えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

ティグアンTDI

2018-11-07 | 車関連
TJクルーザーに向けてではないが、色々と競合となる車が気になる今日この頃です。
パワーユニット的に満足しそうにないTJの対抗馬は、やはり走りの良いモデルとなるのでしょう。
「VWディーゼルのその後のシリーズ」として興味はありました。
ただ味気ない内装や、あまりにも保守的なデザインに食指は動かないのは事実です。
コンセプトモデルの様に、ルーフライトまで付けた様なオフロードモデルが出たらいいのにと思います。

しかしVWに限らず、輸入車は好調のVolvoをやり過ごすわけにはいかないようです。
カーオブザイヤーを取ったりしているのですから、当たり前でしょう。
あの手の、少しハイソに振ったSUVという立ち位置がトレンドとみていると思われます。

そのディーゼルに乗せていただきました。
試乗車を用意いただいている間にカタログを見てみれば、なんとティグアンに載せたディーゼルをデチューンしているではありませんか。
つまり、パサートに載せた物よりも30馬力位落としています。
1.7tを超える車両にデチューンは必要なのかと思いますが、この車両を買う人たちの多くはベタ踏みなんてしないのでしょうから燃費性能に振ったのでしょう。

操作系はゴルフの如く軽い。
1.7tを越え、ディーゼルエンジンを積んだモデルが、なんとゴルフヴァリアントの1.4コンフォートラインの様に走るのです。
ステアリングホイールの太さや形状を見ても、このあたりの車両がいかに家庭内での決定権を持つ奥様に日和っているのは明らかです。
私の思うターゲット層はこうだ。
新興住宅街にマイホームを構える夫48歳、妻45歳、長男12歳、長女9歳
ウィークデイは、奥様の買い物と子供たちの塾と習い事への送迎に走り回り、土日はたまーにメーカー勤務の旦那の運転で家族でのレジャー車となる。
走りに拘るわけではなく、持ち物としてワーゲンブランドを愛すもの。
奥様とは、旦那が若かりし頃の転勤先で出会ったパターンで、長い休みには奥様の実家へ帰省が恒例となっている。
実は、ここまではトゥーランでも同じです。

では何が違うのか、奥様の出自です。
奥様が、4大を卒業していればティグアンになる可能性が高く、専門卒以下であればトゥーランというのが私の見立てです。
40代半ばにして、生活感を車の車種に出すか出さないか、これに尽きます。

そうそうTDIデチューン版のフィールですが、悪くはありません。
気持ちの良さと、その緻密さは118dですが、普通の方ならばクソミソ一緒かもしれません。
ティグアンの方が静かに感じるのは本当ですし、ディーゼル特有の1.2速の重さを感じずらいかもしれません。
より万人受けするでしょう。
コメント
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