カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

菜園のちょっとしたお楽しみ

2016-08-30 08:51:25 | 家庭菜園
 昨日は、久々に37度などという強烈な暑さから30度前後に気温が下がった。

 大陸の高気圧の影響か、やや北西の風になって湿度が下がり快適な日中になった。

 久々に配偶者が菜園の手入れに行ってみようか等と殊勝なことを言い出したので除草をすることにした。

 
 (今頃実を付けたスイカ)

 相当な背丈の雑草に覆われていた菜園の除草をしていたら、去年食べた小玉スイカの種が芽を出し遅まきながら今頃実を付けているのが見つかった。

 今年は苗を2本買って植えちゃんと5~6個が収穫できてとても美味かった。

 その苗の植え付けと同時に忘れていた去年の種を蒔いたものだし、たいした期待もしていなかった。

 今年の小玉スイカはまん丸だったが、去年のは楕円形だったのを思い出して思わず笑ってしまった。

 
 (さつまいも)

 サツマイモも元気に蔓を伸ばしている。

 買ってきた食用のサツマイモは、ぐずぐずしているうちに芽が出始めたのでカットした芽の部分を植えてみたのだ。

 これも相当に時期遅れの植え付けだったので収穫は霜が降りる頃になるかも知れない。

 ただし子芋がついていればの話だが・・・。

 通常茎をカットして植え付けるが、発芽の直近の本体を僅かに切り取ってジャガイモ風に植えたので結果は最後までわからない。

 隣の菜園は種類や植え付けも計画的で綺麗に整備されているが、我が家は思いつきの管理なので予想もしないものが芽を出し、それをなすがままにしているので予想外の収穫となることが多い。

 しかし、嬉しいのはどっちかと言うと予想外の物が予想外の時期に採れたときである。

 ぐうたら農園面目躍如というわけで、果報は寝て待つことにする。

 「雑草と虫が安全保障する」

 面白くなきゃやってる意味がないなどと・・・二人でニヤリ。

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

住民が知らなかったお祭り

2016-08-28 08:31:18 | 人声人語
 昨夕庭の水まきをしていると、どこからか音楽が聞こえてきた。

 街角やちょっとした催し物の会場で流される、BGMや会場盛り上げ用とは異なる選曲にちょっと興味が湧いた。

 そう言えば昨日ウオーキングの帰りに復興屋台村の駐車場の一角に舞台が出来ていて提灯がぶら下がっていたのを思い出した。

 
 (復興屋台村)

 きっと地域の復興ミニ夏まつりで盆踊りかカラオケ大会でもやるのだろうと思った。

 水をまきながら耳を澄ますと軽快な生演奏であることが判って、そうそうに様子を見に行った。

 
 (舞台の上で演奏する人たち)

 我が益城町の中学校のブラスバンドは全国のコンクールで優勝するほどで、以前文化会館で素晴らしいジャズを聴かせもらったことがある。

 熱心な指導者に恵まれると子供達も豹変する好例だと思った。

 今回の舞台上では黄色の法被を着て演奏していて子供と大人の混成のような感じをうけた。

 よくよく見ると、テレビカメラが撮影していて中継車がアンテナまで上げている。

 お祭りの報道のためのVTRカメラではなくて、現場からの生中継が準備されているのだ。

 住民への祭の周知は何も無く、通りがかりの町の人や子供達は何事だろうという顔をしながら通り過ぎて行く。

 観客は屋台村に勤務する人達らしき10人ばかりで、さかんに手拍子を叩いていた。

 夕方のウオーキングに今週から参戦した配偶者を誘い、コースを変更して舞台を見に行くことにした。

 近づくともう音楽は止んでいて、カメラマンが一人通行人などを撮していた。

 「そう言えば、確か今日から24時間テレビじゃないかな」と配偶者が言う。

 地域のお祭りにしては塗装まで施していて、舞台の念の入れように感心したものだったがテレビのセットだと判ると途端に見るのも嫌になってしまった。

 24時間の中の一コマのために、切り取られた跡の無人の舞台の静けさは、日本のテレビが臆面も無く垂れ流す害毒の残渣のようで無性に腹が立ってきた。

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

極端すぎる天候

2016-08-26 09:08:34 | 日記
 去年の今頃のブログには台風の進路や直撃されたこと等が記録されている。

 台風一過後は被害の復旧に苦労したものの突然涼しくなって過ごし易くなったと喜んでいる。

 ところが今年は様変わりで、まだ1個も台風が来ないしそれどころか近寄っても来ない。

 3個も同時に発生した台風は、関東以北に行ってしまい残った台風10号は南大東島の南で止まったままだ。

 
 (今朝の空)

 数日前までは蒸し暑かったものの、スカッとした青空ではなかったが昨日辺りから空の色がとても青い。

 
 (できかけた入道雲)

 例年だと入道雲はモクモクと伸び上がって、時には雷鳴轟く夕立になって夕方の冷風をプレゼントしていた。

 今年の入道雲は雲の上限が低く、次第に最上部の頭が崩れて気がつくと無くなってしまっていて、ときおり降る雨もとても細かい雨であったり、大粒でも直ぐに止んでしまう。

 そのあと照り返しでもしたら、蒸発してムンムン度は最高潮になってしまう。

 菜園の土もポクポクと音がして細かい土埃が立ち上がり、昨日などは除草後顔を洗ったら鼻の穴が埃で黒くなっていた。

 梅雨時にどんどん増えて上部から1.5mくらいまでに水かさが増していた井戸も、3mほど水位が下がっている。

 毎年、今年は例年に比べという言葉が多用されるが何となくそう言いたい気分にさせられる気象状況である。

 

にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

去年の夏祭り

2016-08-24 10:03:54 | 熊本地震
 去年の今頃は、子供達の夏休みの思い出作りとなる「夏祭り」が行われていた。

 今年のこの有様は誰が予想できようか。

夏祭り
 毎年夏休みの終わり近くになると、町の夏祭りが開催される。 子供達にとっても夏休みの最後の思い出になることだろう。  とにかく大変な人出で、我が町にこんなに人が住んでい......

 主会場の町民グランドは荒れ果てていて、一部は復旧の資材置き場になっている。

 ナイターの照明設備は1機を残してすべて損傷し撤去されている。

 会場に至る道路は凹凸が激しく、陥没した歩道は車道ほどには応急復旧されていないため夜間の通行は危険である。

 ましてや200m程しか離れていない総合体育館は今でも500人ほどの避難者が生活している。

 被災地の他の町では、元気を取り戻すためにとあえて規模を縮小しても祭を開催した市町村も多い。

 ただ震度7に二度も襲われた益城町や西原村は、応急復旧や避難者対策が精一杯で祭を開催する能力はない。

 計画が出来ていた体育関係や文化活動は全て中止になっている。

 会場もすべて損傷し、実行する人も参加する人も多くが被災者になってしまっている。

 公民館活動で謡曲を練習している私達もすべて活動中止の状態にあるが、このままでは活動そのものの存続が危ぶまれることから、参加可能な有志が集まってお茶会を開催して活動の継続を話し合うことにしている。

 未曾有の大災害など、何処にも兆候が見えなかった昨年の夏祭りのブログを見るとその生活の落差を今更ながら痛感する。

 子供達も地震で通学出来なかったため遅く始まった夏休みは先週で終わってもう新学期が始まっている。

 例年なら定期的に来ていた夕立もなく、もうカンカン照りの猛暑日が何日も続いている。

 「被災地に容赦はしない照り返し」


にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立ち上がれ!ロアッソ熊本

2016-08-22 09:05:08 | スポーツ
 昨日は疲れた。

 日中はいろいろあって、夕方からはロアッソVSギラヴァンツ北九州の九州ダービー。

 37度越えも、日差しが落ちるキックオフ近くになると気温は幾分下がったが、それでも熱気はムンムン。

 いきなり結論から言うと、熱気の中で更に熱湯を注がれたような気分の試合だった。

 
 
 試合開始直後に、相手のオフサイドで失点にはならなかったものの、見事にしてやらてたというか、悲鳴の上がるようなシーンがあった。

 危機管理というやつは、事故や災害で幸い大事には至らなかったとほっと胸をなで下ろすだけで終わらせない事を言う。

 その至らなかったところを直ちに修正し、発生を未然に防止する処置をとるのがマネジメントだ。

 前半を見ていてそれが全く窺えず、同じ失点シーンを何度も何度も見せられた。

 今日の新聞の監督コメントでは、前回の千葉戦で3:0と攻守ともに理想的な戦い方が出来ていたので慢心があったと述べられている。

 
 (後半1点を返し、少し元気の出た頃のホーム席)

 
 (遙々北九州から駆けつけて元気なアウエー席)

 地震による代替試合も重なるのでこれからが正念場のところでこの有様はよろしくない。

 ホーム戦は勝つこと、引き分けでも或いは負けても内容的に負けていないという印象を大勢の観客に見せることが集客につながるし、チームが更に上を目指すための基本的な事項だ。

 私が今まで観戦した中では昨日の試合はワースト1だった。

 チャレンジ精神を忘れないで欲しい。

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

逞しい原種

2016-08-19 09:30:00 | 日常あれこれ
 ひょろひょろと枝が伸びて、2~3輪の話か残っていなかったペチュニアの枝をカットしておいた。

 ここ数日の日照りにもめげず、沢山の花をつけ始めた。

 
 (再生したペチュニア)

 ペチュニアも色々な模様の花びらがあるが、種が落ちて育ったりしているうちに原種に近い形に戻ってしまうことが多い。

 植えたこともない色の花が咲き始めて驚くことがある、今回もそれに近い状況かも・・。

 道路を隔てた向こう側の花壇には、手入れを放棄され思うままに蔓延っている草花が見える。

 直ぐ近所にみなし仮設住宅を借りている人のものなのだが、手入れをする気にはならないのだろう。

 
 (自然を謳歌する草花)

 キンセンカなどは植えられたものだが、朝顔は原種に近いもので何処からか種が運ばれたものだろう。

 子供の頃に見た朝顔はこの種類の花で、蔓もいやになるくらいよく伸びる。

 多分、加賀の千代女の「朝顔に釣瓶取られて貰い水」の犯人の朝顔はこの種類だったのではあるまいか。

 最終的に逞しく生き残るのは原種の方で、改良された花は美しくとも生存競争には弱い。

 改良された花が原種に帰ろうとするのも判るような気がする。

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

被災地に暑い夏がつづく

2016-08-17 09:40:44 | 熊本地震
 連日35度超えが続き、日が落ちても蒸し暑さは夜までつづく。

 いつもの川の堤防沿いのコースを歩くと、外灯の他は灯りが点っていない家々が多い。

 
 (川沿いのアパート)

 
 (崩壊した家々が丘のように)

 
 (立派な家も空き家)

 倒壊家屋の多い地域は火災予防のためだろうか電気が遮断されていて外灯もなく暗闇の中に沈んで見える。

 建てて間もないであろう立派な家は、昼間にみれば倒壊を免れた家屋の一つとして住人がおり生活をしているように見えるのだが夜に廻ってみると誰もいない。

 建物の重要な部分や、地面そのものに問題があったり内部は生活できないほど崩壊しているのかも知れない。

 崩れた家々の中に、かろうじて立っているように見えるこれらの家々に実際の生活はない。

 避難所か、車中泊か、仮設住宅か、親戚を頼って移転しているのか・・・実態は詳細には判っていない。

 震災から四ヶ月・・・・何も変わっていないどころか悪化している住民がいることだけは確かだ。

 益城の夜は、暗く・・・暑い。

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月15日の暑い風

2016-08-15 11:01:07 | 日常あれこれ
 今日は8月15日、私には幾つかの意味を持った日である。

 先ずはお盆であるということ、そして71年前の戦争が終結した日であること。

 
 (夕焼け)

 墓参に行くと、完全に崩落した墓石の前には、かろうじて花を手向けるために拾い集めた花立てが立っている。

 勿論納骨のための収納部分は壊れているので、回収した骨はとっくに里帰りして仏壇の前に安置されている。

 壊れて無残な墓石の前で、何に対して手を合わせるのかという思いがチラッと脳裏をよぎる。

 昨日は墓の修復の見積もりのため現地で業者と立ち会った。

 石のような堅い商売と思いきや、材料・人件費・機械力の使用の可能性など予算を揺さぶる要因は縦横無尽に張り巡らされていて、おまけに柔軟すぎるほどの対応で、結局は此方の予算を見抜くのが見積もりの基本という実態も垣間見えた。

 特定の業者の話ではない、既に3~4社は廻っての印象である。

 仏壇に手を合わせるのは年に何度しかなかった配偶者も毎日線香をあげたり手を合わせたりしている。

 直接お墓の骨が里帰りして、で~んと鎮座している以上粗末には出来ないということらしい。

 とんだところで信心の欠片が芽を吹いたというべきか。

 

 そして、8月15日に特別の意味を持たせているのが、自分達の「結婚記念日」である。

 わざわざ、この日に婚姻届を提出して終戦・お盆・結婚の三題噺を作り上げてしまった。

 先祖を思い、終戦に思いを馳せ死者を悼むイメージに、結婚を絡ませたのは今でも上首尾だったと思っている。

 強い絆とか人生計画とかいっても、人間が生きていく道はどこか空に浮いた風船に似た部分があって、風に流され・人に流され、結局自分の意思だけではどうしょうもない世間を漂うことの方が多かった。

 今年はまた、震災でものの見事というほどに完全に崩壊した墓を再建することになってしまった。

 実はこの墓は30数年前に私が建てたもので、一生に一度の墓作りに二度も巡り合うなど風に吹かれているとしか言いようがない。

 天災は自然が人間に与えた試練であって、人為的な戦争の出口の見えない惨禍とは違う。

 ただ今年の8月の風は、ことのほか暑い。

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蓮の花が咲いた

2016-08-13 13:30:30 | 日常あれこれ
 今日は月遅れのお盆の入なので、お墓に供える花と供え物を買うついでに益城町上陳の堂園池の蓮の花を見に行った。

 農業用の溜め池なのだが、広い水面の殆どは蓮の葉に覆われていて水面は見えないほど。

 その葉の間から大きな花が天に向かって花弁を開いている。

 
  (蓮の花)

 真っ白な花弁はいかにも清楚で、中心部分の開く前の花弁の先端のみ淡いピンクに色づいて見える。

 先ほど買ったばかりのお盆のお供えの蓮の花のお菓子より楚々としている。

 
 (一面の蓮とブルーシート)

 この辺りは、今回の地震の震源になっている布田川断層帯の間近で相当の揺れがあった筈で、池の先にはまだブルーシートのままの土地や建物が沢山見える。

 こうして時期が来れば咲く自然の花を見ていると、地震を含めた自然界はまごうことなく法則に従って移ろっていることに気づかされる。

 自然災害の脅威度の高い我が国では、災害を無くすという意味での防災は無理であって、昔の人達がそうしたように、災害を見越した減災という視点に立って共生の道を進むのがいいのではないかと思う。

 積極的に自然を改造し便利さだけを追求する西欧モデルは、曲がり角にきているのではあるまいか。

 お盆という如何にも日本的な催しと、ブルーシートを背景にした蓮の花を見ながらふと考えさせられた。

 「盂蘭盆会今日を静かに照らす月」

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美味しいスイカが・・・。

2016-08-11 14:26:24 | 家庭菜園
 連日の猛暑日で人間もクタクタ、菜園の野菜たちもクタクタのご様子。

 今日も37度くらいかな。

 大きなペットボトルをぶら下げて夕方には水やりに向かう。

 キュウリやナスやピーマンには水やりは欠かせないが、スイカには水やりはしていない。

 成長が抑えられる反面、糖度が増してとても甘いスイカが出来る・・・・はず。

 
 (本日の収穫)

 スイカ1個にキュウリが4本、それにお隣からゴーヤを頂いた。

 スイカは二つに切ると丁度一人前という分量なのがよろしい。

 甘さは手前味噌の部分を差し引いても天下一品、凄い甘さ。

 「このくらいの大きさなら毎日一個は食べられるから、来年はもっと沢山苗を植えよう」と配偶者は欲が深い。

 来年はジャガイモだのサツマイモだのの芋類と、スイカばかりにしてみようか等と調子の良いことを考えている。

 夏のうだる暑さには往生するが、収穫の喜びはまた格別である。

 「八月はいつも昭和の風が吹く」

 幽霊も出そびれるムンムンとした風が夜半まで・・・。

 
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする