元々は、月山富田城が主たる目的地だったのだが、富田城だけではもったいないと鳥取まで脚を伸ばすことに。
鳥取城跡もあるし、砂丘も何年ぶりかだし、ということで鳥取に一泊を決定。
ただ帰りの行程の距離が気になった。
若かりし頃は、飛騨の下呂温泉から熊本まで直接車で帰ったこともあったが、なにしろ寄る年波というやつで。
疲れるし、途中でもう一泊入れた方が良いという話になって、広島辺りでもう1泊を追加した。
毛利氏の居城である福山城趾もあるし・・・。

鳥取砂丘は、昔のままの砂丘だった。
月山富田城でノックダウン状態の相方は、砂の中を歩くのは遠慮すると言い出した。
歩き終わって帰って来た観光客は、みなさん靴を脱いで靴の中の砂を出している。
ン十年前にここに訪れた時は、8月の暑い時期で上からの太陽と下からの砂の熱さに往生した記憶がある。
ここは大人しく眺めるだけにして、鳥取城跡へ。


富田城も日本百名城だとあったが、ここも同じく百名城。
もっとも、一寸大きめの城なら百も選べばほとんど名城になってしまう。
32万石、掘り割りと石垣の立派な城だが、石垣の発掘・復旧などが本格的に進められたのは意外と最近のこと。

大正天皇が皇太子の頃に行幸されたおりに、お迎えする施設として建てられた建物は綺麗に残っている。


石垣も築き直されて立派に復元され、市街地一望のロケーション。
この石垣の最上部から、かなり急峻な山が迫っていて、その頂上が天守閣のあった場所だという。
小さな鳥居をくぐって階段の登山道があるが、もちろん相方は登頂を拒否。
たまたま山から降りてきた、年齢不詳の女性に話しかけられ、熊本からと応えるといろいろ城の話を聞かせて貰えた。
「40分くらいで登れます」という話で、「登ってきたら、私はここで待ってるから・・」等と相方は言う。
登り口に大きく「クマに注意」という警告が立っていた。
「え~?クマかよ・・」等と、言いつつ私も登頂は初めっから諦めていた。
二人でクマの看板に見入っていたら、先ほどの女性がわざわざ後戻って来て、直ぐその先に「天球丸の円形の石垣は一見の価値がある」と教えてくれた。

一風変わった石垣の築き方で、半円状に築かれている。
確かに何処の城の石垣にもない独特の構造物である。
鳥取城は、まだ再建の途上にあって、大手門付近の門の建物がやっと1棟復元されつつあるが落成はまだだった。
大手門の広場を横切って、トイレに立ち寄ったが、ここの看板の注意書きも衝撃的だった。

「ヘビに注意」とあり、毒性のある「やまかがし」が出没したとある。
写真付きで表示されていて、しかもトイレのもう一方の出入り口にも建てられていたから、かなり本気モード。
石垣の復元に地面を掘り起こしたり、崩れた石垣を退かしたりするので蛇も驚いて出てきたのかも。
「クマに注意」と「ヘビに注意」で、かなりワイルドな鳥取の自然を堪能した。
宿の「白兎会館」は、天然温泉で食事の美味しいまことに結構な宿だった。
ただ、連日の夕食のコースにやや腹の方の態度がでかくなったのが気になってきた。

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鳥取城跡もあるし、砂丘も何年ぶりかだし、ということで鳥取に一泊を決定。
ただ帰りの行程の距離が気になった。
若かりし頃は、飛騨の下呂温泉から熊本まで直接車で帰ったこともあったが、なにしろ寄る年波というやつで。
疲れるし、途中でもう一泊入れた方が良いという話になって、広島辺りでもう1泊を追加した。
毛利氏の居城である福山城趾もあるし・・・。

鳥取砂丘は、昔のままの砂丘だった。
月山富田城でノックダウン状態の相方は、砂の中を歩くのは遠慮すると言い出した。
歩き終わって帰って来た観光客は、みなさん靴を脱いで靴の中の砂を出している。
ン十年前にここに訪れた時は、8月の暑い時期で上からの太陽と下からの砂の熱さに往生した記憶がある。
ここは大人しく眺めるだけにして、鳥取城跡へ。


富田城も日本百名城だとあったが、ここも同じく百名城。
もっとも、一寸大きめの城なら百も選べばほとんど名城になってしまう。
32万石、掘り割りと石垣の立派な城だが、石垣の発掘・復旧などが本格的に進められたのは意外と最近のこと。

大正天皇が皇太子の頃に行幸されたおりに、お迎えする施設として建てられた建物は綺麗に残っている。


石垣も築き直されて立派に復元され、市街地一望のロケーション。
この石垣の最上部から、かなり急峻な山が迫っていて、その頂上が天守閣のあった場所だという。
小さな鳥居をくぐって階段の登山道があるが、もちろん相方は登頂を拒否。
たまたま山から降りてきた、年齢不詳の女性に話しかけられ、熊本からと応えるといろいろ城の話を聞かせて貰えた。
「40分くらいで登れます」という話で、「登ってきたら、私はここで待ってるから・・」等と相方は言う。
登り口に大きく「クマに注意」という警告が立っていた。
「え~?クマかよ・・」等と、言いつつ私も登頂は初めっから諦めていた。
二人でクマの看板に見入っていたら、先ほどの女性がわざわざ後戻って来て、直ぐその先に「天球丸の円形の石垣は一見の価値がある」と教えてくれた。

一風変わった石垣の築き方で、半円状に築かれている。
確かに何処の城の石垣にもない独特の構造物である。
鳥取城は、まだ再建の途上にあって、大手門付近の門の建物がやっと1棟復元されつつあるが落成はまだだった。
大手門の広場を横切って、トイレに立ち寄ったが、ここの看板の注意書きも衝撃的だった。

「ヘビに注意」とあり、毒性のある「やまかがし」が出没したとある。
写真付きで表示されていて、しかもトイレのもう一方の出入り口にも建てられていたから、かなり本気モード。
石垣の復元に地面を掘り起こしたり、崩れた石垣を退かしたりするので蛇も驚いて出てきたのかも。
「クマに注意」と「ヘビに注意」で、かなりワイルドな鳥取の自然を堪能した。
宿の「白兎会館」は、天然温泉で食事の美味しいまことに結構な宿だった。
ただ、連日の夕食のコースにやや腹の方の態度がでかくなったのが気になってきた。

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