出る小さな水溜まりには、鳩が2羽水浴の真っ最中だった。

 
 (鳩の水浴)

 普通鳥の水浴びは、水に入って羽をバシャバシャと忙しく羽ばたかせて、直ぐに終わる。

 ところが、ここの鳩の水浴びはのんびり水の中に浸かってしまっていた。

 人間なら温泉地で、「アア言い湯だな」といったスタイルに似た雰囲気で、これの水浴版というところ。

 1羽が水に浸ると、もう1羽が傍で待機し、どうやら交代制の様子。

 あと、いつまで続くか分からない残暑に、それぞれ工夫し耐えながら涼しい秋を待つ。

 「雨よ降れただ降り過ぎに注意せよ」・・・・しろ猫

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煙もくもく害虫駆除

2020-08-29 10:11:09 | 日常あれこれ
 例年と違った夏になっているのは、コロナばかりではない。

 先ず例年庭に出て悩まされる「蚊」が現れないので、夕方の水やりが楽であること。

 初夏の頃になると登場して、朝起きるとあちこち刺されて痒くなっていた「ダニ」が、今年は出てこないこと。

 この2つのお邪魔虫は、初夏の始めに1~2度刺しに現れた後、両方とも顔を出さなくなった。

 ところが、小さな「蟻」のようなものが家の中をのさばり、時々チクリと刺したりする事態が発生した。

 普通の蟻より極端に小さく、チクリと刺されて直ぐ腕などを見ても、もう其所には居ない、逃げ足の早さ。

 ムカデ進入の一件があって、家の周りにムカデ・蟻侵入防止の薬を蒔いたが、ムカデには効き目があったようだが、蟻は知らぬ顔。

 ノミ・ダニ・ゴキブリその他諸々の害虫駆除に「燻煙駆除剤」をドラッグストアから購入して、屋内燻煙作戦を展開することにした。

 
 (燻煙害虫駆除剤)

 当初は、火災報知器に関知しないという駆除剤を購入して、レジで支払いの途中で2種類の駆除剤の特徴の説明を受け心変わりがした。

 始めにカートに入れていた、霧状のものから隙間にも進入するという煙状のものに買い換えた。

 値段がちょっと高くなるのと、火災報知器に関知するので報知器にカバーをする手間が必要。

 
 (火災報知器の覆い)

 ビニール製でゴムで縮まるキャップのようなもの。

 底の方に水をちょっと入れたプラスチック容器に、駆除剤の本体を設置すると1分後に煙がモクモクとなる手はず。

 家の窓を全部締め切り、食器などの防護処置をした後、靴箱や納戸などの戸はちょっとだけオープン。

 各部屋・トイレ・風呂場などのドアはすべてオープン。

 部屋の入り口や廊下、玄関など5カ所に分散配置して、二階の一番奥からモクモクを開始。

 玄関に施錠をして、万が一消防に通報が無いよう玄関に「ただいま消毒中」と張り紙を貼り付け、脱出!。

 1時間以上はかかる予定なので、どこか涼しいところで時間をつぶすことにした。

 
 (南阿蘇)

 涼しいところを、相方と二人で考えると例外なく「菊池渓谷」か「阿蘇」と相場は決まっている。

 今回は2時間くらいの待避なので、南阿蘇の「阿蘇望の里」でジェラートを食べることに。

 
 (阿蘇)

 阿蘇望の里のデッキで、冷たいジェラートを食べながら目の前の草原や南阿蘇からの阿蘇の山々を眺める。

 ひんやりとするような涼しさは無かったが、日陰のデッキ上は汗が出るような暑さでもない。

 農産物や特産物などの直売所もあるので、相方は野菜を買いに売店へ。

 私はちょっとラムレーズンはちょっと甘すぎたな、などと思いつつペロペロ。

 
 (猿回しの出張)

 阿蘇には「猿回し劇場」があるが、アクセス道路など交通路が完全に復旧していない場所にある。

 そこで、出張して芸を見せることにしたらしい。

 コロナ以降は、どこも劇場などは問題を抱えているが、この猿回し劇場はコロナ以前の地震から影響を受けている。

 15:00から開演、と小さな看板が立てかけられていたが、その前に自宅に帰って消毒の後始末が必要。

 夕食の支度も、ままならない可能性があるので、途中の弁当屋から手頃なおかずやビールのツマミを買って帰る。

 玄関を開けた途端に、喉の奥に刺激が・・。

 慌てて、マスクを装着。

 コロナで唯一便利なところは、直ぐにマスクが手元にあること。

 しかし最初の一呼吸で吸い込んだ刺激は、うがいを何回も何回も繰り返してやっとなくなった。

 家中の窓を開け、換気扇や扇風機を回して防護処置などを取り除いて平常に戻るには暫くかかった。

 しかし、効果はてきめんで、一日経った今現在も、まったく虫の姿が見えなくなった。

 まあ、駆除作戦は一応成功ということで自らを慰めることに。

 「空き家の人工呼吸窓を開け」・・・・しろ猫

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積ん読本の減少作戦発動

2020-08-28 10:00:41 | 本と雑誌
 ステイホームと言うわけで、一日の大部分はPCの前に座ったり、ぼ~っとしたり。

 せっかくなら涼しいところで寝っ転がって本でも読もうかなどと。
 
 中古の本屋から買ってきて積んでおいた本を読むことにした。

 図書館から借りた本は、返却期限があるので優先的に読む。

 買ってきた本は、いつでも読めると思っているのでなかなか本棚に手が伸びない。

 で、4・5日前から「積ん読本」減少作戦を展開中。

 
 (私を離さないで)

 「わたしを離さないで」カズオ・イシグロ(著)土屋政雄(訳)2008・8第1刷2017・10六十六刷 早川書房(刊)

 日本生まれのイギリス人作家、カズオ・イシグロの第六長編小説。

 文庫本で約450頁、読み始めて100頁くらい読み進むと内容の容易ならざることに気がつき始めた。

 当初から意味不明の部分があるが、不明のまま読み進むしかないと読み進むとやがて厭でも分かってくる。

 とても重大な事が、抑制の効いた文章で綴られていく。

 細部にわたり入念に構成され、そしてその内容は仰天の一言。

 今まで積んで置いて、申し訳なかったと思った一冊で、私的には本年第一番の「星5つ」だった。

 
 (赤い指)

 「赤い指」東野圭吾(著)2009・8第1刷 2018・3第48刷 講談社(刊)

 これも、本棚積ん読本2冊目で、私的には東野圭吾はお初にお目にかかる。

 推理小説だが、一般的な謎解きとは趣を異にする。

 あえて捜査する側とされる側のそれぞれの家庭や人間関係の葛藤を描いている。

 内容は切実過ぎるし、今の日本なら何時でも何処でも起こり得る可能性を包含していて恐ろしい。

 同じく刑事をしている二人の従にとっては、父親であり伯父である入院患者の病名が「胆嚢と肝臓の癌」というのが現実味があった。

 昨年亡くなった義母と病名も、亡くなるまでの病状進行過程も全く似通っていた。

 不思議な臨場感に、ついつい一気読み態勢になってしまった。

 

 小説というのは如何なるジャンルであれ、推理の要素は含んでいる。

 物語の次なる展開を読者は推理する。

 その読者の思惑を、いかに裏切るかというのが作者の腕の見せ所なのだ。

 「わたしを離さないで」は近未来の不気味さを予想させ、「赤い指」は現実社会の泥沼を描く。

 2冊の本を、積ん読状態から解放したのは正解だった。

 まだ積んである本を横目に見つつ・・。

 「季は花に憂いは本に聞いてみる」・・・・しろ猫

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冷たい江津湖で涼しさを・・。

2020-08-27 13:39:06 | 日常あれこれ
 あんまり暑いので、涼しそうな水辺のあれこれをUPしたい。

 先日江津湖で写したもの。

 
 (ヒラモ)

 ヒラモは綺麗な水しか生息しない。

 水の綺麗さを象徴するような水草。

 昔は、江津湖の至る所で見られたが、今は湧水の出口付近にしか見られず、絶滅を防ぐため養生場所を設定してるほど。

 江津湖は、流れ込む川のほとんどは湧水で、付近の民家の庭からも水が湧き出ていて、江津湖に集まってくる。

 
 (江津湖の湧水池)

 ここは、日頃は池の中央部分に、木の枝が挿してあって「カワセミ」の撮影ポイント。

 小枝の先に「カワセミ」が魚を狙ってとまっているところを、カメラマンが寄って集ってパパラッチ。

 でも、今の時期は子供のカッパ天国。

 ワーワーキャーキャーの大騒ぎ。

 木の枝なんか引っこ抜いてしまえ、てなもんだ。

 
 (上江津湖)

 去年の夏場は、幾つかの手作り「いかだ」に沢山の子供達を乗せて引っ張るお母さん達の姿もあった。

 今年はソーシャルですタンスで、各ご家庭、各個人でお願いしますスタイル。

 それでも「あらあら、○○ちゃん、だめよ~」とか言いながら、若いお母さん方も水遊びが楽しそう。

 若いお父さんは達は、ほぼ例外なく岸辺にテントを設営もしくはその準備中。

 
 (水鏡)

 子供達の声も聞こえない静かな場所に移動して、水の中を写そうとカメラを構える。

 水の中を写したつもりが、確認してみると後ろの大きな木立が、見上げるようなアングルで映り込んでいた。

 アメンボウが来たので、これを写す。

 水底も、後ろの木立もどちらも映り込まないように少し斜め方向から。

 
 (アメンボウ)

 アメンボは水の上をスイスイと滑っていく。

 歩いている風には見えないし、もちろん飛んでもいない。

 たぶんアメンボウにも個性があって、蹴る方の脚に利き足があったり、いろいろ悩みもあるのだろうが・・。

 アメンボウや小魚などを、のんびり眺めていると少し涼しくなってくる。

 江津湖は、家族でも勿論一人でも楽しめる、近場の涼み所である。

 「アメンボウ水の好意で浮いている」・・・・しろ猫

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旧暦の七夕の夜空

2020-08-26 09:45:35 | 日常あれこれ
 昨夜は旧暦の七月七日で、昔からの七夕の日だった。

 ウオーキングを遅くして、比較的暗い田んぼ道で夜空を見上げようという魂胆だった。

 星空どころか、夕方は雨が降り、ウオーキングの時もどういうわけか頭の上だけ雲が。

 そのうちにポツリと雨粒が落ちたりして、ガッカリさせた。

 ただ、1時間近く歩いているうちに、雲は流れるというわけではないのに、だんだんと薄くなってきた。

 丸く虹の輪が出来た月も顔を出し、家に帰り着く頃には月が輝いていた。

 
 (月齢6の月)

 星が見えないのなら、せめて月でも写そうかとカメラを持ち出した。

 コロナ退散だの、家内安全だの、中にはダイエット祈願の短冊がぼんやり見える七夕飾りの横で上空を仰ぐ。

 
 (暗い庭にて)

 月を写したりしているうちに、ふと真上に星が出ていることに気がついた。

 雲が途切れて、いくつかの星が見え始めた。

 

 ネットで調べたところでは、午後9時頃に天頂に「夏の大三角形」が出てくる筈だとあった。

 その夏の夜空の説明図にあったとおりの形で、まさしく私の真上で3つの明るい星が輝いていた。

 やや南に位置するアルタイル「彦星」(わし座)を頂点にする二等辺三角形の関係位置にある。

 南に向いて底辺の左がベガ「織姫」(こと座)、右がデネブ(はくちょう座)だと、勝手に判断する。

 

 夜空では願いの筋も読み辛らかろうと、いくつかの短冊を読み上げてお願いをしてみた。

 今年は不思議に、庭をうろついても蚊が一匹も飛んでこない。

 安心して庭に出る事が出来るのはいい。

 天の川は見えなかったが、織り姫・彦星は見えたと言うと、相方も見たいと庭に出た。

 ところが、何ということだろう。

 一瞬のうちに薄雲が天上を覆い、月さえも見えない状況になっていた。

 ただ暫く待っていたら、大三角形の底辺の2つの輝く星だけが顔を覗かせた。

 普通にたまたま見上げた空なら、今日は星も出ていないなで終わった筈で、待っていたゆえの星との再会だった。

 のんびり星を見上げていられた昔の人の方が、心が豊かだったのでは・・・。

 ふと思った旧暦の七夕の夜だった。

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今日は七夕

2020-08-25 10:49:05 | 日常あれこれ
 今日は旧暦の7月7日で、七夕の日。

 新暦では、梅雨の最中でとても七夕飾りなど出来なかった。

 お願いの筋などは、準備していたのだが大雨が降ったりして流れた。

 旧暦の方が伝統的だし良かろうと、そのまま取って置いたものを今日ぶら下げた。

 
 (ささやかな七夕飾り)

 門の横の鉢植えの黒竹に、願い事などの短冊を下げた。

 コロナ退散や交通安全・家内安全など真っ当な願いの中に、けっこう我儘な願い事も。

 
 (今空)

 このまま、晴れの天気が夜まで続き、天の川でも見ることが出来ればいいが。

 とにかく、台風の影響かどうかは知らないが、九州山地を越えた東風が吹き込んでフェーン現象。

 朝から、涼しい風を入れようと窓を開けたら、ムッとするような熱気を帯びた風が入って来て直ぐに窓を閉めた。

 涼しい夏などと言うと、米農家などにはお叱りを受ける。

 強い太陽の光・気温などなど、人間にはむしろ不快な気象が稲作にとっては必要不可欠。

 
 (出穂期の田んぼ)

 昨日の夕方歩いたが、もう田んぼでは稲穂が顔を出していた。

 これで病害虫の影響がなければ、作柄はいい方向に向かうのかも知れない。

 コロナも、ソーシャルデスタンスも一面の緑の中では不思議な感慨しか受けない。

 今夜天気が良ければ、歩く時間を少し遅らせて空を見上げてみようと思う。

 月はおおむね上弦の月、天の川の両岸に織姫・彦星が見えれば良いが。

 子供の頃見た夜空は、今と全く違っていて、天の川もハッキリ見えていた。

 今でも場所と、見方を工夫すれば薄ぼんやりでも見えないことはないが。

 星は万葉の昔から、そこにあるのに見る側の人間の心根が変わっていった。

 有っても見えない、あるいは見ない生活に馴染んでしまったようだ。

 年に一度くらい、星を思い出して天を仰いでみるか。

 「光年という時間あり天の川」・・・・しろ猫

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江津湖にて

2020-08-24 12:53:36 | おでかけ
 車の12か月点検で、ディーラーまで ひとっ走り。

 10時の予約に9時半前に到着して、ゲートも開いていない。

 仕方がないので、下江津湖の動物園横の駐車場に車を停めて江津湖で暫し時間調整。

 
 (浮草回収作業船)

 先ず第一に目についたのは、駆除対象の浮草を盛んにボートに積み込んでいる作業船。

 つい三日ほど前に通りかかった時に、湖面を覆うウオーターレタスの群生に驚いたものだった。

 
 (三日前の湖面)

 早くナントカ処置しないと、作業が大変になるぞと思ったものだった。

 私のブログを見たわけでもないのだろうが、早速作業が始まっていた。

 多分、それまでは子供達が水辺で遊ぶ上江津湖の方の、除草作業を優先していたのだろう。

 ただ、下江津湖もボートコースが直ぐ横にあるので放ってはおけない場所ではある。

 
 
 (作業船)

 この、駆除対象の外来水生植物の処理作業船はなかなか良く出来ている。

 以前は人力で、鉤のようなもので小舟に引っ張り揚げたり、岸辺に引っ張ってきて処理したりしていた。

 とても手間も人力も相当なものだった。

 汎用の建設機械の先端のアタッチメントと、キャタピラー部分を船上に敷いたレールの上を移動できるように改良してある。

 掴み上げた浮草は、アームの部分をクルリと反転させて横に繋いでいる運搬船に積む。

 アームの部分の作業員と、船の操縦手と息の合った作業で効率は良さそうだ。

 ただ1セットしかないので、夏場は浮草の繁茂と除去のイタチごっこ状態でフル稼働かも。

 

 まだ作業が行われていない個所では、シラサギが浮草の上を歩いていた。

 シラサギにとっては、浮草があった方が良いのか無い方が良いのか分からない。

 岸辺の浅いところで、営業が出来るなら多分必要以上の浮草は無い方が良いのかも。

 のんびり見ていたら、車を持ち込む時間が迫っていたので急遽ディーラーへ。

 点検整備の所要時間が1時間なので、車を置いて今度は徒歩で上江津湖に向かう。

 

 遊覧のボート乗り場は、動いていないボートばかりが暑そうに係留されていた。

 手前の岸辺では子供たちの水遊びが佳境を迎えていたが、日中にボートに乗る人はいないようだ。

 夏休みの期間も、地域によって微妙に違う今年のコロナの夏。

 小学生の頃、あと1週間で夏休みが終わる頃になると、日記帳のお天気蘭に書き込む天気が思い出せずに、祖父母を困らせた記憶がある。

 祖父母は、お盆の諸行事との関連から「え~っと、あの時は確か雨で困った覚えが・・・」などと記憶の断片を紡ぎ出す。

 今なら、新聞だのネット検索で直ぐに判明する事項も、半泣きの状態で取り組んだ。

 そして、現在幸か不幸か、子も孫もコロナ騒ぎで不要不急に該当する帰省を自己規制。

 相方と二人、静かだが酷暑に耐えながらの毎日を送っている。

 「ノンビリ生きて必死で笑う」(十四字詩)・・・・しろ猫

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雷と試合とPCと

2020-08-23 13:01:07 | おでかけ
 昨日は、一昨日より早めの時間帯に雷が鳴りだした。

 夕方からのサッカーが始まる時間には多分終わるだろうと思った。

 音も、稲妻も、雨の降り方も一昨日に比べたらややおとなしい感じ。

 大したことないよ、と言ったとたんに、ビカッ!!「ド~ン、ガラガラ」ときた。

 雷に悪口などは言うもんじゃない。

 一昨日い懲りて、家中のコンセント、アンテナ、光ケーブル類を引っこ抜いて回った。

 水やりは十分な程度の降雨で、夕立は終わった。

 
 (青空がのぞき始めたスタジアム)

 駐車場から歩いてきたので、けっこう暑くなって応援用の団扇でバタバタ。

 しばらくすると、かなり強めの涼しい風が吹いてきていい心持ち。

 
 (競技用の砂場のスポンサーシート)

 競技用砂場のスポンサーシートの上には、まだ水たまりが出来ていて、電光掲示板などが映り込んでいる。

 試合開始前の、イベントの一切がないので練習が終われば静かに試合開始を待つだけ。

 これもなかなか良い。

 
 (ピッチの散水)

 ところが、いつも通りにピッチに山水が始まって、少々??が点灯。

 なにしろあれだけの雨の後、砂場シートの上にも水が溜まっている状態なのに、まだ水を撒く?

 まあ、ピッチ整備の専門家だろうし、排水が良くて直ぐにピッチが乾くようになっているのだろう。

 滑ってスッテンころりも、同一条件両チームお互い様ではあるが。

 
 (給水タイム)

 試合の前半と後半に、それぞれ一回ずつ2度「1分間の給水タイム」がある。

 「ご観戦の皆様も、ソーシャルデスタンスに留意しながら、どうぞご一緒に給水し熱中症予防に注意しましよう」

 とのアナウンス付き。

 このシステムは、コロナが終っても続けて欲しいくらい。

 女子サッカーなど以前からこの方式を取り入れていて、いいなと思っていた。

 試合途中から涼しくなって、個人的には長袖が欲しいようなちょっと涼しすぎ。

 選手は汗びっしょりでピッチを駆け回っているのに。

 試合は、例によってスピード感あふれた試合運びで3:1で勝利。

 

 「いわてグルージャ盛岡」というチーム名の、いわてと盛岡がちょっと気になったが。

 熊本の女子サッカーチームで、地震まで「益城ルネサンス熊本」というチームがあったが、多分その逆バージョンだろう。

 岩手県にあるグルージャ盛岡というチームです、なのか、いわてグルージャは盛岡にありますというのかの、どちらかなのだろう。

 以前のルネサンスは、益城ルネサンスというチームは熊本にあります的だったが・・・。

 いずれにしても、今日の試合は良く攻め込んで、攻守の切り替えも早く、あれ?っという間の1失点以外はなかなか良かった。

 暫定2位だが、今日の鳥取の試合如何ではどうなるか分からない。

 最後に得失点差争いで泣きを見ないように、キッチリ失点も抑えたい。

 帰宅後、お約束の乾杯をした後、PCの電源を入れようとしたらONにならない。

 よくよく見たら、落雷防止で電源のコンセントからプラグを抜いていたのを思い出した。

 プラグを差し込んだら、昨日から繋がらなかったWi-Fiまで正常に動き始めてしまった。

 ただ、息子が相方のために設置していったノートパソコンだけが繋がらない。

 やっぱり最後には息子が頼りになりそうな雰囲気は・・・つづく。

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江津湖と雷と

2020-08-22 10:58:10 | おでかけ
 昨日は、柳誌の校正のため吟社の事務所に向かった。

 とんでもない暑さで、江津湖のボートコース入り口駐車場から歩いた道の暑かったこと。

 

 それでも、動植物園の観覧車は回っていたから、その根性にはまいった。

 あまりの暑さに、いつもは直ぐ柵の傍に寄ってくるキリンも、建物からまったく出てこない。

 驚いたのは、先日訪れた時より遥かに繁茂した外来水草の群生。

 

 もう前方の島まで、水面を覆ってしまおうという勢い。

 ここまで増えると、駆除は相当に手間がかかることになる。

 若くて、軽い時ならさっと駆除できてもこのくらいの規模になると、何トンという話になる。

 手前の岸辺にある、外来駆除対象の魚を入れる水槽も、ウオーターレタス(ボタンウキクサ)に覆われそう。

 

 そんなウオーターレタスの群生の中に花が咲いているのが見えた。

 多分「ホテイアオイ」の花だと思う。

 これは比較的古い外来種で、今でもメダカの飼育水槽などで活躍している。

 魚にしろ水草にしろ、外来種は生命力が強い。

 在来種と上手く共存していければいいが、殆どの場合在来種が圧倒されてしまう。

 樹木・草花・雑草・水草・陸上動物に水生動物そして・・・人間。

 共生と自然淘汰などなど・・本質は単純ではない。

 15時頃からは、突然が雷が襲ってきて熱帯のスコールを思わせるような雨。

 ただし、作業が終わって帰る頃には雨も上がって、真昼とはうって変わった涼しさ。

 雷を罵ったり感謝したりと相当に自分勝手。

 PCのWi-Fiの調子が悪いことに気が付いたのは夜中にPCを立ち上げた時。

 雷のせいだろうか、また息子にお世話になりそうな雰囲気が漂う。

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