ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・将棋・病気・芸能・スポーツ・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年「僕とパニック障害の20年戦争出版」

芸能、藤井聡太

2019-11-06 18:59:30 | Weblog

覚せい剤所持の疑いで田代まさし容疑者が、また逮捕されてしまいました。これで4回目だそうです。更生施設に入って、顔も以前に比べてふっくらして健康的になっていたし、もう大丈夫かなと思っていた矢先の逮捕だけに、改めて薬物依存症の恐ろしさを知る思いです。清原さんは更生できるのかなと心配になります。今度の敵は野茂よりも、マスコミやファンの罵声よりも怪我よりも強いようです。「絶対に完治するものではない、いかにゼロに近いマイナスに近づけるかだ」という意見を何度か聞きましたが、今回の田代容疑者の逮捕はその理論の確かさを実感しました。

明るいニュースで菊池桃子さんが結婚しましたね。相手の男性は60歳で官僚でも事務次官候補になるくらいの実力者のようです。それにしても、アイドル時代を知るものとして桃子さんも60歳の人と再婚するような年齢になったんですね。彼女は若い頃の面影を残しているからモテるのでしょう。僕は10代の頃よりも今のほうが好きかな。当時は斉藤由貴派でしたから(笑)ラジオを聴いている影響もありますが。聴き心地がいいです。タクシー運転手にストーカー被害を受けたのも、外見の美しさもさることながら、桃子さんの丁寧な対応に勘違いしたんでしょうね。桃子さん、お幸せに。

今日は「同期のサクラ」ですね。先週は負け犬根性が染みついてしまったラーメン屋の息子が部屋に閉じこもって、サクラたち同期が部屋の外から訴えかけ、会社に引き戻す話でした。予想通り、視聴率も上がってきたようですね。今日も楽しみです。

さて将棋ですが、藤井聡太七段が青島五段に快勝し6連勝。ほぼB2昇級は大丈夫だと思いますが。全勝は藤井君含めて3人です。残る2人は佐々木勇気七段と石井健太郎五段。佐々木君はもともと才能には定評があり、藤井君の連勝記録にストップをかけた棋士ですし、石井君も将来はA級に上がる逸材ではないでしょうか。まあ、残り全部勝てばいいので藤井君には全勝を狙ってほしいですね。谷川九段の最年少名人記録を破るとしたら、やはり藤井聡太しかいないと思います。もし藤井君が破れなければ、今後数十年はこの記録に挑戦する資格のある棋士は出現しそうにありません。
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女流最強は里見でも、女性最強とは言い切れない

2019-11-02 19:27:54 | 将棋
里見香奈女流王将に西山朋佳女王が挑戦し、1勝1敗で迎えた女流王将戦最終局は西山女王が里見女流王将を131手で下し、西山さんが王将位を奪取し、女流二冠となりました。里見さんは女流五冠に後退しました。対戦成績は西山さんの7勝5敗。西山さんが少し勝ち越していますが、今後、対局数が増えていくので勝負はこれからでしょう。

西山さんは振り飛車党で、里見さんも中飛車主体の振り飛車党ですが、相振り飛車は苦手なのか、タイトルを奪われた対局も居飛車のまま戦っていました。里見さんは飛車を向き合って戦いたいタイプなんですよね。これまでの女流界を見ても、かつてタイトルを争った清水女流六段、矢内女流五段、そして現在、女流のトップクラスにいる棋士たちも居飛車党が多い気がします。女流棋士といえば振り飛車党が多いイメージですが意外です。そのため里見さんは居飛車と振り飛車の対抗形で勝負できました。しかし、西山さんは振り飛車党のため、里見さんとしてはやりにくい面があるのかなと思います。

ならば女流は里見・西山の二強時代に入るのかといえば、そうとも言えない面もあります。実力的には里見さんを上回っている可能性がある西山さんですが、奨励会員であって女流棋士ではないため、出場できる棋戦が限られています。そのため西山さんが里見さんの実力を大きく上回らない限り、まだ里見さんがしばらく女流棋界を引っ張っていく可能性は高いと思います。

その両者の実力を測る意味でも現在行われている女流王座戦が注目です。1局目は西山さんが里見さんを破りました。里見さんは踏ん張りどころです。
完成度では百戦錬磨の里見さんに分があると思いますが、西山さんはスケールの大きさを感じさせる将棋ですね。西山さんは現在、三段リーグで女性初のプロ棋士を目指して厳しい戦いを続けています。今を時めく藤井聡太七段がプロ入りを決めた最終局の相手が西山さんでした。退会の期限まであと残り2年ぐらいですか。ぜひ女性初のプロ棋士の誕生を見てみたいものです。そして、もしプロ棋士になれなくても、その時は西山さんは女流棋士として里見さんとともに女流棋界を引っ張ってほしいところです。
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手記(僕とパニック障害の30年)

2019-11-01 19:25:41 | 闘病
目を覚ますと、ここ数日、久しぶりに布団の中から「死にたい」の繰り返しが聞こえてくる
活舌は意外にはっきりしていた
僕は決して口を動かしていない
鬱に加え、何日か前から風邪をひいたのが原因だろう
体をようやく起こすと、その声は消えてくれる

僕の鬱はパニック障害から生まれた
医者の言葉を継ぎはぎすれば、パニック障害の残遺症状
普段は自宅と店を歩いて15分の往復の繰り返し
自分には「健康のため」と言い訳しているが
実際には夜の自転車に不安があるからだ

休みの日はほとんど家にいて、電車はせいぜい2、3駅
永らく小さな生活を強いられた僕は、世の中から周回遅れとなり
今ではどこに世の中があるのか分からない

「それで生きていて楽しい?」と問われれば
「楽しいだけが人生じゃない」と答えるだろう
心の底では苦しみのみで死んでゆく自分に震えながら
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