お墓に入るという事態はなるべく先送りにしたいものだが、壊れたお墓の修理は先送り出来ない。
地震による家の被害は一部損壊程度ですんだが、お墓の方は全壊でバラバラになってしまった。

石材店もご多分に漏れず多忙で、なかなか墓地の復旧もままならず、かろうじて農業用の機械を使って欠けた材料を仕分けしたり、不完全なまま墓石を乗せたりしている墓もあるが、完全なものはまだ少ない。
我が家の墓は見積もりの結果、修復不能とのことで新しく作り直すことにした。
いろいろな付帯設備や飾りは、地震などの際は、石同士が衝突して割れたり欠けたりする被害が大きいことが分かった。
そこでシンプルな構造で、必要な納骨スペースを保持しつつ、つとめて小型のものを注文した。
契約後4ヶ月が経って、やっと壊れた墓の撤去や基礎工事が始まった。
先日、墓のある田舎から電話があり、お墓への取り付け道路の整備をするので作業に参加して欲しい旨の連絡があった。
「お宅はお墓を建て替えておられる最中のようだが、道路工事の日程変更は難しいので業者に舗装工事終了から一週間程度通行止めになって墓工事が出来なくなると伝えて欲しい」という内容も付け加えられていた。
なるほど、心配はごもっとも、すぐさま石材店に連絡すると、「実は明日完成の予定でしたが・・・」などとブツブツ言っていたが、一時間ほど後に電話で「人員・器材を増強して今日中に終わらせ、明日の道路工事開始までには完成させます」と連絡してきた。

(お墓の関係者のみなさんと工事をした道路)
道路工事作業当日は、コンクリートミキサー車がボタボタ落とす生コンをならして道らしくするのが作業であったが、メイン道路までの半分くらいで予定の4台分の生コンが無くなって、後の続きは来年の作業になるという。
それまで待てない程の悪路があったため、取り敢えず砂利を入れて補修しようという話になって急きょ小型のダンプに4台分の砂利を運んだ。
持参したスコップは生コン作業には役に立たなかったが、砂利を広げるには重宝した。
おかげで、へとへとに疲れ、腰痛を心配するはめになった。
しかしその工事のお陰で墓の業者もさっさと作業を進めたのだから良かったというべきか・・・。

結果的には墓所の中で修復以外では一番早く建て替えが完了した。
お寺と調整して、自宅に一時待避している先祖の遺骨を新しい墓に納める法要の日取りを決めた。
住職もスケジュール表を見ながらの調整で、決まった日には雨天でも決行するという。
そう言えば「師走」とはまさしく坊さんも駆け出すってことだったと思い出した。
「悲喜劇のどちらにするか震度7」

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地震による家の被害は一部損壊程度ですんだが、お墓の方は全壊でバラバラになってしまった。

石材店もご多分に漏れず多忙で、なかなか墓地の復旧もままならず、かろうじて農業用の機械を使って欠けた材料を仕分けしたり、不完全なまま墓石を乗せたりしている墓もあるが、完全なものはまだ少ない。
我が家の墓は見積もりの結果、修復不能とのことで新しく作り直すことにした。
いろいろな付帯設備や飾りは、地震などの際は、石同士が衝突して割れたり欠けたりする被害が大きいことが分かった。
そこでシンプルな構造で、必要な納骨スペースを保持しつつ、つとめて小型のものを注文した。
契約後4ヶ月が経って、やっと壊れた墓の撤去や基礎工事が始まった。
先日、墓のある田舎から電話があり、お墓への取り付け道路の整備をするので作業に参加して欲しい旨の連絡があった。
「お宅はお墓を建て替えておられる最中のようだが、道路工事の日程変更は難しいので業者に舗装工事終了から一週間程度通行止めになって墓工事が出来なくなると伝えて欲しい」という内容も付け加えられていた。
なるほど、心配はごもっとも、すぐさま石材店に連絡すると、「実は明日完成の予定でしたが・・・」などとブツブツ言っていたが、一時間ほど後に電話で「人員・器材を増強して今日中に終わらせ、明日の道路工事開始までには完成させます」と連絡してきた。

(お墓の関係者のみなさんと工事をした道路)
道路工事作業当日は、コンクリートミキサー車がボタボタ落とす生コンをならして道らしくするのが作業であったが、メイン道路までの半分くらいで予定の4台分の生コンが無くなって、後の続きは来年の作業になるという。
それまで待てない程の悪路があったため、取り敢えず砂利を入れて補修しようという話になって急きょ小型のダンプに4台分の砂利を運んだ。
持参したスコップは生コン作業には役に立たなかったが、砂利を広げるには重宝した。
おかげで、へとへとに疲れ、腰痛を心配するはめになった。
しかしその工事のお陰で墓の業者もさっさと作業を進めたのだから良かったというべきか・・・。

結果的には墓所の中で修復以外では一番早く建て替えが完了した。
お寺と調整して、自宅に一時待避している先祖の遺骨を新しい墓に納める法要の日取りを決めた。
住職もスケジュール表を見ながらの調整で、決まった日には雨天でも決行するという。
そう言えば「師走」とはまさしく坊さんも駆け出すってことだったと思い出した。
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