ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

「ごくせん」高視聴率現象

2005-02-27 17:15:40 | Weblog
ドラマ「ごくせん」の勢いが止まらない。番組スタートから視聴率25%以上を常に維持している。この数字は驚異的だ。
確かにおもしろい。これで数字が15,6%だったらなんとも思わないだろう。しかし現実はそれより10%も高いところで推移している。一体、何がそこまで「ごくせん」が視聴者をひきつけるのだろうか。
仲間由紀恵の力が大きいのは間違いない。彼女のコミカルな演技には定評がある。しかし、彼女は出演すれば数字が取れるという存在だろうか。例えば出れば高視聴率は当たり前が定説になった木村拓哉と比べるとどうだろう。昨夏の月9で彼女が主演した「東京湾景」は10%台前半にとどまっている。だからすべてが彼女の力というにはもうひとつ説得力に欠ける。
ストーリーはどうだろう。深みはないが安心感や爽快感、そしてものすごくシンプルだ。その辺がしばしば「水戸黄門」を引き合いに出される理由だろう。ただ、同じ学園ものの「3年B組金八先生」が色々と詰め込んでいる割には数字が伸びていないのに対し、「ごくせん」のシンプルな作りが多くの視聴者を得たことは今後のドラマ作りの道標になるのではないか。
コメント (1)
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