えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

RENAULT

2015-06-09 | 車関連
カングーの持つ販売台数記録をあっさりとルーテシアが抜き去ったり、
ニュルFF最速マシンのメガーヌを導入したりと、脂ののってきた感のあるルノー。
知人が候補車の一台としているので、週末久しぶりに出向いてみた。

今回のターゲットは、キャプチャーである。
私はこの車種を、ルーテシアの背を高くしただけのモデルであると勘違いしていた。
聞いてみれば、前半分はルーテシアであるが後ろ部分はルーフも高くなっているしデザインも異なるのであった。
リアのシートスライドや持ち上がったルーフのせいでルーテシアにあった閉塞感はない。

ファニーなエクステリアデザインも良くまとまっていて、乗ってみてフィールがどの様なものか確かめてみたのです。
1.2Lのダウンサイジングターボを搭載し、1.3t弱のボディをどれくらい走らせることができるのだろうと訝しんだ。
その様な心配はまったく杞憂に終わったと申しておきましょう。
120馬力と2千回転から19.4kを発するEgはその数値以上のものを感じ取れるのでした。
何よりその使いやすいパワーと、ナチュラルでありながらそのしっとりとしたハンドリング、座りの良い直進性などは特筆すべきレベルです。
同じ1.2Lを積むゴルフより動力性能は好みです。
ゴルフの場合ハイパワー車にしか湿式のデュアルクラッチを搭載しませんが、ルノーではRSに搭載されるのと同様のデュアルクラッチが載るのです。

後ろ半分は日本に導入されていないワゴンタイプで使うトーションビーム式の足回りとなっているようです。
先日代車として借りたゴルフ7ヴァリほどには走り込めていないので分かりませんが、通常使用域では十分なしなやかさを持つように思います。
私の様な人間は、これでもう少し脚が締まっていたならなんて考えてしまうのですが、そういった方はルーテシアのRSに行けばいいのです。
1つ気になったのはダッシュあたりから聞こえるビビリ音でした。
これが個体差によるものなのかどうか分かりませんが、新車で買えばこういった音が出ても対応していただけると思います。

インテンスといったグレードがメインであると思いますが、ルーフを塗り分けた外装は洒落てます。
もっと売れていい車の一つであると思いました。

この知人に向けて
確か今の車を選んだ基準が、「その価格帯の中で一番エバリをきかせられるから」と申していましたね。
その車は結果的にその判断基準は正しかったようですが、この車種でそれは望めないといっておきましょう。
ルノー、いえいえフランス車はそういった乗り方をするものではありません。
お日様の下、ニコニコレジャーに買い物に、そういった車ですから。
コメント (2)
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