えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

三代目INSIGHT

2018-12-16 | 車関連
最初に言おう、こいつは買いだ。
シビックの納期や、シビックという名とのイメージ的な価格でのギャップ、はたまた価格の割にシンプル過ぎる内装など、このあたりで購入に至らなかった方にドンピシャだ。
それもその筈、スタイルは前から見ようが横から見ようが、見分けるのは難しいほど似ている。
リアスタイルだけは差別できるが、スタイリングコンセプトは同じだろう。

簡単に言えば、シビックセダンに多少の重厚感を持たせ、実用版エンジンのみであった心臓にモーターを追加してその非力さを補ったものだ。
私がシビックに欲していた2Lターボとまでは言わないが、今の日本のトレンドには合っているのでしょう。

昨日配備されたばかりという「インサイト」に試乗しました。
シビックを真剣に考えたのですから、どうしても気になります。
シフトゲートが生えておらず、ボタン式になったのは新しい。
ホンダのシフト回りや、コントロールパネルの雰囲気は、とても特徴があるのか廉価モデルに乗ってもそれなりの車格のものに乗ってもホンダと分かる。
それが私にはいい意味ではなく、飽きが出やすく質感に欠けると思うのです。
車両価格で350万も超える車の質感ではないと感じるものは多い気がしていました。
特にシビックでは、我々世代からすると立派になったのは車両だけではなく、そのプライスの方が印象深い。
そんな意見を汲んでか、このインサイトのインパネは少し新しさを感じました。

走り出してすぐに感じたのは、上質感が上がっていると。
静粛性云々ではなく、モーターアシストの力と感じました。
「力」とはパワーの事だけでなく、1.5Lのか細さを感じさせないトルクの付き方とその加速に伴う音でしょう。
つまり、ダウンサイジングした小排気量の持つエンジンサウンドは、なかなか上質感を持たせるのは難しいのでしょう。
その点、HVとすることで質感を高める方が簡単なのかもしれません。
オド48kの個体でしたから「べた踏み」なんてできませんが、7割くらいは踏みました。
その加速に伴う唸り声というものは感じられずスムーズに速度は上がる。
その加速度的に、1.5Lのシビックに較べて速いのか遅いのか知りませんが、十分な加速力を持ち合わせその質感が悪くないと思ったのです。
なぜかクラウンの2.5HVよりもエンジンのつまらない音がきにならないと感じたり。
このあたりは、時を開けてもう一度検証してみないと何とも言えませんが、私には好きな雰囲気を持ち合わせます。
HVであるのにトランクスルー機構があり、カタログではロードバイクを積んでいる。
確かに、E46の時には私もこうやって積みましたっけ。
余談ですが、いざという時にはもちろん便利ですが、この高さ制限のある中、自転車を積むのは結構つらいものです。

全幅が1.82Mとなりはしましたが、大きさもシビックセダンの様なものです。
シビックを検討された方、またバックオーダー待ちの方、これいいです。
一つ残念なのは、この3代目インサイトを象徴するようなカラー設定が無いことと、ありきたりの色設定という点です。
クールで上質といった印象を狙っているのでしょうけれど、ちょっと退屈な色ばかりに感じます。
それならば内装色やシート色を選べるなどして、廉価車種ではないところを見せてほしいものです。
コメント
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