一昨年、山中伸弥博士(iPS細胞の研究・開発)のノーベル賞受賞(生理学・医学賞)に沸きましたが、今年もまた、日本人受賞者があることで、世間は沸き上がりました。
一昨年は、授賞式後の晩餐会で提供された神戸酒心館の清酒『福壽 純米吟醸』が売り切れとなり、翌年3月頃まで長期間に亘って品切れ状態となりました。
今年(2014年)のノーベル賞は、6日に医学・生理学賞、7日に物理学賞、8日に化学賞、9日に文学賞、10日に平和賞、13日に経済学賞が順次発表されました。
・医学・生理学賞;10/06 11:30GMST-s(JST18:30)
・物理学賞 ;10/07 11:45GMST-s(JST18:45)
・化学賞 ;10/08 11:45GMST-s(JST18:45)
・文学賞 ;10/09 11:00GMST-s(JST18:00)
・平和賞 ;10/10 11:00GMST-s(JST18:00)
・経済学賞 ;10/13 11:45GMST-s(JST18:45)
日本人としては、物理学賞、文学賞および平和賞に候補があがっていました。
12月10日(水)には、ストックホルム(スウェーデン)のコンサートホールで、平和賞はオスロ(ノルウェー)の市庁舎で授賞式が行われ、その後、ストックホルム市庁舎で、平和賞はオスロのグランドホテルで晩餐会が行われる予定です。
ノーベル賞は、ダイナマイトをはじめとする様々な爆薬の発明・開発・生産者であるアルフレッド・ノーベルの遺言に従って1895年に創設され、1901年から始まった世界的な賞のことです。物理学、化学、医学生理学、文学、平和、経済学の6分野で顕著な功績を残した人物に贈られるとのことです。
今年の日本人受賞者は、物理学賞で次の3博士。
・赤崎勇 ・天野浩 ・中村修二(米国籍)
受賞理由は、実用的な青色発光ダイオード(LED)の開発。青色の登場でLEDは赤、緑とともに光の三原色がそろい用途が拡大。消費電力が少なく、耐久性が高い特長が注目され、白熱電球や蛍光灯に代わる白色照明のほか、携帯電話などのディスプレー、交通信号などに広く利用されている。
赤崎、天野両氏が青色LEDを初めて作り、中村氏が実用化に繋げた。
なお、文学賞候補の村上春樹さんと平和賞候補の日本国民は残念ながら受賞することができませんでした。
≪参考:ローマ数字の表記≫
【関係サイト】
○ Nobelprize.org(ノーベル賞の公式サイト)
○ 「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会
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○ 福壽 米米酒