カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

花に季節を訊いてみる

2015-03-31 09:04:48 | 日記
 「去年の今日、あなたはこんなブログをUPしていました」というサービスメールが配信されてくる。

 それを見ると、花の開花時期が1週間程度遅れていることに気づく。

 

 

 

 チューリップの開花も椿の開花も、去年はかなり以前の日付でUPしている。

 「花梨」や「ノースボール」の花も咲いていたし、山椒の新芽もすっかり芽吹いている去年の画像を見ると、今年の花や新芽の遅れはどういう理由なのだろうと思う。

 今年の冬がことのほか寒かったという印象はない。

 桜前線は快調に北上を続けているのに、我が家の庭の草花は確実に遅れている。

 植物の知覚能力は、計器や人間の感覚より優れていると思っているので桜との矛盾が不思議である。

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桜三昧

2015-03-30 15:15:01 | おでかけ
 春爛漫、桜満開の季節がやって来た。

 去年の今頃は腰痛で家でゴロゴロしていたので、今年はリベンジとばかり山まで足を伸ばした。

 

 「福田桜」は数年前に町の広報誌で紹介されてから有名になったかなり大きな山桜。

 海抜4百数十メートルの「朝来山」の中腹なのでちょっとした山登りの雰囲気が漂う。

 

 檜や杉を伐採して初めて日の目を見たので、回りの木々の黒と空の白さで桜の花が写真では明瞭に見えない。

 
 

 菊地神社周辺の桜。
 
 ここは古くから熊本県下の桜の名所、とくに近年は運動公園の整備とあわせて桜を増やしたので更に本数が倍加して、神社周辺全山桜という状態である。

 ソメイヨシノが主だが、福島の「三春の滝桜」の子孫も彼方こちらに植えられて、綺麗なしだれ桜に育ちつつある。

 桜の花は、見る人によって違ったメッセージを発していると思われる不思議な花である。

 「後悔も くよくよもして 春は行く」
 
 今日は、山中の「福田桜」・「福田集落の桜」・「菊池の桜」と桜三昧で、花に酔った一日だった。

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花の雲路

2015-03-29 08:17:07 | 日記
 あたらこちらで桜の開花だよりが聞かれるようになった。
 
 昨日は秋津川の河川敷を歩いたら、桜の木の下で沢山の家族が思い思いに弁当を広げていた。

 

 近くの里山にもところどころに白いものが見えるた。

 

 綺麗に植えられた桜並木もいいが、自然の中で咲いている山桜も好きである。

 今朝は朝から小雨模様で、新聞受けの新聞もビニールに保護されていた。

 昨日までの天気予報より早めに展開していて、二階の窓からは雲間から船野山が見え始めた。

 

 あの雲のかかっている辺りが、昨日の桜が見えていた辺りに一致する。

 そう言えば、謡曲「吉野天人」の謡い出しは「♪花の雲路を標にて・・・吉野の奥を訪ねん」だった。

 今を盛りと咲く桜の花の白が、山にたなびく雲のようで、その雲を目当てに吉野の山を訪ねようというわけだ。

 こちらの里山の桜は雲路とまではいかないが、青みががった山あいに点々と白いものが見える。

 草木が芽吹き花の咲く季節は、すこし背筋をシャンと伸ばさざるを得ない季節でもある。

 「春時雨 彼岸此岸の 橋に降る」

 
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オヤジ目線に興味有り

2015-03-28 09:54:54 | 日記
 「カメラ目線」という言葉がある。

 「は~い皆さんレンズに注目、はいチ~ズ!」等と言う定番の写し方・写り方は昔からあったが、カメラ目線という単語はテレビのお笑いタレントの言葉から始まったような気がする。

 そのカメラ目線をまったく無視した、しかしそれ故に楽しさや生活の細かな部分が伝わる写真も有る。

 

 

 娘婿殿が、Webフォトアルバムに日々の子供の成長をUPしているもので、動画・静止画を織り交ぜた楽しいアルバムなので時々アクセスして楽しませてもらっている。

 そうした動画や静止画のなかで、日頃は大人が目にも留めないような物にとても興味を示す子供の様子などが写っていると、レンズを通した「オヤジ目線」を感じてしまうのである。

 まだ言葉も喋れず、やっと歩けるようになったばかりの子供の興味の対象は千変万化だろう。

 その子供が示す興味の有り様こそが、オヤジの興味の対象だという構図が窺えるので楽しさが倍加する。

 
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花ニラ?

2015-03-27 19:01:11 | 日記
 車の6ヶ月定期点検のためディーラーまで車をもって行った。

 出来上がるまで40分程度というので、近くの公園までウオーキングを兼ねて足を伸ばした。

 公園の一角に白い花びらのようなものが沢山あった。

 

 大きな白いサザンカが数本あって、その根元付近だったのでてっきり白い花びらと思ってしまった。

 近づいてよく見ると小さな花だった。

 名前を思いつくのにしばらくかかったが、私の乏しい知識では「花ニラ」しか思いつかない。

 芝生の一角に群生して咲いていたが、地面からの高さが異様に低くて、おまけに葉っぱが異常に少ない。

 あれこれ考えたりカメラに収めたりしているうちに、時間になりそうになって慌てて車を取りに引き返した。

 勝手に花ニラにしてしまったが、ニラという名前にはおよそそぐわない可憐な花だった。

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阿蘇の煙よ

2015-03-26 08:40:41 | 日記
 阿蘇の煙が南方へ或いは東へ流れている。

 せめて熊本県下くらいの範囲内の降灰なら何とか慰めも出来るのだが、他県にまで影響が及ぶと申し訳ない。

 

 

 熊本県の、しかも直ぐ近傍で子供の頃から親しんできた山なので、ご迷惑を掛けていることが心苦しい。

 ただこの頃、噴煙の色がやや白っぽく水蒸気のような色になっている日が多いので、灰色モクモクよりは少し収まってきたのかな等と勝手に思っている。

 日頃自慢の山の、突然の噴火活動活発化は、愛する子供が我が儘を言ってムズがっている時の親の心境にどこか似ている。

 宮崎県・大分県のみなさん、どうもご迷惑をおかけしていますが、おいおい気圧配置も変われば今度はこっちの方向に向く予定ですので、しばらく我慢して下さい。

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足湯

2015-03-25 09:27:41 | おでかけ
 家の風呂をエコ給湯に替えて、熱くても身体へのピリピリ感は無くなった。

 とは言うものの、体感温度の感じ方が歳と共に変化しているのを感じるこの頃である。

 本籍地に用事で出掛けたのだが、久し振りの寒の戻りで少し寒かった。

 源泉掛け流しの足湯があるので、久々に足先を浸してみた。

 

 子供の頃から馴染んだ湯で、透明だがヌルッとした独特の感触が足先にまとわりついた。

 給湯口と排水口付近では温度が違うので、だんだん慣れてくると給湯口に近い方に移動してしまう。

 家の風呂でもそうなのだが、若い頃は手先・足先で温度を測って入っても胴体の部分では熱く感じていた。

 ところが最近は、風呂に身体全部を浸しても手先・足先の部分だけがいつまでも熱く感じるのだ。

 若いときとは逆の現象に、多分抹消の血管の状態の変化にあるのだろうと自分なりに結論づけた。

 末梢を暖めて全体が暖まる。

 経済活動と同じで、末端が豊かさを実感できないようでは意味が無い。

 な~んて事は考えもせずに、足を拭いて靴を履き歩き始めると、その足下の軽さに暫し驚嘆!

 さて一句「写メールに弥生の風を添付する」

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同窓の桜

2015-03-24 15:47:57 | 日記
 田舎の小学校でずっと同じ組だった8名のメンバーが集まって花見をした。

 もちろん会場には花などは無かったが、途中の公園や道の脇にはチラホラと咲いていた。

 山桜などは満開に近いものもあるが、どうしても開花の基準がソメイヨシノなのでその方に目がいってしまう。

 

 二分咲きほどのソメイヨシノもあるが、まだ蕾のままの木の方が多い。

 

 これは品種がちょっと違う早咲きのものだろう。

 桜は集団でパアッと咲いているのも良いが1輪に近づいて見るのも良い。

 

 大きな幹から直接花芽を伸ばして咲いているものもあって面白い。

 変則的なミニ同窓会的花見は数年前から始まった。

 始めは女性ばかりの仲良しグループが、料理1品ずつを持ち寄ってお喋りに興じる会として始まった。

 私が途中で呼び出しを受け、黒一点で参加することになり、もて過ぎて困った。

 劣勢挽回のため少しずつ男性を増やして今年はどうやら男女同数になった。

 現在の住まいは、それぞれ遠いものの、小学校の同学年・同組の生徒であった者は、男女の区別無くお~いと電話すれば集まれる関係を保持している。

 一輪もよし、されど集まって咲いてもよし、桜の花のような関係が自然に続き、そしていつしか自然に消滅していくのだろうが、なかなかに得がたい関係だし、大事にしたいと思うのである。

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PM2.5の春霞

2015-03-23 09:02:54 | 日記
 玄関から門柱へ・・・そして車庫へ、がこのところの移動経路だった。

 何となく庭を隅々まで眺めてみると、あらゆる種類の雑草が芽息吹いていて、その中の数種類は可憐な花を咲かせていた。

 

 名のある草ではあるのだろうに、不本意ながら一括りに雑草とされた草も自己主張している。

 このくらい集団で咲き誇るとちょっとした花壇の様相を呈してくる。

 少しは春の土でも見えるようにしようかと草を抜きながらふと見ると、ヒヤシンスが自身の花の重さで曲がったまま咲いていた。

 

 笹竹の小枝で目立たぬように支えてやってやっとそれらしい形になった。

 いつの間に芽を吹いていたのか、アスパラガスが一本だけ数十㎝も伸びていた。

 

 つい先日綻び始めたと思っていたユキヤナギは満開となって、ちょっとした春風程度でハラハラとそれこそ雪のように花びらを散らしている。

 今日は朝から雲一つ無い晴天なのだが、PM2.5の注意報が発令された。

 クロースアップされる前なら、さしずめ「麗らかな春霞」だの「朧月」だのと歌っていたことだろう。

 今日あたり、ストーブの手入れと共に庭の手入れもしなくてはと思っている。

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彼岸へ

2015-03-21 08:49:12 | 日記
 慌ただしい数日が過ぎた。

 たしか16日だったと思うが、町外れの城跡の白木蓮が空に向かって花を広げていた。

 

 その根元ではタンポポの綿毛が少し強めの春風を待っていた。

 

 携帯のディスプレイの調子が悪くなり、早く処置しないと大事なときに困る事に成りかねないと思っていた矢先に、義弟の死を知らせる電話が来た。

 故人の長男を喪主とする葬儀全般が一般的スケジュールで流がれたが、若い喪主をサポートする立場に立つことになって、様々なことを想定しながら事に臨んだ。

 幸ににも、長男は若いときに結婚して家庭をもっており、頭の回転も早く洞察力もあるので、こちらの微妙な言い回しまで理解してくれて事は予想以上にスムーズに運んだ。

 少し認知症が進行して施設に入所中の故人の母親も参列させるかについて病状を考慮し、相当に悩んだが息子の死に顔を見せてやらなかったら悔いが残るような気がして、救急車の手配まで考慮して施設に迎えに行った。

 結果的には、まったく取り乱す事も無く、かえってこちらの心情を酌んで励ましてくれる有様で、頭が下がった。

 仮通夜から告別式まで4日間に亘って降り続いた雨もやっとあがった今日は春の彼岸の中日、向こう岸に渡るには穏やかな日になった。

 5日振りに家の庭を見回すと、堅いつぼみであった筈の庭梅の花が咲いていた。

 

 母親より先立つ逆縁の親不孝を、まともに受けて立った義母の行く末に、今度はこちらが覚悟を試されることになった。

 「謡いつつ哀しなみだの隅田川」

 私は謡曲の中では隅田川が一番好きである。

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